【注記事項】

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

全ての子会社を連結しております。

連結子会社の数 5

株式会社アバント

株式会社インターネットディスクロージャー

株式会社ジール

 株式会社ディーバ

DIVA CORPORATION OF AMERICA

 

2.持分法の適用に関する事項

該当事項はありません。

Metapraxis Limited は、当連結会計年度において実質的な影響力がなくなったため、持分法適用の範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

全ての連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

① 有価証券

満期保有目的の債券

償却原価法(定額法)

その他有価証券

市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

市場価格のない株式等

移動平均法による原価法

 なお、投資事業有限責任組合への出資(金融商品取引法第2条第2項により有価証券とみなされるもの)については、組合契約に規定される決算報告日に応じて入手可能な最近の決算書を基礎とし、持分相当額を純額で取り込む方法によっております。

② 棚卸資産

Ⅰ 仕掛品

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

Ⅱ 原材料

先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

Ⅲ 貯蔵品

個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下による簿価切下げの方法により算定)

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

① 有形固定資産(リース資産を除く)

定率法

ただし、2016年4月1日以降に取得した建物附属設備については、定額法を採用しております。

主たる耐用年数

建物        2年から18年

工具、器具及び備品 2年から15年

 

② 無形固定資産

定額法

主たる耐用年数

 ソフトウエア

 Ⅰ 市場販売目的のソフトウエア

 見込販売可能期間(3年)内における見込販売収益に基づく償却

 Ⅱ 自社利用のソフトウエア

 耐用年数は、社内における利用可能期間(3年から5年)

 商標権

 10年

③ リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法

(3) 重要な繰延資産の処理方法

① 株式交付費

支出時に全額費用処理しております。

(4) 重要な引当金の計上基準

① 貸倒引当金

債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

② 賞与引当金

従業員に対して支給する賞与に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度負担額を計上しております。

③ 役員賞与引当金

役員に対して支給する賞与に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度負担額を計上しております。

④  受注損失引当金

受注契約に係る案件のうち、当連結会計年度末時点で将来の損失が見込まれ、かつ当該損失を合理的に見積もることが可能なものについて、将来の損失に備えるため、その損失見込額を計上しております。

⑤ 株式給付引当金

株式交付規程に基づく従業員及び執行役員への当社株式の給付に備えるため、当連結会計年度末における株式給付債務の見込額に基づき計上しております。

 

(5) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループは、顧客との契約について、以下の5つのステップアプローチを適用することにより、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当該財又はサービスと交換に権利を得ると見込む対価の額で収益を認識しております。

ステップ1:顧客との契約を識別する

ステップ2:契約における履行義務を識別する

ステップ3:取引価格を算定する

ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

ステップ5:履行義務を充足した時点(又は充足するにつれて)収益を認識する

当社グループにおいては、連結決算開示事業、デジタルトランスフォーメーション推進事業及び経営管理ソリューション事業を行っております。

連結決算開示事業は、主に連結決算及び連結納税などの業務をアウトソーシングで受託するサービスを提供しております。

サービスの提供によりサービスに対する支配が顧客に移転するため、サービス提供の進捗度に応じて履行義務が充足されると判断し、契約期間にわたり収益を認識しております。

 

デジタルトランスフォーメーション推進事業は、主にBI(ビジネス・インテリジェンス)と呼ばれる情報の活用のためのシステムインテグレーション・サービス、クラウド・データ・プラットフォームの導入支援サービス、ソフトウエアライセンス・ハードウエアの販売及び保守を提供しております。

ソフトウエアライセンス販売においては、顧客にライセンスを付与した時点で履行義務が充足されると判断し、ライセンスを付与した時点において、代理人取引として純額で収益を認識しております。

システム開発サービスにおいては、開発の進捗度に応じて履行義務が充足されると判断し、進捗率によって収益を認識しております。

また、メンテナンス・サービスにおいては、契約期間にわたり履行義務が充足されると判断し、当該契約期間にわたり収益を認識しております。

経営管理ソリューション事業は、連結経営及び連結会計向け自社開発パッケージ・ソフトウエアであるDivaSystemのライセンス販売、導入コンサルティング・サービス、稼働開始後におけるバージョンアップ等への対応を含めた持続的なメンテナンス・サービスを提供しております。

