当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(1)財政状態の状況
① 資産
当第1四半期連結会計期間における資産合計は13,680,562千円となり、前連結会計年度末に比べ1,085,843千円増加しました。この主な要因は、その他の金融資産(主に投資有価証券)1,104,250千円によるものです。
② 負債
当第1四半期連結会計期間における負債は、3,901,173千円となり、前連結会計年度末に比287,816千円増加しました。この主な要因は、営業債務及びその他の債務248,543千円の減少に対し、その他の流動負債236,450千円の増加及び繰延税金負債227,830千円の増加によるものです。
③ 資本
当第1四半期連結会計期間における資本は9,779,389千円となり、前連結会計年度末に比べ798,028千円増加しました。この主な要因は、その他の資本の構成要素564,854千円、利益剰余金155,322千円及び非支配持分76,596千円の増加によるものです。
(2)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2022年4月~6月)における当社グループの業績は、売上収益についてはソフトウェア事業の好調が続き前年同期比11.9%増、デザイン事業は米国における新規顧客を中心とした売上増により前年同期比53.0%増、全体では前年同期比で17.9%増となりました。
利益については、第2年度に入った中期経営計画STARに基づき、CXO(最高変革責任者)をはじめとする人員の拡充や売上増加に繫がるマーケティング施策を積極的に実施しました。結果として、営業利益76,756千円(14.7%減)、税引前四半期利益388,126千円(287.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益230,956千円(196.8%増)となりました。
≪当社グループの取り組み≫
当社グループでは、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて積極的な対応を継続しております。全ての拠点において、各国の感染状況に合わせ全社的なテレワークへ移行し、事業のスムーズな遂行と社員の感染予防を両立しています。
また、当社の製品/サービスにおいても、全てのイベント/セミナーをオンライン化して顧客企業の感染拡大防止に努めるとともに、個別の製品/サービスにおいて、数々の取り組みを実施しています。
今後、当社グループにおいては、世界的な新型コロナウイルス感染拡大に端を発する急速なデジタル化の加速は不可逆であると考えており、数年間にわたって大きく成長すると考えられるC.A.R.(クラウド(Cloud)、自動化(Automation)、遠隔化(Remote))の領域に集中した投資を行います。
当第1四半期連結累計期間(以下、「当第1四半期」)における連結業績は以下のとおりです。
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区分 |
前第1四半期 |
当第1四半期 |
増減率 |
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売上収益 |
680,792千円 |
802,538千円 |
17.9% |
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営業利益 |
89,999千円 |
76,756千円 |
△14.7% |
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税引前四半期利益 |
100,053千円 |
388,126千円 |
287.9% |
|
親会社の所有者に帰属する 四半期利益 |
77,805千円 |
230,956千円 |
196.8% |
≪当社の報告セグメント≫
当社の報告セグメントは、当社の経営資源の配分の決定及び業績の評価を行うための区分を基礎とし、当第1四半期末現在、「ソフトウェア事業セグメント」と「投資事業セグメント」の2つを報告セグメントとしています。「ソフトウェア事業セグメント」は、当社が創業来拡大している企業向けの「ソフトウェア事業」と、2017年に買収したThis Place社にて提供する「デザイン事業」の2つの事業で構成されます。「投資事業セグメント」は、2019年に開始したAsteria Vision Fundで実施する企業投資事業で構成されます。
≪ソフトウェア事業セグメント≫
ソフトウェア事業セグメントは2つの事業で構成され、それぞれの売上状況は以下の通りです。
ソフトウェア事業
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前第1四半期 |
当第1四半期 |
前年同期比 |
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売上収益 |
580,890千円 |
649,738千円 |
111.9% |
<売上収益の状況>
データ連携ツール「Warp」は、業務効率の改善に向けたIT投資や改正電子帳簿保存法などへの対応に伴い、幅広い業界でクラウドサービスと社内システムとの新たな連携ニーズが拡大していることから、ライセンス版を始めとした製品シリーズ全体の売り上げが堅調に推移しました。特にサブスクリプション版「Core」は新規顧客開拓が好調で、約30%の増収を記録しています。
AI搭載IoT統合エッジウェア「Gravio」は、パートナー企業との協業による販促・マーケティング活動を積極的に展開した結果、大規模スタジアムや宿泊施設などのパブリックスペース、オフィス、飲食店などでの新規導入が拡がっています。
モバイルアプリ作成ツール「Platio」は、現場のDXや各種業務アプリの内製化を実現するノーコードツールとして注目されるなか、デジタル化による業務改善意欲の高いサービス業界からの引合いが好調。製品ラインアップや法改正に対応するテンプレートの拡充に注力し、付加価値を高める製品力強化にも取り組んでいます。
2022年2月に販売を開始した商談支援アプリ「Handbook X」は、営業職を中心に幅広いニーズがあり、導入の手軽さや多様なコンテンツへのアクセスのしやすさなどが評価されています。
デザイン事業
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前第1四半期 |
当第1四半期 |
前年同期比 |
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売上収益 |
99,902千円 |
152,801千円 |
153.0% |
<売上収益の状況>
米国における新規顧客を中心とした売上増のほか、英国・米国の既存顧客からの追加受注を獲得できたことにより、前年同期比で増収となりました。
≪投資事業セグメント≫
投資事業セグメントは、2019年に開始したAsteria Vision Fund Ⅰ,L.P.(AVF-1)を通じた企業投資事業です。
AVF-1は、当社のソフトウェア事業と同じ「4D戦略」(Data, Device, Decentralized, Design)に基づく投資を実施しており、その業績は、国際会計基準に基づき投資先の評価額の増減を計上しています。
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前第1四半期 |
当第1四半期 |
前年同期比 |
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評価額の増減(△は減少) |
△996千円 |
60,041千円 |
- |
主として、宇宙開発ベンチャーSpace X(米国)の評価額が増加しました。
※「評価額の増減(△は減少)」は、要約四半期連結損益計算書の「(その他の収益)又は(その他の費用)」に
含まれております。
また、セグメント状況は下記のとおりとなります。
①報告セグメントの概要
当社グループは、「ソフトウェア事業」および「投資事業」の2つを報告セグメントとし、2つの事業を基礎として組織が構成されております。
「ソフトウェア事業」には、当社が創業来拡大している企業向けの「ソフトウェア事業」と「デザイン事業」の2つの事業で構成されます。
「投資事業」は、米国に拠点を置く100%子会社Asteria Vision Fund Inc.が管理する投資で構成されています。
前第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
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報告セグメント |
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調整額 (注1) |
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連結 |
||||
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ソフトウェア事業 |
|
投資事業 |
