当第2四半期連結累計期間において存在している重要事象等は以下のとおりであります。
当社グループは、当第2四半期連結累計期間におきましては、22,927千円の営業利益を計上しましたが、前連結会計年度まで2期連続して営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
このような状況に対して、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消、改善するための対応策」に記載のとおり、当該状況を解消し、改善するための対応策を講じていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による各種政策により、緩やかな回復が期待されます。その一方で中国経済の景気停滞やアジア新興国・資源国等の景気の下振れ、EU離脱等の問題の影響、さらに米国の今後の経済・金融緩和政策に関する不確実性の影響に対する懸念が高まるなど、先行きは依然不透明な状況が続いております。
わが国のオンラインゲーム市場においては、前連結会計年度より引続きユーザー数は伸びているものの、提供
タイトルの増加・ソーシャルゲーム市場の拡大から事業環境が大きく変化を遂げております。
このような事業環境のもと、当社グループは当第2四半期連結累計期間におきまして、引き続き国際競争力
のあるゲームの開発を続けるとともにクレーンゲームアプリ「トレバ」の拡大に注力し売上高は大幅な増収となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,180百万円となり、前年同期に比べ、65.8%の増収となりました。
利益面につきましては、営業利益22百万円(前年同期は営業損失191百万円)、経常損失22百万円(前年同期は経常損失239百万円)、税金等調整前四半期純損失39百万円(前年同期は税金等調整前四半期純損失220百万円)となりました。
最終的には親会社株主に帰属する四半期純損失50百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失231
百万円)となりました。
当社グループはオンラインゲーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ90百万円減少し、1,205百万円となりま
した。これは主に、流動資産その他26百万円、有形固定資産15百万円及び無形固定資産34百万円の増加があった一方で、現金及び預金145百万円の減少が生じたことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ61百万円減少し、336百万円となりまし
た。これは主に、未払費用13百万円及びその他の負債49百万円の増加があった一方で、短期借入金100百万円の
減少が生じたことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ28百万円減少し、868百万円となりま
した。これは主に、利益剰余金が873百万円、為替換算調整勘定が12百万円、新株予約権が8百万円増加した一方で、資本剰余金923百万円減少したことによるものであります。
なお、平成28年8月31日開催の第16期定時株主総会の決議により、資本準備金923百万円を減少し、その他資本剰余金に振り替えるとともに、その他資本剰余金923百万円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損の補填を行っております。これにより、資本剰余金が923百万円減少し、利益剰余金が923百万円増加しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ104百万円増加し、533百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動により、資金は51百万円増加(前年同期は239百万円の減少)しました。これは主に、税金等調整前四半期純損失39百万円、その他の資産の増加額27百万円の減少があった一方で、その他の負債の増加額49百万円、貸倒引当金の増加額25百万円の増加があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動により、資金は179百万円増加(前年同期は111百万円の減少)しました。これは主に、無形固定資産の取得による支出35百万円、有形固定資産の取得による支出34百万円の減少があった一方で、定期預金の減少額250百万円の増加があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動により、資金は122百万円減少(前年同期は104百万円の増加)しました。これは、短期借入金の返済による支出100百万円、長期借入金の返済による支出22百万円の減少があったことによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は52百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)中長期的な会社の経営戦略
企業が持続的に成長し、その企業価値を高めていく為には、「収益性」「成長性」「安定性」の3つの要素をバランスよく追及することが大切でありますが、当社グループは未だ小規模のベンチャー企業でありますので、当面は経営の安定性を確保しながら企業規模を拡大成長させていくことが重要であると考えております。
そのための方策として、当社グループの強みである開発力を生かしオンラインゲーム及びスマートフォンやタブレット端末向けゲーム関連製品の開発を着実に実行してまいります。また、引き続きクレーンゲームアプリ「トレバ」の事業拡大に注力し海外を視野に入れた事業展開に努めてまいります。
(7)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消、改善するための対応策
「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループには、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものの、既に実施している施策を含む効果的かつ実効可能な対応(下記対応策)を行うことにより、継続企業の前提に関して重要な不確実性は認められないものと判断しております。
<対応策>
以下の対応策(①~⑤)を講ずることにより、営業利益を確立する。
①国内自社運営のアップデート等の施策見直し(毎週木曜日)を、国外の運営会社にも提案し、ロイヤリティ
売上の向上を目指す。
②外部委託業者に対する新規の発注を控え、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの政策に注力することによ
り会社全体としての開発コストを抑制し、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの内容の充実及び新規タイトルの開発を進めることで収益力向上を図る。
③販促費を収益力に見合った水準に適正化し、これまでの日本国内での自社運営で培った社内ノウハウを活
かしながら最大効率化を目指す。
④中途採用などの採用計画を見直し、同時に現社員の業務最適化を図る等により、人件費及び外部委託費を
制する。
⑤トレバサービスの拡大を実施し、収益構造の見直しを行い、収益幅の拡大を目指す。