当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)財政状態の状況
① 資産
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ693,452千円減少し、6,866,192千円となりました。このうち、流動資産は808,873千円減少し、3,834,926千円となり、非流動資産は115,421千円増加し、3,031,266千円となりました。これらの主な要因は、流動資産において、営業債権及びその他の債権が201,750千円増加に対し、現金及び現金同等物が950,660千円減少したことによるものです。
② 負債
当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ197,788千円減少し、1,728,242千円となりました。このうち、流動負債は100,232千円減少し、1,028,391千円となり、非流動負債は97,556千円減少し、699,851千円となりました。これらの主な要因は、流動負債において未払法人所得税等が81,014千円減少したことによるものです。
③ 資本
当第2四半期連結会計期間末における資本は、前連結会計年度末に比べ495,665千円減少し、5,137,950千円となりました。この主な要因は、自己株式が456,219千円増加したことによるものです。
(2)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(以下、「当第2四半期」)における連結業績は以下の通りです。
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区分 |
前第2四半期 |
当第2四半期 |
前年同期比 |
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売上収益 |
1,473,606千円 |
1,601,177千円 |
8.7%増 |
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営業利益 |
319,224千円 |
18,945千円 |
94.1%減 |
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税引前四半期利益 |
219,080千円 |
72,017千円 |
67.1%減 |
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親会社の所有者に帰属する四半期利益 |
130,251千円 |
5,775千円 |
95.6%減 |
ビジネスユニット別の売上状況は以下の通りです。
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ビジネスユニット |
売上 |
内容 |
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エンタープライズ |
774,707千円 (前年同期比:104.6%) |
本ビジネスユニットは、データ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ)事業とAI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」(グラヴィオ)事業を展開しています。「ASTERIA Warp」の売上は、主としてライセンス売上とサポート売上(ライセンス料の15%(年額))によって構成されています。また、月額利用料型売上(売上区分では「サブスクリプション」に計上、以下同様)も包含します。 「Gravio」の売上は、サービスの月額利用料です。 |
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ネットサービス |
142,784千円 (前年同期比:108.4%) |
本ビジネスユニットは、モバイル向けコンテンツ管理システム「Handbook」(ハンドブック)事業とモバイルアプリ制作プラットフォーム「Platio」(プラティオ)事業を展開しています。「Handbook」の売上は、主としてサービスの月額利用料(年間契約も12ヶ月に配賦計上)ですが、過去に販売したライセンス版(オンプレミス)に対するサポート売上が若干含まれています。 「Platio」の売上は、サービスの月額利用料です。 |
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デザイン |
677,304千円 (前年同期比:113.9%) |
本ビジネスユニットは、顧客企業のブランディング戦略のコンサルティング、ウェブやモバイルアプリのデザインに関するコンサルティング、開発支援を提供しています。 |
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その他 |
6,381千円 (前年同期比:92.9%) |
上記のほか、「SnapCal」、「lino」、「ExtenXLS」などが存在します。「SnapCal」、「lino」は世界市場調査を兼ねた製品で、ほとんどは無料版での提供ですが、ユーザーの7割以上が海外です。「ExtenXLS」は2011年に買収した米国企業の製品で、新規ユーザーへの販売は行っていないものの、買収当時のユーザーからの継続的なライセンス売上が存在します。 |
売上区分別の経営成績の分析は以下の通りです。
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ライセンス |
売上収益 |
前年実績 |
前年同期比 |
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310,222千円 |
308,025千円 |
100.7% |
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定性的情報 |
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ライセンス売上は、当社ソフトウェアの半永久的使用権の対価です。そのため、季節変動や企業のIT投資の状況の影響を受け易く、他の売上区分に比較して売上が安定しないという特徴があります。 当第2四半期においてはRPAテクノロジーズ株式会社が提供する「BizRobo」専用アダプターがパートナー企業によって開発され、「ASTERIA Warp」とRPA(※1)の連携が強化されました。働き方改革やRPAに対する関心の高まりを背景に、業務の自動化を実現する「ASTERIA Warp」そのものも注目を集めています。また、「ASTERIA Warp」の新規導入事例として、株式会社アダストリア様、株式会社イープラス様、スターティアホールディングス株式会社様、株式会社サイバーエージェント様を公開するなど導入企業数は順調に増加しており、2018年9月末における累計導入社数は7,267社となりました。 また、市場シェアは12年連続No.1(※2)を記録しております。 このような活動の結果、ライセンス売上収益は、前年同期比で100.7%となりました。 |
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サブスクリプション |
売上収益 |
前年実績 |
前年同期比 |
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178,406千円 |
154,449千円 |
115.5% |