ライセンス販売においては、顧客にライセンスを付与した時点で履行義務が充足されると判断し、一時点で移転される財又はサービスとして、収益を認識しております。

導入コンサルティング・サービスにおいては、顧客へのDivaSystemの導入の進捗度に応じて履行義務が充足されると判断し、進捗率によって収益を認識しております。

また、メンテナンス・サービスにおいては、契約期間にわたり履行義務が充足されると判断し、当該契約期間にわたり収益を認識しております。

取引の対価は、履行義務を充足してから1年以内に受領しており、重要な金融要素は含まれておりません。

(6) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。

なお、在外子会社の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

(7) 重要なヘッジ会計の方法

① ヘッジ会計の方法

繰延ヘッジ処理を採用しております。

②  ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段…外貨預金

ヘッジ対象…外貨建予定取引

③  ヘッジ方針

為替変動リスクを回避する目的で外貨預金を利用しております。利用については実需の範囲内で行うこととし、投機目的の取引は行わない方針であります。

④ ヘッジの有効性評価の方法

ヘッジ手段とヘッジ対象の重要な条件が同一であり、ヘッジ開始以降のキャッシュ・フロー変動を相殺できるため、連結決算日における有効性の評価を省略しております。

(8) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

(9) グループ通算制度の適用

当社及び国内子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

該当事項はありません。

 

 (会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日)

 

(1) 概要

 その他の包括利益に対して課税される場合の法人税等の計上区分及びグループ法人税制が適用される場合の子会社株式等の売却に係る税効果の取扱いを定めるもの。

 

(2) 適用予定日

2025年6月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」「包括利益の表示に関する会計基準」「税効果会計に係る会計基準の適用指針」の適用による連結財務諸表に与える影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結貸借対照表関係)

前連結会計年度において、「流動資産」の「その他」に含めて表示しておりました「未収入金」「預け金」及び「流動負債」の「その他」に含めて表示しておりました「未払消費税等」「預り金」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」の「その他」に表示していた623,801千円は、「未収入金」573,606千円、「預け金」315千円、「その他」49,879千円として、「流動負債」の「その他」に表示していた539,812千円は、「未払消費税等」355,400千円、「預り金」184,269千円、「その他」142千円として組み替えております。

 

(連結損益計算書関係)

前連結会計年度において、「販売費及び一般管理費」の「その他」に含めて表示しておりました「株式報酬費用」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「販売費及び一般管理費」の「その他」に表示していた861,698千円は、「株式報酬費用」19,995千円、「その他」841,702千円として組み替えております。

 

 

(追加情報)

(従業員及び執行役員に信託を通じて自社の株式を交付する取引)

当社は、従業員及び執行役員(以下「従業員等」)への福利厚生及び当社の企業価値向上に係るインセンティブとして、株式交付信託を導入しております。

 

1.取引の概要

本制度は、予め当社が定めた株式交付規程に基づき、一定の要件を満たした従業員等に対してポイントを付与し、当該従業員等のうち株式交付規程に定める受益者となる要件を満たした者に対して、当該受益者に付与されたポイント数に応じた当社株式を給付します。給付する株式については、予め信託設定した金額により将来分も含め取得し、信託財産として分別管理するものであります。

 

2.信託に残存する自社の株式

信託に残存する当社株式を、信託における帳簿価額(付随費用の金額を除く。)により、純資産の部に自己株式として計上しております。当該自己株式の帳簿価額及び株式数は、当連結会計年度末において、918,379千円、652,300株であります。

 

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1.受取手形、売掛金及び契約資産のうち、顧客との契約から生じた債権及び契約資産の金額は、それぞれ以下の通りであります。

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

受取手形

2,041

千円

21,659

千円

売掛金

2,281,617

千円

3,593,552

千円

契約資産

679,471

千円

825,069

千円

 

 

2.当社は、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行3行と貸出コミットメント契約を締結しております。連結会計年度末における貸出コミットメントに係る借入未実行残高等は次の通りであります。

 

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

貸出コミットメントの総額

3,500,000

千円

3,500,000

千円

借入実行残高

千円

千円

差引額

3,500,000

千円

3,500,000

千円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2.研究開発費の総額

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

一般管理費に含まれる研究開発費

375,674

千円

190,124

千円

 

 

※3.売上原価に含まれている受注損失引当金繰入額

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

 

