第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1)経営成績の分析

 当第1四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、下表のとおり、営業利益、経常利益で前年同四半期を約20%上回り、また、親会社株主に帰属する四半期純利益で前年同四半期を約25%上回り、第1四半期としてはもとより上場来の四半期単位での過去最高益を更新いたしました。
 また、半期の業績予想に対しても、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益それぞれが60%台の水準の進捗率となっており、順調に当連結会計年度のスタートを切ることができました。
 
 当第1四半期連結累計期間において、当社グループは、四半期単位で過去最多となる127件(譲渡・譲受は別カウント)のM&A仲介を成約いたしました。これは前年同四半期の108件から19件(+17.6%)の増加となっており、引続き好調な案件成約状況を維持しております。

 

 

当第1四半期
の実績

前年同四半期
の実績

前年同
四半期比

当第2四半期累計期間
(半期)の業績予想

当第2四半期
累計期間(半期)の
業績予想の進捗率

売上高

4,351百万円

3,466百万円

+25.5%

7,808百万円

55.7%

営業利益

2,277百万円

1,883百万円

+20.9%

3,700百万円

61.6%

経常利益

2,278百万円

1,896百万円

+20.2%

3,700百万円

61.6%

親会社株主に帰属
する四半期純利益

1,514百万円

1,209百万円

+25.3%

2,505百万円

60.5%

 

 

 当社グループは、その成長スピードを更に加速すべく、「平成31年3月期までに連結経常利益100億円を達成しよう」という新中期経営目標を掲げております。この新中期経営目標の完遂のために、当連結会計年度において当連結会計年度の通期業績予想である連結経常利益80億円を着実に達成すべく当第1四半期連結累計期間より積極的な営業活動を展開いたしました。
 
 当第1四半期連結累計期間における営業企画としましては、広くあらゆる経営者の方々を対象とした「経営者のためのM&Aセミナー」を平成28年6月より東京、大阪、名古屋等、計7地域8会場で順次開催した他、人材派遣業界向け、設備工事・ビルメンテナンス業界向け等の特定業種に特化したセミナーや、M&Aを活用した成長戦略セミナー等の特定のテーマに特化したセミナー等、各種のセミナーを積極的に開催いたしました。

 

 また、平成28年5月に「プレミアム全国金融M&A研究会」を開催し、地域金融機関の役員をはじめとして44行・105名の方々にご参集いただきました。
 同研究会の中で「バンクオブザイヤー表彰式」を実施し、前事業年度のM&A協業実績が顕著であった地方銀行を表彰させていただきました。今年度で4回目となる同表彰式は、地域金融機関のM&Aイベントとして着実に定着し、そのプレゼンスの拡大により同研究会の模様は多くのメディアに取り上げられることとなりました。
 

 営業拠点の拡充といたしましては、札幌、東京、大阪、名古屋に続く当社グループの5つ目の営業拠点である福岡営業所を平成28年4月に開設いたしました。福岡営業所開設を機に平成28年7月から九州全域において集中的にセミナー展開し、九州地区における当社グループの認知度を更に向上させ、より地域に密着した顧客サービスの強化に取り組んでまいります。
 また、平成28年4月に当社グループ初の海外拠点となるシンガポール・オフィスを開設いたしました。
 同年6月にシンガポールにおいて開催した開設記念式典には、金融機関等から約250名の関係者の方々にご参集いただきました。
 これを機に更に海外M&A支援業務にも注力する考えです。
 

 今後とも当社グループのメインフレームである中堅中小企業の「後継者難」や「先行き不安」を解決するためのM&Aのニーズは、少子高齢化や中堅中小企業をとりまく厳しい経済環境を背景に今後も拡大を続けるものと当社グループでは考えており、このニーズに応えるべく当連結会計年度においても積極的な営業活動を展開してまいります。

 

 

 

(2)財政状態の分析

 純資産合計は、17,079百万円となり、前連結会計年度末に比べて1.9%の増加となりました。

① 資産の部

流動資産は、11,560百万円となりました。これは、現金及び預金383百万円、繰延税金資産119百万円減少したことなどによります。この結果、前連結会計年度末に比べて3.3%の減少となりました。 

固定資産は、8,162百万円となりました。これは、投資有価証券30百万円減少したことなどによります。この結果、前連結会計年度末に比べて0.3%の減少となりました。

これらにより、資産合計は、19,723百万円となり前連結会計年度末に比べて2.1%の減少となりました。

② 負債の部

流動負債は、2,161百万円となりました。これは、未払法人税等が565百万円、未払費用が310百万円減少したことなどによります。この結果、前連結会計年度末に比べて25.7%の減少となりました。

固定負債は、482百万円となりました。これは、退職給付に係る負債が11百万円増加したことなどによります。この結果、前連結会計年度末に比べて2.4%の増加となりました。

これらにより、負債合計は、2,643百万円となり前連結会計年度末に比べて21.7%の減少となりました。

③ 純資産の部

純資産合計は、17,079百万円となりました。これは、主として利益剰余金が、親会社株主に帰属する四半期純利益による増加額1,514百万円及び配当金の支払による減少額1,199百万円により、315百万円増加したことなどによります。この結果、前連結会計年度末に比べて1.9%の増加となりました。