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定性的情報 |
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サブスクリプション売上は、当社のソフトウェアを月額使用料型で提供するサービスによる売上で、現在「Handbook」、「ASTERIA Warp」、「Gravio」、「Platio」の4つの製品で構成されています。 「Handbook」は、主に企業や教育機関で活用されています。当第2四半期においては、現場に対する営業・販売力強化のツールとしての活用が進み、契約件数は累計1,460件と着実に伸張しています。その結果、モバイルコンテンツ管理市場の4つのカテゴリでNo.1のシェアを獲得(※3)しております。また、今後は営業人員の人手不足の解決策として注目を集めているSales Tech(セールステック:営業とテクノロジーの融合)の分野での展開を進める方針です。その他、ユーザー向けのサポートサイトの情報量を充実させ、利用の定着を推し進めることで安定した成長を図っています。 「ASTERIA Warp」のサブスクリプション売上には、「ASTERIA Warp」と同等の機能を使用可能なものと、基本的な機能に絞り中小企業を含む多様な用途に利用が可能な「ASTERIA Warp Core」があります。この「ASTERIA Warp Core」を専門で取り扱うASTERIAサブスクリプションパートナーの数は順調に増加しており、当第2四半期においては株式会社ビズオーシャン、株式会社ネオシステムとパートナー契約を締結し、合計34社となりました。このような活動の結果、これらの売上は、前期比で428.8%と大幅に伸長しました。 「Gravio」の売上はまだ僅少ですが、ハードウェアベンダーや販売代理店との協業を進め、中長期的に大きな柱に成長させるために、当第2四半期おいては積極的なマーケティングの準備を行いました。 「Platio」は、従来のIoTでの利用促進に加え、企業内での業務効率化アプリ開発ツールとしての展開を推進しています。また、「Handbook」の契約ユーザー向けをはじめ、当社の顧客に対するクロスセルの販売施策を展開するなど、ターゲットを拡大し新たな契約獲得のための活動も行い複数の事例を獲得、翌四半期には公開の予定です。 このような活動の結果、サブスクリプション売上収益は前年同期比115.5%でとなりました。 |
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サポート |
売上収益 |
前年実績 |
前年同期比 |
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431,464千円 |
409,591千円 |
105.3% |
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定性的情報 |
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サポート売上は、既存のお客様から製品のサポート(技術支援、製品の更新など)を行う対価をいただく売上です。そのため、季節変動を受けにくく、上場以来一貫して安定成長をしています。当社では、サポート売上の着実な伸張のために、ユーザーコミュニティであるAUG(ASTERIA User Group)の交流イベントを開催するほか、インフォテリアポイント(10月よりアステリアポイントに名称変更)サービスを引き続き提供するなど、サポート契約をいただいているお客様の満足度向上を図っています。 このような活動の結果、サポート売上収益は前年同期比105.3%となりました。 |
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サービス |
売上収益 |
前年実績 |
前年同期比 |
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681,085千円 |
601,540千円 |
113.2% |
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定性的情報 |
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サービス売上は、「デザインサービス」、「教育サービス」の2つのサービスで構成されています。 「デザインサービス」は、前期におけるThis Place社の買収の結果、提供を開始したサービスで、顧客企業のブランディング戦略のコンサルティング、ウェブやモバイルアプリのデザインに関するコンサルティング、開発支援を行っています。当第2四半期においても、米国大手携帯キャリア企業や欧州大手のスーパーマーケットチェーン企業へ引き続きサービスを提供しています。 「教育サービス」は、当社が当社製品の研修を提供するものです。 このような活動の結果、サービス売上収益は、前年同期113.2%となりました。 |
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合 計 |
売上高 |
前年実績 |
前年同期比 |
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1,601,177千円 |
1,473,606千円 |
108.7% |
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※1:RPA=〔Robotic Process Automation〕ルールエンジン、機械学習、人工知能などの認知技術を活用した、オフィス業務の効率化や自動化に向けた取り組み。
※2:株式会社テクノ・システム・リサーチ「2018年ソフトウェアマーケティング総覧EAI/ESB市場編」
※3:株式会社アイ・ティ・アール「ITR Market View:ユニファイド・エンドポイント管理市場2018」
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より950,660千円減少し3,268,617千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、使用した資金は239,734千円(前年同期547,832千円の獲得)となりました。主に営業債権及びその他の債権の増加額200,237千円に対し、税引前四半期利益72,017千円、減価償却及び償却費70,836千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は373,353千円(前年同期815,421千円の使用)となりました。主な減少要因は、有形固定資産の取得による支出119,028千円、投資の取得による支出171,608千円および子会社株式の取得による支出74,260千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は460,190千円(前年同期1,958,468千円の獲得)となりました。主に新株の発行(新株予約権の行使)138,359千円に対し自己株式の取得による支出502,152千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は24,993千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第2四半期連結累計期間において、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等については、重要な変更はありません。