第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(以下、「当第2四半期」)における連結業績は以下の通りです。

区分

前第2四半期

当第2四半期

前年同期比

売上収益

776,036千円

1,473,606千円

89.9%増

営業利益

131,222千円

319,224千円

143.3%増

税引前四半期利益

136,045千円

219,080千円

61.0%増

親会社の所有者に帰属する四半期利益

88,099千円

130,251千円

47.8%増

当第2四半期連結累計期間における売上収益は1,473,606千円(前年同期比89.9%増)、営業利益は319,224千円(前年同期比143.3%増)、税引前四半期利益は219,080千円(前年同期比61.0%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は130,251千円(前年同期比47.8%増)となりました。

 

 

製品/サービス別の売上状況は以下の通りです。

製品

売上

内容

ASTERIA

740,308千円

(前年同期比:114.9%

 「ASTERIA」の売上としては、主としてライセンス売上とサポート売上(ライセンス料の15%(年額))によって構成されています。また、2014年度から開始した「ASTERIA WARP」の「サブスクリプション」売上(売上区分では「サービス」に計上)も包含します。

Handbook

131,653千円

(前年同期比:111.3%

 「Handbook」の売上としては、Handbookサービスの月額利用料(年間契約も12ヶ月に配賦計上)が主となっています。ただし、過去に販売したライセンス版(オンプレミス)に対するサポート売上が若干存在します。

その他

601,644千円

(前年同期:13,284千円)

 その他の製品/サービスとして、「Platio」、「Gravio」、「SnapCal」、「lino」、「ExtenXLS」、「デザインサービス」などが存在します。

 「Platio」は、IoT対応モバイルアプリ開発プラットフォームで、2017年2月より出荷を開始しています。「Gravio」は、IoT対応エッジコンピューティング用ミドルウェアで、2017年6月より出荷を開始しています。「SnapCal」、「lino」は世界市場調査を兼ねた製品で、ほとんどは無料版での提供ですが、ユーザーの7割以上が海外です。「ExtenXLS」は2011年に買収した米国企業の製品で、新規ユーザーへの販売は行っていないものの、買収当時のユーザーからの継続的なライセンス売上が存在します。

 デザインサービスは、2017年4月から開始したサービスで、顧客企業のブランディング戦略のコンサルティング、ウェブやモバイルアプリのデザインに関するコンサルティング、開発支援を提供するサービスです。今回、「その他」の売上を大きく増加させた要因となっています。

 

 

当第2四半期連結累計期間における、売上区分別の経営成績の分析は以下の通りです。

ライセンス

売上高

前年実績

前年同期比

308,025千円

260,606千円

118.2%

定性的情報

ライセンス売上は、当社ソフトウェアの半永久的使用権の対価です。そのため、季節変動や、企業のIT投資の状況の影響を受け易く売上が安定しないという特徴があります。

当第2四半期においては、「ASTERIA」と接続性向上のため、全世界で導入実績12万社以上のERP製品「Microsoft Dynamics NAV」や財務・会計、CRMのクラウド型統合業務アプリケーション「NetSuite」との連携を実現するアダプターをリリースし、連携先を拡大しております。また、キーウェアソリューションズ株式会社と新たにパートナー契約を締結し、販路を拡充しております。

また、「ASTERIA」の導入事例として、株式会社サカタのタネ様、横河ソリューションサービス株式会社様、三機工業株式会社様の事例を新規公開するなど導入企業数は順調に増加しており、2017年9月末における累計導入社数は6,497社となり、国内EAI/ESB市場において11年連続シェアNo.1を獲得いたしました。(シェア出典:テクノ・システム・リサーチ社「2017年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」)

このような活動の結果、ライセンス売上高は、前年同期比で118.2%となりました。

サポート

売上高

前年実績

前年同期比

409,591千円

373,285千円

109.7%

定性的情報

サポート売上は、既存のお客様から製品のサポート(技術支援、製品の更新など)を行う対価をいただく売上です。そのため、季節変動を受けにくいという特徴がありますが、保守契約更新料など一部一時的な売上も存在します。

