第5【経理の状況】

1.連結財務諸表及び財務諸表の作成方法について

(1)当社の連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第93条の規定により、国際会計基準(以下「IFRS」という。)に準拠して作成しております。

 

(2)当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和38年大蔵省令第59号。以下「財務諸表等規則」という。)に基づいて作成しております。

 また、当社は、特例財務諸表提出会社に該当し、財務諸表等規則第127条の規定により財務諸表を作成しております。

 

2.監査証明について

 当社は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づき、連結会計年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の連結財務諸表及び事業年度(2022年1月1日から2022年12月31日まで)の財務諸表について、太陽有限責任監査法人の監査を受けております。

 

3.連結財務諸表等の適正性を確保する為の特段の取組みについて

 当社は、連結財務諸表等の適正性を確保する為の特段の取組みを行っております。

 具体的には、会計基準等の変更等について的確に対応することができる体制を整備する為、公益財団法人財務会計基準機構へ加入しております。

 

4.IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備

 当社は、国際会計基準審議会が公表するプレスリリースや基準書を随時入手し、最新の基準の把握を行っております。また、IFRSに準拠したグループ会計マニュアルを作成し、IFRSに基づいて連結財務諸表等を適正に作成することができる体制の整備を行っております。

 

1【連結財務諸表等】

(1)【連結財務諸表】

①【連結財政状態計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

資産

 

 

 

 

非流動資産

 

 

 

 

有形固定資産

9

2,943,602

 

3,951,217

使用権資産

18

865,959

 

755,167

のれん

10

5,020,290

 

6,047,721

無形資産

10

2,147,671

 

2,928,800

持分法で会計処理されている投資

12

-

 

622,476

繰延税金資産

13

180,940

 

184,171

その他の金融資産

11,24

951,513

 

2,270,162

非流動資産合計

 

12,109,978

 

16,759,717

 

 

 

 

 

流動資産

 

 

 

 

棚卸資産

14

1,382,702

 

1,693,412

営業債権及びその他の債権

15,24

1,885,101

 

3,122,463

その他の金融資産

11,24

4,743

 

196,543

その他の流動資産

 

562,320

 

1,085,535

現金及び現金同等物

16

14,352,133

 

11,049,310

流動資産合計

 

18,187,002

 

17,147,264

資産合計

 

30,296,980

 

33,906,981

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

前連結会計年度

(2021年12月31日)

 

当連結会計年度

(2022年12月31日)

負債及び資本

 

 

 

 

非流動負債

 

 

 

 

リース負債

24,33

280,724

 

157,744

繰延税金負債

13

501,194

 

546,790

その他の金融負債

24,33

7,539,814

 

9,706,958

その他の非流動負債

19

165,840

 

181,027

非流動負債合計

 

8,487,574

 

10,592,520

 

 

 

 

 

流動負債

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

20,24

371,138

 

949,612

借入金

17,24,33

700,000

 

200,000

リース負債

24,33

145,662

 

179,611

未払法人所得税

 

542,019

 

1,179,254

その他の金融負債

24,33

6,918

 

7,225

その他の流動負債

21

777,420

 

987,788

流動負債合計

 

2,543,159

 

3,503,492

負債合計

 

11,030,734

 

14,096,013

 

 

 

 

 

資本

 

 

 

 

資本金

23

10,884,332

 

10,893,070

資本剰余金

23

6,224,649

 

6,233,386

自己株式

23

645

 

756

利益剰余金

23

307,535

 

696,360

その他の資本の構成要素

 

1,444,437

 

3,147,631

親会社の所有者に帰属する持分合計

 

18,860,309

 

20,969,692

非支配持分

 

405,936

 

1,158,724

資本合計

 

19,266,246

 

19,810,968

資本及び負債の合計

 

30,296,980

 

33,906,981

 

②【連結損益計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

売上収益

6,25

12,690,246

 

17,418,966

売上原価

14,26

1,600,498

 

2,674,409

売上総利益

 

11,089,748

 

14,744,556

 

 

 

 

 

販売費及び一般管理費

22,26,

27

7,958,654

 

10,965,656

研究開発費

 

2,015,875

 

2,545,455

その他の収益

28

662,772

 

664,743

その他の費用

29

153,041

 

520,248

営業利益

 

1,624,948

 

1,377,939

 

 

 

 

 

金融収益

24,30

129,960

 

259,835

金融費用

30

647,898

 

869,887

税引前利益

 

1,107,010

 

767,887

法人所得税費用

13

1,051,767

 

1,636,139

当期利益(△損失)

 

55,242

 

868,252

 

 

 

 

 

当期利益(△損失)の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

1,066,185

 

388,825

非支配持分

 

1,010,943

 

1,257,078

 

 

    

 

 

1株当たり当期利益(△損失)

 

 

 

 

基本的1株当たり利益(円)

32

22.72

 

8.19

希薄化後1株当たり利益(円)

32

22.08

 

8.11

 

③【連結包括利益計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

当期利益(△損失)

 

55,242

 

868,252

 

 

    

 

 

その他の包括利益

 

 

 

 

純損益にその後に振替えられる可能性のある項目

 

 

 

 

在外営業活動体の換算差額

31

1,522,252

 

1,055,949

その他の包括利益合計

 

1,522,252

 

1,055,949

当期包括利益合計

 

1,577,495

 

187,696

 

 

 

 

 

当期包括利益の帰属

 

 

 

 

親会社の所有者

 

2,378,240

 

1,811,272

非支配持分

 

800,744

 

1,623,576

 

④【連結持分変動計算書】

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

自己株式

利益剰余金

その他の資本の構成要素

 

新株予約権

在外営業活動体の換算差額

合計

2021年1月1日残高

 

8,268,472

3,591,101

472

608,019

163,354

414,404

251,049

当期利益(△損失)

 

1,066,185

その他の包括利益

 

1,312,054

1,312,054

当期包括利益合計

 

1,066,185

1,312,054

1,312,054

支配継続子会社に対する持分変動

8

3,049,137

53,774

53,774

連結範囲の変動

 

剰余金の配当

 

150,838

新株の発行

23

2,615,859

2,615,859

12,930

12,930

株式報酬取引

 

345,204

345,204

新株予約権の発行

 

51,537

51,537

株式発行費用

 

18,772

新株予約権発行費用

 

3,719

3,719

自己株式の取得

 

172

非支配持分に係る売建プット・オプション負債の変動

 

3,085,598

57,116

57,116

その他

 

207

所有者との取引額合計

 

2,615,859

2,633,547

172

150,631

380,090

3,342

383,433

2021年12月31日残高

 

10,884,332

6,224,649

645

307,535

543,445

900,992

1,444,437

 

 

 

 

 

 

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

合計

2021年1月1日残高

 

11,000,032

1,769,072

12,769,104

当期利益(△損失)

 

1,066,185

1,010,943

55,242

その他の包括利益

 

1,312,054

210,198

1,522,252

当期包括利益合計

 

2,378,240

800,744

1,577,495

支配継続子会社に対する持分変動

8

3,102,911

794,760

3,897,672

連結範囲の変動

 

523,254

523,254

剰余金の配当

 

150,838

150,838

新株の発行

23

5,218,789

5,218,789

株式報酬取引

 

345,204

345,204

新株予約権の発行

 

51,537

51,537

株式発行費用

 

18,772

18,772

新株予約権発行費用

 

3,719

3,719

自己株式の取得

 

172

172

非支配持分に係る売建プット・オプション負債の変動

 

3,142,714

755,624

3,898,338

その他

 

207

207

所有者との取引額合計

 

5,482,036

562,390

4,919,646

2021年12月31日残高

 

18,860,309

405,936

19,266,246

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

 

資本金

資本剰余金

自己株式

利益剰余金

その他の資本の構成要素

 

新株予約権

在外営業活動体の換算差額

合計

2022年1月1日残高

 

10,884,332

6,224,649

645

307,535

543,445

900,992

1,444,437

当期利益(△損失)

 

388,825

その他の包括利益

 

1,422,447

1,422,447

当期包括利益合計

 

388,825

1,422,447

1,422,447

連結範囲の変動

 

新株の発行

23

8,737

8,737

株式報酬取引

 

276,230

276,230

新株予約権の発行

 

6,409

6,409

新株予約権発行費用

 

1,892

1,892

自己株式の取得

 

111

所有者との取引額合計

 

8,737

8,737

111

280,746

280,746

2022年12月31日残高

 

10,893,070

6,233,386

756

696,360

824,192

2,323,439

3,147,631

 

 

 

 

 

 

 

注記

番号

親会社の所有者に帰属する持分

非支配持分

資本合計

 

合計

2022年1月1日残高

 

18,860,309

405,936

19,266,246

当期利益(△損失)

 

388,825

1,257,078

868,252

その他の包括利益

 

1,422,447

366,497

1,055,949

当期包括利益合計

 

1,811,272

1,623,576

187,696

連結範囲の変動

 

58,915

58,915

新株の発行

23

17,475

17,475

株式報酬取引

 

276,230

276,230

新株予約権の発行

 

6,409

6,409

新株予約権発行費用

 

1,892

1,892

自己株式の取得

 

111

111

所有者との取引額合計

 

298,110

58,915

357,025

2022年12月31日残高

 

20,969,692

1,158,724

19,810,968

 

⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】

 

 

 

 

(単位:千円)

 

注記

番号

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

税引前利益

 

1,107,010

 

767,887

減価償却費及び償却費

 

383,033

 

521,666

営業債権及びその他の債権の増減額

 