43,850

千円

△43,681

千円

 

 

 

 

※4.減損損失

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

当連結会計年度において、当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

 

①減損損失を認識した資産の概要、減損損失の金額

場所

用途

種類

減損損失

株式会社ディーバ
 (東京都新宿区)

遊休資産

ソフトウエア

186,613千円

 

 

②減損損失を認識するに至った経緯

 当該ソフトウエアは、株式会社ディーバにおける同社の主力製品であるDivaSystem LCAのクラウド運用サービスでのコストダウンを目的としたアプリケーション開発投資でありました。その後、2022年10月にグループ全社における組織再編が行われ、翌期以降の新中期経営戦略の見直しを行う過程において、当該資産は当初の開発時点における回収計画の達成が困難と判断されたことから、減損損失を認識するに至りました。

 

③資産のグルーピングの方法

 当社グループは、原則として事業用資産については継続的に収支の管理を行っている管理会計上の事業区分を基準としてグルーピングを行っており、遊休資産及び処分予定資産については個別資産ごとにグルーピングを行っております。

 

④回収可能価額の算定方法

 回収可能価額は使用価値により測定しております。

当該資産について未リリースの開発費としてソフトウエア仮勘定の計上を行っておりましたが、既存ビジネスと同様の方法又は同様の方法を転用した手法で開発を継続することは不可能との結論に至ったため、回収可能価額を零として評価しております。

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

該当事項はありません。

 

※5.受取保険金

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

外部クラウドサービスの利用に伴う想定外の処理に起因又は関連して当社顧客間との間で生じた損害について補填された保険金につき計上しております。

 

※6.違約金収入

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

先方都合によるパートナーシップ契約の解約に伴う違約金収入部分につき計上しております。

 

※7.和解金

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日)

該当事項はありません。

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日)

外部クラウドサービスの利用に伴う想定外の処理に起因又は関連して当社顧客間との間で生じた損害につき計上しております。

 

 

(連結包括利益計算書関係)

   ※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

  当期発生額

116,999

千円

57,486

千円

組替調整額

千円

千円

税効果調整前

116,999

千円

57,486

千円

税効果額

△36,200

千円

△17,393

千円

その他有価証券評価差額金

80,798

千円

40,093

千円

繰延ヘッジ損益

 

 

 

 

  当期発生額

95

千円

3,690

千円

 組替調整額

千円

千円

 税効果調整前

95

千円

3,690

千円

税効果額

△29

千円

△1,130

千円

繰延ヘッジ損益

66

千円

2,560

千円

為替換算調整勘定

 

 

 

 

当期発生額

12,591

千円

32,292

千円

為替換算調整勘定

12,591

千円

32,292

千円

その他の包括利益合計

93,456

千円

74,946

千円

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自  2022年7月1日  至  2023年6月30日)

  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)

37,625,501

20,350

37,645,851

合計

37,625,501

20,350

37,645,851

自己株式

 

 

 

 

普通株式

2,998

2,998

合計

2,998

 -

2,998

 

(注)発行済株式の増加

譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行による増加     16,134株

業績連動型株式報酬としての新株式の発行による増加       4,216株

 

  2.配当に関する事項

 (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2022年9月27日

定時株主総会

普通株式

489,092

13.00

2022年6月30日

2022年9月28日

 

(注)2022年9月27日開催の定時株主総会における1株当たり配当額には、創立25周年記念配当1.00円が含まれております。

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議予定

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年9月27日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

564,642

15.00

2023年6月30日

2023年9月28日

 

 

 

当連結会計年度(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日)

  1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度期首
株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式

37,645,851

37,645,851

合計

37,645,851

37,645,851

自己株式

 

 

 

 

普通株式(注)1.2.

