【連結財務諸表注記】

1.報告企業

株式会社LIFULL(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。株式会社LIFULLの登記されている本店の住所は、東京都千代田区麹町一丁目4番地4であります。当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)の主な事業内容は「6.セグメント情報」に記載しております。

 

2.作成の基礎

(1) 連結財務諸表がIFRSに準拠している旨の記載

当社グループの連結財務諸表は、連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しております。

 

(2) 測定の基礎

当連結財務諸表は「3. 重要な会計方針」に記載する会計方針に基づいて作成されております。資産及び負債の残高は、別途記載がない限り、取得原価に基づいて測定しております。

 

(3) 機能通貨及び表示通貨

当連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満を切捨てて表示しております。

 

(4) 未適用の新たな基準書及び解釈指針

該当事項はありません。

 

3.重要な会計方針

以下の会計方針は、他の記載がない限り、本連結財務諸表に記載されているすべての期間に適用しております。

 

(1) 連結の基礎

この連結財務諸表は、当社及び子会社の財務諸表並びに関連会社及び共同支配企業の持分相当額を含んでおります。

① 子会社

子会社とは当社グループにより支配されている企業をいいます。当社グループが投資先への関与により生じる変動リターンに対するエクスポージャー又は権利を有し、かつ、投資先に対するパワーにより当該リターンに影響を及ぼす能力を有している場合に、その企業を支配していると判断しております。子会社については、当社グループが支配を獲得した日を取得日とし、その日より当社グループが支配を喪失する日まで連結しております。

子会社が適用する会計方針が当社グループの適用する会計方針と異なる場合には、必要に応じて当該子会社の財務諸表の調整を行っております。

当社グループ内の債権債務残高及び取引、並びに当社グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成に際して消去しております。

子会社の包括利益については、非支配持分が負の残高となる場合であっても、親会社の所有者と非支配持分に帰属させております。

 

 

② 関連会社及び共同支配企業

関連会社とは、当社グループが財務及び営業の方針に重要な影響力を有しているが支配はしていない企業であり、当社グループが重要な影響力を有することとなった日から喪失する日まで、持分法により処理しております。

共同支配企業とは、複数の当事者が共同支配により純資産に対する権利を有している企業であり、共同支配を獲得した日から喪失する日まで、持分法により処理しております。関連会社及び共同支配企業が適用する会計方針が当社グループにおいて適用する会計方針と異なる場合は、その関連会社及び共同支配企業の財務諸表の調整を行っております。

持分法の下では、投資額は当初は原価で測定し、それ以後は、関連会社及び共同支配企業の純資産に対する当社グループの持分の取得後の変動に応じて投資額を変動させております。その際、関連会社及び共同支配企業の純損益のうち当社グループの持分相当額は当社グループの純損益に計上しております。また、関連会社及び共同支配企業のその他の包括利益のうち当社グループの持分相当額は当社グループのその他の包括利益に計上しております。関連会社又は共同支配企業との取引から発生した未実現損益は、投資に加減算しております。

関連会社及び共同支配企業の、取得日に認識した資産、負債及び偶発負債の正味の公正価値に対する持分を取得対価が超える額はのれん相当額として計上し投資の帳簿価額に含めており、償却はしておりません。持分法適用会社への投資の帳簿価額の一部を構成するのれんは、ほかの部分と区分せず、持分法適用会社に対する投資を一体の資産として、投資が減損している可能性を示唆する客観的な証拠が存在する場合に、減損テストの対象としております。

関連会社及び共同支配企業への投資について重要な影響力又は共同支配を喪失した場合、利得又は損失を純損益で認識しております。重要な影響力又は共同支配を喪失後においても、当社グループが従前の関連会社及び共同支配企業に対する持分を保持する場合は、その持分は持分法を中止した日の公正価値で測定しております。

 

(2) 企業結合

企業結合は取得法を用いて会計処理しております。取得対価は、被取得企業の支配と交換に譲渡した資産、引き受けた負債及び当社が発行する資本性金融商品の取得日の公正価値の合計として測定されます。現在の所有持分であり、清算時に企業の純資産に対する比例的な取り分を保有者に与えている非支配持分は、当初認識時に公正価値、又は被取得企業の識別可能純資産の認識金額に対する非支配持分の比例的な取り分相当額によって測定されます。測定基礎の選択は取引単位で行われます。上記以外の非支配持分は、公正価値、又は該当する場合には、他の基準書に特定されている測定方法によって測定されます。被取得企業において取得時に識別可能な資産及び負債を公正価値で認識し、既保有持分がある場合には取得時における公正価値で再測定したうえで、移転された対価、再測定後の既保有持分価額及び非支配持分の合計から識別可能な資産及び負債の公正価値の合計を差引いた結果、超過する場合は、連結財政状態計算書においてのれんとして計上しております。反対に下回る場合には、直ちに連結損益計算書において利得として計上しております。企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行います。発生した取得費用は費用として処理しております。なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本取引として会計処理しております。非支配持分の修正額と支払対価又は受取対価の公正価値との差額を、資本剰余金に直接認識しており、当該取引からのれんは認識しておりません。

IFRS第3号「企業結合」(以下、「IFRS第3号」という)に基づく認識の要件を満たす被取得企業の識別可能な資産、負債及び偶発負債は、以下を除いて、取得日の公正価値で測定しております。

・繰延税金資産及び繰延税金負債はIAS第12号「法人所得税」に、従業員給付契約に係る負債(又は資産)はIAS第19号「従業員給付」に、また、株式報酬に係る負債はIFRS第2号「株式に基づく報酬」に準拠して、それぞれ認識及び測定しております。

・売却目的として分類される非流動資産又は処分グループは、IFRS第5号「売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業」に準拠して測定しております。

 

 

(3) 外貨換算

① 外貨建取引

外貨建取引は、取引日における直物為替レートを適用することにより、機能通貨に換算しております。期末日における外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に換算しております。公正価値で測定される外貨建非貨幣性資産及び負債は、当該公正価値の算定日における為替レートで機能通貨に換算しております 。

これら取引の決済から生じる外国為替差額並びに外貨建貨幣性資産及び負債を期末日の為替レートで換算することによって生じる為替差額は、純損益で認識しております。ただし、非貨幣性項目に係る利益又は損失がその他の包括利益に計上される場合は、為替差額もその他の包括利益に計上しております。

② 在外営業活動体

在外営業活動体の資産及び負債(取得により発生したのれん及び公正価値の調整を含む)については期末日の為替レート、収益及び費用については為替相場の著しい変動のない限り期中の平均為替レートを用いて日本円に換算しております。

在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益で認識しております。

当該差額は「為替換算差額」として、その他の資本の構成要素に含めております。なお、在外営業活動体の持分全体の処分、及び支配、重要な影響力又は共同支配の喪失を伴う持分の一部処分といった事実が発生した場合、当該換算差額を、処分損益の一部として純損益に振替えております。

 

(4) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(5) 金融商品

① 認識

金融資産及び金融負債は、金融商品の契約上の当事者になった時点で認識しております。

金融資産及び金融負債は当初認識時において公正価値で測定しております。純損益を通じて公正価値で測定する金融資産(以下、「FVTPLの金融資産」という。)及び純損益を通じて公正価値で測定する金融負債(以下、「FVTPLの金融負債」という。)を除き、金融資産の取得及び金融負債の発行に直接起因する取引コストは、当初認識時において、金融資産の公正価値に加算又は金融負債の公正価値から減算しております。FVTPLの金融資産及びFVTPLの金融負債の取得に直接起因する取引コストは純損益で認識しております。

 

② 非デリバティブ金融資産

非デリバティブ金融資産は、「償却原価で測定する金融資産」、「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する負債性金融資産(以下、「FVTOCIの負債性金融資産」という。)」、「その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産(以下、「FVTOCIの資本性金融資産」という。)」、「FVTPLの金融資産」に分類しております。この分類は、金融資産の性質と目的に応じて、当初認識時に決定しております。

通常の方法による全ての金融資産の売買は、約定日に認識及び認識の中止を行っております。通常の方法による売買とは、市場における規則又は慣行により一般に認められている期間内での資産の引渡しを要求する契約による金融資産の購入又は売却をいいます。

 

(ⅰ) 償却原価で測定する金融資産

以下の要件がともに満たされる場合に「償却原価で測定する金融資産」に分類しております。

(a) 契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とする事業モデルの中で保有されている。

(b) 金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる。

当初認識後、償却原価で測定する金融資産は実効金利法による償却原価から必要な場合には減損損失を控除した金額で測定しております。実効金利法による利息収益は純損益で認識しております。

 

 

(ⅱ) FVTOCIの負債性金融資産

以下の要件がともに満たされる場合に「FVTOCIの負債性金融資産」に分類しております。

(a) 契約上のキャッシュ・フローの回収と売却の両方によって目的が達成される事業モデルの中で保有されている。

(b) 金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払のみであるキャッシュ・フローが所定の日に生じる。

当初認識後、FVTOCIの負債性金融資産は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益は、その他の包括利益で認識しております。その他の包括利益として認識した金額は、認識を中止した場合、その累計額を純損益に振替えております。FVTOCIの負債性金融資産に分類された貨幣性金融資産から生じる為替差損益、FVTOCIの負債性金融資産に係る実効金利法による利息収益は、純損益で認識しております。

 

(ⅲ) FVTOCIの資本性金融資産

資本性金融資産については、当初認識時に公正価値の変動を純損益ではなくその他の包括利益で認識するという取消不能な選択を行っている場合に「FVTOCIの資本性金融資産」に分類しております。当初認識後、FVTOCIの資本性金融資産は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益は、その他の包括利益で認識しております。

認識を中止した場合に、その他の包括利益を通じて認識された利得又は損失の累計額を直接利益剰余金へ振替えております。なお、FTVOCIの資本性金融資産に係る受取配当金は、純損益で認識しております。

 

(ⅳ) FVTPLの金融資産

以下の要件のいずれかに該当する場合には、金融資産の性質に応じ、「FVTPLの負債性金融資産」又は「FVTPLの資本性金融資産」に分類しています。

(a) 売買目的保有の金融資産

(b) 「償却原価で測定する金融資産」、「FVTOCIの負債性金融資産」、「FVTOCIの資本性金融資産」のいずれにも分類しない場合

売買目的保有には、デリバティブ以外の金融資産で、主として短期的に売却する目的で取得した売却目的保有の金融資産を分類しています。なお、いずれの金融資産も、会計上のミスマッチを取り除くあるいは大幅に削減させるために純損益を通じて公正価値で測定するものとして指定しておりません。

当初認識後、FVTPLの金融資産は公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益、配当収益及び利息収益は純損益で認識しております。

 

(ⅴ) 金融資産の減損

償却原価で測定する金融資産、FVTOCIの負債性金融資産に係る予想信用損失について、貸倒引当金を認識しております。期末日毎に、金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加しているかどうかを評価しております。金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していない場合には、金融資産に係る貸倒引当金を12か月の予想信用損失と同額で測定しております。一方、金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大している場合、又は信用減損金融資産については、金融資産に係る貸倒引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しております。ただし、営業債権については常に貸倒引当金を全期間の予想信用損失と同額で測定しております。

予想信用損失は、以下のものを反映する方法で見積もっております。

(a) 一定範囲の生じ得る結果を評価することにより算定される、偏りのない確率加重金額

(b) 貨幣の時間価値

(c) 過去の事象、現在の状況、将来の経済状況の予測についての、報告日において過大なコスト労力を掛けずに利用可能な合理的で裏付け可能な情報

当該測定に係る貸倒引当金の繰入額及びその後の期間において、貸倒引当金を減額する事象が発生した場合は、貸倒引当金戻入額を純損益で認識しております。

金融資産の全体又は一部分を回収するという合理的な予想を有していない場合には、当該金額を貸倒引当金と相殺して帳簿価額を直接減額しております。

 

