第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

 当第3四半期累計期間(平成28月4月1日~平成28年12月31日)は、当社が全国展開を推し進めるフリーマガジン、ハッピーメディア(R)「地域みっちゃく生活情報誌(R)」(以下、フリーマガジン)事業の業容拡大のため、第1四半期に愛知県で1誌、第2四半期に長野県で1誌、当第3四半期に滋賀県において2誌を創刊いたしました。そのほか、事業譲受により、第1四半期に愛知県1誌、宮城県2誌、北海道1誌を直営化し、当社発行エリアを拡大いたしました。また、第1四半期に、県毎のフリーマガジン部門と広告SP部門を統合して支社体制とする組織変更を実施し、メディア事業と広告SP事業間の連携を深めることにより、発行エリア内の広告主への対応に加え、大口広告主によるエリアマーケティング戦略への要望に応える体制を整え、フリーマガジンの発行エリア拡大に伴う受注拡大に注力いたしました。

当社は、当社の経営原則のひとつ「地域社会への貢献」の下、フリーマガジンを通して地域経済の活性化を図りたいと考えております。そのため、発行エリア内の各世帯に確実に配布する体制の構築と、巻頭特集の充実等による誌面の魅力アップと厳格な掲載基準の整備と運用により全世代が安心して読める広告媒体として、広告主・読者からの信頼向上とともに、フリーマガジンの知名度向上に取り組んでまいりました。その取り組みが奏功し、行政からも信頼が得られる広告媒体となり、広報等の受注も増加してまいりました。

これらの結果、当第3四半期累計期間の売上高は5,389,539千円、売上総利益は2,534,424千円となりました。また、フリーマガジンの全国展開を見据えた事業基盤の強化を図るため積極的な人材増強や、リニア中央新幹線の開業等によるアクセス向上が見込まれる名古屋市を核とした拠点整備及び、営業活動の効率化を目的としたシステム投資を実施し、利益面では、営業利益は273,783千円となり、経常利益は274,238千円、四半期純利益は194,892千円となりました。

 なお、当社は、前第3四半期連結累計期間では四半期連結財務諸表を開示しておりましたが、連結対象会社が存在しなくなったため(注)、第1四半期累計期間より四半期連結財務諸表を作成しておりません。このため、前年同四半期との比較は行っておりません。

(注)平成28年4月1日付にて連結子会社(株式会社エルアド)を吸収合併いたしました。

 

 

a.メディア事業
 メディア事業では、第1四半期にフリーマガジン「ゆいまるくらぶ(愛知県豊明市27,200部)」、第2四半期に「Yuika(長野県飯田市32,000部)」、当第3四半期に「リクォラ(滋賀県栗東市24,500部)」を創刊し、滋賀県大津市の「オージスクラブ(滋賀県大津市)」の名称を「びわこと南部版(滋賀県大津市南部67,585部)」に変更するとともに、新たに同市北部を発行エリアとする「びわこと北部版(滋賀県大津市北部44,500部)」を創刊し、同市内全域に発行エリアを拡大しました。また、事業譲受により、「なうてぃ!(宮城県名取市、岩沼市他57,000部)」、「とみいず!(宮城県仙台市泉区他83,500部)」、「SORA(北海道滝川市周辺43,000部)」、「Cocon(愛知県刈谷市64,000部)」を当社発行とし、広告受注は増加いたしました。また、前事業年度に事業譲受で直営化とした群馬・埼玉・福井につきましても順調に推移いたしました。さらに新たな取り組みとして、第2四半期より開始しました新商品の子育て情報誌(季刊)「まま・ここっと」は、岐阜版(80,000部)、滋賀版(50,000部)に加え、当第3四半期に新たに三重版(60,000部)を創刊いたしました。その他の部門のうち通信販売部門では、家具や生活家電の販売が順調に推移し増加いたしました。これらの結果、メディア事業の売上高は3,682,151千円となりました。

なお、フリーマガジンの発行部数は、直営フリーマガジンは65誌、発行部数379万部となり、VCによる発行を合わせますと112誌、総発行部数652万部に、「まま・ここっと」は既存の群馬版(60,000部)を加え4誌、総発行部数25万部となりました。
 また、フリーマガジンとWebとのメディアミックスとして展開する、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト「フリモ(R)」(furimo.jp)の会員数は129,927名、掲載店舗数は29,901件、スマートフォン向けAR(拡張現実)サービス「フリモAR(R)」におけるアプリダウンロード数は43,291件となっております。

b.広告SP事業
 広告市場は、全般的にマスコミ四媒体からネット広告へと移行が進み、特に新聞・雑誌等の紙媒体広告が減少する中、当社広告SP事業においても新聞・テレビ等への広告受注は減少傾向にあるものの、前述のとおり第1四半期に実施した組織変更により当社フリーマガジンの主な発行県毎(名古屋支社・岐阜支社・三重支社・滋賀支社)に設置したセールス・プロモーション課において、広域エリアや限定エリアにおける広告戦略の媒体として、フリーマガジンを核とした提案営業に注力することにより受注拡大に努めました。

また、東京支社においては、全国各地でのエリア広告ニーズを獲得するためナショナルクライアントを中心としたフリーマガジンの提案営業や、宝探し・謎解き・脱出ゲーム・スタンプラリー等の体感型イベントの展開により受注拡大に努めました。これらの結果、広告SP事業の売上高は1,707,388千円となりました。

(※)VCとは
 Voluntary Chain(ボランタリー・チェーン)契約。お互いの自由度を認めながら各戸配布型の無料情報誌をハッピーメディア(R)「地域みっちゃく生活情報誌(R)」ブランドで発行します。この契約により、当社はVC加盟契約先企業より、商標使用料及び編集サイト(C-side)の使用料を得ております。VC契約を推進する目的は、当社のフリーマガジンの考え方(地域みっちゃく・厳格な掲載基準・正確な配布部数)に賛同する企業とともにフリーマガジン事業を全国展開することで、地域経済の活性化に貢献するとともに、全国規模の広告インフラを迅速に整備することです。これにより当社は、広告媒体のスケールメリットを生かした提案営業を展開し、ナショナルスポンサーをはじめ、より多くの広告主を獲得し、収益拡大に繋げてまいります。
(注)発行部数、会員数、掲載店舗数、ダウンロード件数は平成28年12月末現在
 

 

(2) 財政状態の分析

 当社の当第3四半期会計期間末の総資産は、前事業年度末と比べて21,148千円増加し、3,490,039千円となりました。これは主に受取手形及び売掛金が29,320千円減少したものの、差入保証金が32,498千円、土地23,997千円及び無形固定資産が26,136千円増加したこと等によるものです。
 負債は、前事業年度末と比べて102,270千円減少し、1,760,529千円となりました。これは主に買掛金が51,842千円、未払費用が40,022千円、流動負債のその他が62,635千円及び長期借入金が60,216千円増加したものの、短期借入金が170,000千円、未払法人税等が88,268千円、賞与引当金が42,396千円及び固定負債のその他が21,845千円減少したこと等によるものです。
 純資産は前事業年度末と比べて123,418千円増加し、1,729,510千円となりました。これは主に利益剰余金が126,892千円増加したことによるものです。
 なお、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は49.6%です。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

 該当事項はありません。

 

(5) 従業員数

 当第3四半期累計期間において、当社は業容の拡大に伴い、メディア事業において23名、全社(共通)において18名増加しており、広告SP事業においては3名減少しております。

 

(6) 主要な設備

 当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末における計画の著しい変更はありません。