2,998

1,016,400

1,019,398

合計

2,998

1,016,400

1,019,398

 

(注)1.普通株式の自己株式の増加数1,016,400株は、取締役会決議による自己株式の取得364,100株、従業員及び執行役員向け株式交付信託による自己株式の取得652,300株であります。

2.当連結会計年度末の普通株式の自己株式の株式数には、従業員及び執行役員向け株式交付信託が保有する当社株式が652,300株含まれております。

 

  2.配当に関する事項

 (1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(千円)

1株当たり配当額(円)

基準日

効力発生日

2023年9月27日

定時株主総会

普通株式

564,642

15.00

2023年6月30日

2023年9月28日

 

 

 (2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議予定

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(千円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年9月25日

定時株主総会

普通株式

利益剰余金

708,296

19.00

2024年6月30日

2024年9月26日

 

(注)2024年9月25日開催の定時株主総会決議による配当金の総額には、従業員及び執行役員向け株式交付信託が保有する当社株式に対する配当金が12,393千円含まれております。

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

  ※1. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

現金及び預金勘定

10,317,243

千円

10,874,892

千円

預け金

315

千円

527,976

千円

有価証券(譲渡性預金)

500,000

千円

500,000

千円

投資有価証券(MMF)

63,753

千円

73,716

千円

現金及び現金同等物

10,881,311

千円

11,976,585

千円

 

 

(リース取引関係)

 ファイナンス・リース取引(借主側)

 所有権移転外ファイナンス・リース取引

1.リース資産の内容

 有形固定資産

 事務機器(工具、器具及び備品)であります。

2.リース資産の減価償却の方法

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零として算定する定額法によっております。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

 当社グループは、経営方針・事業計画等に基づき、必要な資金(主に銀行借入や社債発行)を調達しております。一時的な余剰資金は、社内の運用規程に従い、流動性と安全性の高い金融資産で運用し、また、短期的な運転資金を銀行借入により調達しております。また、為替変動リスクを回避する目的で外貨預金を利用しております。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (7) 重要なヘッジ会計の方法」をご参照ください。

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

 営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されておりますが、当該リスクについては、取引先ごとに与信管理を徹底し、回収期日や残高を定期的に管理することで、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握やその軽減を図っております。

 投資有価証券のうち、満期保有目的の債券は、格付の高い債券のみを対象としているため、信用リスクは僅少でありますが、為替変動リスク及び金利変動リスクがあります。また、その他有価証券については、市場価格の変動リスク及び為替変動リスクに晒されておりますが、時価等を勘案して保有状況を継続的に見直しております。投資事業有限責任組合への出資については、組入れられた株式の発行体の経営状況及び財務状況の変化に伴い出資元本を割り込むリスクに晒されておりますが、定期的に組合の決算書を入手し、組合の財務状況や運用状況を把握することでリスクを管理しております。

 また、敷金及び保証金は、本社、支店、子会社の賃貸契約における保証金であり、賃借先の信用リスクに晒されておりますが、契約時に信用リスクの確認を行い、当該リスクの低減を図っております。

 営業債務である支払手形及び買掛金、未払金は、そのほとんどが一年以内の支払期日であります。ファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主として設備投資に係る資金調達を目的としたものであり、その支払期日は最長で決算日後9ヶ月であります。これらは流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)に晒されておりますが、当社グループでは、月次で資金予定及び支払口座残高の確認、管理を行うことで、当該リスクを管理しております。

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

 金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することもあります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

 連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、以下の通りであります。

 

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 投資有価証券 ※2

 

 

 

その他有価証券

660,751

660,751

(2) 敷金及び保証金(1年内回収予定を含む)

575,243

571,937

△3,306

資産計

1,235,995

1,232,689

△3,306

(1) リース債務(1年内返済予定を含む)

18,296

18,300

3

負債計

18,296

18,300

3

 

※1 「現金及び預金」「受取手形、売掛金及び契約資産」「有価証券」「預け金」「未収入金」「支払手形及び買掛金」「未払金及び未払費用」「未払法人税等」「未払消費税等」「預り金」については、現金及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りであります。

区分

前連結会計年度(千円)

非上場株式

0

 

※3 連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該出資の連結貸借対照表計上額は111,294千円であります。

※4 投資信託について、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、投資信託の基準価額を時価とみなしており、当該投資信託が含まれております。

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 投資有価証券 ※2

 

 

 

その他有価証券

865,551

865,551

(2) 敷金及び保証金(1年内回収予定を含む)

630,981

620,488

△10,493

資産計

1,496,533

1,486,040

△10,493

(1) リース債務(1年内返済予定を含む)

6,005

6,006

0

負債計

6,005

6,006

0

 

※1 「現金及び預金」「受取手形、売掛金及び契約資産」「有価証券」「預け金」「未収入金」「支払手形及び買掛金」「未払金及び未払費用」「未払法人税等」「未払消費税等」「預り金」については、現金及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※2 市場価格のない株式等は、「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りであります。