318,206

 

1,092,192

営業債務及びその他の債務の増減額

 

92,152

 

559,902

棚卸資産の増減額

 

308,742

 

205,446

賞与引当金の増減額

 

24,382

 

26,260

金融収益及び金融費用

30

572,540

 

747,638

その他

 

262,212

 

139,654

小計

 

1,105,653

 

1,465,371

利息の受取額

 

70,049

 

71,150

利息の支払額

 

32,695

 

27,760

法人所得税の支払額

 

590,740

 

1,115,440

営業活動による正味キャッシュ・フロー

 

552,268

 

393,320

 

 

 

 

 

投資活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

定期預金の純増減額

 

 

1,164,533

有形固定資産の取得による支出

 

379,488

 

973,523

有形固定資産の売却による収入

 

453

 

無形資産の取得による支出

 

314,913

 

966,453

差入保証金・敷金の増加による支出

 

14,187

 

266

差入保証金・敷金の減少による収入

 

30

 

450

貸付金の回収による収入

 

13,628

 

4,743

投資有価証券の取得による支出

 

246,319

 

589,252

投資有価証券の売却による収入

 

678,415

 

関連会社への投資による支出

 

 

181,254

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出

 

 

246,073

その他

 

1,739

 

投資活動による正味キャッシュ・フロー

 

260,639

 

4,116,163

 

 

    

 

 

財務活動によるキャッシュ・フロー

 

 

 

 

短期借入金増減額

33

20,902

 

500,000

長期借入金の返済による支出

33

800,000

 

新株予約権の行使による株式の発行による収入

 

1,319,377

 

新株予約権の発行による収入

 

86,425

 

6,409

非支配持分からの払込による収入

 

3,020,600

 

自己株式の取得による支出

 

172

 

111

リース負債の返済による支出

18,33

88,948

 

152,624

非支配株主への払戻による支出

 

524,447

 

配当金の支払額

 

150,838

 

その他

 

29,686

 

財務活動による正味キャッシュ・フロー

 

2,853,211

 

646,327

 

 

 

 

 

現金及び現金同等物に係る換算差額

 

884,629

 

1,066,346

現金及び現金同等物の増減額

 

4,029,469

 

3,302,823

現金及び現金同等物の期首残高

 

10,322,664

 

14,352,133

現金及び現金同等物の期末残高

 

14,352,133

 

11,049,310

 

【連結財務諸表注記】
1.報告企業

 当社は日本国に所在する株式会社です。登記されている事務所の住所及び事業の主たる場所は、東京都中央区日本橋本町二丁目2番2号です。当社グループは医薬品関連事業及び医療機器関連事業を行っております。

 当社の連結子会社である北京コンチネント薬業有限公司、上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.及び上海リーフ国際貿易有限公司は、中国における臨床試験、医薬品の開発及び製造販売、抗体製造販売、創薬関連の研究受託等の医薬品関連事業を行っております。米国においては、連結子会社のGNI USA, Inc.及びCullgen Inc.が医薬品開発を行っております。

 当社の連結子会社であるBerkeley Advanced Biomaterials LLCおよびマイクレン・ヘルスケア株式会社は、生体材料、医療機器選任製造販売業者(DMAH)および治験国内管理人、(ICC)サービスを行っております。

 当社グループの2022年12月31日に終了する連結会計期間の連結財務諸表は、2023年3月31日に取締役代表執行役社長兼CEOイン・ルオ及び取締役執行役CFO鈴木 勘一郎によって承認されております。

 

2.作成の基礎

(1)IFRSに準拠している旨の事項

 当社グループの連結財務諸表は、国際会計基準審議会によって公表されたIFRSに準拠して作成しております。当社グループは、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和51年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしていることから、同第93条の規定を適用しております。

 

(2)測定の基礎

 当社グループの連結財務諸表は、(3.重要な会計方針)で記載されているとおり、公正価値で測定されている金融商品を除き、取得原価を基礎として作成しております。

 

(3)機能通貨及び表示通貨

 当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円未満を切り捨てて表示しております。

 

3.重要な会計方針

(1)連結の基礎

 当社グループの連結財務諸表は、当社及び子会社の財務諸表並びに関連会社の持分相当額を含めております。

① 子会社

 子会社とは、当社グループにより支配されている企業をいいます。支配とは投資先に対するパワーを有し、投資先への関与により生じるリターンの変動にさらされ、かつ投資先に対するパワーを通じてリターンに影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。当社グループは、子会社に対する支配を獲得した日から当該子会社を連結し、支配を喪失した日から連結を中止しております。

 グループ会社間の債権債務残高、取引高、及びグループ会社間取引によって発生した未実現損益は、連結財務諸表の作成にあたり消去しております。

 

② 関連会社

 関連会社とは、当社グループがその財務及び経営方針に対して重要な影響力を有しているものの、支配又は共同支配はしていない企業をいいます。当社グループが他の企業の議決権の20%から50%を保有する場合、当社グループは当該企業に対して重要な影響力を有していると推定されます。当社グループは、関連会社に対する投資について、持分法を用いて会計処理を行っております。

 

(2)企業結合

 企業結合は、取得法を適用して会計処理をしております。

 被取得企業における識別可能な資産および負債は取得日の公正価値で測定しております。

 のれんは、企業結合で移転された対価、被取得企業の非支配持分の金額、および取得企業が以前に保有していた被取得企業の資本持分の公正価値の合計が、取得日における識別可能な資産および負債の正味価額を上回る場合にその超過額として測定しております。企業結合で移転された対価は、取得企業が移転した資産、取得企業に発生した被取得企業の旧所有者に対する負債および取得企業が発行した資本持分の取得日における公正価値の合計で計算しております。

 企業結合が生じた期間の末日までに企業結合の当初の会計処理が完了していない場合には、暫定的な金額で会計処理を行い、取得日から1年以内の測定期間において、暫定的な金額の修正を行います。

 当社グループは非支配持分を公正価値もしくは被取得企業の識別可能な純資産に対する非支配持分相当額で測定するかについて、企業結合ごとに選択しております。

 取得関連費は発生した期間に費用として処理しております。

 なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本取引として会計処理しており、当該取引からのれんは認識しておりません。

 

(3)外貨換算

 当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。また、グループ内の各企業はそれぞれの機能通貨を定めており、各企業の財務諸表に含まれる科目はその機能通貨を使用して測定しております。

 外貨建取引は、当初は取引日における為替レートにより計上しております。外貨建ての貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートにより円貨に換算し、その換算差額は当期の純損益として認識しております。

 在外営業活動体の資産及び負債は期末日の為替レートにより、収益及び費用は取引日の為替レートに近似する平均レートにより、それぞれ円貨に換算しており、その換算差額はその他の包括利益を通じて認識しております。

 在外営業活動体を処分する場合には、当該営業活動体に関連する累積換算差額を処分時に純損益に振り替えております。

 

(4)金融商品

① 金融資産の認識及び測定

 当社グループでは、金融資産は、契約条項の当事者となった場合に認識しております。営業債権及びその他の債権については、これらの取引日に当初認識しております。当初認識時において、金融資産をその公正価値で測定し、金融資産が純損益を通じて公正価値で測定するものでない場合には、金融資産の取得に直接起因する取引費用を加算しております。

 

(a)負債性金融商品

償却原価で測定する金融資産

 負債性金融商品としての金融資産は、以下の要件をともに満たす場合に償却原価で事後測定しております。

・当社グループのビジネスモデルにおいて、当該金融資産の契約上のキャッシュ・フローを回収することを目的として保有している場合

・契約条件が、特定された日に元本及び元本残高に係る利息の支払いのみによるキャッシュ・フローを生じさせる場合

当初認識後、償却原価で測定する金融資産の帳簿価額については実効金利法を用いて算定しております。

 

(b)資本性金融商品

公正価値で測定する金融資産

 資本性金融商品については、公正価値で測定し、その変動を純損益を通じて認識しております。

 

② 金融資産の認識の中止

 当社グループは、金融資産は、投資から生じるキャッシュ・フローに対する契約上の権利が消滅したか、あるいは、当該金融資産が譲渡され、当社グループが金融資産の所有に係るリスク及び経済価値のほとんどすべてが移転する場合、あるいは、当社グループは当該金融資産のリスク及び経済価値のほとんどすべてを移転も保持もしていないが、資産に対する支配を移転している場合に、当該金融資産の認識を中止しております。

 

③ 金融負債の認識及び測定

 当社グループは、金融負債を当該金融商品の契約当事者になった時点で認識しております。

 

 償却原価で測定する金融負債

 純損益を通じて公正価値で測定する金融負債以外の金融負債は、償却原価で測定する金融負債に分類しております。償却原価で測定する金融負債は、当初認識時に公正価値からその発行に直接起因する取引コストを減算して測定しております。また、当初認識後は実効金利法に基づく償却原価で測定しております。

 

④ 金融負債の認識の中止

 当社グループは、金融負債が消滅した場合、つまり、契約上の義務が免責、取消または失効となった場合に、金融負債の認識を中止しております。

 

⑤ 金融資産及び金融負債の表示

 金融資産及び金融負債は、当社グループがそれらの残高を相殺する法的権利を現在有し、純額で決済するか、または資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表示しております。

 

⑥ 金融資産の減損

 当社グループは、償却原価で測定する金融資産については、予想信用損失に対する貸倒引当金を認識しております。報告日ごとに各金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加していない場合には、12か月の予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している場合には、全期間の予想信用損失と等しい金額を貸倒引当金として認識しております。