当社では、サポート売上の着実な伸張のために、利用ユーザーに限定したイベントを開催するなどして客様の満足度向上を図っています。また、前年度に実施した問い合わせ管理システムと顧客管理システムの一新によって、契約状況の把握や分析が迅速化・効率化したことも、売上増に寄与しました。

このような活動の結果、サポート売上高は前年同期比で109.7%となりました。

 

 

サービス

売上高

前年実績

前年同期比

755,989千円

142,145千円

531.8%

定性的情報

サービス売上は、「ネットサービス」、「サブスクリプションサービス」、「デザインサービス」、「教育サービス」の4つのサービスで構成されています

「ネットサービス」は、スマートデバイス向け情報配信・共有サービス「Handbook」を中心とするインターネットを介してソフトウェアを提供するサービスです。

「Handbook」は、スマートデバイス向けの情報配信・共有サービスで、主に企業や教育機関で活用されています。

「Handbook」は、スマートデバイス向けの情報配信・共有サービスで、主に企業や教育機関で活用されています。当第2四半期末には累計規約件数が1,326件となりました。「Handbook」は当第2四半期に第5世代となるHandbook 5を提供開始しました。Handbook5では、従来のペーパーレス会議や電子カタログ等の利用に留まらず、モバイルワークなど働き方改革に向けた機能強化や販促現場でのデジタルサイネージ、セミナー参加者に対しての資料の一括配布など、より多くのビジネスシーンにて活用出来るような拡張を行いました。その他にはビジネス現場で本格導入が始まっているWindows 10に対応した強化やHoloLens等最新テクノロジーへの対応など将来的な展開も視野にいれた活動を進めています。

「サブスクリプションサービス」は「ASTERIA WARP」をクラウド使用に対応させた月額使用料型で提供するサービスです。売上は月額課金で、まだ売上は僅少ですが、昨年11月に中小企業や部門利用に最適な「ASTERIA WARP Core/Core+」をラインアップに加えたことにより、中長期的に売上の安定化を図る大きな柱に成長させるよう努力しております。また、販路拡大の為に「ASTERIA WARP Core/Core+」を専門で取り扱うパートナーを拡充しており、ASTERIA サブスクリプションパートナーとして株式会社神戸デジタル・ラボ、株式会社システナ、RPAテクノロジーズ株式会社と新規に契約をいたしました。

「デザインサービス」は、This Place社の買収の結果、2017年4月から提供を開始したサービスで、顧客企業のブランディング戦略のコンサルティング、ウェブやモバイルアプリのデザインに関するコンサルティング、開発支援を提供するサービスです。当第2四半期においても、引き続き欧州大手のスーパーマーケットチェーン企業や、米国大手携帯キャリア企業へサービスを提供いたしました。

「教育サービス」は、当社が当社製品の研修を提供するものです。

このような活動の結果、サービス売上高は、前年同期比531.8%と伸張しました。

合 計

売上高

前年実績

前年同期比

1,473,606千円

776,036千円

189.9%

 

※用語解説

・クラウド=〔Cloud〕企業がハードウェアやソフトウェアの資産を自前で持たずにインターネット上に存在するハードウェアやソフトウェアを必要に応じて利用する形態。

・IoT=〔Internet of Things〕あらゆる「モノ」がインターネットに接続される仕組み。

・SaaS=〔Software As A Service〕ソフトウェアを顧客に渡さず、ソフトウェアベンダーが管理するインターネット上のサーバーに設置してサービスとして提供する形態。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より1,743,359千円増加し3,483,534千円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動の結果、獲得した資金は547,832千円(前年同期163,535千円の獲得)となりました。主に税引前四半期利益219,080千円、減価償却及び償却費88,893千円、営業債権及びその他の債権の減少額92,032千円、その他127,609千円によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動の結果、使用した資金は815,421千円(前年同期177,237千円の使用)となりました。主な増減要因は、投資有価証券の償還による収入300,000千円の増加に対し、定期預金の増加400,000千円及び子会社株式の取得による640,940千円の減少によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動の結果、獲得した資金は1,958,468千円(前年同期67,814千円の使用)となりました。主に新株の発行(新株予約権の行使)2,250,100千円によるものであります。

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は56,827千円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。