区分

当連結会計年度(千円)

非上場株式

0

 

※3 連結貸借対照表に持分相当額を純額で計上する組合その他これに準ずる事業体への出資については記載を省略しております。当該出資の連結貸借対照表計上額は171,448千円であります。

※4 投資信託について、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に従い、投資信託の基準価額を時価とみなしており、当該投資信託が含まれております。

 

 

(注) 1.金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

10,317,243

受取手形及び売掛金

2,283,659

有価証券及び
投資有価証券 (注)

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

(1) 社債

(2) その他

500,000

合計

13,100,902

 

 (注)償還予定額につきましては、連結貸借対照表計上額にて記載しております。

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超5年以内
(千円)

5年超10年以内
(千円)

10年超
(千円)

現金及び預金

10,874,892

受取手形及び売掛金

3,615,211

有価証券及び
投資有価証券 (注)

 

 

 

 

満期保有目的の債券

 

 

 

 

(1) 社債

(2) その他

500,000

合計

14,990,104

 

 (注)償還予定額につきましては、連結貸借対照表計上額にて記載しております。

 

2.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

リース債務

12,257

6,039

 

 

 当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

リース債務

6,005

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2023年6月30日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

 株式

363,960

363,960

 その他

296,791

296,791

資産計

363,960

296,791

660,751

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

 その他有価証券

 

 

 

 

 株式

408,240

408,240

 その他

407,311

50,000

457,311

資産計

408,240

407,311

50,000

865,551

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2023年6月30日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

敷金及び保証金(1年内回収予定を含む)

571,937

571,937

資産計

571,937

571,937

リース債務(1年内返済予定を含む)

18,300

18,300

負債計

18,300

18,300

 

 

当連結会計年度(2024年6月30日

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

敷金及び保証金(1年内回収予定を含む)

620,488

620,488

資産計

620,488

620,488

リース債務(1年内返済予定を含む)

6,006

6,006

負債計

6,006

6,006

 

 

(注)1.時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。投資信託等は、市場での取引頻度が低く活発な市場における相場価格とは認められないため、その時価をレベル2の時価に分類しております。非上場株式の新株予約権は重要な観察できないインプットを用いて算定しており、レベル3の時価に分類しております。

 

敷金及び保証金

敷金及び保証金の時価については、一定の期間ごとに分類し、将来キャッシュ・フローを国債の利回り等の適切な指標で割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

リース債務

リース債務の時価は、元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

2.時価をもって連結貸借対照表計上額とする金融商品のうちレベル3の時価に関する情報

重要性が乏しいため、注記を省略しております。

 

(有価証券関係)

1.満期保有目的の債券

前連結会計年度(自  2022年7月1日  至  2023年6月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

時価が連結貸借対照表計上額を 超えるもの

 

 

 

 社債

 その他

小計

時価が連結貸借対照表計上額を 超えないもの

 

 

 

 社債

 その他

500,000

500,000

小計

500,000

500,000

合計

500,000

500,000

 

 

当連結会計年度(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

時価
(千円)

差額
(千円)

時価が連結貸借対照表計上額を 超えるもの

 

 

 

 社債

 その他

小計

時価が連結貸借対照表計上額を 超えないもの

 

 

 

 社債

 その他

500,000

500,000

小計

500,000

500,000

合計

500,000

500,000

 

 

2.その他有価証券

前連結会計年度(自  2022年7月1日  至  2023年6月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価

(千円)

差額

(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 株式

363,960

90,554

273,405

 その他

90,338

71,948

18,389

小計

454,298

162,503

291,795

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

 株式

 その他

206,453

246,217

△39,764

小計

206,453

246,217

△39,764

合計

660,751

408,720

252,030

 

(注)1.非上場株式(連結貸借対照表計上額0千円)について、市場価格のない株式等であるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

2.投資事業有限責任組合への出資(連結貸借対照表計上額111,294千円)について、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

 

当連結会計年度(自  2023年7月1日  至  2024年6月30日)

区分

連結貸借対照表計上額
(千円)

取得原価

(千円)

差額

(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

 

 

 

 株式

408,240

90,554

317,685

 その他

87,836

58,251

29,584

小計

496,076

148,806

347,269

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

 

 

 