 信用リスクが著しく増大しているかどうかは、報告日ごとに当初認識以降の債務不履行の発生リスクの変化に基づいて判断しており、信用リスクが著しく増加しているか否かの評価を行う際には、期日経過情報のほか、財務情報等の当社グループが合理的に利用可能かつ裏付け可能な情報を考慮しております。ただし、営業債権については、信用リスクの当初認識時点からの著しい増加の有無にかかわらず、常に全期間の予想信用損失と等しい金額で貸倒引当金を認識しております。

 なお、金融資産に係る信用リスクが報告日現在で低いと判断される場合には、当該金融資産に係る信用リスクが当初認識以降に著しく増大していないと評価しております。

 当該金融資産が信用減損金融資産であるかどうかは、債務者による支払不履行又は滞納、当社グループが債務者に対してそのような状況でなければ実施しなかったであろう条件で行った債権の回収期限の延長、債務者又は発行企業が破たんする兆候、活発な市場の消滅等により判断しております。

 予想信用損失は、契約に従って企業に支払われるべきすべての契約上のキャッシュ・フローと、企業が受け取ると見込んでいるすべてのキャッシュ・フローとの差額を当初の実効金利で割り引いたものをそれぞれの債務不履行発生リスクでウェイト付けした加重平均として測定しております。

 ある信用減損金融資産の全体又は一部分の将来の回収が現実的に見込めず、すべての担保が実現又は当社グループに移転された時に、直接減額されます。減損損失認識後に減損損失を減額する事象が発生した場合は、減損損失の減少額(貸倒引当金の減少額)を純損益で戻し入れております。

 

(5)有形固定資産

 有形固定資産の測定には原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で測定しております。取得原価には、資産の取得に直接付随する費用、解体・除去及び設置場所の原状回復費用の当初見積額を含めております。

 減価償却費は、償却可能価額を各構成要素の見積耐用年数にわたって、定額法により算定しております。

 減価償却費の算定で使用されている見積耐用年数は以下のとおりです。

・建物及び構築物:3~39年

・機械及び装置:6~15年

・車両運搬具:4~5年

・工具、器具及び備品:3~10年

・使用権資産:2~5年

 資産の減価償却方法、見積耐用年数及び残存価額は各年度末に見直し、変更がある場合には、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用します。

 

(6)のれん

 当初認識時におけるのれんの測定については、(2)企業結合に記載しております。当初認識後は取得原価から減損損失累計額を控除した金額で測定しております。

 のれんの減損については、(9)有形固定資産、のれん及び無形資産の減損に記載しております。

 

(7)無形資産

 個別に取得した無形資産は、当初認識時に取得原価で測定しており、企業結合において取得した無形資産の原価は、取得日現在における公正価値で測定しております。当初認識後の測定には原価モデルを採用し、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で測定しております。

 無形資産は、使用可能となった時点から償却を開始しております。償却費は、償却可能価額を各構成要素の見積耐用年数にわたって、定額法により算定しております。

 償却費の算定で使用されている見積耐用年数は以下のとおりです。

・ソフトウエア:5年

・顧客基盤:25年

・ブランド:20年

 資産の償却方法、見積耐用年数及び残存価額は各年度末に見直し、変更がある場合には、会計上の見積りの変更として将来に向かって適用します。販売権については、対象となる製品が開発段階にあり、未だ規制当局の承認が得られないため、償却しておりません。

 

研究開発費の処理

 研究活動のための支出は、発生した期間の費用として認識しております。

 開発(または内部プロジェクトの開発局面)における支出は、以下のすべてを立証できる場合に限り資産として認識することとしており、その他の支出はすべて発生時に費用処理しております。

・使用又は売却できるように無形資産を完成させる技術上の実行可能性

・無形資産を完成させ、さらにそれを使用又は売却する意図

・無形資産を使用又は売却する能力

・無形資産が可能性の高い将来の経済的便益を創出する方法

・無形資産の完成、それを使用又は売却のために必要となる財務上及びその他の資源の利用可能性

・開発期間中の無形資産に起因する支出を信頼性をもって測定できる能力

 

(8)リース

 当社は、契約の開始日に、当該契約がリース又はリースを含んだものであるかどうかを判定しております。契約が特定された資産の使用を支配する権利を一定期間にわたり対価と交換に移転する場合は、当該契約はリースであるか又はリースを含んでおります。

 

借手としてのリース

 リースの開始日において、使用権資産及びリース負債を認識しております。使用権資産は開始日においてリース負債の当初測定額に当初直接コスト等を調整し、リース契約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初の測定を行っております。開始日後においては、原価モデルを適用して、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除して測定しております。使用権資産は、当社グループがリース期間の終了時にリース資産の所有権を取得することが合理的に確実である場合を除き、開始日から耐用年数又はリース期間の終了時のいずれか早い時まで、定額法により減価償却しております。リース期間については、リースの解約不能期間に加えて、行使することが合理的に確実である場合におけるリースの延長オプションの対象期間と、行使しないことが合理的に確実である場合におけるリースの解約オプションの対象期間を含む期間として決定しております。

 リース負債は、開始日において同日現在で支払われていないリース料を借手の追加借入利子率で割り引いた現在価値で測定しております。開始日後においては、リース負債に係る金利や、支払われたリース料を反映するようにリース負債の帳簿価額を増減しております。リースの条件変更が行われた場合には、リース負債を再測定しております。また、リースの条件変更のうち独立したリースとして会計処理されず、かつリースの範囲を減少させるものについては、使用権資産の帳簿価額をリースの部分又は全面的な解約を反映するように減額し、リースの部分的又は全面的な解約に係る利得又は損失を純損益に認識しております。それ以外のリースの条件の変更については、使用権資産に対して対応する修正を行っております。

 当社グループは、リース期間が12か月以内の短期リース及び少額リースについて、IFRS第16号の免除規定を適用し、使用権資産及びリース負債を認識しないことを選択しております。当社グループは、これらのリースに係るリース料をリース期間にわたり定額法により費用として認識しております。

 

(9)有形固定資産、のれん及び無形資産の減損

① 有形固定資産及び無形資産の減損

 当社グループは、期末日において、有形固定資産及び無形資産が減損している可能性を示す兆候の有無を検討しております。

 減損の兆候がある場合には、回収可能価額の見積りを実施しております。また耐用年数を確定できない、もしくは未だ使用可能ではない無形資産については、減損の兆候の有無にかかわらず毎年一定の時期に減損テストを実施しております。

 回収可能価額の見積りにおいて、個々の資産の回収可能価額を見積もることができない場合には、その資産の属する資金生成単位の回収可能価額を見積もっております。資金生成単位とは、他の資産又は資産グループからおおむね独立したキャッシュ・イン・フローを生み出す最小単位の資産グループをいいます。

 回収可能価額は、処分費用控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い方で算定しております。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは評価日における貨幣の時間価値及び当該資産に固有のリスクを反映した割引率を用いて現在価値に割り引いております。

 資産又は資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、差額は減損損失として純損益で認識しております。

 

② のれんの減損

 のれんは、企業結合のシナジーから便益を得ると見込まれる資金生成単位に配分し、毎年一定の時期及びその資金生成単位に減損の兆候があると認められた場合にはその都度、減損テストを実施しております。減損テストにおいて資金生成単位の回収可能価額が帳簿価額を下回る場合には、その帳簿価額を回収可能価額まで減額し、差額は減損損失として純損益で認識しております。

 資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まず資金生成単位に配分されたのれんの帳簿価額から減額するように配分し、次に資金生成単位におけるその他の資産の帳簿価額を比例的に減額するよう配分しております。

 

 

③ 減損の戻入

 有形固定資産及び無形資産について過年度に認識した減損損失については、期末日において、損失が消滅又は減少している可能性を示す兆候の有無を検討しております。減損の戻入の兆候がある場合には、その資産又は資金生成単位の回収可能価額の見積りを行っております。回収可能価額が、資産又は資金生成単位の帳簿価額を上回る場合には、過年度に減損損失が認識されていなかった場合の帳簿価額から必要な償却又は減価償却費を控除した後の帳簿価額を超えない金額を上限として、減損損失の戻入を実施しております。

 のれんについて認識した減損損失は、その後の期間に戻入を行いません。

 

(10)棚卸資産

 棚卸資産は取得原価と正味実現可能価額のいずれか低い額で測定しております。取得原価には、購入原価、加工費及び棚卸資産が現在の場所及び状態に至るまでに発生したその他のすべての原価が含まれております。正味実現可能価額は、通常の事業の過程における見積売価から、完成に要する見積原価及び販売に要する見積費用を控除して算定しております。棚卸資産の原価は、主として移動平均法により算定しております。

 

(11)現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資から構成されております。

 

(12)株式報酬

 当社は、持分決済型の株式報酬制度として、ストック・オプション制度を採用しております。ストック・オプションは、付与日における公正価値で測定しており、権利が確定するまでの期間にわたり費用として認識し、同額を資本の増加として認識しております。

 

(13)政府補助金

 政府補助金は、当社グループが補助金交付のための付帯条件を満たし、補助金が受領されるという合理的な保証が得られた時に、公正価値で測定し認識しております。費用項目に対する政府補助金の場合は、費用の発生と同じ連結会計期間に収益として計上しております。資産に関する補助金の場合は、繰延収益に認識し、それを資産の耐用年数にわたり、規則的に収益として認識しております。

 

(14)収益

 当社グループでは、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」に従い、以下の5つのステップアプローチに基づき、収益を認識しております。