 

(ⅵ) 金融資産の認識の中止

当社は、金融資産から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅した場合、又は金融資産を譲渡し、その金融資産の所有に係るリスクと経済価値を実質的に全て移転した場合に、当該金融資産の認識を中止しております。

 

③ 非デリバティブ金融負債

非デリバティブ金融負債は、「FVTPLの金融負債」又は「償却原価で測定する金融負債」に分類し、当初認識時に分類を決定しております。

FVTPLの金融負債は当初認識後、公正価値で測定し、公正価値の変動から生じる評価損益及び利息費用は純損益で認識しております。

償却原価で測定する金融負債は当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しております。

金融負債は義務を履行した場合、もしくは債務が免責、取消し又は失効となった場合に認識を中止しております。

 

④ デリバティブ金融資産及び金融負債

デリバティブは、デリバティブ取引契約が締結された日の公正価値で当初認識しております。当初認識後は、各四半期末の公正価値で測定しております。デリバティブの公正価値の変動額は、直ちに純損益で認識しております。

デリバティブ金融資産は「FVTPLの金融資産」に、デリバティブ金融負債は「FVTPLの金融負債」にそれぞれ分類しております。

 

⑤ 金融資産及び金融負債の相殺

金融資産及び金融負債は、認識された金額を相殺する法的に強制力のある権利を有し、かつ純額で決済するか又は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しております。

 

(6) 棚卸資産

棚卸資産は、取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い価額で測定しております。

正味実現可能価額は、通常の事業過程における見積売価から、完成までに要する見積原価及び見積販売費用を控除した額であります。取得原価は主として個別法に基づいて算定されており、取得費、外注費及び現在の場所及び状態に至るまでに要したすべての費用を含んでおります。

 

(7) 有形固定資産

有形固定資産は、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で計上しております。

取得原価には、資産の取得に直接関連する費用、解体、除去及び原状回復費用を含めております。

土地等の償却を行わない資産を除き、各資産はそれぞれの見積耐用年数にわたって定額法で減価償却を行っております。主要な資産項目ごとの見積耐用年数は、以下のとおりであります。

・建物 : 7~18年

・工具、器具及び備品:4~15年

なお、見積耐用年数及び減価償却方法等は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

有形固定資産は、処分時、又は継続的な使用又は処分から将来の経済的便益が期待されなくなった時に認識を中止しております。

 

(8) のれん

のれんは取得原価から減損損失累計額を控除した価額で表示しております。

のれんは償却を行わず、関連する資金生成単位に配分し、毎年又は減損の兆候が存在する場合にはその都度、減損テストを実施しております。のれんの減損損失は連結損益計算書において認識され、その後の戻入れは行っておりません。

 

(9) 無形資産

個別に取得した耐用年数を確定できる無形資産は、原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で計上しております。個別に取得した耐用年数を確定できない無形資産は、取得原価から減損損失累計額を控除した額で計上しております。

企業結合により取得し、のれんとは区別して認識された無形資産は、取得日の公正価値で当初認識されます。当初認識後、企業結合により取得した無形資産は、個別に取得した無形資産と同様に、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で計上されます。

研究段階で発生した支出は、発生した期間の費用として計上しております。開発段階で発生した自己創設無形資産は、資産計上の要件をすべて満たした日から、開発完了までに発生した支出の合計額で認識しております。当初認識後、自己創設無形資産は、個別に取得した無形資産と同様に、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で計上しております。

償却費は、見積耐用年数にわたって定額法で計上しております。

主要な無形資産の見積耐用年数は以下のとおりであります。

・ソフトウェア 5年

・商標権 5年

・顧客関連資産 6年~11年

なお、見積耐用年数及び償却方法は、各年度末に見直しを行い、変更があった場合は、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用しております。

 

(10) 非金融資産の減損

当社グループは各報告期間の末日において、各資産についての減損の兆候の有無の判定を行い、何らかの兆候が存在する場合又は毎年減損テストが要求されている場合、その資産の回収可能価額を見積っております。個々の資産について回収可能価額を見積ることができない場合には、その資産の属する資金生成単位ごとに回収可能価額を見積っております。回収可能価額は、資産又は資金生成単位の処分コスト控除後の公正価値とその使用価値のうち高い方の金額で算定しております。資産又は資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超える場合は、その資産について減損を認識し、回収可能価額まで評価減しております。また、使用価値の評価における見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間価値に関する現在の市場評価及び当該資産に固有のリスク等を反映した税引前割引率を使用して、現在価値まで割引いております。処分コスト控除後の公正価値の算定にあたっては、利用可能な公正価値指標に裏付けられた適切な評価モデルを使用しております。

のれんは、企業結合のシナジーから便益を享受できると期待される資金生成単位又は資金生成単位グループに配分し、その資金生成単位又は資金生成単位グループに減損の兆候がある場合及び、減損の兆候の有無にかかわらず各年度の一定時期に、減損テストを実施しています。

のれん以外の資産に関しては、過年度に認識された減損損失について、その回収可能価額の算定に使用した想定事項に変更が生じた場合等、損失の減少又は消滅の可能性を示す兆候が存在しているかどうかについて各報告期間の末日において評価を行っております。そのような兆候が存在する場合は、当該資産又は資金生成単位の回収可能価額の見積りを行い、その回収可能価額が、資産又は資金生成単位の帳簿価額を超える場合、算定した回収可能価額と過年度で減損損失が認識されていなかった場合の減価償却控除後の帳簿価額とのいずれか低い方を上限として、減損損失を戻入れております。

 

(11) 短期従業員給付

短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で費用として計上しております。なお、賞与については、それらを支払うべき現在の推定的債務を負っており、かつその金額を信頼性をもって見積ることができる場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額を負債として認識しております。

 

(12) 株式に基づく報酬

当社は、持分決済型の株式に基づく報酬制度として、当社の子会社であるLIFULL CONNECT S.L.U.の経営陣のうち、当社が定めた者を対象に株式報酬制度を導入しております。本株式報酬制度においては、受領したサービスを付与日における当社株式の公正価値で測定し、付与日から権利確定期間にわたり費用として認識し、同額を資本剰余金の増加として認識しております。付与日における当社株式の公正価値は、株式の市場価格を予想配当利回りを考慮に入れて修正し、算定しております。
 

 

(13) 引当金

当社グループが過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有しており、当該債務を決済するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性が高く、かつ、当該債務の金額について信頼性のある見積りができる場合に、引当金を認識しております。

引当金は、現時点の貨幣の時間価値の市場評価と当該債務に特有なリスクを反映した税引前の割引率を用いて、債務の決済に必要とされると見込まれる支出の現在価値として測定しております。時の経過による引当金の増加は金融費用として認識しております。

当社グループは引当金として、資産除去債務を認識しております。資産除去債務は、賃借事務所・建物等に対する原状回復義務に備え、過去の原状回復実績及び事務所等に施した内部造作の耐用年数を考慮して決定した使用見込期間等を基礎として、各物件の状況を個別具体的に勘案して見積り、認識及び測定しております。

 

(14) 資本

① 普通株式

当社が発行した普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、直接発行費用(税効果考慮後)は資本剰余金から控除しております。

② 自己株式

自己株式を取得した場合は、直接取引費用を含む税効果考慮後の支払対価を、資本の控除項目として認識しております。自己株式を売却した場合は、帳簿価額と売却時の対価の差額を資本剰余金として認識しております。

 

(15) 収益

以下の5ステップアプローチに基づき、顧客への財やサービスの移転との交換により、その権利を得ると見込む対価を反映した金額で収益を認識しております。

ステップ1― 顧客との契約を識別する。

ステップ2― 契約における履行義務を識別する。

ステップ3― 取引価格を算定する。

ステップ4― 取引価格を契約における履行義務へ配分する。

ステップ5― 履行義務を充足した時点で(又は充足するに応じて)収益を認識する。

 

当社グループのセグメント毎における主要な収益認識基準は、以下のとおりであります。なお、収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き等控除した金額で測定しております。

 

収益の主要な区分ごとの収益認識基準及び履行義務の充足時の収益認識

①  HOME'S関連事業

HOME'S関連事業では、主に不動産・住宅情報総合サービス等の広告関連サービス「LIFULL HOME'S」と、不動産事業者向けインターネット・マーケティングサービスで構成されています。主な売上収益は、「LIFULL HOME'S」とインターネット・マーケティングであり、以下のとおり収益を認識しています。

 

(ⅰ) 「LIFULL HOME'S」

「LIFULL HOME'S」では、物件情報掲載のためのプラットフォームの提供、LIFULL HOME'S内の広告掲載、メール・電話による問い合わせをしたユーザーの送客サービス等を提供しております。

(a) プラットフォームの提供、広告掲載

当サービスの履行義務は、申込書に即してLIFULL HOME'S上に物件情報を掲載するためのプラットフォームを一定期間にわたって提供すること、及び広告を一定期間にわたって掲載することです。

よって、上記サービスは提供期間にわたり履行義務が充足されるため、当該期間にわたって定額で収益を認識しています。

(b) 送客サービス

当サービスの履行義務は、「LIFULL HOME'S」を通じて顧客に対しユーザーを送客することです。

よって、ユーザーが「LIFULL HOME'S」を通じ顧客に問い合わせをした時点で履行義務が充足されるため、問い合わせ実績に基づき収益を認識しています。

 

(ⅱ) インターネット・マーケティング

不動産事業者向けインターネット・マーケティングサービスでは、広告販売と広告運用代行サービス、プロモーション・制作等の業務支援におけるコンサルティングサービスを提供しております。

(a) 広告販売、広告運用代行サービス

当サービスの履行義務は、顧客にかわって一定期間にわたり、インターネット上での広告掲載及び広告運用を代行することです。

よって、広告運用サービスは一定期間にわたって提供され、運用期間にわたり履行義務が充足されるため、当該期間にわたって定額で収益を認識しています。

(b) 業務支援におけるコンサルティングサービス

当サービスの履行義務は、制作物等を顧客に引き渡すことです。

 よって、制作物等が完成し、顧客に引き渡される時点で履行義務が充足されるため、当該時点で収益を認識しています。

 

②  海外事業

海外事業では、不動産・住宅、中古車、求人、ファッション等のアグリゲーションサイトを用いて、世界中のユーザーとコンテンツパートナーをつなげ、情報のマッチングサービスを提供しております。主な売上収益は、検索連動型広告と広告掲載であり、以下のとおり収益を認識しております。

 

(ⅰ) 検索連動型広告

当サービスの履行義務は、検索連動型広告を通じて広告主のサイトに対しユーザーを送客することです。

よって、ユーザーが広告をクリックした時点で履行義務が充足されるため、当該時点で収益を認識しています。

 

(ⅱ) 広告掲載

当サービスの履行義務は、アグリゲーションサイト内の広告を通じて顧客に対し、ユーザーを送客することです。

よって、ユーザーが広告をクリックした時点で履行義務が充足されるため、当該時点で収益を認識しています。

 

③  その他の事業

老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL 介護」、レンタル収納スペース情報検索サイト「LIFULLトランクルーム」、引越し見積り・予約サイト「LIFULL引越し」等の情報掲載に係るサービスにより構成されております。

 

当サービスの履行義務は、一定期間にわたってプラットフォームの継続提供や、情報掲載を行うことです。

よって、サービスが継続して提供されることから、契約期間にわたり履行義務が充足されるため、当該期間にわたって定額で収益を認識しています。

 

 

(16) リース

当社グループでは、契約の開始時に、契約がリース又はリースを含んだものであるのかどうかを判定しております。またリース期間は、リースの解約不能期間に、行使することが合理的に確実な延長オプションの対象期間及び行使しないことが合理的に確実な解約オプションの対象期間を加えたものとしております。短期リース及び少額資産のリースについては、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。