 株式

 その他

369,475

391,929

△22,453

小計

369,475

391,929

△22,453

合計

865,551

540,736

324,815

 

(注)1.非上場株式(連結貸借対照表計上額0千円)について、市場価格のない株式等であるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

2.投資事業有限責任組合への出資(連結貸借対照表計上額171,448千円)について、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

(デリバティブ取引関係)

該当事項はありません。

 

(退職給付関係)

当社グループは、退職給付制度がありませんので、該当事項はありません。

 

(ストック・オプション等関係)

該当事項はありません。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

前連結会計年度
(2023年6月30日)

当連結会計年度
(2024年6月30日)

 (繰延税金資産)

 

 

 

 

  税務上の繰越欠損金

139,045

千円

174,598

千円

  未払事業税

52,932

千円

110,914

千円

  未払事業所税

8,643

千円

9,502

千円

 未払金及び未払費用

6,346

千円

千円

  賞与引当金

352,143

千円

454,391

千円

  役員賞与引当金

53,137

千円

56,915

千円

  株式給付引当金

千円

41,761

千円

  受注損失引当金

21,309

千円

6,196

千円

  前受金

577

千円

8

千円

  貸倒引当金

1,253

千円

1,432

千円

  株式報酬費用

10,120

千円

11,280

千円

  減価償却費

111,157

千円

77,059

千円

  投資有価証券評価損

3,062

千円

87,697

千円

  資産除去債務

29,683

千円

101,275

千円

  その他有価証券評価差額金

6,401

千円

6,875

千円

  その他

18,930

千円

34,078

千円

  繰延税金資産小計

814,744

千円

1,173,990

千円

  税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額

△139,045

千円

△174,598

千円

  将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△3,062

千円

△109,745

千円

  評価性引当額小計

△142,107

千円

△284,344

千円

  繰延税金資産合計

672,637

千円

889,646

千円

 (繰延税金負債)

 

 

 

 

  繰延ヘッジ損益

133

千円

1,263

千円

  建物附属設備(資産除去費用)

30,506

千円

53,758

千円

  その他有価証券評価差額金

89,805

千円

106,334

千円

  繰延税金負債合計

120,445

千円

161,355

千円

  繰延税金資産の純額

552,192

千円

728,290

千円

 

 

(注)1.評価性引当額が142,237千円増加しております。この増加の主な要因は、投資有価証券評価損が増加したことによるものであります。

2.税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2023年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金

139,045

139,045

評価性引当額

△139,045

△139,045

繰延税金資産

 

※1.税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2024年6月30日)

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

合計

(千円)

税務上の繰越欠損金

12,605

161,993

174,598

評価性引当額

△12,605

△161,993

△174,598

繰延税金資産

 

※1.税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異原因となった主な項目別の内訳

 前連結会計年度及び当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

 当社及び国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しており、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

 

 

(企業結合等関係)

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日

(共通支配下の取引等)

当社は、2022年6月22日開催の取締役会において、当社グループの組織再編(連結子会社間の会社分割)を行う方針について決議し、2022年7月15日付けで、当社の連結子会社である株式会社ディーバが当社の連結子会社である株式会社フィエルテに対して、連結決算支援システム(主な製品ブランド「DivaSystem LCA」及び「DivaSystem FBX」)の開発事業について吸収分割の方法で承継(以下「第1吸収分割」といいます。)させ、また、当社の連結子会社である株式会社ジールが株式会社ディーバに対して、企業パフォーマンス管理ユニット管轄事業について吸収分割の方法で承継(以下「第2吸収分割」といいます。)させることを内容とする吸収分割契約をそれぞれ締結し、2022年10月1日に実施をいたしました。

なお、当該組織再編に伴い、当社及び当社の連結子会社の商号を以下の通り変更いたしました。

商号変更後

商号変更前

株式会社アバントグループ

株式会社アバント

株式会社アバント

株式会社ディーバ

株式会社ディーバ

株式会社フィエルテ

 

 

第1吸収分割

(1) 取引の概要

①対象となった事業の名称及びその事業の内容

連結決算支援システム(主な製品ブランド「DivaSystem LCA」及び「DivaSystem FBX」)の開発事業

 

②企業結合日

2022年10月1日

 

③企業結合の法的形式

株式会社ディーバを分割会社、株式会社フィエルテを承継会社とする会社分割

 

