第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大による事業への影響については、今後も注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間における売上高は37,563百万円(前年同期比8.1%減)となりました。技術系領域の売上高は微減に留まったものの、製造系領域及び海外領域において新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による市況悪化により大幅な減収となりました。利益面では、特に技術系領域において第1四半期連結会計期間の稼働率低迷の影響が大きく、営業利益は2,300百万円(前年同期比16.1%減)となりましたが、雇用調整助成金等の受給により営業外収益が増加したため経常利益は2,778百万円(前年同期比2.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,796百万円(前年同期比8.9%増)となりました。

 

セグメント別の業績の概要は、次のとおりです。なお、セグメント別の売上高は外部顧客への売上高を適用しております。

また、前連結会計年度に実施した持株会社体制への移行にともない、当社はグループ経営管理を行う持株会社となったことから、当連結会計年度より当社の業績を、全社費用に含めております。

 

[技術系領域](顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)

当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルスの影響による大規模な解約等は見られなかったものの、稼働数は概ね横這いに留まりました。また期初から稼働率の改善に努めましたが待機コストが一定発生し、更に残業時間の減少や、一部での単価下落もあったことから、当セグメントの当第2四半期連結累計期間における売上高は21,375百万円(前年同期比0.8%減)、セグメント利益は2,569百万円(前年同期比6.6%減)となりました。

 

[製造系領域](顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)

当第2四半期連結累計期間においては、緊急事態宣言の解除後も顧客企業の生産回復は弱かったものの、年末に向けては一部で増産の動きも見られ、稼働社員数は底打ち傾向となりました。一方、請負事業においては受注量に対して原価を適正化し収益性の改善に努めました。この結果、当セグメントの当第2四半期連結累計期間における売上高は4,092百万円(前年同期比14.4%減)、セグメント利益は196百万円(前年同期比7.5%増)となりました。

 

[海外領域](日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)

当第2四半期連結累計期間においては、英国でのロックダウンにより労働力需要が大幅に低下いたしました。これに対し、固定費の削減や公的支援の活用を進めたこと及び英国事業の将来収益を慎重に捉え前連結会計年度にのれんの減損損失を特別損失に計上し、のれん償却額が減少したこと等により、売上高は12,093百万円(前年同期比16.9%減)、セグメント利益は165百万円(前年同期比17.0%増)となりました。

 

[その他]

報告セグメントに含まれない領域として、特例子会社(株式会社ビーネックスウィズ)における障がい者雇用を推進しており、主にグループ間での事務業務委託、フラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っております。

当第2四半期連結累計期間においては、売上高は、内部取引を含めて84百万円(前年同期比12.3%減)、セグメント損失は147百万円(前年同期はセグメント損失89百万円)となりました。

 

(2)財政状態の状況

(資産)

当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて2,078百万円減少6.5%減)し、29,652百万円となりました。主たる変動項目は、短期借入金の返済、配当金及び法人税の支払などによる現金及び預金の減少2,336百万円、投資その他の資産の減少457百万円、のれんの減少304百万円、流動資産のその他の増加628百万円、受取手形及び売掛金の増加415百万円であります。

 

(負債)

当第2四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて2,812百万円減少(16.6%減)し、14,152百万円となりました。主たる変動項目は、短期借入金の減少1,276百万円、未払法人税等の減少877百万円、固定負債のその他の減少587百万円、未払費用の減少435百万円及び流動負債のその他の増加326百万円、未払金の増加267百万円であります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて734百万円増加(5.0%増)し、15,500百万円となりました。主たる変動項目は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上1,796百万円、英国子会社におけるNCIプット・オプションの行使によるNCIプット負債の認識の中止に伴う利益剰余金の計上419百万円及び配当金の支払1,071百万円等による利益剰余金の増加1,139百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の追加取得等による資本剰余金の減少328百万円であります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,336百万円減少し、8,821百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とその要因は、以下のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、1,245百万円の収入(前年同期は772百万円の収入)となりました。主な要因は、税金等調整前四半期純利益の計上による収入2,771百万円及び非資金項目であるのれん償却額334百万円、減価償却費221百万円等の損益の調整額が、法人税等の支払による支出1,985百万円を上回ったことであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、542百万円の支出(前年同期は1,896百万円の支出)となりました。主な要因は、子会社株式の条件付取得対価の支払による支出335百万円及び投資有価証券の取得による支出147百万円であります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、3,070百万円の支出(前年同期は624百万円の支出)となりました。主な要因は、短期借入金の純増減額1,359百万円、配当金の支払による支出1,070百万円及び連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出491百万円であります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

該当事項はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年1月29日開催の取締役会において、当社を吸収合併存続会社とし、株式会社夢真ホールディングスを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、同日付で吸収合併契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。