 

(借手側)

① 無形資産のリース取引

当社グループは無形資産のリース取引に対して、IFRS第16号を適用しておりません。

 

② 使用権資産

リースの開始日に使用権資産を認識しております。使用権資産は開始日において、取得原価で測定しており、当該取得原価は、リース負債の当初測定の金額、リース開始日以前に支払ったリース料から受け取ったリース・インセンティブを控除した金額、発生した当初直接コスト及びリースの契約条件で要求されている原資産の解体及び除去、原資産の敷地の原状回復又は原資産の原状回復の際に借手に生じるコストの見積りの合計で構成されております。

開始日後においては、原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。使用権資産は、当社グループがリース期間の終了時にリース資産の所有権を取得することが合理的に確実である場合を除き、開始日から使用権資産の耐用年数の終了時又はリース期間の終了時のいずれか早い方まで減価償却しております。使用権資産の耐用年数は有形固定資産と同様の方法で決定しております。

 

③ リース負債

リースの開始日にリース負債を認識しております。リース負債はリース開始日現在で支払われていないリース料の現在価値で測定しております。当該リース料は、リース計算利子率が容易に算定できる場合には、当該利子率を用いて割り引いていますが、そうでない場合には、追加借入利子率を用いて割り引いております。リース負債の測定に際しては、実務上の便法を適用し、リース要素とこれに関連する非リース要素は区分せず、単一のリース構成要素として認識することを選択しております。リース負債の測定に含まれているリース料は、主に固定リース料、延長オプションの行使が合理的に確実である場合の延長期間のリース料及び早期解約しないことが合理的に確実である場合を除いたリースの解約に対するペナルティの支払額で構成されております。

開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映するようにリース負債の帳簿価額を増減しております。リース負債を見直した場合又はリースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定し使用権資産を修正しております。

 

 

(17) 法人所得税

連結損益計算書上の法人所得税費用は、当期法人所得税と繰延法人所得税の合計として表示しております。

当期法人所得税は、税務当局に対する納付又は税務当局からの還付が予想される金額で測定しております。税額の算定に使用する税率及び税法は、決算日までに制定又は実質的に制定されたものであります。当期法人所得税は、その他の包括利益又は資本において直接認識される項目から生じる税金及び企業結合から生じる税金を除き、損益として認識しております。

繰延法人所得税は、決算日における資産及び負債の税務基準額と会計上の帳簿価額との間の一時差異に基づいて算定しております。繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の繰越税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識し、繰延税金負債は、原則として、将来加算一時差異について認識しております。

なお、以下の一時差異に対しては、繰延税金資産又は負債を計上しておりません。

・のれんの当初認識から生じる場合

・企業結合でない取引で、かつ取引時に会計上の利益にも課税所得(欠損金)にも影響を与えない取引における資産又は負債の当初認識から生じる場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来減算一時差異に関しては、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合、又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が稼得される可能性が高くない場合

・子会社、関連会社に対する投資及び共同支配の取決めに対する持分に係る将来加算一時差異に関しては、一時差異の解消の時点をコントロールすることができ、予測可能な将来に当該一時差異が解消しない可能性が高い場合

繰延税金資産及び負債は、決算日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づいて、当該資産が実現される又は負債が決済される年度の税率を見積り、算定しております 。

また、繰延税金資産及び負債は、当期税金資産及び負債を相殺する法律上強制力のある権利を有しており、かつ法人所得税が同一の税務当局によって同一の納税主体に課されている場合、又は異なる納税主体に課されているものの、これらの納税主体が当期税金資産及び負債を純額ベースで決済することを意図している場合、もしくはこれら税金資産及び負債が同時に実現する予定である場合に相殺しております。

 

(18) 1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益は、親会社株主に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しております。なお、希薄化後1株当たり当期利益は、希薄化効果を有するすべての潜在株式の影響を調整して計算しております。

 

 

4.重要な会計上の見積り及び判断

連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております。会計上の見積りの結果は、実際の結果とは異なる場合があります。

 

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した連結会計年度と将来の連結会計年度において認識されます。当連結会計年度及び、翌連結会計年度において資産や負債の帳簿価額に重要な修正を加えることにつながる重要なリスクを伴う見積り及びその基礎となる仮定に関する情報は以下のとおりであります。

・のれんの減損(「3.重要な会計方針」(10)非金融資産の減損、「12.非金融資産の減損」)

・繰延税金資産の回収可能性(「3.重要な会計方針」(17)法人所得税)

・活発な市場における市場価格が存在しない公正価値で測定する金融資産の測定方法(「3.重要な会計方針」(5)金融商品、「24.金融商品」(4)金融商品の公正価値)

 

5.会計上の見積りの変更

該当事項はありません。

 

6.セグメント情報

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

当社及び子会社は、主に提供するサービス内容や業績管理の構成単位を基礎として、事業セグメントを「HOME'S関連事業」、「海外」の2報告セグメントに区分しております。

各報告セグメントに属するサービスの種類は以下のとおりであります。
 

報告セグメント

サービスの種類

HOME'S関連事業

主に不動産・住宅情報総合サービス等の広告関連サービス「LIFULL HOME'S」の運営、不動産事業者向けインターネット・マーケティングサービス、不動産投資及び収益物件の情報サイト「健美家」の運営等

海外事業

主に不動産・住宅、中古車、求人等のアグリゲーションサイト「Trovit」、「Mitula」の運営等

 

 

(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目

報告セグメントの会計方針は、「3.重要な会計方針」で記載している当社グループの会計方針と同じであります。

報告セグメント間の売上収益は市場実勢価格に基づいております。

当社グループの報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注2)

合計

 

HOME'S関連事業

海外

売上収益

 

 

 

 

 外部顧客からの売上収益

26,693,086

7,019,119

2,144,971

35,857,177

 セグメント間の売上収益

22,027

244,688

46,910

313,626

26,715,113

7,263,807

2,191,881

36,170,803

セグメント利益(△損失)(注1)

2,364,272

1,577,535

679,033

3,262,774

その他の収益及び費用(純額)

 

 

 

 

営業利益

 

 

 

 

金融収益及び費用(純額)

 

 

 

 

持分法投資損益(△損失)

 

 

 

 

税引前当期利益

 

 

 

 

その他の項目

 

 

 

 

 減価償却費及び償却費

1,363,215

545,490

53,028

1,961,733

 

 

 

調整額(注3)

連結

売上収益

 

 

 外部顧客からの売上収益

35,857,177

 セグメント間の売上収益

313,626

313,626

35,857,177

セグメント利益(△損失)(注1)

43,825

3,306,600

その他の収益及び費用(純額)

 

9,950,704

営業利益

 

6,644,103

金融収益及び費用(純額)

 

84,295

持分法投資損益(△損失)

 

128,949

税引前当期利益

 

6,857,347

その他の項目

 

 

 減価償却費及び償却費

1,961,733

 

(注) 1 セグメント利益(△損失)は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しております。

2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL介護」、レンタル収納スペース情報検索サイト「LIFULLトランクルーム」及びその他の新規事業等が含まれております。

3 セグメント利益の調整額には、セグメント間取引の消去が含まれております。

 

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

その他
(注2)

合計

 

HOME'S関連事業

海外

売上収益

 

 

 

 

 外部顧客からの売上収益

26,067,629

6,938,101

2,725,061

35,730,792

 セグメント間の売上収益

15,873

263,278

20,537

299,689

26,083,502

7,201,380

2,745,599

36,030,481

セグメント利益(△損失)(注1)

349,381

576,753

661,486

264,648

その他の収益及び費用(純額)

 

 

 

 

営業利益

 

 

 

 

金融収益及び費用(純額)

 

 

 

 

持分法投資損益(△損失)

 

 

 

 

税引前当期利益

 

 

 

 

その他の項目

 

 

 

 

 減価償却費及び償却費

1,203,147

605,708

85,111

1,893,968

 

 

 

調整額(注3)

連結

売上収益

 

 

 外部顧客からの売上収益

35,730,792

 セグメント間の売上収益

299,689

299,689

35,730,792

セグメント利益(△損失)(注1)

47,538

312,187

その他の収益及び費用(純額)

 

1,369,720

営業利益

 

1,681,907

金融収益及び費用(純額)

 

83,182

持分法投資損益(△損失)

 

202,304

税引前当期利益

 

1,396,421

その他の項目

 

 

 減価償却費及び償却費

1,893,968

 

(注) 1 セグメント利益(△損失)は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しております。

2 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、老人ホーム・介護施設の検索サイト「LIFULL介護」、レンタル収納スペース情報検索サイト「LIFULLトランクルーム」及びその他の新規事業等が含まれております。

3 セグメント利益の調整額には、セグメント間取引の消去が含まれております。

 

 

(3) 主な財又はサービスに関する情報

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

 (単位:千円)

 

LIFULL

HOME’S

インターネット・マーケティング

海外メディア

その他

合計

外部顧客からの売上収益

22,687,304

3,506,947

6,966,273

2,696,652

35,857,177

 

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

 (単位:千円)

 

LIFULL

HOME’S

インターネット・マーケティング

海外メディア

その他

合計

外部顧客からの売上収益

22,036,741

3,522,454

6,883,683

3,287,914

35,730,792

 

 

(4) 地域別に関する情報

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

 (単位:千円)

 

日本

欧州

その他

合計

非流動資産

6,886,320

11,993,539

101,500

18,981,360

 

地域別非流動資産は、資産の所在地によっており、金融資産及び繰延税金資産を含んでおりません。

 

 (単位:千円)

 

日本

欧州

その他

合計

外部顧客からの売上収益

28,840,066

3,390,837

3,626,272

35,857,177

 

(注)1 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 国又は地域の区分は地理的近接度によっております。

3 各区分に属する主な国又は地域

・欧州:イタリア、英国、フランス等

・その他:北米、南米、アジアオセアニア諸国及びアフリカ

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

 (単位:千円)

 

日本

欧州

その他

合計

非流動資産

5,452,302

12,713,189

123,613

18,289,105

 

地域別非流動資産は、資産の所在地によっており、金融資産及び繰延税金資産を含んでおりません。

 

 (単位:千円)

 

日本

欧州

その他

合計

外部顧客からの売上収益

28,796,294

3,766,196

3,168,302

35,730,792

 

(注)1 売上収益は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 国又は地域の区分は地理的近接度によっております。

3 各区分に属する主な国又は地域

・欧州:イタリア、英国、フランス等

・その他:北米、南米、アジアオセアニア諸国及びアフリカ

 

(5) 主要な顧客に関する情報

単一の外部顧客との取引による売上収益が当社グループの売上収益の10%以上である外部顧客がないため、記載を省略しております。

 

 

7.現金及び現金同等物

現金及び現金同等物の内訳は以下のとおりであります。なお、連結財政状態計算書における現金及び現金同等物と連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の期末残高は一致しております。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

現金及び預金

13,145,308

16,521,263

合計

13,145,308

16,521,263

 

(注)現金及び現金同等物は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

 

8.売掛金及びその他の短期債権

売掛金及びその他の短期債権の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

売掛金

4,284,663

3,673,925

未収入金

785,681

863,944

貸倒引当金

△69,724

△76,799

合計

5,000,620

4,461,069

 

(注)売掛金及びその他の短期債権は、償却原価で測定する金融資産に分類しております。

 

売掛金及びその他の短期債権に対する当社グループの貸倒引当金の増減は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

期首残高

110,311

69,724

期中増加額(繰入額)

56,811

50,443

企業結合

△54

期中減少(目的使用)

△40,240

△20,276

期中減少(戻入)

△61,692

△29,451

為替換算差額

4,534

6,415

期末残高

69,724

76,799

 

 

当社グループは、売掛金及びその他の短期債権のうち、減損額に対して貸倒引当金を設定し、その後、減損額の追加的な回収が見込めない場合及び減損額が回収された場合には貸倒引当金を減額しております。