 ステップ1:顧客との契約を識別する

 ステップ2:契約における履行義務を識別する

 ステップ3:取引価格を算定する

 ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する

 ステップ5:企業の履行義務の充足時に収益を認識する

 当社グループは、医薬品及び医療機器の販売を行っております。このような販売については、顧客へ製品を引き渡した時点で、製品への支配が顧客に移転し、一時点で履行義務が充足されることから、当該時点で収益を認識しております。

 製品の販売から生じる収益は、販売契約における対価から販売数量や販売金額に基づくリベートや値引きなどを控除した金額で算定しております。

 製品の販売契約における対価は、顧客へ製品を引き渡した時点から主として1年以内に受領しております。なお、重大な金融要素は含んでおりません。

 

(15)短期従業員給付

 短期従業員給付については、従業員が会社に勤務を提供したときに、当該勤務と交換に支払うことが見込まれる金額を割り引かずに費用として認識しております。

 

 

(16)法人所得税

 法人所得税は、当期税金及び繰延税金から構成されております。これらは、企業結合から生じた項目及びその他の包括利益で認識される項目を除き、純損益で認識しております。

 当期税金は、税務当局に対する納付又は税務当局からの還付が予想される金額で測定しております。税額の算定に使用する税率及び税法は、期末日までに制定又は実質的に制定されたものです。

 繰延税金は、期末日における資産及び負債の税務基準額と財務報告上の帳簿価額との間の一時差異に基づいて算定しております。繰延税金資産は、将来減算一時差異、未使用の税額控除及び繰越欠損金について、それらを回収できる課税所得が生じると見込まれる範囲において認識し、繰延税金負債は、将来加算一時差異に関して認識しております。

 繰延税金資産の帳簿価額は期末日時点において毎期見直し、繰延税金資産の全額もしくは一部の計上が認められるために必要な課税所得が生ずる可能性が低くなった範囲において減額しております。また、未認識の繰延税金資産は各期末日で再評価を行い、将来の課税所得が当該繰延税金資産を回収できる可能性が高くなった範囲において新たに認識しております。

 繰延税金資産及び負債は、期末日までに制定又は実質的に制定されている税率に基づいて、当該資産が実現されるもしくは負債が決済される年度の税率を見積り、算定しております。

 

(17)1株当たり利益

 基本的1株当たり利益は、親会社の所有者に帰属する当期利益を、その期間の自己株式を調整した発行済普通株式の加重平均株式数で除して算定しております。希薄化後1株当たり利益は、すべての希薄化効果のある潜在的普通株式による影響について、親会社の所有者に帰属する当期利益及び自己株式を調整した発行済株式の加重平均株式数を調整することにより算定しております。

 

4.重要な会計上の判断、見積り及び仮定

 IFRSに準拠した連結財務諸表の作成において、経営者は会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定を設定することが義務付けられております。実際の業績はこれらの見積りと異なる場合があります。

 判断、見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、見積りを見直した会計期間及び将来の会計期間において認識しております。

 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断については、現時点で入手し得る最新の情報に基づいて行っておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、財政状態及び経営成績に及ぼす影響が不透明な状況であります。当連結会計年度は一部の連結子会社で売上収益の減少などの影響を受けておりますが、翌連結会計年度はこの影響も概ね収束し、例年並みの需要が見込まれると仮定し、会計上の見積りを行っております。

 当社グループの連結財務諸表に重要な影響を与える可能性のある、会計上の判断、見積り及び仮定は以下のとおりであります。

 なお、当連結会計年度における会計上の見積りは最善の見積りであるものの、新型コロナウイルス感染症による影響は不確実性が高いため、収束時期の遅れなど今後の状況の変化により判断を見直した結果、将来の財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。

 

(1) 有形固定資産、のれん及び無形資産の減損

① 連結財政状態計算書に計上した金額

有形固定資産      3,951,217千円

使用権資産        755,167千円

のれん         6,047,721千円

無形資産        2,928,800千円

 

② その他の情報

 当社グループは、有形固定資産、のれん及び無形資産について、(3.重要な会計方針)に従って、減損テストを実施しております。減損テストにおける回収可能価額の算定において、将来のキャッシュ・フロー、割引率等について仮定を設定しております。これらの仮定については、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。(9.有形固定資産)及び(10.のれん及び無形資産)を参照下さい。

 

 

(2) 開発費の資産化

① 連結財政状態計算書に計上した金額

研究開発支出       1,133,247千円(無形資産に含まれる)

 

② その他の情報

 当社グループは、一部の開発費については無形資産を完成させる技術上の実行可能性が高まったことから資産化の要件を満たすと判断し、無形資産に計上しております。

 

(3) 当社グループの会計方針を適用する際の重要な判断

 見積りを伴う重要な判断とは別に、経営者が当社グループの会計方針を適用する過程で行った重要な判断のうち、連結財務諸表に認識されている金額に最も重要な影響を与えているものは以下のとおりです。

 28.その他の収益

 

 

5.未適用の新基準

 本連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた基準書及び解釈指針のうち、当社グループに重要な影響があるものはありません。

 

 

6.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。

 当社グループは、創薬及び製造販売事業である医薬品事業及び、医療機器事業を展開しております。医薬品事業では、医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究などを行っており、医療機器事業では、生体材料を含む医療機器の研究開発、製造及び販売を行っております。

 

各報告セグメントの主要製品は次のとおりであります。

報告セグメント

会社名

主要製品

医薬品事業

株式会社ジーエヌアイグループ、北京コンチネント薬業有限公司、

上海ジェノミクス有限公司、GNI Hong Kong Limited、GNI Tianjin Limited、上海ジェノミクステクノロジー有限公司、Cullgen (Shanghai), Inc.、GNI USA, Inc.、Cullgen Inc.、上海リーフ国際貿易有限公司

アイスーリュイ、医薬品開発、その他医薬品、試薬

医療機器事業

Berkeley Advanced Biomaterials LLC、マイクレン・ヘルスケア株式会社

生体材料、医療機器選任製造販売業者(DMAH)および治験国内管理人(ICC)サービス

 

 

 

(2) 収益及び業績

  当社グループの報告セグメント情報は以下のとおりです。

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結

医薬品事業

医療機器事業

合計

売上収益

 

 

 

 

 

(1)外部顧客への売上収益

10,895,082

1,795,164

12,690,246

12,690,246

(2)セグメント間の内部売上収益又は振替高

123,958

123,958

123,958

10,895,082

1,919,122

12,814,205

123,958

12,690,246

セグメント利益

983,070

641,877

1,624,948

1,624,948

 

 

 

金融収益

129,960

 

 

 

金融費用

647,898

 

 

 

税引前利益

1,107,010

(注)1.セグメント間の内部売上収益又は振替額は、独立企業間価格に基づいております。

2.売上収益の調整額は、セグメント間の内部売上収益であります。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益を用いております。

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結

医薬品事業

医療機器事業

合計

減価償却費及び償却費

286,631

96,402

383,033

383,033

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結

医薬品事業

医療機器事業

合計

売上収益

 

 

 

 

 

(1)外部顧客への売上収益

14,991,354

2,427,611

17,418,966

17,418,966

(2)セグメント間の内部売上収益又は振替高

93,750

93,750

93,750

14,991,354

2,521,361

17,512,716

93,750

17,418,966

セグメント利益

431,488

946,450

1,377,939

1,377,939

 

 

 

金融収益

259,835

 

 

 

金融費用

869,887

 

 

 

税引前利益

767,887

(注)1.セグメント間の内部売上収益又は振替額は、独立企業間価格に基づいております。

2.売上収益の調整額は、セグメント間の内部売上収益であります。

3.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益を用いております。

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結

医薬品事業

医療機器事業

合計

減価償却費及び償却費

406,008

115,658

521,666

521,666

 

(3) 製品及びサービスに関する情報

 製品及びサービスについての外部顧客からの売上収益は以下のとおりになります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

アイスーリュイ

9,690,910

12,939,076

生体材料(代替骨)

1,919,122

2,521,361

その他

1,080,213

1,958,527

合計

12,690,246

17,418,966

 

(4) 地域別に関する情報

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

日本

中国

米国

連結

外部顧客からの売上収益(注1)

126,031

10,768,887

1,795,328

12,690,246

非流動資産(2021年12月末)(注2)

77,257

3,953,297

6,946,968

10,977,523

(注1)顧客の所在地に基づいて測定しております。

(注2)その他の金融資産、繰延税金資産は含まれておりません。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

日本

中国

米国

連結

外部顧客からの売上収益(注1)

20,957

14,870,594

2,527,413

17,418,966

非流動資産(2022年12月末)(注2)

344,754

5,193,027

8,145,124

13,682,906

(注1)顧客の所在地に基づいて測定しております。

(注2)その他の金融資産、繰延税金資産、持分法で会計処理されている投資は含まれておりません。

 

(5) 主要な顧客に関する情報

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上収益

関連するセグメント名

Sinopharm Holding Henan Co., Ltd.

1,315,926

医薬品事業

Sinopharm holdings Shandong Co., Ltd.

632,136

医薬品事業

Sinopharm Holdings Co., Ltd.

478,334

医薬品事業

Beijing Keyuan Xinhai Pharmaceutical Management Co., Ltd.

449,614

医薬品事業

K2M, Inc.

