第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く中、一部に遅れが見られるものの、緩やかな回復基調が継続しております。また、先行きについては、各種政策の効果への期待感がある一方で、海外経済の不確実性の高まり、金融資本市場の変動が企業、家計のマインドに与える影響など、不透明な要素があります。

 不動産売買市場におきましては、依然として低水準にある資金調達コストやオフィスビル等の賃料上昇への期待を背景に、国内外の投資家の投資意欲は旺盛であり、不動産の取得競争は激しく流動性の高い状態が継続しております。

 このような事業環境の中、当社グループは、既存の投資案件のバリューアップを行うとともに、当社グループの投資案件に対する目利きやバリューアップの実績を活かし、十分な投資リターンが見込める投資案件の取得を進めてまいりました。また、機を捉えた投資案件の売却も行いました。

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高10,067,757千円(前年同四半期比19.1%増)、営業利益1,814,015千円(前年同四半期比5.0%増)、経常利益1,667,609千円(前年同四半期比8.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,096,975千円(前年同四半期比28.6%増)となりました。

 なお、当社グループの四半期業績は、当社グループが手掛ける投資案件の売却を行う時期等により大きく変動するため、当社では事業計画を年間で作成し、管理しております。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

(投資運用事業)

 投資運用事業につきましては、既存の投資案件に係るアセットマネジメントフィーの計上等があったものの、アセットマネジメント契約の終了に伴い、受託資産残高は減少しております。また、前年同四半期に計上した投資案件の売却に伴うディスポジションフィー等が当第2四半期にはなかったこと等により、売上高は33,208千円(前年同四半期比78.0%減)、営業利益は594千円(前年同四半期は営業損失15,765千円)となりました。

 

(投資銀行事業)

 投資銀行事業につきましては、自己勘定投資案件(賃貸不動産等)からの賃料収入が拡大したことに加え、自己勘定投資案件(賃貸不動産等)の売却収入が寄与したこと等により、売上高は10,058,548千円(前年同四半期比20.3%増)、営業利益は2,168,669千円(前年同四半期比5.7%増)となりました。

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,563,037千円増加し、37,635,247千円となりました。これは主に、販売用不動産が1,274,244千円増加したことによるものであります。

 

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べ819,444千円増加し、27,006,276千円となりました。これは主に、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む。)が1,048,699千円増加する一方、未払法人税等が299,197千円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べ743,592千円増加し、10,628,971千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が742,380千円増加したことによるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増加額17,097千円を含め、前連結会計年度末より37,056千円増加し、5,730,767千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は、664,804千円(前年同四半期は6,542,915千円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,666,752千円を計上した一方で、自己勘定投資案件(賃貸不動産等)の取得に伴うたな卸資産の増加額1,453,085千円、法人税等の支払額897,169千円を計上したことによるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は、13,636千円(前年同四半期は835,512千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出10,527千円によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は、698,859千円(前年同四半期は7,395,247千円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入7,455,000千円、長期借入金の返済による支出6,406,301千円によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。