 

 

9.有形固定資産及び使用権資産

有形固定資産及び使用権資産の取得原価、減価償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

取得原価

建物

工具、器具

及び備品

建設

仮勘定

その他

有形固定資産

合計

使用権資産

2020年10月1日残高

2,079,092

815,874

709

8,930

2,904,607

5,422,811

取得

285,289

83,663

38,828

11,606

419,387

建設仮勘定からの振替

17,978

644

△23,337

4,714

処分

△350,164

△313,532

△3,504

△667,201

為替換算差額

1,350

21,485

2,289

25,125

△126,281

条件変更による変動

△231,872

2021年9月30日残高

2,033,545

608,135

16,200

24,037

2,681,919

5,064,657

取得

31,561

33,745

8,547

4,426

78,280

建設仮勘定からの振替

10,227

△24,747

△14,519

企業結合

3,197

3,197

処分

△15,392

△78,770

△94,163

連結除外

△32,400

△4,627

△37,027

為替換算差額

9,606

40,683

34

50,324

26,998

条件変更による変動

△37,715

2022年9月30日残高

2,069,548

574,591

23,871

2,668,010

5,053,940

 

 (注) 建設中の有形固定資産に関する支出額は、上記の建設仮勘定として表示しております。

 

(単位:千円)

減価償却累計額及び
減損損失累計額

建物

工具、器具

及び備品

建設

仮勘定

その他

有形固定資産

合計

使用権資産

2020年10月1日残高

△681,150

△461,388

△5,085

△1,147,625

△945,825

減価償却費

△294,291

△131,482

△4,761

△430,534

△839,331

処分

170,343

180,087

2,789

353,220

為替換算差額

△1,077

△14,692

△96

△15,865

150,222

2021年9月30日残高

806,175

427,476

7,153

1,240,805

△1,634,934

減価償却費

△211,547

△89,981

△6,018

△307,547

△743,937

企業結合

△2,294

△2,294

処分

7,105

77,708

84,813

連結除外

21,933

2,507

24,440

為替換算差額

△5,108

△30,085

△32

△35,225

△18,383

2022年9月30日残高

1,015,726

450,196

10,696

1,476,619

△2,397,255

 

 

 

(単位:千円)

帳簿価額

建物

工具、器具及び備品

建設仮勘定

その他

有形固定資産

合計

使用権資産

2020年10月1日残高

1,397,941

354,485

709

3,845

1,756,982

4,476,985

2021年9月30日残高

1,227,370

180,659

16,200

16,884

1,441,114

3,429,723

2022年9月30日残高

1,053,821

124,395

13,174

1,191,391

2,656,685

 

所有権に対する制限がある有形固定資産及び負債の担保として抵当権が設定された有形固定資産はありません。

有形固定資産及び使用権資産の減価償却費は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含めております。有形固定資産の取得原価に含めた借入費用はありません。

 

10.無形資産

無形資産の取得原価、償却累計額及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

取得原価

ソフトウェア

顧客関連資産

その他

合計

2020年10月1日残高

4,989,419

2,769,548

591,036

8,350,005

取得

517,470

35,232

474

553,178

内部開発

291,138

291,138

処分

△262,120

△262,120

その他

△80,055

△80,055

為替換算差額

28,027

48,223

20,544

96,795

2021年9月30日残高

5,563,936

2,772,948

612,055

8,948,941

取得

377,034

377,034

内部開発

214,070

214,070

処分

△332,909

△332,909

連結除外

△97,778

△97,400

△71

△195,249

為替換算差額

62,264

71,921

2,867

137,053

2022年9月30日残高

5,786,617

2,747,469

614,851

9,148,939

 

 

(単位:千円)

償却累計額及び減損損失累計額

ソフトウェア

顧客関連資産

その他

合計

2020年10月1日残高

△3,797,039

△1,337,668

△232,669

△5,367,376

償却費

△541,891

△190,767

△70,128

△802,787

処分

253,342

253,342

その他

73,384

73,384

為替換算差額

△10,950

△8,258

△2,383

△21,592

2021年9月30日残高

4,096,539

1,463,309

305,181

5,865,030

償却費

△575,833

△169,916

△67,718

△813,468

処分

321,311

321,311

連結除外

57,226

57,226

為替換算差額

1,328

1,328

2022年9月30日残高

4,292,505

1,633,226

372,899

6,298,632

 

 

 

(単位:千円)

帳簿価額

ソフトウェア

顧客関連資産

その他

合計

2020年10月1日残高

1,192,380

1,431,880

358,367

2,982,628

2021年9月30日残高

1,467,397

1,309,639

306,874

3,083,910

2022年9月30日残高

1,494,111

1,114,243

241,951

2,850,307

 

無形資産のソフトウェアは、主に自己創設ソフトウェアであります。

所有権に対する制限がある無形資産及び負債の担保として抵当権が設定された無形資産はありません。

無形資産の償却費は、連結損益計算書の「販売費及び一般管理費」に含めております。

費用として認識した研究開発費は、前連結会計年度は221,945千円、当連結会計年度は181,531千円であります。

 

11.のれん

のれんの取得原価及び減損損失累計額の増減並びに帳簿価額は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

(取得原価)

 

 

期首残高

21,296,623

22,650,879

企業結合

423,041

956,574

連結除外

△614,072

為替換算差額

931,214

221,607

期末残高

22,650,879

23,214,989

(減損損失累計額)

 

 

期首残高

△1,875,098

△11,624,267

減損損失

△9,749,169

期末残高

11,624,267

11,624,267

(帳簿価額)

 

 

期首残高

19,421,525

11,026,612

期末残高

11,026,612

11,590,721

 

 

12.非金融資産の減損

(1) 有形固定資産、使用権資産及び無形資産の減損

当社グループは各報告期間の末日において、有形固定資産、使用権資産及び無形資産について、減損の兆候の有無を判断しております。減損の兆候が存在する場合には、当該資産の回収可能価額を見積もっております。

有形固定資産、使用権資産及び無形資産は、概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生み出す最小の資金生成単位でグルーピングを行っております。

前連結会計年度及び当連結会計年度においては、減損損失を認識しておりません。

 

(2) のれんの減損

① 資金生成単位

各資金生成単位又は資金生成単位グループののれんの残高は、以下のとおりです。

(単位:千円)

資金生成単位又は資金生成単位グループ

報告セグメント

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

LIFULL CONNECT

海外

10,291,941

11,098,426

その他

734,670

492,295

合計

11,026,612

11,590,721

 

 

 

② 回収可能価額の算定基礎

前連結会計年度(2021年9月30日)及び当連結会計年度(2022年9月30日)において、回収可能価額の算定に利用している重要な仮定は、以下のとおりです。以下の予測値は、各資金生成単位又は資金生成単位グループを分析する際に使用しているものです。

 

前連結会計年度(2021年9月30日)

資金生成単位グループ:LIFULL CONNECT

当該資金生成単位グループは、Trovit Search,S.L.、Mitula Group Limited及びRESEM Corporation Limitedで構成しております。

LIFULL CONNECTののれん減損テストは、資産の回収可能価額を使用価値により算定しております。使用価値の算定に当たっては、割引キャッシュ・フロー予測を用いております。

使用価値の算定に当たっては、経営者が承認した5年間の事業計画に基づいております。当該事業計画は、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。また、事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために使用する成長率は、資金生成単位グループが属する市場または国の平均成長率を勘案して決定しており、2.0%を使用しております。また、税引前割引率は、資金生成単位グループに関連する加重平均資本コストを基礎に算定しており、13.4%を使用しております。

 

資金生成単位:その他

その他ののれんの減損テストは、資産の回収可能価額を使用価値により算定しております。使用価値の算定に当たっては、割引キャッシュ・フロー予測を用いております。

使用価値の算定に当たっては、経営者が承認した5年間の事業計画に基づいております。当該事業計画は、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。また、事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために使用する成長率は、資金生成単位グループが属する市場または国の平均成長率を勘案して決定しており、0.0%~5.0%を使用しております。また、税引前割引率は、資金生成単位グループに関連する加重平均資本コストを基礎に算定しており、15.7%~20.4%を使用しております。

 

当連結会計年度(2022年9月30日)

資金生成単位グループ:LIFULL CONNECT

当該資金生成単位グループは、Trovit Search,S.L.、Mitula Group Limited及びRESEM Corporation Limitedで構成しております。

LIFULL CONNECTののれん減損テストは、資産の回収可能価額を使用価値により算定しております。使用価値の算定に当たっては、割引キャッシュ・フロー予測を用いております。

使用価値の算定に当たっては、経営者が承認した5年間の事業計画に基づいております。当該事業計画は、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。また、事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために使用する成長率は、資金生成単位グループが属する市場または国の平均成長率を勘案して決定しており、2.0%を使用しております。また、税引前割引率は、資金生成単位グループに関連する加重平均資本コストを基礎に算定しており、17.7%を使用しております。

当連結会計年度末において、回収可能価額は帳簿価額を3,441,582千円上回っており、仮に割引率が4.0%上昇した場合に減損損失が発生するものと推定しています。

 

資金生成単位:その他

その他ののれんの減損テストは、資産の回収可能価額を使用価値により算定しております。使用価値の算定に当たっては、割引キャッシュ・フロー予測を用いております。

使用価値の算定に当たっては、経営者が承認した5年間の事業計画に基づいております。当該事業計画は、業界の将来の見通しに関する経営者の評価と過去の実績を反映したものであり、外部情報及び内部情報に基づき作成しております。また、事業計画の対象期間を超える将来キャッシュ・フロー予測を推定するために使用する成長率は、資金生成単位グループが属する市場または国の平均成長率を勘案して決定しており、0.0%~5.0%を使用しております。また、税引前割引率は、資金生成単位グループに関連する加重平均資本コストを基礎に算定しており、19.3%~20.4%を使用しております。

 

③ 減損損失の認識

前連結会計年度においては、資金生成単位グループのLIFULL CONNECTについて、減損テストを行った結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ったため、帳簿価額と回収可能価額との差額9,749,169千円を減損損失として認識しております。

当連結会計年度においては、減損損失を認識しておりません。

 

減損損失は、連結損益計算書の「その他の費用」に含めております。減損損失については「29.その他の収益及び費用」をご参照ください。

 

 

13.子会社

当社グループの主要な子会社は以下のとおりであります。前連結会計年度及び当連結会計年度において、個々に重要性のある非支配持分を有する子会社は該当ありません。

 

名称

所在地

主要な事業の内容

議決権の所有割合(%)

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

LIFULL CONNECT, S.L.U.

