当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日~2020年12月31日)は、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ禍)による経済活動の停滞から徐々に持ち直しの動きの中、当第3四半期は政府や地方自治体による経済活動の回復施策としての各種キャンペーンの実施などにより、年末に向けての回復が見込まれるスタートとなりました。しかし、10月後半からの海外での感染再拡大と11月の国内第3波感染拡大により、12月にはGoToトラベル全国一時停止となるなど、年末に近づくにつれ人の移動や経済活動の制限が強まる結果となり、広告業を取り巻く事業環境は一層厳しさを増すこととなりました。
このような状況のもと、当社グループは、主力商品であるハッピーメディア(R)『地域みっちゃく生活情報誌(R)』(以下、地域フリーマガジン)のコロナ禍における優位性(各戸配布による全世代読者への確実なリーチ、長い保持期間)と必要性(読者が求めている地域の元気が出る情報が満載)に加え、ネット広告の補完性(QRコードの紙媒体による配布、ハイブリッド広告)を強化するなど、その商品性を高める取り組みを行いました。また、株式会社ビジョンとの業務提携により第2四半期から開始したウィズコロナ下での経営ソリューション商材の提供についても、対象商材を随時拡大するなど継続して注力いたしました。セールスプロモーション部門においては、コロナ禍対応を行う地方自治体の情報発信や広報ニーズに応えるソリューション営業を強めると共に、児童向けキャリア教育副読本『お仕事ノート』の積極的な発行エリア拡大を進めるなど、顧客層の拡大と提供サービスの充実に取り組みました。
以上の結果、当第3四半期の売上は、第1四半期から12.7%増加した第2四半期の売上を更に11.9%上回る売上額となり、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,765,465千円となりました。
利益面では、引き続き原価低減に努め、四半期別の原価率が第1四半期60.5%、第2四半期57.9%、第3四半期56.9%と改善した結果、累計売上原価は2,778,811千円、同売上総利益は1,986,653千円となりました。また、経費においても雇用維持を図りつつ販管費の抑制と削減に努めた結果、11月には単月営業利益を確保するまで回復し第3四半期の営業損益黒字化を果たしたものの、第3四半期連結累計期間では304,953千円の営業損失となりました。また、経常損失は293,896千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は315,342千円となりました。
報告セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
a.メディア広告事業
メディア広告事業は、当社グループが自社メディアとして発行するハッピーメディア(R)の全国展開を図るため、地域フリーマガジンの発行拠点で展開する編集室とセールスプロモーション部門が一体となって営業展開を行っております。
コロナ禍がデジタルトランスフォーメーションの推進に拍車をかける中、当社と当社連結子会社の株式会社アド通信社西部本社においてハッピーメディア(R)を中心とした広告営業に加え、地域フリーマガジン発行エリアの市町村や企業・団体を中心に前述のデジタル商材よる経営効率化提案営業を展開しました。
地域フリーマガジンの2020年12月末時点における状況は、29道県、月間発行部数882万部となり、主な県の県内世帯到達率は、岐阜県89.9%、愛知県74.5%(うち名古屋市71.5%)、三重県80.3%、滋賀県76.2%、鳥取県68.9%、群馬県52.1%となっております。
第1四半期に新たなハッピーメディア(R)として開始した小学生のためのキャリア教育副読本『お仕事ノート』は、第1四半期に岐阜県で岐阜市版を創刊後、第2四半期に三重県で桑名市版、滋賀県で近江八幡市版、当社連結子会社の株式会社アド通信社西部本社(以下、アド通信社)における福岡県糟屋郡の神宮町・古賀市版及び佐賀県で鳥栖市版の創刊に加え、当第3四半期には岐阜県で多治見市版、各務原市版、大垣市版、関市・美濃市版、可児市版、三重県で鈴鹿市版、滋賀県で栗東市版、大津市版、アド通信社において福岡県で北九州市版を創刊し、5県で65,200部発行へと拡大いたしました。
また、高校生のための就職応援本『Start![スタート!]』(4月・12月発行)は、6県6版、総発行部数7万部、季刊誌として園児のいる家庭を配布先とするハッピーメディア(R)『ままここっと(R)』(1・4・7・10月発行)は、4道県5版、総発行部数22万部となっております。
このような状況のもと、メディア広告事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は4,371,399千円となり、第3四半期の売上は第1四半期に比べ28.3%増、第2四半期に比べ12.2%増へと回復しました。この結果、当第3四半期におけるセグメント利益は150,674千円へと回復し、当第3四半期連結累計期間におけるセグメント利益は2,377千円となりました。
当社が営むEC事業及びIT事業のうち、EC事業に含まれる通信販売事業では、巣ごもり消費需要の継続による大型家具や生活家電に加え、当第3四半期には暖房やアパレルなど季節商品の販売が好調に推移いたしました。
また、IT事業においては、フリーマガジンとWebとのメディアミックスとして展開する地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト「フリモ\FRIMO(R)」(furimo.jp)やスマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「フリモAR」といった、フリーマガジンとインターネットを融合した広告(IoP: Internet of Paper)の推進に加え、営業部門に向けたインサイドセールス(営業支援)強化として、趣意書ツールや企画書、マーケティングレポート等のコンテンツ拡充や、紙媒体と連動する次世代アプリケーションの開発にリソースを投入してまいりました。
なお、地域みっちゃく生活情報総合ポータルサイト「フリモ\FRIMO(R)」(furimo.jp)の会員数は151,936名、掲載店舗数は40,416件となっており、スマートフォン向けAR(拡張現実)アプリ「フリモAR」のダウンロード数は165,826件となっております。
このような状況のもと、当第3四半期連結累計期間の売上高は394,066千円となりましたが、引き続きEC事業及びIT事業の原価及び費用がEC事業の売上高を上回ったことから、その他のセグメント損失は17,831千円となりました。
(注)1.2021年3月期第1四半期連結会計期間より連結財務諸表を作成しているため、業績数値の前年同四半期との比較は行っておりません。
2.発行部数、県内世帯到達率、会員数、掲載店舗数、ダウンロード件数は2020年12月末現在
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における総資産は、3,984,486千円、負債の残高は2,231,790千円、純資産の残高は1,752,696千円となり、自己資本比率は44.0%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容に比べて重要な変更又は新たに定めた事項はありません。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び前事業年度末における計画の著しい変更はありません。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。