第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成28年7月1日~平成28年12月31日)におけるわが国経済は、産業用機械・電子部品・デバイスなどの生産や、個人消費が堅調に推移するなど、全体として景気は緩やかな回復基調で推移し、雇用・所得環境の改善が続きました。先行きについては、引き続き回復が期待されているものの、海外経済の不確実性や為替変動の影響が懸念される状況にあります。

国内の雇用情勢については、有効求人倍率が高水準で推移するなど、前連結会計年度から引き続き企業の人材需要は底堅く、人材サービス業界に対する需要も増加傾向で推移しました。

こうした環境の中、当社グループは製造業からの人材サービスに対するニーズを捉え、積極的かつ継続的に人材の採用と配属に努めました。また、平成28年8月に英国の人材派遣会社MTrec Limitedを子会社化するなど、グループの中期成長戦略に基づく事業拡大・基盤の確立を推進しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は20,471百万円(前年同期比40.7%増)、営業利益は1,306百万円(前年同期比18.0%増)、経常利益は1,283百万円(前年同期比16.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は726百万円(前年同期比12.9%増)となりました。

 

セグメント別の業績の概要は、次のとおりです。

なおMTrec Limitedの子会社化に伴う業容拡大と事業の重要度の変化を踏まえ、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントを、従来の「技術系領域」、「製造系領域」の2区分に「海外領域」を追加し、3区分へ変更しております。これに伴い、従来「技術系領域」に含めておりました香港虎斯科技有限公司を「海外領域」に変更しております。また、セグメント利益を従来の経常利益ベースの数値から、営業利益ベースの数値に変更しております。以下の前年同四半期比較については、変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。

 

(技術系領域:株式会社トラスト・テック、株式会社フリーダム等)

当セグメントは、顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託の事業を領域としております。

当第2四半期連結累計期間においては、当セグメントで比重の高い輸送用機器、電気機器、機械などの業種に加え、注力分野であるIT領域で社員配属数が伸長しました。また、前期に計上されたM&A一時費用が発生していないこともあり、セグメント利益率が向上しました。その結果、当セグメントの当第2四半期連結累計期間における売上高は12,418百万円(前年同期比20.3%増)、セグメント利益は1,292百万円(前年同期比30.3%増)となりました。

なお、平成28年12月末時点の当セグメントに従事する社員数は、前四半期末から163名増加、前期末からは通算で187名増加の3,549名となりました。

 

(製造系領域:株式会社TTM)

当セグメントは、顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業を領域としております。

当第2四半期連結累計期間においては、業種別では輸送用機器及び電気機器からの受注が拡大し、また案件毎の利益確保や地元密着型営業による人員効率の改善など、前期から注力していた利益体質の強化が進捗し、セグメント利益率は向上しました。その結果、当セグメントの当第2四半期連結累計期間における売上高は4,308百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益は171百万円(前年同期比61.4%増)となりました。

なお、平成28年12月末時点の当セグメントに従事する社員数は、前四半期末から128名増加、前期末からは通算で72名増加の2,222名となりました。

 

 

(海外領域:MTrec Limited等)

当セグメントは、日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業を領域としております。

当第2四半期連結累計期間においては、平成28年8月に子会社化した英国の人材派遣会社MTrec Limitedの業績が順調に推移する一方、M&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用や、のれんの償却費用を計上しております。その結果、当セグメントの当第2四半期連結累計期間における売上高は3,756百万円(前年同期は売上高78百万円)、セグメント損失は141百万円(前年同期はセグメント損失0.3百万円)となりました。なお、M&Aの一時費用を除いた場合、セグメント利益は60百万円となります。

 

(その他)

報告セグメントに含まれない領域として、障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っております。

その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は30百万円(前年同期比31.5%増)、セグメント損失は35百万円(前年同期はセグメント損失32百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて1,901百万円増加(16.0%増)し、13,815百万円となりました。主たる変動項目は、平成28年8月にMTrec Limitedを連結子会社化したことなどによるのれんの増加941百万円のほか、流動資産の増加によるものであります。

 

当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて1,562百万円増加(23.7%増)し、8,154百万円となりました。主たる変動項目は、社債の増加1,400百万円(うち、1年以内償還196百万円)によるものであります。

 

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて338百万円増加(6.4%増)し、5,660百万円となりました。主たる変動項目は、利益剰余金であり、親会社株主に帰属する四半期純利益金額の計上による増加726百万円、前期末配当の支払による減少483百万円であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況に関する分析

当第2四半期連結会計期間末における現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ67百万円増加し、3,998百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動により獲得した資金は、973百万円(前年同期は359百万円の獲得)となりました。収入の主な要因は、税金等調整前四半期純利益1,280百万円です。支出の主な要因は法人税等の支払額600百万円です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動により使用した資金は、1,578百万円(前年同期は1,647百万円の使用)となりました。支出の主な要因は、MTrec Limitedの子会社化に伴う支出1,418百万円です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動により調達した資金は、677百万円(前年同期は1,963百万円の調達)となりました。調達の主な要因は、子会社の株式取得に伴う資金2,000百万円の借入、社債の発行による収入の1,379百万円であり、主な支出は、短期借入金の返済による支出2,239百万円、配当金の支払額483百万円です。

 

(4)事業上および財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

該当事項はありません。

 

(6)従業員数

当第2四半期連結累計期間において、積極的な人材の採用やMTrec Limitedの子会社化など業容拡大に取り組んだ結果、従業員数は前期末の5,861名から2,796名増加し、8,657名となりました。このうち、技術系領域での増加が208名、海外領域での増加が2,455名となりました。