文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新興国経済の減速懸念や英国のEU離脱問題など、海外経済の先行きに懸念があるものの、政府の経済政策により企業収益や雇用情勢に改善がみられ、緩やかな回復基調で推移しました。
このような状況のなか、当社グループの中核事業であるアウトソーシング事業では、依然として旺盛な技術者要請に対し、継続的な技術者採用と、受注への迅速な対応を推進した結果、稼働人員は前年同期を上回り、稼働率においても前年同期と同水準の高い稼働率を維持いたしました。
また、SMO事業においては、事業拡大のための新卒採用を再開し、案件獲得は順調に進んでいるものの、グローバル試験の増加に伴う試験開始時期の遅れや下半期スタートの案件が多いことや、大型案件が上半期からフル稼働していた前年同期に比べ人員稼働率の低下等の影響もあり、業績に差が出ました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,476,892千円(前年同期比1.4%減)、売上原価は1,999,799千円(同0.6%増)、販売費及び一般管理費は362,908千円(同1.7%増)、営業利益は114,184千円(同31.8%減)、経常利益は112,874千円(同32.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は75,158千円(同28.6%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①アウトソーシング事業
当社の中核事業であるアウトソーシング事業におきましては、旺盛な技術者要請に対し、新たな採用ツールの導入など採用体制を強化し、優秀な技術者の確保に注力いたしました。そして、新卒技術者の早期稼働を含めた稼働率の向上に努めた結果、前年同期に比べ稼働人員は上回り、稼働率も92.3%(稼働率(%)=稼働技術者数/技術社員総数×100であり、期間の月末人数を累計した数値により算出しております。)と高い稼働率を維持いたしました。その結果、売上高は2,399,869千円(同4.8%増)、営業利益は141,222千円(同18.9%増)となりました。
②SMO事業
SMO事業におきましては、皮膚科・精神科領域を中心に案件獲得は拡大するとともに、SMO周辺業務も受注が拡大しましたが、新卒採用による教育コストの増加や、グローバル試験増加に伴い製薬会社側での試験準備等に要する時間がかかるようになり、そのための試験開始時期の遅延が発生いたしました。その結果、売上高は77,022千円(同65.3%減)、営業損失20,406千円(前年同期営業利益55,398千円)となりました。今後も治験の進捗、新規案件獲得などにより売上高は増加し、通期では営業黒字を見込んでおります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は、前連結会計年度末に比べ4,673千円減少し1,257,061千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フロ-は、法人税等の支払いがあったものの、税金等調整前四半期純利益等により55,229千円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フロ-は、固定資産の取得による支出により796千円の支出となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フロ-は、配当金の支払いにより59,106千円の支出となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。