当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。なお、2021年10月時点では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の新規感染者数は低い水準にありますが、今後再拡大した場合の影響については注視してまいります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を適用しており、財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)」をご参照ください。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間における売上高は44,600百万円(前年同期比151.4%増)となりました。この増収は主に、当社グループの業績に、2021年4月1日付の経営統合によって、旧夢真ホールディングスの事業の業績が機電・IT領域と建設領域に加わったこと、また製造領域ではメーカーの需要回復を捉えて売上高が増加したこと、さらに海外領域では主に英国でのコロナ影響の収束と、決算期変更に伴う6ヵ月分の業績の計上があったことによります。利益面では、経営統合や売上高の増加からの利益増もあったものの、統合によるのれんやPPAによる無形固定資産の償却費が、主に建設領域に計上されたため、営業利益は1,024百万円(前年同期比19.6%増)、経常利益は1,277百万円(前年同期比26.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は843百万円(前年同期比42.8%増)となりました。
セグメント別の業績の概要は、次のとおりです。なお、セグメント別の売上高は外部顧客への売上高を適用しております。
また、当社はグループ経営管理を行う持株会社であることから、当社の業績を前連結会計年度より全社費用に含めております。
前連結会計年度において、株式会社夢真ホールディングスとの経営統合を行ったことにより、従来の「技術系領域」に、旧夢真ホールディングスの「エンジニア派遣セグメント」を統合して、セグメント名称を「機電・IT領域」と変更しました。また、新たな報告セグメントとして「建設領域」が加わり、これらに合わせ従来の「製造系領域」 を「製造領域」に名称を変更しております。「建設領域」につきましては、経営統合により新設されたセグメントであるため、前年同期比較は行っておりません。
[機電・IT領域](ITや機械・電機領域の開発・設計・運用保守分野に対する派遣・請負・委託事業)
当第1四半期連結累計期間においては、2021年4月1日の経営統合により株式会社夢テクノロジーなど旧夢真ホールディングスのエンジニア派遣事業が加わり、システム開発やITインフラ、また機電などの技術社員数が大幅に増加しました。利益面では、更なる配属社員数の増加を企図して、未経験者の採用や研修、営業活動に積極的な投資を行っていることから、利益率はやや低下しました。
この結果、当セグメントの当第1四半期連結累計期間における売上高は16,787百万円(前年同期比57.5%増)、セグメント利益は1,362百万円(前年同期比25.5%増)となりました。
[建設領域](建設業界への施工管理者やCADオペレーターの派遣事業)
当第1四半期連結累計期間においては、前連結会計年度末に比べて稼働社員数が増加し、また稼働率も改善傾向で推移しました。一方で、経営統合で発生したのれんやPPAによる無形固定資産が各領域の将来の収益見込みに応じて配賦されており、それらの償却費が約13億円計上されました。
この結果、当セグメントの当第1四半期連結累計期間における売上高は9,014百万円、セグメント損失は54百万円となりました。
[製造領域](顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)
当第1四半期連結累計期間においては、製造業全般で回復傾向にある人材需要に的確に対応し、また前連結会計年度に取り組んだ請負事業での原価率改善効果が継続しました。
この結果、当セグメントの当第1四半期連結累計期間における売上高は2,285百万円(前年同期比18.1%増)、セグメント利益は110百万円(前年同期比261.6%増)となりました。
[海外領域](日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)
当第1四半期連結累計期間においては、英国でのロックダウンが徐々に緩和され、派遣や有料職業紹介など人材サービスへの需要が回復傾向で推移しました。また英国の事業会社の決算期を、従来の3月末から当社グループの決算期である6月末に統一することに伴い、当第1四半期連結累計期間に2021年4月から9月まで6ヵ月分の業績を計上しました。
この結果、当セグメントの当第1四半期連結累計期間における売上高は16,137百万円(前年同期比213.3%増)、セグメント利益は106百万円(前年同期比260.1%増)となりました。
[その他]
報告セグメントに含まれない領域として、経営統合で加わった株式会社SAMURAIがオンラインプログラミング学習サービスを、当社グループの特例子会社である株式会社ビーネックスウィズが障がい者雇用によるグループ内各種サービスを行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、オンラインプログラミング学習サービスは堅調に推移しましたが、グループ内各種サービスについてはコロナによる一定の制約が続きました。この結果、当セグメントの当第1四半期連結累計期間における売上高は内部取引を含めて450百万円(前年同期比1103.4%増)、セグメント損失は45百万円(前年同期はセグメント損失77百万円)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べて5,506百万円減少(4.3%減)し、123,868百万円となりました。主たる変動項目は、配当及び未払法人税等の支払による現金及び預金の減少6,117百万円、償却によるのれんの減少1,320百万円及び流動資産のその他の増加1,849百万円等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末に比べて1,875百万円減少(5.6%減)し、31,329百万円となりました。主たる変動項目は、流動負債のその他の減少1,532百万円、長期借入金の減少744百万円、未払法人税等の減少492百万円及び賞与引当金の増加746百万円であります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産は、前連結会計年度末に比べて3,630百万円減少(3.8%減)し、92,538百万円となりました。主たる変動項目は、親会社株主に帰属する四半期純利益843百万円の計上、配当金の支払2,456百万円、当社子会社の非支配株主持分に係る売建プット・オプションの反映256百万円による利益剰余金の減少1,869百万円、自己株式の取得による減少1,281百万円、為替換算調整勘定の減少329百万円及び子会社株式の追加取得等による資本剰余金の減少236百万円等によるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
該当事項はありません。
該当事項はありません。