412,397

医療機器事業

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

顧客の名称又は氏名

売上収益

関連するセグメント名

Sinopharm

4,596,597

医薬品事業

China Resources Pharmaceutical

880,834

医薬品事業

Stryker Spine

633,006

医薬機器事業

Shanghai Pharma Kyuan

431,463

医薬品事業

OsteoRemedies

396,691

医薬機器事業

(注)当連結会計年度は、顧客は企業グループ毎にまとめて記載しております。

Stryker SpineはK2M, Inc.を含みます。

SinopharmはSinopharm Holdings Co., Ltd.、Sinopharm Holding Henan Co., Ltd.、Sinopharm holdings Shandong Co., Ltd.、Sinopharm Holdings Shanxi Co., Ltd.等を含みます。

 

 

7.企業結合等

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 当社は、2020年12月28日開催の取締役会において、当社の完全子会社であるProject Blue II Merger Sub.を消滅会社とし、Berkeley Advanced Biomaterials Inc.を存続会社とする米国カリフォルニア州法上の合併を行うことを決議し、2021年2月19日付で米カリフォルニア州当局に承認されております。

(1)取引の概要

(a)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 Berkeley Advanced Biomaterials Inc.

事業の内容    Berkeley Advanced Biomaterials LLCの持分の保有

(b)企業結合の主な理由

本買収を通じてBerkeley Advanced Biomaterials LLCを100%子会社にすることにより、同社の製品群を米国内全土及び中国をはじめとした海外市場において展開し、当社グループの1社としてより一層の事業拡大を円滑に進めることができるため

(c)効力発生日

2021年1月28日

(d)取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法

当社株式を対価とする「逆三角合併」方式による株式の取得

(e)結合後企業の名称

Berkeley Advanced Biomaterials Inc.

(f)取得した議決権比率

100%

(g)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が、当社の株式を対価としてBerkeley Advanced Biomaterials Inc.の株式を取得したことによるものであります。

(2)取得日における支払対価、取得資産及び引受負債の公正価値

 

(単位:千円)

 

金額

支払対価の公正価値

3,899,411

非流動資産

 

子会社株式

3,899,411

取得資産及び引受負債の公正価値(純額)

3,899,411

のれん

 

(3)取得関連費用

企業結合に係る取得関連費用として、株式取得に係る業務委託費用等48,805千円を連結損益計算書の販売費及び一般管理費に計上しております。

(4)業績に与える影響

当社グループの連結損益計算書には、取得日以降に被取得会社から生じた当期損失が61,303千円含まれております。企業結合が期首に実施されたと仮定した場合、当連結会計年度の連結損益計算書の売上収益は12,690,246千円、当期利益は55,242千円です。

 

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 当社は、2022年11月29日開催の取締役会において、マイクレン・ヘルスケア株式会社の株式を取得し、子会社化することについて決議し、2022年11月30日に当該株式を取得し子会社化いたしました。

(1)取引の概要

(a)被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称 マイクレン・ヘルスケア株式会社

事業の内容    医療機器選任製造販売業(DMAH)サービス/治験国内管理人サービス

(b)企業結合の主な理由

マイクレン・ヘルスケア株式会社の海外企業向け医療機器現地代理人ビジネスを通して、生体材料を含む海外の医療機器製品を日本市場に導入するため。

(c)効力発生日

2022年11月30日(みなし取得日2022年12月31日)

(d)取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法

現金を対価とする株式取得

(e)結合後企業の名称

変更はありません。

(f)取得した議決権比率

60%

(g)取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が、現金を対価として被取得企業の株式の60%を取得したことによるものであります。

(2)取得日における支払対価、取得資産、引受負債の公正価値及びのれん

 

        (単位:千円)

 

           金額

支払対価の公正価値(現金)

                      360,000

取得資産及び引受負債の公正価値

 

流動資産

                      157,766

非流動資産

                       26,644

資産合計

                      184,410

流動負債

                       22,103

非流動負債

                       15,019

負債合計

                       37,123

取得資産及び引受負債の公正価値(純額)

                      147,287

非支配持分(注1)

                       58,915

のれん(注2)

                      271,627

(注1)非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主の持分割合で測定しております。

(注2)のれんの主な内容は、個別に認識要件を満たさない、取得から生じることが期待される既存事業とのシナジー効果と超過収益力であります。なお、のれんについて、税務上損金算入を見込んでいる金額はありません。

 

(3)取得関連費用

 企業結合に係る取得関連費用として、株式取得に係る業務委託費用等6,000千円を連結損益計算書の販売費及び一般管理費に計上しております。

 (4)取得に伴うキャッシュ・フロー

 

         (単位:千円)

 

          金額

取得により支出した現金及び現金同等物

             360,000

取得時に被取得会社が保有していた現金及び現金同等物

             113,926

子会社の取得による支出

             246,073

 

 

(5)業績に与える影響

 当連結会計年度は貸借対照表のみを連結しているため、当社グループの連結損益計算書には、被取得企業から生じた売上収益及び当期利益は含まれておりません。また、企業結合が期首に実施されたと仮定した場合、当連結会計年度の連結損益計算書の売上高及び当期利益(△損失)は以下のとおりです。

 売上高       17,642,873千円

 当期利益(△損失) △861,002千円

 なお、当該プロフォーマ情報は監査証明を受けておりません。

 

8.支配継続子会社に対する持分の変動及び資本性金融商品の負債への再分類

 前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

 2021年1月に、当社グループはBerkeley Advanced Biomaterials LLCの30%の持分を追加取得し、同社を100%完全子会社化しました。その結果、資本剰余金、非支配持分及び在外営業活動体の換算差額がそれぞれ

3,084,931千円、755,624千円及び57,116千円減少しました。

 

 2021年1月に、Cullgen Inc.はグローバルベンチャーキャピタルの数社から2,750万米ドルのシリーズB投資を受けました。当該投資に対して同社は優先株式を発行しており、全体として負債に分類したことでその他の金融負債(非流動負債)に3,438,236千円を計上しました。その結果、当社グループのCullgen Inc.に対する資本剰余金と在外営業活動体の換算差額がそれぞれ35,793千円と3,342千円増加し、非支配持分が39,136千円減少しました。

 

 当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

 該当事項はありません。

 

9.有形固定資産

 有形固定資産の項目ごとの、期首及び期末の帳簿価額等の調整表は以下のとおりです。

(単位:千円)

取得原価

建物及び構築物

機械及び装置

車両運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

2021年1月1日時点の残高

2,029,630

704,513

41,402

109,414

69,162

59,499

3,013,621

個別取得

47,652

61,254

5,506

20,991

272,622

408,027

売却又は処分

△3,499

△41,191

△4,925

△2,011

△4,949

△56,576

建設仮勘定からの振替

66,567

121,040

340

△187,949

外貨換算差額

271,957

103,789

5,740

12,022

7,698

12,834

414,040

その他の増減

△1,628

△3,361

△4,989

2021年12月31日時点の残高

2,412,308

947,778

48,064

140,416

76,860

148,696

3,774,123

個別取得

283,937

144,203

19,400

587,501

1,035,042

売却又は処分

△654

△9,574

△10,228

建設仮勘定からの振替

25,386

67,059

△92,446

外貨換算差額

182,841

52,762

2,528

6,582

11,814

△1,629

254,900

当期_企業結合による取得

21,191

902

22,094

その他の増減

25

25

2022年12月31日時点の残高

2,925,012

1,202,254

50,592

167,301

88,674

642,120

5,075,957

 

 

(単位:千円)

減価償却累計額及び減損損失累計額

建物及び構築物

機械及び装置

車両運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

2021年1月1日時点の残高

278,980

216,534

17,918

75,167

588,600

減価償却費

82,164

81,112

4,039

13,287

180,603

売却又は処分

△2,006

△12,413

△4,728

△1,888

△21,036

外貨換算差額

41,279

33,026

2,417

7,271

83,995

その他の増減

△13

△1,628

△1,642

2021年12月31日時点の残高

400,403

316,631

19,647

93,838

830,520

減価償却費

111,445

108,019

4,717

18,166

242,349

売却又は処分

△654

△9,096

△9,750

外貨換算差額

25,213

18,782

943

3,527

48,466

当期_企業結合による取得

12,250

902

13,152

その他の増減

0

0

2022年12月31日時点の残高

548,658

434,337

25,308

116,435

1,124,739

 

(単位:千円)

帳簿価額

建物及び構築物

機械及び装置

車両運搬具

工具、器具及び備品

土地

建設仮勘定

合計

2021年1月1日時点の残高

1,750,649

487,979

23,484

34,246

69,162

59,499

2,425,021

2021年12月31日時点の残高

2,011,905

631,146

28,416

46,577

76,860

148,696

2,943,602

2022年12月31日時点の残高

2,376,353

767,917

25,284

50,866

88,674

642,120

3,951,217

 

 減価償却費は「売上原価」、「研究開発費」及び「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 当連結会計年度及び前連結会計年度における決算日以降の有形固定資産の取得に係るコミットメントはありません。

 

10.のれん及び無形資産

(1)調整表

 のれん及び無形資産の項目ごとの、期首及び期末の帳簿価額等の調整表は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

取得原価

のれん

販売権

顧客基盤

ブランド

仕掛研究開発費

ソフトウエア

特許権

その他

合計

2021年1月1日時点の残高

4,514,248

199,755

1,428,300

72,450

181,951

24,552

38,219

51,750

6,511,227

個別取得

内部開発

292,469

292,469

外貨換算差額

506,042

22,233

158,976

8,064

42,849

2,228

5,246

5,760

751,398

2021年12月31日時点の残高

5,020,290

221,988

1,587,276

80,514

517,270

26,780

43,466

57,510

7,555,096

個別取得

1,755

1,755

内部開発

600,227

600,227

当期_企業結合による取得

271,627

2,091

273,718

外貨換算差額

755,803

34,122

243,984

12,376

15,750

937

2,286

8,840

1,074,099

2022年12月31日時点の残高

6,047,720

256,111

1,831,260

92,890

1,133,247

31,565

45,753

66,350

9,504,897

 

