第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

① 第2四半期連結累計期間の全社業績

 

(単位:千円、%)

 

前第2四半期

当第2四半期

増減額

増減率

売上高

12,699,402

14,448,440

1,749,038

13.8

営業利益

551,141

213,074

△338,067

△61.3

経常利益

541,795

194,326

△347,469

△64.1

四半期純利益

233,550

15,529

△218,020

△93.4

営業利益率

4.3

1.5

△2.9ポイント

 

 当第2四半期連結累計期間(平成27年3月1日~平成27年8月31日)におけるわが国経済は、企業業績の改善や雇用情勢の好転により緩やかな景気回復の基調が続いております。また、景気の先行きにつきましても、雇用・所得環境の改善傾向が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されておりますが、中国経済をはじめとした海外景気の下振れなど、わが国の景気を下押しするリスクや金融資本市場の変動には留意する必要があり、未だに不透明さが残る状況でありました。

 当社グループを取り巻く経営環境におきましても、外食業界における企業間の顧客確保の競争は激しさを増しており、当業界を取り巻く経営環境は引き続き、厳しい状況で推移いたしました。

 このような環境下、当社グループは、『世界一のエンターテイメント企業グループ』へ向けた収益基盤強化を図るため、当第2四半期連結累計期間におきましては、高収益ブランド店舗の新規出店及び新規ブランドの店舗開発に注力してまいりました。

 なお、当第2四半期連結累計期間においては、37店舗の新規出店(前年同期17店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、出店に伴うイニシャル費用が先行して発生したため、利益面においては前年同期比で減益となっておりますが、当該新規出店を行った37店舗が第3四半期以降に利益寄与することにより、通期においては前年比で増益を見込んでおります。

 

 以上の結果、当第2四半期連結累計期間の当社グループの店舗展開状況につきましては、37店舗の新規出店、3店舗の業態変更、4店舗の退店により直営店舗数は269店舗となり、連結業績は、売上高14,448,440千円(前年同期比13.8%増)、営業利益213,074千円(前年同期比61.3%減)、経常利益194,326千円(前年同期比64.1%減)、四半期純利益は15,529千円(前年同期比93.4%減)となりました。

 

 

② 第2四半期連結累計期間のセグメント業績

 

 

『飲食事業』

 

(単位:千円、%)

 

前第2四半期

当第2四半期

増減額

増減率

売上高

9,336,631

10,806,329

1,469,698

15.7

営業利益

863,925

554,489

△309,436

△35.8

営業利益率

9.3

5.1

△4.1ポイント

 

 マルチ(複数)ブランド戦略を推進する飲食事業におきましては、当社グループ飲食事業における高収益ブランドである「わらやき屋」ブランドや「九州 熱中屋」ブランド、「美食米門」ブランド等の店舗を首都圏及び中京圏、関西圏に新規出店するとともに、既存店におきましては「コンセプト」・「空間」・「ストーリー」を一層魅力あるものにし、お客様のリピート率向上を図るため、従来以上にQSC(Quality:品質、 Service:サービス、 Cleanliness:清潔さ)の強化・徹底に取り組んでまいりました。また、既存ブランドの出店だけでなく、新規ブランドとして国内においては、「ザ・ステーキ六本木(非アルコール業態)」、「九州食堂 Gachi(おひとりでも楽しめる低価格帯居酒屋)」、「KAWAII MONSTER CAFE(コンセプトレストラン)」、「Marche aux Poissons(フレンチレストラン)」、「BISTORO French Paradox(フレンチレストラン)」等を出店、海外においては、米国ハワイ州に「BREAD&BUTTER(カフェ)」を出店する等、新規出店による業容拡大並びに更なるブランドポートフォリオの拡充に努めてまいりました。

 なお、当第2四半期連結累計期間においては、34店舗の新規出店(前年同期15店舗)を行ったことにより、売上高においては前年同期比で増収となったものの、出店に伴うイニシャル費用が先行して発生したため、利益面においては前年同期比で減益となっておりますが、当該新規出店を行った34店舗が第3四半期以降に利益寄与することにより、通期においては前年比で増益を見込んでおります。

 店舗展開状況につきましては、34店舗の新規出店、3店舗の業態変更、4店舗の退店により計221店舗となり、当第2四半期連結累計期間における売上高は10,806,329千円(前年同期比15.7%増)、セグメント利益は554,489千円(前年同期比35.8%減)となりました。

 

『アミューズメント事業』

 

(単位:千円、%)

 

前第2四半期

当第2四半期

増減額

増減率

売上高

3,332,290

3,621,555

289,265

8.7

営業利益

444,150

570,411

126,260

28.4

営業利益率

13.3

15.8

+2.4ポイント

 

 アミューズメント事業におきましては、「BAGUS」ブランドを首都圏及び九州圏に新規出店するとともに、既存店においてはビリヤード・ダーツ部門では新規顧客層の獲得による顧客層拡大に注力する一方、一部店舗におきましてフレアバーテンディングや専属インストラクターのレッスン等を実施することにより、リピーターのお客様満足度を向上させる施策を導入するなど、店舗のブラッシュアップに努めてまいりました。複合カフェ部門では非稼働エリア・非稼働時間帯の稼働向上策及び各種キャンペーンを実施することで集客力向上に取り組む一方、MSR(ミステリーショッピングリサーチ)への取り組み強化により、お客様満足度の向上に取り組んでまいりました。