④結合後企業の名称

株式会社ディーバ

株式会社アバント

 

⑤その他取引の概要に関する事項

当社グループの戦略マテリアリティを実現するため、既存事業の成長加速と新しい成長事業の創出を組織再編により実施しております。

 

(2) 実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

第2吸収分割

(1) 取引の概要

①対象となった事業の名称及びその事業の内容

企業パフォーマンス管理ユニット管轄事業

 

 ②企業結合日

2022年10月1日

 

 

③企業結合の法的形式

株式会社ジールを分割会社、株式会社ディーバを承継会社とする会社分割

 

④結合後企業の名称

株式会社アバント

株式会社ジール

 

⑤その他取引の概要に関する事項

当社グループの戦略マテリアリティを実現するため、既存事業の成長加速と新しい成長事業の創出を組織再編により実施しております。

 

(2) 実施した会計処理の概要

「企業結合に関する会計基準」及び「企業結合会計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」に基づき、共通支配下の取引として処理しております。

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日

 該当事項はありません。

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

 

(1) 当該資産除去債務の概要

本社事務所をはじめとしたオフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

(2) 当該資産除去債務の金額の算定方法

主な使用見込期間を取得から10年と見積り、割引率としてリスクフリーレートを使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

(3) 当該資産除去債務の総額の増減

 

前連結会計年度

(自  2022年7月1日

至  2023年6月30日)

当連結会計年度

(自  2023年7月1日

至  2024年6月30日)

期首残高

196,183

千円

210,900

千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

104,817

千円

83,960

千円

見積りの変更による増加額

千円

千円

時の経過による調整額

542

千円

502

千円

資産除去債務の履行による減少額

△90,642

千円

千円

期末残高

210,900

千円

295,362

千円

 

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

 

「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等) セグメント情報」に記載の通り、当連結会計年度より報告セグメントの区分を変更しており、前連結会計年度の数値については、変更後の区分により作成したものを記載しております。

 

前連結会計年度(自 2022年7月1日 至 2023年6月30日

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

連結決算開示事業

デジタルトランスフォーメーション推進事業

経営管理

ソリューション

事業

一時点で移転される財

又はサービス

144,550

43,382

233,669

421,602

一定期間にわたり移転される財又はサービス

6,192,852

7,224,209

7,585,919

21,002,982

顧客との契約から生じる収益

6,337,403

7,267,592

7,819,589

21,424,584

その他の収益

外部顧客への売上高

6,337,403

7,267,592

7,819,589

21,424,584

 

 

当連結会計年度(自 2023年7月1日 至 2024年6月30日

(単位:千円)

 

報告セグメント

合計

連結決算開示事業

デジタルトランスフォーメーション推進事業

経営管理

ソリューション

事業

一時点で移転される財

又はサービス

179,031

36,834

148,019

363,885

一定期間にわたり移転される財又はサービス

6,988,003

8,777,211

8,290,660

24,055,874

顧客との契約から生じる収益

7,167,034

8,814,046

8,438,680

24,419,760

その他の収益

外部顧客への売上高

7,167,034

8,814,046

8,438,680

24,419,760

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (5) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載の通りです。

 

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

 

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

2,512,036

2,283,659

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

2,283,659

3,615,211

契約資産(期首残高)

512,013

679,471

契約資産(期末残高)

679,471

825,069

契約負債(期首残高)

2,355,344

2,796,086

契約負債(期末残高)

2,796,086

3,345,483

 

契約資産は、主として履行義務の充足の進捗に応じて認識した収益のうち、未請求の対価に対する当社グループの権利に関するものであります。契約資産は、対価に対する当社グループの権利が無条件になった時点で顧客との契約から生じた債権に振替えられます。

契約負債は、主として顧客からの前受収益に関するものであります。契約負債は収益の認識に伴い取り崩されます。前連結会計年度に認識された収益について、前連結会計年度の期首時点で契約負債に含まれていた金額は、2,093,460千円であります。また、当連結会計年度に認識された収益のうち期首現在の契約負債に含まれていた金額は2,718,403千円であります。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

残存履行義務に配分した取引価格の総額及び収益の認識が見込まれる期間は、以下の通りであります。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

1年以内

6,977,186

8,559,443

1年超

44,255

222,844

合計

7,021,442

8,782,287