当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクに重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間(2019年7月1日から2019年12月31日まで)におけるわが国経済は、輸出や生産に弱さが見られたものの、企業収益や雇用環境の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方、世界の経済情勢は、米国経済を中心として回復傾向にあるものの、米中の貿易摩擦の長期化や英国のEU離脱問題に加え、中東情勢の緊迫化による地政学的リスクの高まりなどから、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当社グループは、コア事業(生花祭壇事業)での売上拡大、生花卸売事業における物流のサービス強化と高度化、管理部門の体制強化、周辺事業の水平展開等を重点目標とした、最終年度となる中期経営計画に基づき、各施策を実行してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における当社グループの売上高は、2,853,160千円(前年同期比3.4%減)、営業損失は、主に各事業における売上減と生花祭壇事業における人件費上昇の影響により、44,755千円(前年同期は18,285千円の損失)、経常損失は40,374千円(前年同期は12,144千円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は34,513千円(前年同期は14,489千円の損失)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
生花祭壇事業の売上高は、1,582,558千円(前年同期比3.5%減)となりました。経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」によると、葬儀業の2019年7月から2019年11月までの売上高、取扱件数ともに増加傾向で推移しており、この数年の傾向につきましても、大都市圏を中心として葬儀単価は下落しつつも件数が増加し、売上は拡大している状況です。
このように葬儀業全体では市場は今後も拡大傾向にある一方で、特に大都市圏において「家族葬」や「密葬」、「一日葬」等葬儀の小型化とともに単価の下落傾向が続いており、地方都市におきましてもこの傾向が徐々に顕在化しております。
このような状況の中で、当事業では、強みである機動力や顧客ニーズへの対応力を活かし、売上・利益拡大を図るべく東北・中部・関西・九州エリアへ新たに拠点を展開する等、積極的に各施策を実行してまいりました。一方で、当期間につきましては、主に関東エリア並びに九州エリアにおける売上減少及び、当事業全般における人件費上昇の影響により、営業利益は160,360千円(前年同期比25.3%減)となりました。
生花卸売事業は、100%子会社であるマイ・サクセス株式会社において、これまで進めていた業務効率化に加え、当社グループとしての更なる競争力強化を図っておりますが、当期間におきましては、期の後半には回復したものの、前年同期比で市場相場が総じて下落傾向にあったことから販売単価への影響を受けました。
この結果、売上高は870,676千円(前年同期比5.7%減)となりました。東京都中央卸売市場「市場統計情報」(2020年1月)によると、2019年7月から2019年12月までの切花累計の取扱金額は29,340百万円(前年同期比4.2%減)、数量では426百万本(前年同期比2.9%減)と金額ベースでは横ばい、数量ベースでは減少の傾向にありました。
このような状況の中で、当事業では引き続き、従来の生花卸売事業(国内流通)と生花祭壇事業とのシナジー追求を図りながら抜本的な物流体系の改革へ向けた取り組みにも注力しており、その結果営業利益は当期間の前半における売上減の影響を受けたものの、後半において利益率が回復基調で推移したため、9,611千円(前年同期比48.5%増)となりました。
ブライダル装花事業の売上高は、160,087千円(前年同期比8.0%減)となりました。少子化による結婚件数の減少と、「ナシ婚」ともいわれる婚姻届のみの結婚の増加等により、ブライダル業界の市場規模は縮小傾向にあるものの、晩婚化による結婚式単価の上昇や、ゲストハウス・ウエディングやレストラン・ウエディング等オリジナル挙式志向の高まりを背景に新規参入企業が増加するなど、未だ大きな市場規模が保持されております。このような状況の中、同事業を請け負う連結子会社の株式会社One Flowerでは、東京・関西・九州エリアにおける顧客獲得と商圏拡大、新規出店によるリテール部門での更なる売上増、及び販管費の圧縮・効率化策を実施しており、新規顧客との取引がスタートする等、一部にその効果は出はじめたものの当期間中における収益面での顕在化には至らず、営業損失は6,313千円(前年同期は2,149千円の利益)となりました。
その他の事業は、システム開発事業、冠婚葬祭に関する企画並びにコンサルタント業務、就労継続支援事業、農業を行っております。当第2四半期連結累計期間においては、各事業ともに総じて堅調に推移したため、売上高は239,839千円(前年同期比10.7%増)、営業利益は2,139千円(前年同期は19,041千円の損失)となりました。システム開発事業は、葬儀関連会社に対する基幹システム、名札書きシステム及びモバイル端末を用いた電子カタログや建築事業者に対するCADシステムの開発を行っております。農業は、花卉の生産・販売を行っております。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ145,417千円増加し、2,322,405千円となりました。これは主に売掛金の増加によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ192,027千円増加し、1,813,099千円となりました。これは主に、短期借入金、買掛金の増加によるものであります。
当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ46,610千円減少し、509,305千円となりました。これは主に、利益剰余金の減少によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べ16,875千円減少し、608,505千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、営業活動の結果使用した資金は35,573千円(前年同期は29,771千円の獲得)となりました。これは主に、仕入債務の増加額123,906千円を計上した一方で、税金等調整前四半期純損失51,606千円、売上債権の増加額125,450千円を計上したものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、投資活動の結果使用した資金は34,625千円(前年同期は48,665千円の使用)となりました。これは主に、有形及び無形固定資産の取得による支出42,372千円によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間において、財務活動の結果獲得した資金は53,323千円(前年同期は120,507千円の獲得)となりました。これは主に、借入金の純増77,995千円によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。