 

(単位:千円)

 

償却累計額及び減損損失累計額

のれん

販売権

顧客基盤

ブランド

仕掛研究開発費

ソフトウエア

特許権

その他

合計

2021年1月1日時点の残高

195,201

12,376

16,148

37,516

17,681

278,924

償却

60,631

3,844

3,284

67

5,492

73,320

減損損失

外貨換算差額

24,586

1,558

1,364

5,154

2,227

34,890

2021年12月31日時点の残高

280,418

17,780

20,796

42,738

25,400

387,134

償却

72,185

4,576

2,500

77

6,538

85,877

減損損失

当期_企業結合による取得

1,506

1,506

外貨換算差額

44,169

2,800

639

2,246

4,000

53,857

2022年12月31日時点の残高

396,773

25,157

25,442

45,061

35,939

528,374

 

(単位:千円)

 

帳簿価額

のれん

販売権

顧客基盤

ブランド

仕掛研究開発費

ソフトウエア

特許権

その他

合計

2021年1月1日時点の残高

4,514,248

199,755

1,233,099

60,073

181,951

8,404

703

34,068

6,232,302

2021年12月31日時点の残高

5,020,290

221,988

1,306,857

62,733

517,270

5,983

727

32,109

7,167,961

2022年12月31日時点の残高

6,047,721

256,111

1,434,486

67,732

1,133,247

6,121

690

30,410

8,976,521

 

 償却費は、「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 当連結会計年度及び前連結会計年度における決算日以降の無形資産の取得に係るコミットメントはありません。

 

(2)未だ使用可能でない無形資産

 連結財政状態計算書に計上されている未だ使用可能でない主な無形資産は、販売権及び仕掛研究開発費であります。販売権については、2013年にイーピーエス社より取得したタミバロテンに係る販売権であり、前連結会計年度末で221,988千円、当連結会計年度末で256,111千円です。この販売権については、対象となる製品が開発段階にあり、未だ規制当局の承認が得られないため、償却しておりません。仕掛研究開発費については、北京コンチネントで主にCTD-ILDの適応症に対する第3相臨床試験に係る開発費であり、未だ開発段階にあり使用又は売却可能ではないため、償却しておりません。

 

(3)減損テスト

 北京コンチネント及びGNI Hong Kong Limited(以下、「GNI Hong Kong」)の取得により発生したのれんは、医薬品事業で識別された資金生成単位グループに配分されております。

 BABおよびマイクレンの取得により発生したのれんは、医療機器事業で識別された資金生成単位に配分されております。

 当連結会計年度において、医薬品事業に配分されたのれんは、北京コンチネント165,292千円(前連結会計年度157,031千円)、GNI Hong Kong29,374千円(前連結会計年度25,460千円)であり、医療機器事業に配分されたのれんは、5,581,426千円(前連結会計年度4,837,797千円)であり、以下のとおり減損テストを行っております。

 

① 北京コンチネント及びGNI Hong Kong(医薬品事業)

将来キャッシュ・フローの見積り:

 回収可能価額は使用価値とし、過去の経験を反映し経営者が承認した5年間の事業計画を基礎とした見積り将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことにより算定しています。なお、事業計画を策定している期間を超える期間の将来キャッシュ・フローの成長率は業界の長期平均成長率に基づき2%(前連結会計年度2%)と仮定しております。

割引率(税引前):

 加重平均資本コストに基づき、一定の調整をした割引率を用い、当連結会計年度は12.6%(前連結会計年度22.3%)としております。

 また、減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、当該資金生成単位グループにおいて、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。

 

② BAB(医療機器事業)

将来キャッシュ・フローの見積り:

 回収可能価額は使用価値とし、過去の経験を反映し経営者が承認した5年間の事業計画を基礎とした見積り将来キャッシュ・フローを現在価値に割り引くことにより算定しています。なお、事業計画を策定している期間を超える期間の将来キャッシュ・フローの成長率は業界の長期平均成長率に基づき2%(前連結会計年度2%)と仮定しております。

割引率(税引前):

 加重平均資本コストに基づき、一定の調整をした割引率を用い、当連結会計年度は9.6%(前連結会計年度12.2%)としております。

 また、減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、当該資金生成単位において、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。

 

 当社グループの販売権は、タミバロテンの販売権256,111千円(前連結会計年度221,988千円)であり、回収可能価額は経営者によって承認された、販売開始から5年間の患者数を想定したうえでのタミバロテンの事業計画に基づく見積り将来キャッシュ・フローを用いて計算した使用価値によっており、以下のとおり減損テストを行っております。

将来キャッシュ・フローの見積り:

 タミバロテンの販売開始から5年間の事業計画を基礎として将来キャッシュ・フローを見積っております。なお、事業計画を策定している期間を超える期間の将来キャッシュ・フローの成長率は業界の長期平均成長率に基づき2%(前連結会計年度2%)と仮定しております。

割引率(税引前):

 加重平均資本コストに基づき、一定の調整をした割引率を用い、当連結会計年度は10.2%(前連結会計年度13.8%)としております。

 また、減損テストに用いた主要な仮定が合理的に予測可能な範囲で変化したとしても、当該資産において、重要な減損が発生する可能性は低いと判断しております。

 

11.その他の金融資産

 その他の金融資産の内訳は以下のとおりです。

 

非流動資産

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

償却原価で測定される金融資産:

 

 

貸付金

4,743

敷金保証金

59,076

63,427

長期性預金

-

977,311

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産:

 

 

出資金

887,694

1,229,423

合計

951,513

2,270,162

 

流動資産

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

償却原価で測定される金融資産:

 

 

貸付金

4,743

4,743

定期預金

-

191,799

合計

4,743

196,543

 

12.持分法で会計処理されている投資

関連会社に対する投資

(1)個々には重要性がない関連会社に対する投資の帳簿価額は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(2021年12月31日)

当連結会計年度
(2022年12月31日)

帳簿価額合計

622,476

 

(2)個々には重要性がない関連会社の当期包括利益の持分取込額は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度
(自 2021年1月1日)
(至 2021年12月31日)

当連結会計年度
(自 2022年1月1日)
(至 2022年12月31日)

当期利益に対する持分取込額

その他の包括利益に対する持分取込額

当期包括利益に対する取込額

(注) 当社グループが保有するCBIOの議決権は20%未満でありますが、取締役会を通じて当該会社に対する重要な影響力を有しているため、関連会社としております。

 

13.法人所得税

(1)認識された繰延税金資産及び繰延税金負債の残高、増減(同一の租税区域内での残高の相殺前)の内容は以下のとおりです。

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度期首

(2021年1月1日)

純損益で認識された金額

その他

前連結会計年度末

(2021年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

未払費用

9,719

△9,479

△220

19

のれん及び無形資産

152,185

57,880

25,185

235,252

出資金

-

6,597

403

7,000

その他

1,618

△477

△123

1,017

繰延税金資産計

163,523

54,521

25,245

243,290

繰延税金負債

 

 

 

 

のれん及び無形資産

△224,780

△125,794

△30,966

△381,541

出資金

△32,626

△80,140

△7,726

△120,492

その他

△47,273

1,137

△15,372

△61,509

繰延税金負債計

△304,680

△204,798

△54,065

△563,544

合計

△141,157

△150,276

△28,819

△320,254

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

 

当連結会計年度期首

(2022年1月1日)

純損益で認識された金額

その他

当連結会計年度末

(2022年12月31日)

繰延税金資産

 

 

 

 

未払費用

19

1

20

のれん及び無形資産

235,252

△18,325

13,445

230,372

出資金

7,000

11,182

3,445

21,629

その他

1,017

20,283

983

22,284

繰延税金資産計

243,290

13,141

17,875

274,307

繰延税金負債

 

 

 

 

のれん及び無形資産

△381,541

△79,938

△59,827

△521,307

出資金

△120,492

85,598

△17,257

△52,152

その他

△61,509

1,294

△3,250

△63,466

繰延税金負債計

△563,544

6,954

△80,336

△636,926

合計

△320,254

20,095

△62,460

△362,619

 

(2)未認識の繰延税金資産及び繰延税金負債

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

将来減算一時差異

4,285,174

8,187,310

繰越欠損金

9,307,363

11,524,990

(注) 繰延税金負債を認識していない子会社に対する投資に係る将来加算一時差異の総額は、前連結会計年度末5,002,845千円、当連結会計年度末8,726,624千円であります。これらは、当社グループが一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内に一時差異が解消しない可能性が高いため、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。

 

(3)繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の繰越期限

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

1年目

117,695

273,420

2年目

504,876

816,863

3年目

1,110,210

1,359,435

4年目

1,308,446

3,102,059

5年目以降

6,266,135

5,973,212

合計

9,307,363

11,524,990

 

(4)法人所得税費用

 法人所得税費用の内訳は次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

当期税金費用

901,490

1,656,235

繰延税金費用

150,276

△20,095

合計

1,051,767

1,636,139

 

(5)実効税率の調整

 法定実効税率と平均実際負担税率との差異について、原因となった主要な項目の内訳は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

