当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間において存在している重要事象等は以下のとおりであります。
当社グループは、当第3四半期連結累計期間におきましては、224,571千円の営業利益を計上しましたが、前連結会計年度まで2期連続して営業損失及び営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
このような状況に対して、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消、改善するための対応策」に記載のとおり、当該状況を解消し、改善するための対応策を講じていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の回復や雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。その一方で、海外においては、新興国経済の下振れによる懸念や米国の政権交代などの影響による海外経済の不確実性の高まりにより、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。
わが国のオンラインゲーム市場においては、前連結会計年度より引続きユーザー数は伸びているものの、提供タイトルの増加・ソーシャルゲーム市場の拡大から事業環境が大きく変化を遂げております。
このような事業環境のもと、当社グループは当第3四半期連結累計期間におきまして、引き続き国際競争力
のあるゲームの開発を続けるとともにクレーンゲームアプリ「トレバ」の安定的な成長と拡大を図り、売上高は第2四半期連結累計期間に引き続き増収となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は2,038百万円となり、前年同期に比べ、63.9%の増収となりました。
利益面につきましては、営業利益224百万円(前年同期は営業損失274百万円)、経常利益220百万円(前年同期は経常損失350百万円)、税金等調整前四半期純利益203百万円(前年同期は税金等調整前四半期純損失330百万円)となりました。
最終的には親会社株主に帰属する四半期純利益174百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失348
百万円)となりました。
当社グループはオンラインゲーム事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載をしておりません。
(2)資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ164百万円増加し、1,460百万円となりました。これは主に、現金及び預金58百万円の減少があった一方で、売掛金75百万円、有形固定資産45百万円及び無形固定資産80百万円の増加が生じたことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ41百万円減少し、356百万円となりまし
た。これは主に、未払金54百万円の増加があった一方で、短期借入金100百万円、長期借入金26百万円の減少が生じたことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ206百万円増加し、1,104百万円となりました。これは主に、資本剰余金923百万円減少した一方で、利益剰余金が1,098百万円増加したことによるものであります。
なお、平成28年8月31日開催の第16期定時株主総会の決議により、資本準備金923百万円を減少し、その他資本剰余金に振り替えるとともに、その他資本剰余金923百万円を繰越利益剰余金に振り替え、欠損の補填を行っております。これにより、資本剰余金が923百万円減少し、利益剰余金が923百万円増加しております。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は68百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)中長期的な会社の経営戦略
企業が持続的に成長し、その企業価値を高めていく為には、「収益性」「成長性」「安定性」の3つの要素をバランスよく追及することが大切でありますが、当社グループは未だ小規模のベンチャー企業でありますので、当面は経営の安定性を確保しながら企業規模を拡大成長させていくことが重要であると考えております。
そのための方策として、当社グループの強みである開発力を生かしオンラインゲーム及びスマートフォンやタブレット端末向けゲーム関連製品の開発を着実に実行してまいります。また、引き続きクレーンゲームアプリ「トレバ」の安定的な成長と拡大を図り、収益力の向上に努めてまいります。
(6)事業等のリスクに記載した重要事象等を解消、改善するための対応策
「1 事業等のリスク」に記載のとおり、当社グループには、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものの、既に実施している施策を含む効果的かつ実効可能な対応(下記対応策)を行うことにより、継続企業の前提に関して重要な不確実性は認められないものと判断しております。
<対応策>
以下の対応策(①~⑤)を講ずることにより、営業利益を確立する。
①国内自社運営のアップデート等の施策見直し(毎週木曜日)を、国外の運営会社にも提案し、ロイヤリティ売上の向上を目指す。
②外部委託業者に対する新規の発注を控え、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの製作に注力することにより会社全体としての開発コストを抑制し、オンラインゲーム・ソーシャルゲームの内容の充実及び新規タイトルの開発を進めることで収益力向上を図る。
③販促費を収益力に見合った水準に適正化し、これまでの日本国内での自社運営で培った社内ノウハウを活かしながら最大効率化を目指す。
④中途採用などの採用計画を見直し、同時に現社員の業務最適化を図る等により、人件費及び外部委託費を抑制する。
⑤トレバサービスの拡大を実施し、収益構造の見直しを行い、収益幅の拡大を目指す。