第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生したリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 継続企業の前提に関する重要事象等

 当社グループは、前連結会計年度まで3期連続して多額の営業損失を計上し、当第1四半期連結累計期間において営業損失373百万円を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しておりますが、当第1四半期連結会計期間末の現金及び預金残高は1,824百万円あり、当面の運転資金は十分賄える状況のため、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

 当社グループは、新規タイトルの早期収益化及び既存タイトルの収益改善並びに継続したコスト削減に取り組むことにより、当該継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況の早期解消に努めてまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う活動制限の解除により、経済活動の正常化や供給制約の緩和等、景気回復への期待は高まっております。しかしながら、ウクライナ危機の長期化や原材料及びエネルギー価格の高騰、金融資本市場の変動などの影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。

当社グループが属するオンラインゲーム市場においては、スマートフォンやタブレット等、情報端末の普及が減速したことに伴うユーザー数の鈍化に懸念はあるものの、海外向けサービスの堅調な成長が見受けられ、グローバルにユーザーの獲得競争が続いております。

このような事業環境のもと、当社グループでは引き続き既存サービスの拡大及び収益性の向上に注力すると共に、培ってきた開発技術を応用した新規サービスの開発を進めてまいりました。

現在、主力事業である「オンラインクレーンゲーム・トレバ」(以下、「トレバ」)におきましては、現在まで集客及び継続率向上に対するアプローチを強く進めてきており、世代を問わず継続的なプロモーションによる顧客層の拡大を進めると共に定期的なシステムの点検及び強化による快適な操作性の実現や常に新しいプライズアイテムを追加することによって長く楽しんで頂ける内容を主眼としてサービス展開することに努めてまいりました。

 売上高におきましては、主に「トレバ」において国内外向けのプロモーション活動等における集客及び継続率の向上を目的とした取り組みを進めておりましたが、収益の向上に対する効果は想定より下回っている状況で推移しております。その中で、2023年6月1日付けの「クレーンゲームアプリ『トレバ』中国市場への進出に向けて株式会社ACDと業務提携を締結」にて公表いたしました通り、中国市場への展開について現地のマーケティングや中国市場に適した最適な開発及びカスタマイズを進めており、今後の当社グループの事業展開に向けて引き続き注力してまいります。

コスト面におきましては、現在開発を進めている新規タイトル及び既存タイトルにおけるカスタマイズ並びに開発期間の長期化によりそれに伴う開発費用等が増加しておりますが、現状の管理体制に見合った規模へ営業所を縮小し、営業所賃借料の引き下げと共に全社的なコスト削減を継続して進めてまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高は830百万円となり、前年同期に比べ、26.7%の減収となりました。

利益面につきましては、営業損失373百万円(前年同期は営業損失288百万円)、経常損失351百万円(前年同期は経常損失281百万円)、税金等調整前四半期純損失354百万円(前年同期は税金等調整前四半期純損失277百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失355百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失308百万円)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

従来、当社グループの報告セグメントは、「オンラインゲーム事業」を単一の報告セグメントとしており、その他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント情報の記載を省略しておりましたが、前連結会計年度に株式会社ブルームズを連結子会社化したことにより、前連結会計年度から「エンターテインメント事業」を報告セグメントとして追加し、セグメント情報を開示しております。なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報を当第1四半期連結累計期間の報告セグメントの区分方法により作成した情報については、「オンラインゲーム事業」以外の事業セグメントの重要性が乏しく開示を行っていないため、前年同期比の記載は省略しております。

(オンラインゲーム事業)

オンラインゲーム事業は、主に「トレバ」を展開した事業であります。

オンラインゲーム事業においては、外部顧客への売上高は799百万円、セグメント損失は178百万円となりました。

(エンターテインメント事業)

エンターテインメント事業は、主に音響制作及び声優プロダクション事業であります。

エンターテインメント事業においては、外部顧客への売上高は31百万円、セグメント損失は12百万円となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ582百万円減少し、2,756百万円となりました。これは主に、現金及び預金455百万円の減少が生じたことによるものであります。

(負債)

当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ259百万円減少し、757百万円となりました。これは主に、1年内返済予定の長期借入金111百万円及び未払金110百万円の減少が生じたことによるものであります。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ322百万円減少し、1,999百万円となりました。これは主に、為替換算調整勘定40百万円の増加があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金355百万円の減少が生じたことによるものであります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は28百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。