第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の拡大による事業への影響については、今後も注視してまいります。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における売上高は59,453百万円(前年同期比5.0%減)となりました。技術系領域の売上高は微減に留まり、海外領域においても減収となったものの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から回復傾向が表れつつあります。一方、利益面では、特に技術系領域において第1四半期連結会計期間の稼働率低迷の影響が大きく、営業利益は3,409百万円(前年同期比18.5%減)となりましたが、雇用調整助成金等の受給により営業外収益が増加したため、経常利益は4,426百万円(前年同期比6.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,872百万円(前年同期比171.6%増)となりました。

 

セグメント別の業績の概要は、次のとおりです。なお、セグメント別の売上高は外部顧客への売上高を適用しております。

また、前連結会計年度に実施した持株会社体制への移行にともない、当社はグループ経営管理を行う持株会社となったことから、当連結会計年度より当社の業績を、全社費用に含めております。

 

[技術系領域](顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)

当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、残業時間、稼働日数、単価がそれぞれ微減しました。一方、稼働率については、前期末の低迷からの回復に努め、適正な水準となりました。この結果、当セグメントの当第3四半期連結累計期間における売上高は32,500百万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益は3,966百万円(前年同期比7.8%減)となりました。

 

[製造系領域](顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)

当第3四半期連結累計期間においては、派遣事業では、一部の業種で増産の動きもみられ、当第3四半期連結会計期間の後半においては、稼働社員数は増加となりましたが、期初の稼働数低迷の影響が残りました。請負事業においては、受注量に対する原価の最適化に取り組み、受注量も回復傾向となったことが貢献し、収益性が改善しました。この結果、当セグメントの当第3四半期連結累計期間における売上高は6,294百万円(前年同期比10.3%減)、セグメント利益は364百万円(前年同期比42.9%増)となりました。

 

[海外領域](日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)

当第3四半期連結累計期間においては、英国で期初にロックダウンの強い影響を受けましたが、期末にかけて売上高が回復傾向となり、減収幅は縮小しました。一方利益については、前連結会計年度にのれん減損損失を計上したため、当第3四半期連結累計期間ののれん償却額が減少し、また固定費削減等を進めたものの、売上高の減少、中でも利益貢献が大きい紹介事業の低迷を補うには至りませんでした。この結果、当セグメントの当第3四半期連結累計期間における売上高は20,656百万円(前年同期比9.1%減)、セグメント利益は61百万円(前年同期比74.5%減)となりました。

 

[その他]

報告セグメントに含まれない領域として、特例子会社(株式会社ビーネックスウィズ)における障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っております。グループの社員数の増加に応じて雇用を強化し、業務の拡大に努めておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大による社内イベントの自粛に伴い売上高が減少しております。この結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、内部取引を含めて122百万円(前年同期比14.1%減)、セグメント損失は226百万円(前年同期はセグメント損失143百万円)となりました。

 

 

(2)財政状態に関する説明

資産・負債・純資産

(資産)

当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて606百万円減少(1.9%減)し、31,124百万円となりました。主たる変動項目は、配当及び未払費用並びに法人税の支払などによる現金及び預金の減少5,282百万円及び受取手形及び売掛金の増加1,979百万円、流動資産のその他の増加1,503百万円、買収に伴う取得原価の配分等による無形固定資産のその他の増加829百万円、のれんの増加389百万円であります。

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて1,757百万円減少(10.4%減)し、15,207百万円となりました。主たる変動項目は、未払費用の減少888百万円、未払法人税等の減少759百万円、短期借入金の減少740百万円、未払金の減少566百万円及び賞与引当金の増加812百万円、退職給付に係る負債の増加566百万円であります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて1,151百万円増加(7.8%増)し、15,917百万円となりました。主たる変動項目は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上2,872百万円、英国子会社におけるNCIプット・オプションの行使によるNCIプット負債の認識の中止に伴う利益剰余金の計上421百万円及び配当金の支払1,800百万円等による利益剰余金の増加1,489百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の追加取得等による資本剰余金の減少326百万円であります。

 

(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

該当事項はありません。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当社は、2021年1月29日開催の取締役会において、当社を吸収合併存続会社とし、株式会社夢真ホールディングスを吸収合併消滅会社とする吸収合併を行うことを決議し、同日付で吸収合併契約(以下、「本合併契約」)を締結いたしました。

本合併契約は、2021年3月26日開催の両社の臨時株主総会で承認可決され、2021年4月1日付で合併いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。