国内の法定実効税率

30.62%

30.62%

永久に損金又は益金に算入されない項目

24.31%

28.91%

未認識の繰延税金資産の増減による影響

51.01%

106.99%

連結子会社の適用税率差異

△29.57%

△34.07%

知的財産権の譲渡による影響

82.61%

その他

18.64%

△2.00%

実際負担税率

95.01%

213.07%

 

 当社グループは、主に法人税、住民税及び損金算入される事業税を課されており、これらを基礎として計算した適用税率は前連結会計年度30.62%、当連結会計年度30.62%となっております。ただし、在外営業活動体についてはその所在地における法人税等が課されます。

 

14.棚卸資産

(1)棚卸資産の分類別内訳

 棚卸資産の内訳は以下のとおりです。

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

商品

341,105

414,968

製品

542,003

713,679

仕掛品

186,049

126,128

原材料及び貯蔵品

313,543

438,635

合計

1,382,702

1,693,412

 

(2)期中に費用認識した棚卸資産の金額

 連結損益計算書の以下の項目に含まれている、期中に費用認識した棚卸資産の金額及び評価減の金額は、以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上原価

1,600,498

2,674,409

上記の内の評価減

12,100

40,494

 

15.営業債権及びその他の債権

 営業債権及びその他の債権の内訳は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

受取手形及び売掛金

1,670,250

3,033,341

未収入金

216,321

106,988

貸倒引当金

△1,470

△17,866

合計

1,885,101

3,122,463

 

16.現金及び現金同等物

 現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価格変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3か月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 なお、連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物の金額と、連結財政状態計算書に記載されている同科目の金額とは同じです。

 

17.借入金

 借入金の内訳は以下のとおりです。

(1)借入金(非流動)

 該当事項はありません。

 

(2)借入金(流動)

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

無担保借入金

700,000

200,000

合計

700,000

200,000

 

(3)契約条件

(単位:千円)

 

種類契約条件

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

通貨

金利

満期

無担保借入金(注)

300,000

日本円

0.43%

1年

無担保借入金(注)

400,000

日本円

0.56%

1年

無担保借入金(注)

100,000

日本円

0.43%

1年

無担保借入金(注)

100,000

日本円

0.55%

1年

合計

700,000

200,000

 

 

 

(注) 利息は変動金利です。

 

(4)負債の担保に供している資産

 該当事項はありません。

 

 

 

18.リース

 当社グループは、主に本社及び子会社の建物及び構築物、コピー機等の工具、器具及び備品をリースしています。建物のリース契約期間は2年~5年、備品のリース契約期間は1年~3年であります。なお、当該契約には購入選択権等の重要なオプションや、契約によって課された制限等は含まれておりません。

 

リースに係る損益の内訳は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

使用権資産の減価償却費

 

 

建物及び構築物

工具、器具及び備品

104,641

664

178,164

932

土地

23,803

14,343

合計

129,109

193,439

リース負債に係る金利費用

短期リース費用

少額資産リース費用

14,344

1,140

226

24,300

9,296

13,658

 

使用権資産の帳簿価額の内訳は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

使用権資産

 

 

建物及び構築物

工具、器具及び備品

408,548

3,899

288,902

2,967

土地

453,511

463,297

合計

865,959

755,167

 前連結会計年度における使用権資産の増加額は、172,017千円であります。

 前連結会計年度におけるリースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は、88,948千円であります。

 当連結会計年度における使用権資産の増加額は、21,054千円であります。

 当連結会計年度におけるリースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は、152,624千円であります。

 リース負債の満期分析については、(24.金融商品(3)流動性リスク)に記載しております。

 

19.その他の非流動負債

 その他の非流動負債の内訳は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

政府補助金(注)

138,697

137,438

その他

27,143

43,588

合計

165,840

181,027

(注) 主に子会社の北京コンチネント薬業有限公司及び上海ジェノミクス有限公司における、アイスーリュイの適応症拡大に伴う臨床試験等にかかる補助金であります。

 

20.営業債務及びその他の債務

 営業債務及びその他の債務の内訳は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

買掛金

181,617

506,690

未払金

189,520

442,921

合計

371,138

949,612

 

21.その他の流動負債

 その他の流動負債の内訳は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

未払費用

602,198

769,166

未払賞与

62,018

92,824

契約負債

98,884

92,956

その他

14,318

32,841

合計

777,420

987,788

 

22.株式報酬

 当社及び一部の子会社は、ストック・オプション制度及び譲渡制限付株式報酬制度を採用しております。

 

(1)当社が採用するストック・オプション

 

① ストック・オプション制度の内容

 企業価値向上に対する意欲や士気を高めることを目的として、当社の株主総会において承認された内容に基づき、当社の取締役会決議により、当社の取締役、執行役員及び従業員等に対して付与されております。当社が発行するストック・オプションは、全て持分決済型株式報酬であります。行使期間は割当契約に定められており、その期間内に行使されない場合は、当該オプションは失効いたします。

 第39回、第41回、第42回、第45回及び第49回に関しては、新株予約権の割当を受けた者(以下、「新株予約権者」)は、権利行使時においても当社の従業員、当社の子会社若しくは関係会社の取締役、監査役若しくは従業員、当社の取引先、コンサルタント等の当社協力先の地位(以下、「行使資格」)にあることを要しません。

 その他の権利の行使の条件は、当社と新株予約権者との間で締結する新株予約権付与契約に定めるところによります。

 

② ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

 

 当連結会計年度のストック・オプションにかかる費用計上額はありません。

 

③ ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

 2018年7月1日付で普通株式10株につき1株の割合で株式併合を行っております。また、2019年9月4日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行っております。2018年1月1日に当該株式併合及び株式分割が行われたと仮定して、「株式数」、「権利行使価格」及び「行使時平均株価」を算定しております。

 

(ア) ストック・オプションの内容

項目

付与対象者の区分及び数

株式の種類及び付与数

付与日

権利確定条件

権利行使期間

第39回新株予約権

取締役   7名

普通株式 573,000株

2015年

9月4日

2016年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が64百万人民元以上

自2017年4月1日

至2025年7月31日

第41回新株予約権

取締役   7名

普通株式 286,500株

2017年

7月10日

2017年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が110百万人民元相当額以上かつ営業利益が黒字化

自2018年4月1日

至2027年12月31日

第42回新株予約権

取締役   7名

従業員   7名

普通株式 648,000株

2018年

9月20日

2018年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が4,165百万円相当額以上

自2019年4月1日

至2028年12月31日

第45回新株予約権

(注)

取締役   7名

従業員   4名

子会社取締役1名

子会社従業員2名

普通株式

1,975,000株

2020年

7月6日

2021年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が11,920百万円を超過した場合:行使可能割合50%

2022年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が16,960百万円を超過した場合:行使可能割合100%

自2022年4月1日

至2030年4月20日

第49回新株予約権

取締役   6名

従業員   5名

子会社従業員1名

普通株式

1,700,000株

2022年

11月24日

2023年12月期の有価証券報告書記載の営業利益が1,835百万円相当額以上

自2024年4月1日

至2034年4月20日

(注)本新株予約権は、本有価証券報告書提出をもって、行使条件を満たしていないことが確定したため、提出日現在において失効しております。

 

(イ) オプションの数及び加重平均行使価格

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)      (株)

 

第39回

第41回

第42回

第45回

権利行使価格(円)

737

2,180

1,244

1,634

行使時平均株価(円)

 

 

 

 

 

前連結会計年度末

475,200

286,500

600,000

権利確定

権利行使

失効

未行使残

475,200

286,500

600,000

残存契約年数

3.6

6.0

7.0

8.3

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)                   (株)

 

第39回

第41回

第42回

第45回

第49回

権利行使価格(円)

737

2,180

1,244

1,634

1,445

行使時平均株価(円)

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度末

475,200

286,500

600,000

権利確定

権利行使

失効

未行使残

475,200

286,500

600,000

残存契約年数

2.6

5.0

6.0

7.3

11.3

 

(ウ) ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

 当連結会計年度において付与されたストック・オプションについての公正な評価単価は、モンテカルロ・シミュレーションで見積られております。主な基礎数値は以下のとおりです。

 

 

当連結会計年度

 

(2022年12月31日)

 

第49回新株予約権

付与時の公正価値

383円

付与時の株価

1,465円

権利行使価格

1,445円

株価変動性(注1)

74%

予想残存期間(注2)

10年

予想配当(注3)

無リスク利子率(注4)

0.2%

  (注)1.当社普通株式のヒストリカルボラティリティを参考に決定しております。

2.新株予約権の行使条件を勘案し、実態を反映した最適値として見積もっております。

3.直近までの配当実績等を勘案し決定しております。

4.予想残存期間に対する期間に対応する国債の利回りを参考にしております。

 

(2)一部の子会社が採用するストック・オプション

 

① 北京コンチネント薬業有限公司

(ア)ストック・オプション制度の内容

 北京コンチネントの取締役会決議により、北京コンチネントの取締役及び従業員に対して付与されております。当該子会社が発行するストック・オプションは、全て持分決済型株式報酬であります。行使期間は割当契約に定められており、その期間内に行使されない場合は、当該オプションは失効いたします。権利の行使の条件は、当該子会社と新株予約権者との間で締結する新株予約権付与契約に定めるところによります。

 

(イ)ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

 当連結会計年度において、当該子会社が付与したストック・オプションに関して計上された株式報酬費用は、166,771千円であります。当該費用は、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