スペイン
バルセロナ

アグリゲーションサイトを運営するグループ会社の経営管理並びにそれに付随する業務

100.0

100.0

Mitula Group Limited

オーストラリア

メルボルン

アグリゲーションサイトの運営

100.0

100.0

株式会社

LIFULL senior

東京都
千代田区

老人ホーム・高齢者住宅検索サイト「LIFULL介護」の運営

93.0

93.0

株式会社LIFULL SPACE

東京都
千代田区

レンタル収納検索サイト「LIFULLトランクルーム」の運営

94.3

94.3

株式会社LIFULL
Marketing Partners

東京都
千代田区

インターネット広告の代理業務、コンサルティング、企画・運営

100.0

-

株式会社LIFULL Investment

東京都

千代田区

ファンド運営、投融資、空き家利活用事業

100.0

100.0

健美家株式会社

東京都
千代田区

不動産投資及び収益物件の情報サイト「健美家」運営

100.0

100.0

 

 

 子会社持分に関する主な取引の概要は、次のとおりであります。

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

(1) Kleding B.V.の株式譲渡について

当社は、2022年7月25日開催の取締役会において、当社の完全子会社であるLIFULL CONNECT S.L.U.が保有するKleding B.V.(以下、Kleding社)の全株式をWaterland Private Equity GmbHの子会社であるPubTech GmbHに譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、本株式譲渡は2022年7月31日に実行いたしました。

 

①株式譲渡の理由

当社グループは、「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、インターネットを利用した不動産情報サービスを中心に、国内外で人々の生活に寄り添う様々なサービス事業を展開しております。国内最大級の不動産情報サイト『LIFULL HOME'S』をはじめ、世界60ヵ国以上で不動産情報を中心とした情報サービスを展開するLIFULL CONNECT S.L.U(以下、LIFULL CONNECT社)によって集積した圧倒的な情報量を、AI等の先端技術を活用して、一人ひとりにぴったりの暮らしができるような提案を行うことで、新たな価値提供の創出に取り組んでおります。

スペインに本社拠点を置くLIFULL CONNECT社では、不動産・住宅、求人、自動車、ファッション情報の領域で世界最大級のアグリゲーションサイトを運営しております。ノンコア事業であるファッションのアグリゲーションサイトの譲渡により、最重点領域である不動産情報の領域に社内のリソースを集中することで、今後の企業価値の向上を図れると考えたことから、本件譲渡を決定いたしました。

 

②譲渡した相手会社の名称及び株式譲渡日

譲渡した相手会社の名称

PubTech GmbH

株式譲渡日

2022年7月31日

 

 

③子会社の名称、事業内容及び当該子会社が含まれていたセグメントの名称

子会社の名称

Kleding B.V.

事業内容

ファッションアグリゲーションサイトの運営

セグメントの名称

海外

 

 

④売却した株式の数、売却後の持分比率、売却価額及び売却損益

売却前の所有株式数

6,800株

売却した株式数

6.800株

売却後の持分比率

-%

売却価額

15,371千ユーロ

売却損益

連結損益計算書のその他の収益において、関係会社株式売却益を839,521千円計上いたしました。

 

 

 

(2) 株式会社LIFULL Marketing Partnersの株式譲渡について

当社は、2022年8月22日開催の取締役会において、株式会社LIFULL Marketing Partners(以下、LMP社)の全株式を株式会社Orchestra Holdingsの子会社である株式会社デジタルアイデンティティに譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。なお、本株式譲渡は2022年9月30日に実行いたしました。

 

①株式譲渡の理由

当社グループは、「あらゆる LIFE を、FULL に。」をコーポレートメッセージに掲げ、不動産情報サービスを中心に、国内外で人々の生活に寄り添う様々なサービス事業を展開しております。当期においては、中長期的な企業価値向上と事業規模拡大を目指し、国内最大級の不動産情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を中心とした HOME’S 関連事業と、世界 60 ヵ国以上で不動産情報を中心とした情報サービスを展開する LIFULL CONNECT S.L.U を中心とする海外事業において、メディア力の強化やサービスの高度化に向けた集中的な成長投資を実施しております。
インターネット・マーケティング事業を営む LMP 社は、国内不動産事業者向けの業務支援強化の一環として、2015 年 5 月に子会社化され、特に分譲マンションや戸建ての領域において強固な顧客基盤の確立を目指し、メディアとインターネット・マーケティングを相互活用した提案を実施してまいりました。しかし、昨今の事業環境の変化等を鑑みて、国内事業の成長戦略の一部を変更し、主力事業である「LIFULL HOME'S」への成長投資に社内リソースを集中することを決定いたしました。

LMP 社の株式会社デジタルアイデンティティへの譲渡によって、両社のデジタルマーケティングに関する豊富な知見及び顧客基盤が融合されることで、お客様に対してより付加価値の高いサービス提供が見込まれると共に、当社グループにおいては、上記の通り経営リソースの集約を図ることで、今後の企業価値の向上と株主価値の最大化を目指せると判断し、本株式譲渡を決定いたしました。

 

②譲渡した相手会社の名称及び株式譲渡日

譲渡した相手会社の名称

株式会社デジタルアイデンティティ

株式譲渡日

2022年9月30日

 

 

 

③子会社の名称、事業内容及び当該子会社が含まれていたセグメントの名称

子会社の名称

株式会社LIFULL Marketing Partners

事業内容

インターネット・マーケティング

セグメントの名称

HOME'S関連事業

 

 

④売却した株式の数、売却後の持分比率、売却価額及び売却損益

売却前の所有株式数

3,250株

売却した株式数

3.250株

売却後の持分比率

-%

売却価額

658,500千円

売却損益

連結損益計算書のその他の収益において、関係会社株式売却益を130,712千円計上いたしました。

 

 

 

 

14.持分法で会計処理されている投資

 関連会社に関する情報は次のとおりであります。なお、当社にとって重要な関連会社はありませんが、これらのうち一部の関連会社については、当社の議決権保有率が20%未満であるものの、当社グループが役員の選任権を保有し、当社グループと重要な取引上の契約を締結していること等により、当社がその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有していることから、関連会社に含めております。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

持分法で会計処理されている投資の帳簿価額

339,161

1,112,748

 

(注)持分法で会計処理されている投資のうち共同支配企業の重要性が乏しいため、関連会社及び共同支配企業の合計額を記載しております。

 

個々に重要性のない持分法で会計処理されている投資に関する財務情報は、以下のとおりであります。

 (単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

当期利益の持分取込額

△128,949

△202,304

その他の包括利益の持分取込額

34,085

174,504

包括利益合計の持分取込額

△94,863

△27,799

 

(注)持分法で会計処理されている投資のうち共同支配企業の重要性が乏しいため、関連会社及び共同支配企業の合計額を記載しております。

 

 

15.法人所得税

(1) 繰延税金

繰延税金資産及び繰延税金負債の変動は、以下のとおりであります。

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

(単位:千円)

 

2020年
10月1日

純損益として
認識

その他の
包括利益
として認識

企業結合

その他(注)

2021年
9月30日

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 貸倒引当金

10,288

△1,463

82

8,906

 従業員賞与

348,801

△272,625

76,175

 未払有給休暇

150,059

48,577

1,256

199,893

 未払事業税

67,161

△55,744

11,416

 減損損失

583

△0

583

 資産除去債務

162,776

△6,903

155,872

 金融資産の

 公正価値測定

14,962

2,208

17,170

 持分取得費用

266,543

△147,612

118,931

 税務上の

 繰越欠損金

96,238

1,987,023

2,083,262

 その他

304,258

△28,365

20,355

△17,782

278,465

繰延税金資産合計

1,421,674

1,522,883

2,208

20,355

△16,444

2,950,678

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 商標権

107,135

△17,602

1,311

90,844

 顧客関連資産

412,249

△52,271

6,554

1,650

368,183

 その他

145,871

△30,949

10,824

△0

125,747

繰延税金負債合計

665,256

△100,823

18,690

1,650

584,774

 

(注)  その他には在外営業活動体の為替換算差額が含まれております。

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

(単位:千円)

 

2021年
10月1日

純損益として
認識

その他の
包括利益
として認識

企業結合

その他(注)

2022年
9月30日

繰延税金資産

 

 

 

 

 

 

 貸倒引当金

8,906

△707

270

8,469

 従業員賞与

76,175

5,836

△968

81,043

 未払有給休暇

199,893

39,677

△16,485

6,587

229,673

 未払事業税

11,416

△4,450

6,966

 減損損失

583

5,670

△583

5,670

 資産除去債務

155,872

104

155,977

 金融資産の

 公正価値測定

17,170

△20,449

△3,278

 持分取得費用

118,931

△2,207

116,723

 税務上の

 繰越欠損金

2,083,262

△159,324

△138,276

1,785,661

 その他

278,465

109,753

3,832

83

15,741

407,877

繰延税金資産合計

2,950,678

△5,647

△16,616

△156,230

22,600

2,794,784

繰延税金負債

 

 

 

 

 

 

 商標権

90,844

△18,081

1,566

74,329

 顧客関連資産

368,183

△45,623

15,168

△30,710

397

307,414

 その他

125,747

13,265

11,581

△2,541

148,052

繰延税金負債合計

584,774

△50,439

28,315

△33,251

397

529,796

 

(注)  その他には在外営業活動体の為替換算差額が含まれております。

 

連結財政状態計算書上の「繰延税金資産」及び「繰延税金負債」は次のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

繰延税金資産

2,849,230

2,716,224

繰延税金負債

483,326

451,237

純額

2,365,903

2,264,987

 

 

(2) 繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異等

繰延税金資産を認識していない将来減算一時差異は、前連結会計年度及び当連結会計年度において、それぞれ、1,508,664千円、796,783千円であります。

なお、繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の繰越期限別の金額は、前連結会計年度及び当連結会計年度とも重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

(3) 繰延税金負債を認識していない、子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の金額は、次のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年9月30日)

当連結会計年度

(2022年9月30日)

子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の合計額

6,815,720

5,355,630

 

 

 

(4) 法人所得税費用

当期税金費用及び繰延税金費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

当期税金費用

 

 

 当期利益に対する当期税金費用

662,041

248,701

当期税金費用合計

662,041

248,701

繰延税金費用

 

 

 一時差異の発生及び解消

△1,623,707

△44,792

繰延税金費用合計

△1,623,707

△44,792

法人所得税費用

△961,665

203,909

 

 

法定実効税率と平均実際負担税率との調整は以下のとおりであります。平均実際負担税率は税引前当期利益に対する法人所得税の負担割合を表示しております。

当社グループは、主に法人税、住民税及び事業税を課されており、これらを基礎として計算した法定実効税率は前連結会計年度は30.6%、当連結会計年度は30.6%となっております。ただし、海外子会社についてはその所在地における法人税等が課されております。

 

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

法定実効税率

30.6%

30.6%

調整

 

 

 交際費等永久に損金に算入されない項目

△0.1%

0.9%

 在外子会社の税率差額

1.4%

△8.5%

 国内子会社の税率差額

△0.0%

2.1%

 在外子会社の留保利益

△0.2%

2.6%

 のれんの減損損失

△43.5%

-%

 法人税等の特別控除項目

-%

△18.9%

 未認識の繰延税金資産の増減

21.5%

4.5%

 持分法による投資損益

△0.6%

2.6%

 子会社からの資本払い戻しに伴う損金算入額

7.9%

-%

 その他

△3.0%

△1.1%

平均実際負担税率

14.0%

14.6%

 

 

 

16.その他の金融資産及び金融負債

その他の金融資産、その他の金融負債の内訳は、以下のとおりであります。

(1)その他の金融資産

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

その他の金融資産

 

 

 FVTOCIの資本性金融資産

696,347

751,559

 FVTPLの負債性金融資産

 償却原価で測定する金融資産

 

 

  敷金及び保証金

721,441

735,443

  貸付金及び債権

1,288,282

1,125,024

  貸倒引当金

△15,330

△15,226

合計

2,690,740

2,596,800

流動資産

589,366

1,068,449

非流動資産

2,101,373

1,528,350

合計

2,690,740

2,596,800

 

 前連結会計年度及び当連結会計年度における貸付金及び債権の増加は、主に連結子会社であるLIFULL Investmentの貸付業務によるものです。

 

その他の金融資産のうち、償却原価で測定する金融資産に対する貸倒引当金の増減は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

期首残高

22,494

15,330

期中増加額(繰入額)

11,119

15,191

期中減少(目的使用)

△13,783

△8,608

期中減少(戻入)

△4,499

△6,687

期末残高

15,330

15,226

 

 その他の金融資産のうち、信用減損していると判断される資産は、主に滞留期間が長期化した得意先に対するものであり、前連結会計年度末及び当連結会計年度末において、それぞれ19,772千円、19,358千円であります。当社グループは、これらの債権に関して担保を保有しておりません。

 

(2)その他の金融負債

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

その他の金融負債

 

 

FVTPLの金融負債

79,579

170,935

償却原価で測定する金融負債

 