 店舗展開状況につきましては、3店舗の新規出店により計48店舗となり、当第2四半期連結累計期間における売上高は3,621,555千円(前年同期比8.7%増)、セグメント利益は570,411千円(前年同期比28.4%増)となりました。

 

『ライセンス事業』

 

(単位:千円、%)

 

前第2四半期

当第2四半期

増減額

増減率

売上高

30,480

20,555

△9,925

△32.6

営業利益

10,432

10,046

△386

△3.7

営業利益率

34.2

48.9

+14.6ポイント

 

 ライセンス事業におきましては、「九州 熱中屋」ブランドのフランチャイズ募集に注力し、継続的な事業説明会、店舗見学会等による積極的な加盟店募集に注力いたしました。

 店舗展開状況につきましては、9店舗となり、当第2四半期連結累計期間の売上高は20,555千円(前年同期比32.6%増)、セグメント利益は10,046千円(前年同期比3.7%減)となりました。

(2)財政状態の分析

連結貸借対照表 要約

 

(単位:千円、%)

 

前連結会計年度

当第2四半期

増減額

増減率

総資産

14,686,602

15,767,091

1,080,488

7.4

純資産

3,378,442

3,505,498

127,056

3.8

自己資本比率

22.9

21.4

△1.5ポイント

 

 当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は、前連結会計年度末に比べ1,080,488千円増加し、15,767,091千円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金が394,946千円減少したものの、有形固定資産、差入保証金がそれぞれ1,021,050千円、205,668千円増加したこと等によるものであります。

 負債につきましては、前連結会計年度末に比べ953,432千円増加し、12,261,593千円となりました。主な要因といたしましては、未払消費税等、社債がそれぞれ235,060千円、130,000千円減少したものの、長期借入金、1年内返済予定の長期借入金がそれぞれ1,051,761千円、131,384千円増加したこと等によるものであります。

 純資産は、前連結会計年度末に比べ127,056千円増加し、3,505,498千円となりました。主な要因といたしましては、少数株主持分が103,993千円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、営業活動によるキャッシュ・フローが500,177千円の資金増、投資活動によるキャッシュ・フローが1,698,706千円の資金減、財務活動によるキャッシュ・フローが833,706千円の資金増となった結果、前連結会計年度末と比べ360,134千円減少し、4,143,071千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は500,177千円(前年同期は1,083,733千円の獲得)となりました。主な要因といたしましては、法人税等の支払額226,847千円があったものの、減価償却費、税金等調整前四半期純利益、仕入債務の増減額がそれぞれ367,872千円、149,261千円、124,114千円あったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,698,706千円(前年同期は861,200千円の使用)となりました。主な要因といたしましては、新規出店等に伴う有形固定資産の取得による支出、差入保証金の差入による支出がそれぞれ1,420,542千円、256,916千円あったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は833,706千円(前年同期は1,581,915千円の獲得)となりました。主な要因といたしましては、長期借入金の返済による支出1,021,517千円があったものの、長期借入れによる収入2,200,000千円があったこと等によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営成績の現状と見通し財政状態の分析

 当社グループが属する外食業界は、国内人口の減少や高齢化の急激な進捗等の要因とともに、業界内の顧客確保の競争が激化しております。また、お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。当社グループは、『GIVE "FUN & IMPACT" TO THE WORLD』を企業理念としており、食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメント等に『熱狂』的にこだわったサービス提供を通じ、全てのお客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を更に『熱狂』へ促すお店作りを追求することが重要であると考えております。そして、これまで培った「個店の強み」(=食材・手作り・コンセプト・内装・エンターテイメントへの『熱狂』的こだわり)と「チェーン店の強み」(=ブランド集約によるスケールメリットの享受、本部コストの低減)を融合させた当社グループ独自の成長戦略により、企業理念の達成を目指しております。

 

(7)経営者の問題認識と今後の方針

 当社グループは居酒屋を中心とした飲食事業及びアミューズメント事業により企業規模を拡大してまいりました。お客様の嗜好の変化は更に速くなる傾向にあり、同変化に対応すべくお客様のニーズをどう受け止め、どう発想し、どう展開していくかが重要であると認識しております。

 今後におきましては、具体的な経営戦略もさることながら、お客様満足の追求を目的とした継続的な営業力強化、その為に必要な継続的な人材採用や教育の強化、お客様のあらゆるニーズに対応する為のバックシステムの更なる強化及び構築等を行うことで更なる企業価値の向上を目指してまいります。

 

(8)目標とする指針について

 当社グループは、お客様の満足の先にある「ワクワク・ドキドキ」する感動や歓喜を提供し続ける企業グループでありたいと考えており、実現の為には、更なる既存店舗の継続的なブラッシュアップ及び「QSC(Quality:品質、Service:サービス、Cleanliness:清潔さ)」の向上によるリピーター顧客の増加が必要であるとの考えより、定量的な指標として既存店売上高前年同月比及び既存店客数前年同月比を重要な経営指標としております。また、利益面におきましても、平成27年4月10日に開示いたしました3ヵ年中期連結経営計画を達成することは勿論のこと、更なる収益基盤の強化・拡大に努めてまいります。