第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当社は「20XX年までに時価総額1兆円以上」という超長期的目標を掲げ、2018年5月10日をもって全ての事業を子会社化し、グループ経営へと移行しております。これに伴い、主軸事業であるSHOPLIST事業も会社分割し、クルーズ株式会社は事業を持たない純粋持株会社としてグループ運営の最適化への環境を整えております。また、超長期的目標の実現に向け、次世代の事業と経営者の誕生と成長、永遠のベンチャースピードを手に入れるための仕組み「CROOZ永久進化構想」を構築しております。

 

 グループの主軸事業であるEC事業の国内BtoCのEC(消費者向け電子商取引)市場は2019年に19.4兆円に達しており(注1)、また今後更に拡大し、2025年度には27.8兆円に達する見込みといわれております。(注2)

 また、その中でもSHOPLISTのおかれるアパレルEC(BtoC)市場は、2019年に約1.9兆円に到達し、直近3年間で約3,803億円拡大してまいりました。(注1)

 当該成長市場においてSHOPLISTは、平均商品単価約1,800円という低価格で良質なファストファッション商材の取扱いに特化し、また会員属性も20-30代を中心とした女性という特異なポジショニングを確立し、2012年7月の立ち上げから8年目を迎えた前連結会計年度の売上高は245億円を超えました。

 SHOPLIST事業においては、今後の更なる拡大を目指し、新規ユーザー獲得を狙った大規模プロモーションはもちろん、探しやすさや購入前と後のギャップをゼロにするべくサイトのユーザビリティ向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率向上に注力してまいりました。

 また、その他の事業におきましても、現在30社を超えるグループ会社によって複数の事業を並行して展開しており、広告代理事業や投資事業など今後の第二・第三の事業の柱として期待できそうな事業も生まれつつあります。

 

 以上の結果として、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高8,704,894千円(前年同四半期比6.9%増)、営業利益625,285千円(前年同四半期は営業損失347,443千円)、経常利益670,201千円(前年同四半期は経常損失319,245千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益338,174千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失238,399千円)となりました。なお、当第1四半期連結累計期間における新型コロナウイルスが当社グループに与える影響は軽微なものとなっております。

 

(注1)2020年7月22日経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」を基に記載しております。

(注2)野村総合研究所「ITナビゲーター2020年版」を基に記載しております。

 

 セグメントごとの経営成績の状況を示すと次のとおりであります。

 なお、前連結会計年度より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

① SHOPLIST事業

 売上高は6,572,583千円(前年同四半期比5.3%増)、セグメント利益は585,780千円(前年同四半期はセグメント損失17,282千円)となりました。

 

② インターネットコンテンツ事業

 売上高は584,635千円(前年同四半期比2.3%増)、セグメント利益は99,041千円(前年同四半期比30.7%増)となりました。

 

③ 広告代理事業

 売上高は723,754千円(前年同四半期比4.0%減)、セグメント利益は40,976千円(前年同四半期比106.2%増)となりました。

 

 

④ 投資事業

 売上高は51,728千円(前年同四半期比16.5%減)、セグメント損失は30,181千円(前年同四半期はセグメント損失17,769千円)となりました。

 

⑤ メディア事業

 売上高は298,716千円(前年同四半期比165.2%増)、セグメント利益は41,841千円(前年同四半期はセグメント損失155,747千円)となりました。

 

⑥ その他事業

 売上高は473,475千円(前年同四半期比16.9%増)、セグメント損失は112,173千円(前年同四半期はセグメント損失252,292千円)となりました。

 

 当第1四半期連結会計期間末の財政状態の概況は、次のとおりであります。

(資産)

 当第1四半期連結会計期間末における資産は、現金及び預金の増加727,196千円、売掛金の増加953,441千円及び投資その他の資産の増加366,803千円などにより、27,398,331千円(前連結会計年度末比1,450,605千円の増加)となりました。

 

(負債)

 当第1四半期連結会計期間末における負債は、買掛金の増加841,748千円、未払金の増加161,209千円及び未払法人税等の増加283,382千円などにより、18,819,129千円(前連結会計年度末比1,144,504千円の増加)となりました。

 

(純資産)

 当第1四半期連結会計期間末における純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上338,174千円などにより、8,579,202千円(前連結会計年度末比306,101千円の増加)となりました。

 

(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(4)従業員数

 当第1四半期連結累計期間において、従業員の著しい増減はありません。

 

(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第1四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しについて重要な変更はありません。

 

(6)経営者の問題認識と今後の方針について

 当第1四半期連結累計期間において、経営者の問題意識と今後の方針についての重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

 当社は、2020年8月11日開催の取締役会において、当社の特定子会社である株式会社Candle(以下、「Candle」という。)について、当社が保有するCandleの全株式を、HACK JAPAN ホールディングス株式会社へ譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しております。なお、本取引の完了は2020年9月30日を予定しております。