当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは前連結会計年度から継続して多額の営業損失および営業キャッシュ・フローのマイナスを計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在しております。
そのため、当社グループでは以下の施策により、財務基盤の安定および当該状況の改善を目指しております。
①新規タイトルリリース
当社グループは、リリース間近の新規ゲームタイトルを複数同時並行で開発を進める体制を構築し、ユーザーニーズにマッチした完成度の高い状態によるリリースの早期実現を図り、早期に収益を確保できるよう努めております。
②既存タイトル売上の拡大及びコスト削減
現在主力タイトルである「オンラインクレーンゲーム・トレバ」の抜本的な事業構造の再構築による収益の改善に向けた施策を開始しております。配送に伴う費用及び拠点運営にかかわる費用の見直しによるコスト削減を進めつつ、収益面におきましては様々なキャンペーンの実施と共に世間の流行及びユーザーのニーズを反映させた魅力的な景品の仕入に注力することで売上向上に努めてまいります。
③役員報酬の減額
当期より役員報酬を減額しております。
④今後の資金調達
当社グループは、当期において行使価額修正条項付第36回の新株予約権が行使され、98百万円の資金を調達しております。翌四半期以降においても、第三者割当増資、金融機関からの借入れ、新株予約権の発行等当社グループにおける最適な資金調達手段を検討してまいります。
以上の結果、上記施策による資金繰りの改善と、当第3四半期連結会計期間末の現金及び預金残高1,537百万円により、翌第3四半期連結会計期間末までの必要な運転資金を有するものと判断しております。
よって、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の変異株による感染再拡大の影響により社会経済活動の停滞が長期化しており、いまだ個人消費活動の制限や企業収益の減少が懸念されるなど、景気の動向は依然として不透明なものとなっております。
わが国のオンラインゲーム市場においては、引き続きユーザー数は伸びているものの、提供タイトルが増加しており、ユーザーの獲得競争が続いております。また、ソーシャルネットワークサービスやWebブラウザゲームなどが幅広い層へと広がっており、引き続き事業環境の変化が続いております。
このような事業環境のもと、当社グループでは引き続き既存サービスの拡大及び収益性の向上に注力すると共に、培ってきた開発技術を応用した新規サービスの開発を進めてまいりました。
現在、主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ」(以下、「トレバ」)においては、継続的なシステム面でのアップデートによる操作性の向上を目的とした取り組みを中心として、ユーザーの継続率向上を目指した国内外へのプロモーション活動及び様々なキャンペーンを実施するなど、主にシステム面の強化と販促活動に注力してまいりました。
売上高におきましては、継続的な販促活動による集客への効果を見込んでおりましたが、売上高の向上へ寄与するまでには至りませんでした。
コスト面におきましては、自社内における既存コストや「トレバ」における配送に伴う費用および拠点運営に伴う費用等の見直しによるコスト削減へ向けた取り組みを進めてまいりました。また、第2四半期連結会計期間より発生している事業構造の再構築による収益の改善に向けた施策が、当第3四半期連結会計期間におきましても発生したことにより、事業構造改善費用229百万円を特別損失へ計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高は5,849百万円となり、前年同期に比べ、38.0%の減収となりました。
利益面につきましては、営業損失1,278百万円(前年同期は営業損失360百万円)、経常損失1,327百万円(前年同期は経常損失419百万円)、税金等調整前四半期純損失1,748百万円(前年同期は税金等調整前四半期純損失363百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失1,791百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失372百万円)となりました。
当社グループは、オンラインゲーム事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメントごとの記載はしておりません。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,612百万円減少し、3,033百万円となりました。これは主に、現金及び預金778百万円、有形固定資産345百万円、売掛金249百万円の減少が生じたことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ66百万円増加し、1,090百万円となりました。これは主に、未払金263百万円の減少があった一方で、短期借入金400百万円の増加が生じたことによるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,678百万円減少し、1,942百万円となりました。これは主に、利益剰余金1,791百万円の減少が生じたことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は89百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約の決定又は締結等はありません。