文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、緩やかながらも回復基調が続く一方、依然底堅い消費者マインドや、海外の政治情勢への懸念による経済の不確実性の高まりなどにより、景気の先行きは不透明な状況で推移しております。
当社の主要販売先である外食企業におきましては、消費者の節約志向が強く、食材価格の高騰や、人材確保の競争激化による人件費の高騰など、依然厳しい経営環境は続いており、当社の事業領域においては、厳しい状況が続いております。
このような環境のもと、当社は、従来からのASPサービスを核としたトータルソリューションシステムの提供と、前事業年度に販売を本格的に再開したパッケージ型の基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」について、規模を問わずあらゆる業態店舗、または中食、仕出し弁当業及び給食事業に対する販売活動に注力してまいりました。
その結果、当第3四半期累計期間は、売上高は1,542,952千円(前年同四半期比3.0%減)となりました。利益面に関しましては、営業利益92,716千円(前年同四半期比13.6%減)、経常利益49,201千円(前年同四半期比40.0%減)、四半期純利益18,884千円(前年同四半期比71.8%減)となりました。
事業部門別の業績は、以下のとおりであります。
当社は、ASPサービス事業を単一セグメントとしておりますが、ASPサービス事業を核として、顧客である飲食店舗にASPサービス事業、システム機器事業、周辺サービス事業を一体として提供しております。
① ASPサービス事業
当事業におきましては、月額サービスの新規顧客獲得及び既存顧客へのサービス拡大に注力した結果、売上高は827,671千円(前年同四半期比1.1%増)となりました。月額サービス料は累計で796,680千円(前年同四半期比0.5%増)と、順調に推移しました。
② システム機器事業
当事業におきましては、ASPサービス事業に比べ粗利率が低いこともあり新規受注を抑え既存顧客の入替えのみに注力した結果、売上高は587,245千円(前年同四半期比10.9%減)となりました。
③ 周辺サービス事業
当事業におきましては、サプライ品、システム機器インテグレーション及び他社機器連携商品の販売等を行った結果、売上高は128,035千円(前年同四半期比12.8%増)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期会計期間末における総資産は、2,089,480千円となり、前事業年度末に比べ365,905千円増加いたしました。主な増減としては、流動資産では、未収入金61,260千円の増加があった一方、売掛金127,832千円、現金及び預金24,618千円の減少がありました。固定資産においては、建設仮勘定298,650千円、工具、器具及び備品94,267千円、ソフトウェア仮勘定22,707千円の増加がありました。また、流動負債では、未払金71,975千円の増加の一方で、短期借入金が133,000千円、買掛金93,450千円、1年内返済予定の長期借入金34,200千円の減少がありました。固定負債では、長期借入金495,200千円、長期リース債務19,956千円の増加がありました。また、純資産につきましては、四半期純利益の計上などにより18,913千円増加しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、営業活動及び財務活動により得られた資金と、投資活動により使用した資金によって、前事業年度に比べ8,618千円減少し、当第3四半期会計期間末には221,130千円となりました。当第3四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、営業活動の結果得られた資金は215,631千円(前年同四半期は得られた資金197,757千円)となりました。これは仕入債務84,201千円の減少などの一方で、売上債権138,279千円の減少、税引前四半期純利益49,201千円、減価償却費86,399千円の計上による資金の増加であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、投資活動の結果使用した資金は502,572千円(前年同四半期は使用した資金137,736千円)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出420,497千円及び無形固定資産の取得による支出87,874千円などによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期累計期間において、財務活動の結果得られた資金は278,322千円(前年同四半期は使用した資金11,743千円)となりました。これは短期借入金の返済による支出133,000千円(純額)の一方で、長期借入れによる収入461,000千円(純額)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。