文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日(平成28年7月11日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、個人消費がおおむね横ばいとなっている中、企業収益や雇用情勢が改善するなど、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。
生鮮青果物流通業界では、主要クライアント企業のメイン商材であるバナナの輸入量は前年を上回る水準で推移いたしました。小売業の店舗調整後の食料品販売額は前年並みで推移し、情報サービス業界ではIT関連投資が前年を上回る水準で推移いたしました。
このような状況のもと、当社グループは、効率的な営業活動を実施するとともに、イーサポートリンクシステムVer.2のリリースに向けたチューニング、生鮮MDシステムの導入拡大、将来への投資活動に努めてまいりました。
業績につきましては、生鮮MDシステムの伸長はあるものの、イーサポートリンクシステムの通過量が減少した他、前期にスポット受注が発生したことから、売上高は前年同期を下回る水準となりました。損益面では、イーサポートリンクシステムVer.2のリリースに向けての保守費・外注費が増加するなどの影響で減益となりました。
以上の結果、売上高は22億43百万円(前年同期比0.5%減)、営業利益は2億69百万円(同18.7%減)、経常利益は2億63百万円(同25.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億46百万円(同15.4%減)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(システム事業)
輸入青果物サプライチェーン向けに提供するイーサポートリンクシステムにおきましては、現行システムの安定運用の継続と、イーサポートリンクシステムVer.2のリリースに向けたチューニングを進めてまいりました。大手量販店デマンドチェーン向けに提供する生鮮MDシステムにおきましては、データ件数が順調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は12億40百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益は6億円(同11.5%増)となりました。
(業務受託事業)
輸入青果物サプライチェーンの流通合理化を図るため、生産性の向上と業務の安定運用の継続に加え、業務の付加価値を高める取り組みを進めてまいりました。
以上の結果、売上高は8億72百万円(前年同期比5.4%減)、セグメント利益は2億89百万円(同17.4%減)となりました。
(農産物販売事業)
収益力の改善に向けて、新規販売先の開拓、集荷数及び販売数の拡大に努めてまいりました。
以上の結果、売上高は1億29百万円(前年同期比3.8%増)、セグメント利益は16百万円(同856.7%増)となりました。
(2)財政状態
① 資産の部
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末と比べて2億31百万円減少し、53億19百万円(前連結会計年度末比4.2%減)となりました。
内訳としては、流動資産が29億82百万円(同6.8%減)、固定資産が23億35百万円(同0.6%減)、繰延資産が2百万円(同21.0%減)となりました。
流動資産の主な減少要因は、現金及び預金が81百万円、売掛金が24百万円減少したことによるものです。
固定資産の主な減少要因は、ソフトウエア20百万円、ソフトウエア仮勘定が25百万円増加した一方、有形固定資産のリース資産が51百万円減少したことによるものです。
② 負債の部
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末と比べて3億76百万円減少し、16億70百万円(同18.4%減)となりました。
内訳としては、流動負債が8億66百万円(同22.4%減)、固定負債が8億3百万円(同13.6%減)となりました。
流動負債の主な減少要因は、賞与引当金が1億23百万円増加した一方、短期借入金が1億円、未払費用が1億24百万円減少したことによるものです。
固定負債の主な減少要因は、社債が30百万円、長期借入金が39百万円減少したことによるものです。
③ 純資産の部
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末と比べて1億45百万円増加し、36億49百万円(同4.1%増)となりました。
この結果、自己資本比率は68.6%となりました。
その主な増加要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益を1億46百万円計上したことによるものです。
④ キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前年同四半期連結会計期間末に比して1億38百万円増加し、24億28百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は2億52百万円(前年同期は81百万円の収入)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益を2億63百万円、減価償却費を72百万円、売上債権の減少額を90百万円計上したこと、法人税等の支払額を1億24百万円計上したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は81百万円(前年同期は1億26百万円の支出)となりました。これは主に無形固定資産の取得による支出78百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億52百万円(前年同期は1億75百万円の支出)となりました。これは主に短期借入金の純減額1億円、長期借入金の返済による支出59百万円、ファイナンス・リース債務の返済による支出61百万円等によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。