第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものです。

(1) 業績の状況

当第2四半期累計期間において当社は、ハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』(以下、地域フリーマガジン)を2019年3月末までに月間 1,000万部(VC※契約先発行を含む)発行することを目標として、積極的に拠点を開設しました。前年度末(3月31日)に当社としては初めて京都府に拠点を開設した後、静岡県(5月)、奈良県(8月)、和歌山県(9月)において、各県下で初となる当社拠点を開設したほか、9月において長野県に2拠点、埼玉県に1拠点、追加的に開設しました。当社拠点の拡充及びVC契約の新規加盟により地域フリーマガジンは、9月末において31都道府県(前年同期末は26道府県)、月間総発行部数 848万部(同32.5%増)となりました。また、季刊誌として園児のいる家庭を配布先とするハッピーメディア(R)『ままここっと(R)』(以下、地域フリーマガジンとあわせて、フリーマガジン)は4県、総発行部数23.5万部となりました。その結果、広告受注は順調に伸長し、売上高は3,531,745千円(前年同期比0.2%増)、売上総利益は1,679,824千円(前年同期比1.5%増)となりました。

経費面では、夏期のインセンティブ付与や新規創刊準備等に伴う人員増等により人件費が増加し、販売費及び一般管理費は1,634,055千円(前年同期比8.1%増)となりました。また、創刊から一定期間においては、売上額(広告売上)に比べて印刷や配布等にかかる固定的費用(原価)が高くなるため、販管費の増加と相まってメディア事業の利益率が一時的に低下しました。その結果、利益面では、営業利益は45,768千円(前年同期比68.3%減)、経常利益は47,813千円(前年同期比66.6%減)、四半期純利益は24,258千円(前年同期比77.5%減)となりました。

 

a.メディア事業

メディア事業は、当第2四半期累計期間において、以下の地域フリーマガジン4誌を新たな配布エリアに創刊いたしました。

第1四半期

わたいろくらぶ(静岡県磐田市、月間発行部数 40,000部)

第2四半期

ちるるくらぶ(愛知県知立市、同 28,700部)

 

カヤット(愛知県弥富市・蟹江町・飛島村、同 28,000部)

 

墨田フリモ(東京都墨田区、同 55,000部)

 

また、事業譲受により、以下の地域フリーマガジン3誌につき直営といたしました。

第1四半期

ぐってぃ(京都府京田辺市・八幡市欽明台・美濃山エリア、月間発行部数 38,000部)

第2四半期

まいなぁが(和歌山県岩出市・紀の川市、同 37,300部 ※発行は10月より)

 

らくり(和歌山県和歌山市、同 74,000部 ※発行は10月より)

 

 

これらの結果、メディア事業における広告売上高は2,614,566千円(前年同期比9.4%増)となりました。

次に、フリーマガジンとWebとのメディアミックスとして展開するIT事業、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト「フリモ(R)」(furimo.jp)の会員数は136,235名(前年同期比6.7%増)、掲載店舗数は32,237件(前年同期比10.9%増)となりました。

当社は、紙媒体であるフリーマガジンとインターネットを融合した新たな広告(IoP: Internet of Paper)への取り組みとして、スマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「フリモAR(R)」を無料配布しております。8月に当「フリモAR(R)」の大幅なバージョンアップを実施し、従来のARに加えVR(バーチャルリアリティ)、全方位動画にも対応致しました。アプリダウンロード数は63,141件(前年同期比62.0%増)となっており、広告の付加価値拡大に加え当サービス自体の販売などにより次世代の収益とすべく注力しております。

 

b.広告SP事業

広告SP事業は、当社のフリーマガジンを中心とした自社媒体の提案営業にシフトし、メディア事業との統合を図りつつあります。その流れから当事業年度は人的リソースを大幅にメディア事業に異動いたしました。このこともあり、売上高は917,178千円(前年同期比19.2%減)となりました。

 

※VC とは

Voluntary Chain(ボランタリー・チェーン)契約。お互いの自由度を認めながら各戸配布型の無料情報誌をハッピーメディア(R)「地域みっちゃく生活情報誌(R)」ブランドで発行します。この契約により、当社はVC加盟契約先企業より、商標使用料及び編集サイト(C-side)の使用料を得ております。VC契約を推進する目的は、当社のフリーマガジンの考え方(地域みっちゃく・厳格な掲載基準・正確な配布部数)に賛同する企業とともにフリーマガジン事業を全国展開することで、地域経済の活性化に貢献するとともに、全国規模の広告インフラを迅速に整備することです。これにより当社は、広告媒体のスケールメリットを生かした提案営業を展開し、ナショナルスポンサーをはじめ、より多くの広告主を獲得し、収益拡大に繋げてまいります。

 

(注)発行部数、会員数、掲載店舗数、ダウンロード件数は平成29年9月末現在

 

 

(2) 財政状態の分析

当社の当第2四半期会計期間末の総資産は、3,830,428千円(前事業年度末から92,448千円の増加)となりました。これは主に受取手形及び売掛金が135,791千円減少したものの、現金及び預金が94,832千円、土地が66,993千円、建物及び構築物(純額)が45,168千円及び仕掛品が15,707千円増加したこと等によるものです。

負債は、1,997,147千円(前事業年度末から143,313千円の増加)となりました。これは主に未払法人税等が43,083千円減少したものの、買掛金が77,777千円、長期借入金が62,230千円及び未払費用が32,455千円増加したこと等によるものです。

純資産は、1,833,281千円(前事業年度末から50,864千円の減少)となりました。これは主に利益剰余金が50,542千円減少したことによるのもです。

 

(3) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間の現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、413,721千円(前事業年度末から96,102千円の増加)となりました。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果得られた資金は、293,938千円(前年同期は127,884千円の収入)となりました。これは主に、税引前四半期純利益を47,813千円(前年同期は163,322千円)計上し、売上債権の減少155,522千円及び仕入債務の増加72,869千円等によるものです。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果支出した資金は、148,584千円(前年同期は12,179千円の支出)となりました。これは主に、定期預金の解約により249,500千円増加したものの、定期預金の預入により248,229千円、有形固定資産の取得により120,126千円及び無形固定資産の取得により21,363千円減少したしたこと等によるものです。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果支出した資金は、49,251千円(前年同期は18,909千円の支出)となりました。これは主に、長期借入により110,000千円増加したものの、配当金の支払により73,871千円、長期借入金の返済により49,656千円、短期借入金の返済により20,000千円減少したこと等によるものです。

 

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(5) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6) 主要な設備

当第2四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末における計画の著しい変更はありません。