 

 受入保証金

30,000

30,000

借入金(流動)

6,628,630

8,092,296

借入金(非流動)

998,980

462,805

合計

7,737,189

8,756,037

流動負債

6,628,630

8,092,296

非流動負債

1,108,559

663,741

合計

7,737,189

8,756,037

 

(注)その他の金融負債は、FVTPLの金融負債及び償却原価で測定する金融負債に分類しております。

 

 

17.その他の資産及び負債

その他の流動資産及び非流動資産、その他の流動負債及び非流動負債の内訳は、以下のとおりであります。

(1)その他の資産

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

商品(注)1、2

1,150,539

2,033,764

仕掛品

345,378

前払費用

453,721

552,246

未収還付法人税等

739,462

133,977

未収消費税等

128,260

262,560

その他

63,813

27,130

合計

2,881,174

3,009,678

流動資産

2,809,658

2,960,479

非流動資産

71,516

49,198

合計

2,881,174

3,009,678

 

(注)1.前連結会計年度及び当連結会計年度において、負債の担保に供されている商品は、それぞれ823,592千円、1,240,681千円であります。

2.商品は、主に販売用不動産であります。

 

(2)その他の負債

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

未払費用

193,823

109,844

未払従業員賞与

360,996

431,136

未払有給休暇

451,437

468,487

未払消費税等

44,755

54,588

その他

591,431

775,145

合計

1,642,444

1,839,200

流動負債

1,298,117

1,316,139

非流動負債

344,326

523,061

合計

1,642,444

1,839,200

 

 

18.買掛金及びその他の短期債務

買掛金及びその他の短期債務の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

買掛金

1,215,648

734,005

未払金

1,962,685

2,302,930

合計

3,178,334

3,036,936

 

(注)買掛金及びその他の短期債務は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。

 

 

19.有利子負債

有利子負債の内訳は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

平均利率(%)

返済期限

借入金(流動)(注)1、2、3、4

6,628,630

8,092,296

0.39

借入金(非流動)(注)1、2、5

998,980

462,805

0.51

      2023年10月
  ~2026年10月

リース負債(流動)(注)2

738,168

693,375

1.17

リース負債(非流動)(注)2、5

2,762,701

2,036,883

0.91

      2023年10月
 ~2026年12月

合計

11,128,480

11,285,360

 

 

流動負債合計

7,366,798

8,785,671

 

 

非流動負債合計

3,761,681

2,499,689

 

 

 

(注)1.借入金は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。

2.平均利率については、当連結会計年度末残高に対する加重平均利率を記載しております。

3.平均利率については、全銀協TIBOR運営機関が公表する日本円TIBOR(3ヶ月物)+スプレッドを記載しております。

4.1年内返済予定の長期借入金が含まれております。

5.借入金及びリース負債(1年以内に返済予定のものを除く。)の連結決算日後5年以内における1年ごとの返済予定額の総額

(単位:千円)

区分

1年超2年以内

2年超3年以内

3年超4年以内

4年超5年以内

借入金

229,206

29,200

29,200

175,199

リース負債

631,377

611,137

620,128

169,911

 

上記表中に含まれない、連結決算日後5年超の期間におけるリース負債の返済予定額は、4,327千円です。

 

 

財務活動から生じるキャッシュ・フローに係る負債の変動の調整表

(単位:千円)

 

負債

 

借入金

リース負債

2020年10月1日

9,398,867

4,552,810

資金調達や返済によるキャッシュ・フローの変動

 

 

 長期借入による収入

409,500

 短期借入金の返済による支出

△1,100,549

 長期借入金の返済による支出

△1,055,088

 リース負債の返済による支出

△828,830

財務キャッシュ・フローからの変動の総額

△1,746,137

△828,830

非資金取引

 

 

 使用権資産の増加による変動

56,291

 条件変更による変動

△248,231

 為替レートの変動の影響

△31,169

その他の変動

△25,120

2021年10月1日

7,627,610

3,500,870

資金調達や返済によるキャッシュ・フローの変動

 

 

 短期借入による収入

503,000

 長期借入による収入

1,319,746

 短期借入金の返済による支出

△250,500

 長期借入金の返済による支出

△404,350

 リース負債の返済による支出

△739,468

財務キャッシュ・フローからの変動の総額

1,167,895

△739,468

非資金取引

 

 

 子会社又は他の事業の支配の獲得又は喪失から

 生じる変動

△240,403

 使用権資産の増加による変動

38,100

 条件変更による変動

△40,024

 為替レートの変動の影響

△29,218

その他の変動

2022年9月30日

8,555,101

2,730,258

 

 

 

20.リース取引

当社グループは、借手として主にオフィス、データセンター等をリースしています。
 当社グループにおける借手としてのリースに関する情報は、以下のとおりです。

(1) 連結財政状態計算書で認識された金額

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

2021年9月30日

当連結会計年度

2022年9月30日

使用権資産

 

 

 オフィスを原資産とするもの

3,276,266

2,567,488

 データセンターを原資産とするもの

140,873

85,805

 その他を原資産とするもの

12,583

3,391

使用権資産合計

3,429,723

2,656,685

リース負債

3,500,870

2,730,258

 

 

(2) 連結損益計算書で認識された金額

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

  至 2021年9月30日

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

  至 2022年9月30日

使用権資産に係る減価償却費

 

 

 オフィスを原資産とするもの

760,069

677,808

 データセンターを原資産とするもの

57,358

58,785

 その他を原資産とするもの

21,902

7,343

使用権資産に係る減価償却費合計(注)1

839,331

743,937

リース負債に係る金利費用(注)2

56,291

38,100

 

(注)1 使用権資産に係る減価償却費は、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含まれています。

   2 リース負債に係る金利費用は、連結損益計算書上、「金融費用」に含まれています。

 

(3) リースに係るキャッシュ・フロー

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

  至 2021年9月30日

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

  至 2022年9月30日

リースに係るキャッシュ・アウト・フローの合計額

△885,122

△777,568

 

 

(4) 延長オプション及び解約オプション

 一部のリース契約には、当社グループが行使可能な延長オプション及び解約オプションが付されているものがあり、事業の必要性に応じてそれらを行使する可能性があります。当社グループは、延長オプションを行使すること、又は解約オプションを行使しないことが合理的に確実かどうかをリース開始日に評価します。リース期間はリースの取引内容ごとに合理的に確実な契約期間を前提に決定されているため、その中には延長オプションを行使すること、解約オプションを行使しないことを見越しているものが含まれます。

 

 

21.引当金

引当金の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円) 

 

前連結会計年度

2021年9月30日

当連結会計年度

2022年9月30日

資産除去債務

511,000

511,342

合計

511,000

511,342

引当金(流動)

引当金(非流動)

511,000

511,342

 

(注) 引当金の詳細は「3.重要な会計方針(13)引当金」に記載のとおりであります。

 

引当金の増減内容は、以下のとおりであります。

(単位:千円) 

 

資産除去債務

2021年9月30日残高

511,000

期中増加額

目的使用による減少額

戻入れによる減少額

時の経過による調整額

342

2022年9月30日残高

511,342

 

(注) 引当金の詳細は「3.重要な会計方針(13)引当金」に記載のとおりであります。

 

資産除去債務

契約に基づき、賃貸借建物の原状回復義務に係る費用の見積額を賃貸借契約を締結した時点で計上しております。支出の時期は将来の事業計画等により影響を受けます。

 

22.資本及びその他の資本項目

(1) 授権株式総数及び発行済株式総数

授権株式総数及び発行済株式総数の増減は、以下のとおりであります。

 

授権株式数
(株)

発行済株式数
(株)

2020年10月1日残高

350,452,800

134,239,870

増減

2021年9月30日残高

350,452,800

134,239,870

増減

2022年9月30日残高

350,452,800

134,239,870

 

(注) 1 当社の発行する株式は、無額面普通株式であります。

2 発行済株式は、全額払込済となっております。

 

 

(2) 自己株式

自己株式の増減は以下のとおりであります。

 

株式数
(株)

2020年10月1日残高

2,458,256

増減

2021年9月30日残高

2,458,256

増減

14

2022年9月30日残高

2,458,270

 

 

(3) 資本金及び資本剰余金

日本における会社法では、株式の発行に対しての払込み又は給付に係る額の2分の1以上を資本金に組み入れ、残りは資本剰余金に含まれている資本準備金に組み入れることが規定されております。また、会社法では、資本準備金等の額は株主総会の決議により、資本金に組み入れることができます。

 

(4) 利益剰余金

会社法では、剰余金の配当により減少する剰余金の額の10分の1を、資本準備金及び利益準備金の合計額が資本金の4分の1に達するまで資本準備金又は利益準備金として積み立てることが規定されております。

当社における会社法上の分配可能額は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に準拠して作成された当社の会計帳簿上の利益剰余金の金額に基づいて算定されております。なお、会社法は分配可能額の算定にあたり一定の制限を設けております。

 

(5) その他の資本の構成要素

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日

(単位:千円)

 

為替換算差額

資本性金融資産

その他

合計

2020年10月1日現在

△2,070,588

93,884

31

△1,976,672

その他の包括利益

1,376,829

27,755

1,404,585

当期包括利益合計

1,376,829

27,755

1,404,585

所有者との取引額等合計

△31

△31

2021年9月30日現在

△693,758

121,640

△572,117

 

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日

(単位:千円)

 

為替換算差額

資本性金融資産

その他

合計

2021年10月1日現在

△693,758

121,640

△572,117

その他の包括利益

1,785,867

38,034

1,823,902

当期包括利益合計

1,785,867

38,034

1,823,902

所有者との取引額等合計

△18,179

△18,179

2022年9月30日現在

1,092,109

141,495

1,233,604

 

 

① 為替換算差額

在外営業活動体の財務諸表を当社グループの表示通貨へ換算する際に発生した換算差額であります。

② 資本性金融資産

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融資産の公正価値の評価差額であります。

 

 

23.配当金

配当は、期末配当のみ実施しております。期末配当の決定機関は株主総会であります。

(1) 配当金支払額

前連結会計年度
(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

決議日

株式の種類

1株当たり配当額
(円)

配当の総額
(千円)

基準日

効力発生日

2020年12月23日

普通株式

5.29

697,124

2020年9月30日

2020年12月24日

 

 

当連結会計年度
(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

決議日

株式の種類

1株当たり配当額
(円)

配当の総額
(千円)

基準日

効力発生日

2021年12月23日

普通株式

3.62

477,049

2021年9月30日

2021年12月24日

 

未払配当金は連結財政状態計算書上、「買掛金及びその他の短期債務」に含めて表示しております。

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

当連結会計年度
(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

決議日

1株当たり配当額
(円)

配当の総額
(千円)

基準日

効力発生日

2022年12月22日

2.25

296,508

2022年9月30日

2022年12月23日

 

 

24.金融商品

(1) 資本管理

当社グループは、事業の競争力を維持・強化することのみならず、事業規模の拡大と収益源の多様化を進めるために新サービスないし新規事業に取り組んでおり、持続的な成長を実現するための投資が必要となります。これらの成長のための資金需要は手元資金で賄うことを基本とし、必要に応じて資金調達を実施いたします。そのため、当社グループでは現金及び現金同等物、有利子負債及び資本のバランスに注意しております。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

現金及び現金同等物

13,145,308

16,521,263

有利子負債

11,128,480

11,285,360

資本合計

28,538,388

31,130,912

 

 

なお、当社グループが適用を受ける重要な資本規制はありません。

 

 

(2) 財務上のリスク管理方針

当社グループは、事業を営む上で様々な財務上のリスク(為替リスク、金利リスク、信用リスク及び流動性リスク)が発生します。当社グループは、当該財務上のリスクの防止及び低減のために、一定の方針に従いリスク管理を行っております。

