第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。
 

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。
 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1) 業績の状況

当社はハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』(以下、地域フリーマガジン)を2019年3月末までに月間1,000万部(VC※契約先発行を含む)発行することを目標としており、当第3四半期においても、上半期同様に積極的な拠点開設及び新規創刊を行いました。

当第3四半期累計期間における拠点開設として、上半期の6拠点に加え、10月に埼玉県(県下3拠点目)、11月に群馬県(県下4拠点目)及び福井県(県下4拠点目)に開設し、当社の拠点数は61拠点となりました。同期間における地域フリーマガジンの新規創刊として、下記「メディア事業」において詳細を記載の通り、上半期の4誌に加え、第3四半期に8誌の発行を開始し、計12誌となりました。

上記の拠点拡充と新規創刊及び、VC契約の新規加盟により、地域フリーマガジンは12月末において32都道府県(前年同期末は26道府県)、月間総発行部数898万部(同37.8%増)となりました。また、季刊誌として園児のいる家庭を配布先とするハッピーメディア(R)『ままここっと(R)』(以下、地域フリーマガジンとあわせて、フリーマガジン)は4県、総発行部数23.5万部となりました。

その結果、フリーマガジンの広告受注は順調に伸長したものの、旧来の広告媒体(新聞・テレビ・ラジオ・チラシ等)の広告受注が減少したことから、売上高は5,442,863千円(前年同期比1.0%増)、売上総利益は2,575,042千円(前年同期比1.6%増)となりました。

経費面では、平成29年10月6日開示の「業績予想の修正に関するお知らせ」で記載いたしましたとおり、夏期のインセンティブ付与や新規創刊準備等に伴う人員増等による人件費の増加により、販売費及び一般管理費は2,446,703千円(前年同期比8.2%増)となりました。

その結果、利益面では、営業利益は128,338千円(前年同期比53.1%減)、経常利益は130,725千円(前年同期比52.3%減)、四半期純利益は77,482千円(前年同期比60.2%減)となりました。

 

 

a.メディア事業

メディア事業は、当第3四半期累計期間において、以下の地域フリーマガジン12誌を新たな配布エリアに創刊いたしました。

第1四半期

わたいろくらぶ(静岡県磐田市、月間発行部数 40,000部)

第2四半期

ちるるくらぶ(愛知県知立市、同 28,700部)

 

カヤット(愛知県弥富市・蟹江町・飛島村、同 31,250部)

 

墨田フリモ(東京都墨田区、同 59,000部)

第3四半期

むさしる(埼玉県行田市・鴻巣市、同 50,000部)

 

かしるくらぶ(奈良県橿原市、同 43,000部)

 

KA.NA.U CLUB(愛知県みよし市、同 23,100部)

 

桐生みどりフリモ(群馬県桐生市・みどり市、同 50,000部)

 

あげいる(埼玉県上尾市、同 50,000部)

 

Komamaru(長野県駒ヶ根市・宮田村・飯島村・中川村、同 20,000部)

 

Oina(長野県伊那市・箕輪町・南箕輪村、同 34.000部)

 

たんなんくらぶ(福井県越前市・鯖江市、同 44,500部)

 

また、事業譲受により、以下の地域フリーマガジン3誌につき直営といたしました。

第1四半期

ぐってぃ(京都府京田辺市・八幡市欽明台・美濃山エリア、月間発行部数 38,000部)

第2四半期

まいなぁが(和歌山県岩出市・紀の川市、同 37,896部 ※発行は10月より)

 

らくり(和歌山県和歌山市、同 75,450部 ※発行は10月より)

 

これらの結果、メディア事業における広告売上高は4,015,790千円(前年同期比9.1%増)となりました。

次に、フリーマガジンとWebとのメディアミックスとして展開するIT事業、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト「フリモ(R)」(furimo.jp)の会員数は137,610名(前年同期比5.9%増)、掲載店舗数は33,278件(前年同期比11.3%増)となりました。

当社は、紙媒体であるフリーマガジンとインタネットを融合した新たな広告(IoP: Internet of Paper)への取り組みとして、スマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「フリモAR(R)」を無料配布しております。8月に当「フリモAR(R)」の大幅なバージョンアップを実施し、従来のARに加えVR(バーチャルリアリティ)、全方位動画にも対応致しました。アプリダウンロード数は73,443件(前年同期比69.6%増)となっており、広告の付加価値拡大に加え当サービス自体の販売などにより次世代の収益とすべく注力しております。

 

b.広告SP事業

広告SP事業は、メディア事業との統合を図りつつあります。当事業年度は人的リソースを大幅にメディア事業に異動するとともに、フリーマガジンを中心とした自社媒体を主力商品とした広域エリアでの提案営業体制への移行を推進してまいりました。

この結果、旧来の広告媒体への受注状況は減少傾向にあり、売上高は1,427,073千円(前年同期比16.4%減)となりました。

 

(※)VCとは

Voluntary Chain(ボランタリー・チェーン)契約。お互いの自由度を認めながら各戸配布型の無料情報誌をハッピーメディア(R)「地域みっちゃく生活情報誌(R)」ブランドで発行します。この契約により、当社はVC加盟契約先企業より、商標使用料及び編集サイト(C-side)の使用料を得ております。VC契約を推進する目的は、当社のフリーマガジンの考え方(地域みっちゃく・厳格な掲載基準・正確な配布部数)に賛同する企業とともにフリーマガジン事業を全国展開することで、地域経済の活性化に貢献するとともに、全国規模の広告インフラを迅速に整備することです。これにより当社は、広告媒体のスケールメリットを生かした提案営業を展開し、ナショナルスポンサーをはじめ、より多くの広告主を獲得し、収益拡大に繋げてまいります。

 

(注)発行部数、拠点数、会員数、掲載店舗数、ダウンロード件数は平成29年12月末現在

 

 

(2) 財政状態の分析

当社の当第3四半期会計期間末の総資産は、3,791,714千円(前事業年度末から53,734千円の増加)となりました。これは主に受取手形及び売掛金が126,603千円減少したものの、土地が66,993千円、建物及び構築物(純額)が41,642千円、現金及び預金が40,754千円及び仕掛品が29,802千円増加したこと等によるものです。

負債は、1,905,427千円(前事業年度末から51,592千円の増加)となりました。これは主に短期借入金が90,000千円及び未払法人税等が89,120千円減少したものの、買掛金が178,972千円及び長期借入金が47,046千円増加したこと等によるものです。

純資産は、1,886,287千円(前事業年度末から2,141千円の増加)となりました。これは主に利益剰余金が2,681千円増加したことによるのもです。

なお、当第3四半期会計期間末の自己資本比率は49.7%です。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

(5) 主要な設備

当第3四半期累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末における計画の著しい変更はありません。