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計 |
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||
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千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
売上収益 |
|
|
|
|
|
|
|
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外部収益 |
680,792 |
|
- |
|
680,792 |
|
- |
|
680,792 |
|
セグメント間収益 |
16 |
|
6,571 |
|
6,588 |
|
△6,588 |
|
- |
|
合計 |
680,809 |
|
6,571 |
|
687,380 |
|
△6,588 |
|
680,792 |
|
セグメント利益(△損失)(注2) |
73,531 |
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△10,964 |
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62,568 |
|
125 |
|
62,693 |
|
その他の収益及び費用 |
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|
|
|
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|
|
27,306 |
|
金融収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
13,147 |
|
金融費用 |
|
|
|
|
|
|
|
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1,764 |
|
持分法による投資損益(△損失) |
|
|
|
|
|
|
|
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△1,328 |
|
税引前四半期利益 |
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|
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100,053 |
|
その他の項目 |
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|
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|
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|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
56,325 |
|
87 |
|
56,412 |
|
- |
|
56,412 |
(注)1.「調整額」は、主としてセグメント間取引消去額を表示しております。
2.セグメント利益は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しておりますが、その他の収益及び費用のうち、Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.で保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する評価損益は投資事業のセグメント利益に振り替えております。
当第1四半期連結累計期間(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)
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|
報告セグメント |
|
調整額 (注1) |
|
連結 |
||||
|
|
ソフトウェア事業 |
|
投資事業 |
|
計 |
|
|
||
|
|
千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
千円 |
|
売上収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
外部収益 |
802,538 |
|
- |
|
802,538 |
|
- |
|
802,538 |
|
セグメント間収益 |
19 |
|
7,784 |
|
7,803 |
|
△7,803 |
|
- |
|
合計 |
802,558 |
|
7,784 |
|
810,342 |
|
△7,803 |
|
802,538 |
|
セグメント利益(△損失)(注2) |
17,351 |
|
54,886 |
|
72,238 |
|
△405 |
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71,833 |
|
その他の収益及び費用 |
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|
|
|
|
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|
4,923 |
|
金融収益 |
|
|
|
|
|
|
|
|
353,737 |
|
金融費用 |
|
|
|
|
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|
42,296 |
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持分法による投資損益(△損失) |
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△71 |
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税引前四半期利益 |
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|
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|
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|
|
388,126 |
|
その他の項目 |
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|
|
|
|
|
|
|
減価償却費及び償却費 |
31,185 |
|
103 |
|
31,288 |
|
- |
|
31,288 |
(注)1.「調整額」は、主としてセグメント間取引消去額を表示しております。
2.セグメント利益は、売上収益から売上原価及び販売費及び一般管理費を控除しておりますが、その他の収益及び費用のうち、Asteria Vision Fund Ⅰ,L.P.で保有する純損益を通じて公正価値で測定する金融資産に関する評価損益は投資事業のセグメント利益に振り替えております。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末より320,151千円減少し、1,495,955千円となりました。
当第1四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、獲得した資金は80,028千円(前年同期51,141千円の獲得)となりました。主に税引前四半期利益388,126千円の獲得、営業債務及びその他の債務255,301千円の減少によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、使用した資金は311,029千円(前年同期110,238千円の使用)となりました。主に有形固定資産の取得による支出307,227千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、使用した資金は121,645千円(前年同期122,321千円の使用)となりました。主に配当金の支払額72,642千円及び長期借入金の返済による支出35,700千円によるものです。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社が優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、45,433千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営者の問題認識と今後の方針について
当第1四半期連結累計期間において、経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断する客観的な指標等については、重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。