また、当社グループの方針として、デリバティブは、実需取引のリスク緩和を目的とした取引に限定しており、投機目的やトレーディング目的の取引は行っておりません。

 

① 為替リスク管理

当社グループの事業は多くの国及び地域で営まれており、当社グループの経営成績及び財政状態は為替リスクに晒されています。当社は、当該リスクを管理することを目的として、為替相場の継続的なモニタリングを行っています。

 

当社グループが各年度末において保有する金融商品において、各社の機能通貨に対して、機能通貨以外の各通貨が1%変動した場合の、連結損益計算書の税引前当期利益及び資本に与える影響は、以下のとおりであります。

機能通貨建ての金融商品、及び在外営業活動体の資産及び負債、収益及び費用を円貨に換算する際の影響は含んでおりません。また、算定に使用した各通貨以外の通貨は変動しないことを前提としております。

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

税引前当期利益

△59,672

△82,171

資本

△44,754

△61,628

 

 (注)上記の△は、為替が1%機能通貨高となった場合、当社グループの税引前当期利益及び資本に与えるマイナスの影響額となり、為替が1%機能通貨安となった場合は同額でプラスの影響となります。

 

② 金利リスク管理

当社グループは、固定金利と変動金利双方で資金を借り入れているため、金利変動リスクに晒されています。有利子負債の概ね半数は固定金利により調達された借入金ですが、変動金利性借入金については、市場金利の動向にあわせて借入条件を見直すことにより金利変動リスクの低減を図っております。

この結果、金利変動リスクは僅少であるため、金利変動リスクに係る感応度分析の開示は省略しております。

 

③ 信用リスク管理

当社グループの営業活動から生ずる債権は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関しては、当社グループの販売管理規程等に従い、取引先ごとの期日管理及び残高管理を行うとともに、主な取引先の信用状況を定期的に把握する体制としております。

連結財務諸表に表示されている金融資産の減損後の帳簿価額は、獲得した担保の評価額を考慮に入れない、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。

 

 

なお、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における売掛金及びその他の短期債権の信用リスクの最大のエクスポージャーは以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

期日内

3ヶ月以内

3ヶ月超

6ヶ月以内

6ヶ月超

合計

売掛金及びその他の短期債権

4,829,212

130,083

41,115

209

5,000,620

合計

4,829,212

130,083

41,115

209

5,000,620

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度
(2022年9月30日)

期日内

3ヶ月以内

3ヶ月超

6ヶ月以内

6ヶ月超

合計

売掛金及びその他の短期債権

4,212,699

148,018

100,032

319

4,461,069

合計

4,212,699

148,018

100,032

319

4,461,069

 

 

上記に記載する金融資産に関し、担保として保有する物件及びその他の信用補完をするものはありません。

 

④ 流動性リスク管理

当社グループは、キャッシュ・フローの予算と実績の分析を通じて流動性リスクを管理しており、必要となる流動性については、基本的に営業活動によるキャッシュ・フローにより確保しております。

また、当社グループは、国内の大手金融機関との間で借入枠を設定し、流動性リスクの軽減を図っております。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

信用枠

8,400,000

9,600,000

借入実行残高

6,200,000

6,500,000

未実行残高

2,200,000

3,100,000

 

 

 

金融負債の残存契約満期金額は以下のとおりであります。

 

(単位:千円)

 

1年以内

1年超
5年以内

5年超

合計

2021年9月30日残高

 

 

 

 

買掛金及びその他の短期債務

3,178,334

3,178,334

借入金(流動)

6,628,630

6,628,630

リース債務(流動)

738,168

738,168

借入金(非流動)

998,980

998,980

リース債務(非流動)

2,601,822

160,878

2,762,701

2022年9月30日残高

 

 

 

 

買掛金及びその他の短期債務

3,036,936

3,036,936

借入金(流動)

8,092,296

8,092,296

リース債務(流動)

693,375

693,375

借入金(非流動)

462,805

462,805

リース債務(非流動)

2,032,556

4,327

2,036,883

 

 

(3) 金融商品の分類

当社グループにおける金融商品(現金及び現金同等物を除く)の分類は、以下のとおりであります。

前連結会計年度 (2021年9月30日)

(金融資産)

(単位:千円)

 

FVTOCIの
資本性金融資産

償却原価で測定する金融資産

合計

売掛金及びその他の短期債権

5,000,620

5,000,620

その他の短期金融資産

589,366

589,366

その他の長期金融資産

696,347

1,405,026

2,101,373

合計

696,347

6,995,013

7,691,361

 

 

(金融負債)

(単位:千円)

 

FVTPLの金融負債

償却原価で測定する
金融負債

合計

買掛金及びその他の短期債務

3,178,334

3,178,334

借入金(流動)

6,628,630

6,628,630

借入金(非流動)

998,980

998,980

その他の長期金融負債

79,579

30,000

109,579

合計

79,579

10,835,944

10,915,523

 

 

 

当連結会計年度 (2022年9月30日)

(金融資産)

(単位:千円)

 

FVTOCIの
資本性金融資産

償却原価で測定する金融資産

合計

売掛金及びその他の短期債権

4,461,069

4,461,069

その他の短期金融資産

24,000

1,044,449

1,068,449

その他の長期金融資産

727,559

800,791

1,528,350

合計

751,559

6,306,310

7,057,870

 

 

(金融負債)

(単位:千円)

 

FVTPLの金融負債

償却原価で測定する
金融負債

合計

買掛金及びその他の短期債務

3,036,936

3,036,936

借入金(流動)

8,092,296

8,092,296

借入金(非流動)

462,805

462,805

その他の長期金融負債

170,935

30,000

200,935

合計

170,935

11,622,038

11,792,973

 

 

(4) 金融商品の公正価値

① 償却原価で測定する金融商品

償却原価で測定する金融商品の公正価値は、以下のとおりであります。

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年9月30日)

当連結会計年度
(2022年9月30日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

償却原価で測定する金融資産

 

 

 

 

 その他の長期金融資産(注2)

1,400,584

1,364,991

796,659

794,127

償却原価で測定する金融負債

 

 

 

 

 借入金(注3)

1,177,610

1,174,192

2,055,102

2,056,481

 

  (注)1.帳簿価額が公正価値の合理的な近似値になっている金融商品は、上表に含めておりません。

 2.連結財政状態計算書上の非流動資産「その他の長期金融資産」のうち、貸付金及び債権と敷金及び保証金を記載しております。

 3.1年内返済予定の長期借入金を含んでおります。

 

上記の金融商品の公正価値の主な測定方法は、以下のとおりであります。

(a) その他の長期金融資産

その他の長期金融資産の公正価値は、用途により区分したうえで、当該区分の利用期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2に分類しております。

(b) 借入金

借入金の公正価値は、元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率で割り引いて算定しており、レベル2に分類しております。

 

 

② 公正価値で測定する金融商品

公正価値で測定される金融商品は、測定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、公正価値の階層の3つのレベルに分類しています。

公正価値の階層は、以下のレベルとなっております。

レベル1―同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により測定した公正価値

レベル2―レベル1以外の直接又は間接的に観察可能なインプットを使用して測定した公正価値

レベル3―観察可能でないインプットを使用して測定した公正価値

公正価値の測定に使用される公正価値の階層のレベルは、公正価値の測定の重要なインプットのうち、最も低いレベルにより決定しております。公正価値の階層ごとに分類された、連結財政状態計算書に公正価値で認識される金融資産は以下のとおりであります。

 

連結財政状態計算書において公正価値で測定される金融資産

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度(2021年9月30日)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

FVTOCIの資本性金融資産

696,347

696,347

 

前連結会計年度においてレベル1,2及び3間の振替はありません。

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度(2022年9月30日)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

FVTOCIの資本性金融資産

751,559

751,559

 

当連結会計年度においてレベル1,2及び3間の振替はありません。

 

上記の金融商品の公正価値の主な測定方法は、以下のとおりであります。

(a) FVTOCIの資本性金融資産及びFVTPLの負債性金融資産

FVTOCIの資本性金融資産は、主に非上場の株式で構成されており、割引将来キャッシュ・フロー、収益・利益性及び純資産に基づく評価モデル及びその他の評価方法により公正価値を算定しており、レベル3に分類しております。

FVTPLの負債性金融資産は、主に保険積立金で構成されており、解約払戻金により公正価値を算定しており、レベル3に分類しております。

 

 

レベル3に分類された金融商品に係る期首残高から期末残高への調整は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

 

FVTOCIの資本性金融資産

FVTPLの負債性金融資産

期首残高

488,045

440,499

利得及び損失合計

 

 

損益

15,196

その他の包括利益

37,860

取得

105,441

企業結合

売却

△107,183

回収

△348,512

その他

65,000

期末残高

696,347

 

(単位:千円)

 

 当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

 

FVTOCIの資本性金融資産

FVTPLの負債性金融資産

期首残高

696,347

利得及び損失合計

 

 

損益

その他の包括利益

51,594

取得

企業結合

売却

△20,383

回収

その他

24,000

期末残高

751,559

 

上記の金融商品に関し、純損益に認識された利得及び損失は、連結損益計算書の「金融収益」に含まれております。また、その他の包括利益に認識された利得及び損失は、連結包括利益計算書の「FVTOCIの資本性金融資産」に含まれております。

 

③ 評価技法及びインプット

レベル3に分類されるFVTOCIの資本性金融資産及びFVTPLの負債性金融資産は、主として非上場株式及び貸付金で構成されております。これらのうち、非上場株式は、類似企業比較法やディスカウント・キャッシュ・フロー法のほか、直近の取引価格や純資産に基づく評価モデル等を用いて公正価値で評価しております。また、貸付金については、債権額を満期までの期間及び信用リスクを加味した利率により割り引いた現在価値に基づいて算定しております。経常的に公正価値で評価される資産のうち、レベル3に区分された金融資産の公正価値の測定に関する重要な観察不能なインプットは割引率であります。

なお、割引率の上昇(低下)は、これらの金融資産の公正価値を下落(上昇)させることとなります。

 

④ 評価プロセス

レベル3に分類される資産、負債については、経営管理部門責任者により承認された評価方針及び手続に従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しております。評価結果は経営管理部門責任者によりレビューされ、承認されております。

 

25.売上収益

(1)収益の分解

 顧客との契約から生じる収益の金額は以下のとおりであります。

 

 前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日

(単位:千円)

 

HOME'S関連事業

海外事業

その他

合計

LIFULL HOME'S

22,687,304

22,687,304

インターネット・マーケティング

3,506,947

3,506,947

海外メディア

6,966,273

6,966,273

その他

498,834

52,845

2,144,971

2,696,652

顧客との契約から生じる収益

26,693,086

7,019,119

2,144,971

35,857,177

 

(注) その他の源泉から生じる収益はありません。

 

 当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日

(単位:千円)

 

HOME'S関連事業

海外事業

その他

合計

LIFULL HOME'S

22,036,741

22,036,741

インターネット・マーケティング

3,522,454

3,522,454

海外メディア

6,883,683

6,883,683

その他

508,433

54,418

2,725,061

3,287,914

顧客との契約から生じる収益

26,067,629

6,938,101

2,725,061

35,730,792

 

(注) その他の源泉から生じる収益はありません。

 

 

主な財又はサービスの内容

LIFULL HOME'S

物件情報掲載のためのプラットフォームの提供、LIFULL HOME'S内の広告掲載サービス、ユーザー送客サービス

インターネット・マーケティング

広告運用代行サービス、プロモーション・制作等の業務支援におけるコンサルティングサービス

海外メディア

不動産・住宅等のアグリゲーションサイトの検索連動型広告、広告掲載

その他

『LIFULL介護』、『LIFULLトランクルーム』等の広告関連サービス

 

 

 

(2)契約残高

 顧客との契約から生じた債権及び負債の内訳は以下のとおりであります。

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

(単位:千円)

 

2020年10月1日

2021年10月1日

2022年9月30日

顧客との契約から生じた債権

4,001,979

4,284,663

3,673,925

契約負債

38,371

26,182

16,377

 

連結財政状態計算書において、顧客との契約から生じた債権は「売掛金及びその他の短期債権」、契約負債は「その他の流動負債」に含まれております。

当連結会計年度に認識した収益のうち、2021年10月1日現在の契約負債残高に含まれていたものは、26,182千円であります。

契約負債は主に顧客からの前受金に関するものであります。

当社グループにおいては、顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産はありません。

 

(3)残存履行義務に配分した取引価格

当社グループにおいて、個別の契約が1年を超える重要な取引はありません。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。

 

(4)顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産

当連結会計年度において、顧客との契約の獲得又は履行のためのコストから認識した資産の額に重要性はありません。また、認識すべき資産の償却期間が1年以内である場合は、契約ごとに実務上の便法を選択適用し、契約の獲得の増分コストを発生時に費用として認識しております。

 

(5)重大な金融要素

 当社グループが提供するサービスにおいて、1年を超える支払条件等はなく、重大な金融要素はありません。

 

(6)企業の顧客との契約から生じた債権又は契約資産について(IFRS第9号に従って)認識した減損損失

 該当はありません。

 

26.売上原価

売上原価の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

支払手数料

3,337,910

3,391,602

外注費

213,834

285,080

商品売上原価

367,028

336,862

その他

32,664

42,309

合計

3,951,438

4,055,855

 

 

 

27.販売費及び一般管理費

販売費及び一般管理費の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

広告宣伝費

11,851,999

12,824,377

従業員及び役員に対する給付費用

8,934,737

9,720,641

地代家賃

75,511

101,998

支払手数料

2,857,425

3,315,358

外注費

1,621,792

2,085,916

減価償却費及び償却費

1,961,733

1,893,968

その他

1,295,938

1,420,489

合計

28,599,138

31,362,750

 

 

従業員及び役員に対する給付費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

給与手当

6,508,461

7,141,486

役員報酬

486,031

491,381

従業員賞与

715,389

786,693

法定福利費

1,141,541

1,182,335

その他

83,313

118,744

合計

8,934,737

9,720,641

 

 

28.株式に基づく報酬

(a) 株式報酬制度の内容
 当社は、当社の子会社であるLIFULL CONNECT S.L.U.の経営陣のうち、当社が定めた者(以下「制度対象者」という。)を対象に、株式報酬制度(以下「本制度」という。)を導入しております。本制度は株主の皆様との利益共有意識を強化するとともに、LIFULL CONNECT S.L.U.の経営陣が、当社グループの中長期業績及び企業価値向上への貢献意欲や士気をより一層高めるとともに、既存の優秀な人材のリテンションとしても機能することを目的として導入したものであります。
 本制度では、当社が定める「株式交付規程」に従い、制度対象者に対して、制度対象期間終了までの期間における在籍を主な権利確定条件として、毎年一定の時期に役職・職責に応じた基準ポイントを付与し、これを累積します。制度対象期間の終了時に、1ポイントを1株として、累積されたポイントに相当する数の当社株式を、普通株式を発行する、または自己株式を処分することにより割り当てます。
 なお、本制度は、持分決済型の株式報酬として会計処理しております。

 

(b) 期中に付与されたポイント数及びポイントの加重平均公正価値
 ポイントの付与日における公正価値は、当社株式の市場価値を、予想配当利回りを考慮に入れて修正し算定しております。期中に付与されたポイント数は238,171であり、付与されたポイントの加重平均公正価値は237円です。

 

(c) 株式に基づく報酬費用
 本制度に係る費用計上額は、当連結会計年度において、56,351千円であり、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に含めて計上しております。

 

29.その他の収益及び費用

(1) その他の収益

その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

補助金収入

10,198

6,407

飲食事業収入

11,031

13,889

関係会社株式売却益

978,300

為替差益

399,332

その他

68,884

94,303

合計

90,114

1,492,232

 

  (注) 「高知市産業活性化条例」に基づき、前連結会計年度において総額5,878千円、当連結会計年度において総額     47千円の補助金が交付されました。
 当該補助金は、補助金交付のための付帯条件を満たし、かつ補助金を受領することが合理的な保証が得られた
場合に公正価値で認識しています。その他の収益として純損益に認識しております。

  収益に関する補助金は、補助金により補償される費用が認識される期間にわたって、純損益として認識しております。

 

(2) その他の費用

その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

固定資産除売却損

46,448

6,708

減損損失

9,749,169

飲食事業費用

44,042

26,419

不動産賃貸費用

44,169

34,629

為替差損

120,902

その他

36,086

54,754

合計

10,040,819

122,512

 

 

30.金融収益及び金融費用

(1) 金融収益

金融収益の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

利息収益

 

 

現金及び現金同等物

8,579

5,400

配当収益

 

 

その他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産

531

処分利得

 

 

資本性金融資産

15,196

合計

23,776

5,931

 

 

 

(2) 金融費用

金融費用の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

利息費用

 

 

有利子負債

107,715

89,113

引当金

356

合計

108,071

89,113

 

 

31.その他の包括利益

その他の包括利益の各項目とそれらに係る税効果額は、以下のとおりであります。

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当期発生額

組替調整額

税効果前

税効果

税効果後

純損益に振り替えられることのない

その他の包括利益の内訳項目:

 

 

 

 

 

FVTOCIの資本性金融資産

37,860

37,860

△10,104

27,755

純損益に振り替えられる可能性のある
その他の包括利益の内訳項目:

 

 

 

 

 

為替換算差額

1,343,067

1,343,067

1,343,067

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

34,085

34,085

34,085

その他の包括利益合計

1,415,014

1,415,014

△10,104

1,404,909

 

 

 

(単位:千円)

 

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

当期発生額

組替調整額

税効果前

税効果

税効果後

純損益に振り替えられることのない

その他の包括利益の内訳項目:

 

 

 

 

 

FVTOCIの資本性金融資産

51,594

51,594

△13,560

38,034

純損益に振り替えられる可能性のある
その他の包括利益の内訳項目:

 

 

 

 

 

為替換算差額

1,611,363

1,611,363

1,611,363

持分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分

174,504

174,504

174,504

その他の包括利益合計

1,837,462

1,837,462

△13,560

1,823,902

 

 

 

32.1株当たり利益

親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(△損失)(千円)

△5,901,120

1,187,667

基本的期中平均普通株式数(株)

131,781,614

131,781,600

 

 

 

親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益(円)

 

 

基本的1株当たり当期利益(△損失)

△44.78

9.01

希薄化後1株当たり当期利益(△損失)

△44.78

8.99

 

 (注)前連結会計年度の希薄化後1株当たり当期利益(△損失)は、潜在株式は存在するものの希薄化効果を有しないため基本的1株当たり当期利益(△損失)と同額を記載しております。

 

33.連結キャッシュ・フロー計算書の補足情報

前連結会計年度(自 2020年10月1日 至 2021年9月30日)

事業譲受による支出417,543千円は、主に、タイの不動産ポータルサイトの事業譲受として支出したものであります。

 

当連結会計年度(自 2021年10月1日 至 2022年9月30日)

事業譲受による支出453,523千円は、南米の複数国に展開されている不動産情報プラットフォーム「Properati」事業の事業譲受として支出したものであります。

 

34.企業結合

 重要な企業結合はありません。

 

35.偶発債務

該当事項はありません。

 

36.コミットメント

報告日後の重要な支出に関するコミットメントは以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

有形固定資産及び無形資産取得に係るコミットメント

47,924

35,671

 

 

 

37.後発事象

(1)持分法適用関連会社の株式譲渡

当社は、2022年10月24日の取締役会において、持分法適用関連会社であるRAKUTEN LIFULL STAY Pte. Ltd.の当社保有株式の全てをRakuten Asia Pte. Ltd.に譲渡することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結の上、2022年10月31日に譲渡しました。

 

① 株式譲渡の理由

当社は、「あらゆるLIFEを、FULLに。」をコーポレートメッセージに掲げ、国内最大級の不動産・住宅情報の総合サービス『LIFULL HOME’S』を中心に、国内外で人々の生活に寄り添う様々なサービス事業を展開しております。
2017年には、国内の空き家を民泊施設として活用することで、空き家問題の解決と民泊市場の拡大に寄与するべく、楽天グループ株式会社との共同出資会社Rakuten LIFULL STAY Pte. Ltd.を設立し、以降民泊予約プラットフォーム「Vacation STAY」の提供等に取り組んでまいりました。
「Vacation STAY」は掲載数が10万件を超えるまでに成長してきており、楽天プロデュースの宿泊施設ブランド「Rakuten STAY」も順調に新規展開を継続する等、民泊市場の拡大に向けて着実に実績を積み重ねてきていますが、空き家を活用した民泊施設の開発は当初の当社想定と比べ限定的であること、また足元の事業環境等を鑑み当社は主力事業への集中的な投資を実施しており、周辺事業からの撤退も含めたリストラクチャリングを実施していることから、当社の持つRakuten LIFULL STAY Pte. Ltd.の全株式を譲渡することを決議いたしました。
 

 

② 譲渡する相手会社の名称

Rakuten Asia Pte. Ltd.

 

③ 譲渡の時期

2022年10月31日

 

④譲渡する持分法適用関連会社の概要

名称 RAKUTEN LIFULL STAY Pte. Ltd.

事業内容 民泊プラットフォームの運営

株主及び持分比率 楽天グループ株式会社(51%)、当社(49%)

 

⑤譲渡する株式の数、譲渡価額、譲渡益及び譲渡後の持分比率

譲渡する株式の数 3,824,833株

譲渡価額 当事者間の守秘義務により非開示といたします。

譲渡益 -千円(単体)

なお、連結の譲渡益は現在精査中であります。

譲渡後の持分比率 0株(-%)

 

(2)ストックオプションとしての新株予約権の発行

当社は、2022年11月9日の取締役会において、会社法第236 条、第 238条及び第240条の規定に基づき、当社の取締役及び従業員を対象に、ストックオプションとして発行する新株予約権(第1回新株予約権及び第2回新株予約権)の募集事項を決定し、当該新株予約権を引き受ける者の募集をすること等につき決議いたしました。

なお、詳細は「第4 提出会社の状況 1株式等の状況 (2)新株予約権等の状況 ①ストックオプション制度の内容」に記載しております

 

 

 

 

(3)自己株式の取得

当社は、2022年11月9日の取締役会において、会社法第165条第3項の規定により読み替えて適用される同法第156条の規定に基づき、自己株式を取得することを決議しました。

 

①自己株式の取得を行う理由

株主還元の充実を図るとともに、経営環境の変化に柔軟に対応し資本の機動的な活用を可能とすること、また業績見通しに照らした現在の株価水準等を総合的に考慮し、適正な株主価値を実現を図ることを目的として、自己株式の取得を行うものです。

 

②取得する株式の種類

 当社普通株式

 

③取得する株式の数

 5,000,000株(上限)

 (発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合3.79%)
 

④株式取得価額の総額

 1,000,000千円(上限)

 

⑤自己株式取得の期間

 2022年11月10日 ~ 2023年5月9日

 

⑥取得方法

 証券会社への取引一任方式による市場買付

 

 

38.関連当事者との取引

(1) 関連当事者との取引

該当事項はありません。

 

(2) 主要な経営幹部に対する報酬

当社グループの主要な経営幹部に対する報酬は、以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2020年10月1日

至 2021年9月30日)

当連結会計年度

(自 2021年10月1日

至 2022年9月30日)

短期報酬

166,226

177,707

合計

166,226

177,707

 

 

39.連結財務諸表の承認

本連結財務諸表は、2022年12月22日に当社代表取締役 井上高志によって承認されております。