(ウ)ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

A. ストック・オプションの内容

項目

付与対象者の区分及び数

株式の種類及び付与数

付与日

権利確定条件

権利行使期間

第1回新株予約権

取締役及び従業員  68名

普通株式 9,197,685株

2021年

2月4日

2021年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が390百万人民元以上

自2022年10月4日

至2023年10月3日

第2回新株予約権

2022年12月期の有価証券報告書記載の売上総利益が440百万人民元以上

自2023年10月4日

至2024年10月3日

 

B. オプションの数及び加重平均行使価格

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)                   (株)

 

北京コンチネント

第1回

北京コンチネント

第2回

権利行使価格

9.79人民元

9.79人民元

行使時平均株価

 

 

 

前連結会計年度末

権利確定

権利行使

失効

未行使残

残存契約年数

1.8

2.8

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)                   (株)

 

北京コンチネント

第1回

北京コンチネント

第2回

権利行使価格

9.79人民元

9.79人民元

行使時平均株価

 

 

 

前連結会計年度末

権利確定

権利行使

失効

1,277

1,278

未行使残

残存契約年数

0.8

1.8

 

C. ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

 付与された北京コンチネントのストック・オプションについての公正な評価単価は、二項価格評価モデルで見積られております。主な基礎数値は以下のとおりです。

 

連結会計年度

(2021年12月31日)

北京コンチネント第1回

北京コンチネント第2回

付与時の公正価値

4.96人民元

5.67人民元

権利行使価格

9.88人民元

9.88人民元

株価変動性(注1)

42.77%

41.49%

予想残存期間(注2)

0.8年

1.8年

予想配当(注3)

無リスク利子率(注4)

2.68%

2.79%

(注)1.比較類似株式のヒストリカルボラティリティを参考に決定しております。

2.新株予約権の行使条件を勘案し、実態を反映した最適値として見積っております。

3.直近までの配当実績等を勘案し決定しております。

4.予想残存期間に対応する期間に対応する中国及び香港の国債の利回りを参考にしております。

 

② Cullgen

(ア)ストック・オプション制度の内容

 Cullgenの取締役会決議により、取締役、従業員その他の協力先に対して付与されております。当該子会社が発行するストック・オプションは、全て持分決済型株式報酬であります。行使期間は割当契約に定められており、その期間内に行使されない場合は、当該オプションは失効いたします。権利の行使の条件は、当該子会社と新株予約権者との間で締結する新株予約権付与契約に定めるところによります。

 

(イ)ストック・オプションにかかる費用計上額及び科目名

 当連結会計年度において、当該子会社が付与したストック・オプションに関して計上された株式報酬費用は122,587千円であります。当該費用は、連結損益計算書上、「販売費及び一般管理費」に計上しております。

 

 

(ウ)ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

A. ストック・オプションの内容

項目

付与対象者の区分及び数

株式の種類及び付与数

付与日

権利行使期間

Cullgen第1回新株予約権

取締役   2名

従業員   3名

子会社従業員4名

社外の協力先7名

普通株式 2,540,000株

2018年6月8日

自 2019年6月8日

至 2028年6月7日

Cullgen第2回新株予約権

取締役   2名

従業員   4名

子会社従業員5名

普通株式 1,240,000株

2020年1月13日

自 2021年1月13日

至 2030年1月12日

Cullgen第3回新株予約権

取締役   2名

子会社従業員6名

普通株式

801,385株

2020年12月15日

自 2021年12月15日

至 2030年12月14日

Cullgen第4回新株予約権

取締役   2名

従業員   28名

普通株式

2,932,000株

2021年4月17日

自 2022年4月17日

至 2031年4月16日

Cullgen第5回新株予約権

取締役   1名

従業員   1名

普通株式

510,000株

2021年6月30日

自 2022年6月30日

至 2031年6月29日

Cullgen第6回新株予約権

取締役   1名

従業員   1名

普通株式

250,000株

2022年1月24日

自 2023年1月24日

至 2032年1月23日

Cullgen第7回新株予約権

従業員   3名

普通株式

130,000株

2022年4月25日

自 2023年4月25日

至 2032年4月24日

(注)各回号の新株予約権の権利確定条件は、付与日から12カ月経過後に付与数の4分の1が確定し、その後1月ごとに付与数の48分の1ずつ新株予約権が確定する。

 

B. オプションの数及び加重平均行使価格

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)                            (株)

 

Cullgen

第1回

Cullgen

第2回

Cullgen

第3回

Cullgen

第4回

Cullgen

第5回

権利行使価格

0.15米ドル

0.44米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

行使時平均株価

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度末

1,569,375

権利確定

607,500

602,432

208,031

権利行使

失効

未行使残

2,176,875

602,432

208,031

残存契約年数

6.4

8.0

9.0

9.3

9.5

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)                            (株)

 

Cullgen

第1回

Cullgen

第2回

Cullgen

第3回

Cullgen

第4回

Cullgen

第5回

権利行使価格

0.15米ドル

0.44米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

行使時平均株価

 

 

 

 

 

 

前連結会計年度末

2,176,875

602,432

208,031

権利確定

253,125

301,626

192,662

1,194,574

91,250

権利行使

失効

30,000

40,000

未行使残

2,400,000

864,058

400,693

1,194,574

91,250

残存契約年数

5.4

7.0

8.0

8.3

8.5

 

 

 

Cullgen

第6回

Cullgen

第7回

権利行使価格

1.11米ドル

1.11米ドル

行使時平均株価

 

 

 

前連結会計年度末

権利確定

86,458

6,770

権利行使

失効

未行使残

86,458

6,770

残存契約年数

9.1

9.3

 

 

C. ストック・オプションの公正な評価単価の見積方法

 付与されたCullgenのストック・オプションについての公正な評価単価は、二項価格評価モデルで見積られております。主な基礎数値は以下のとおりです。

 

 

連結会計年度

(2018年12月31日)

連結会計年度

(2020年12月31日)

連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

 

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

付与時の公正価値

0.12米ドル

0.36米ドル

0.81米ドル

0.82米ドル

0.82米ドル

0.96米ドル

0.95米ドル

付与時の株価    (注1)

0.15米ドル

0.44米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

1.11米ドル

1.18米ドル

権利行使価格

0.15米ドル

0.44米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

0.95米ドル

1.11米ドル

1.11米ドル

株価変動性(注2)

71.01%

82.45%

91.11%

92.87%

92.12%

91.00%

91.00%

予想残存期間

10年

10年

10年

10年

10年

10年

10年

予想配当(注3)

無リスク利子率 (注4)

2.92%

1.85%

0.91%

1.58%

1.57%

2.28%

2.28%

(注)1.評価基準日時点での株式評価額等を参考に決定しております。

2.類似上場企業株式のヒストリカルボラティリティを参考に決定しております。

3.類似上場企業の配当利回り水準、直近の配当実績等を勘案の上決定しております。

4.オプション期間と同程度の年限を有する米国債の利回りを参考に決定しております。

 

(3)当社が採用する譲渡制限付株式報酬制度

 

 当社は企業価値を持続的に向上させるためのインセンティブを与えるとともに、株主との価値共有を進めることを目的として、当期就任した取締役および前年以降入社した従業員のうち3名に対し、譲渡制限付株式報酬を付与することを決定いたしました。

 

 株式報酬費用として会計処理しており、当連結会計年度において計上した費用は、17,475千円であります。

 付与日の公正価値は、当社株式の市場価値を、過去の配当に基づく予想配当を考慮にいれて修正し、算定しております。当連結会計年度に付与した譲渡制限付き株式の内容は以下のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

当連結会計年度

 

(自2021年1月1日

(自2022年1月1日

 

至 2021年12月31日)

至 2022年12月31日)

付与した株式の数(株)

24,900

付与日の加重平均公正価値(円)

1,199

譲渡制限期間(年)

払込期日から、各付与対象者が入社してから2年後の日迄

 

23.資本及びその他の資本項目

(1)資本金及び資本剰余金

 全額払込済みの発行済株式数及び資本金等の増減は次のとおりです。

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

株式の種類

無額面普通株式

無額面普通株式

授権株式数(株)

 

 

期首

90,000,000

90,000,000

期末

90,000,000

90,000,000

発行済株式数(株)

 

 

期首

43,513,149

47,462,943

ストック・オプションの行使による増加

1,575,000

有償第三者割当による増加

2,374,794

譲渡制限付株式付与

-

24,900

期末

47,462,943

47,487,843

資本金(千円)

 

 

期末

10,884,332

10,893,070

資本剰余金(千円)

 

 

期末

6,224,649

6,233,386

 

(2)自己株式

(単位:株)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首

1,223

1,313

単元未満株式の買取による増加

90

78

期末

1,313

1,391

 

(3)利益剰余金

 利益剰余金の内容は未処分の留保利益又は欠損金です。

 

(4)その他の資本の構成要素

在外営業活動体の為替換算差額

 外貨建で作成された在外営業活動体の財務諸表を連結する際に発生した為替換算差額です。

 

(5)新株予約権

 当社は、ストック・オプション制度を採用しており、会社法に基づき新株予約権を発行しています。なお、契約条件及び金額等は、(22.株式報酬)に記載しています。

 

 

24.金融商品

(1)資本管理

 当社グループは、持続的成長を続け、企業価値を最大化するために財務体質の健全性と調達構造の安全性を維持することを資本管理において重視しております。特に、パイプラインの拡充や開発資金の確保のため、現金及び現金同等物、有利子負債及び資本のポジションに注意しております。当社グループは2022年12月31日現在、外部から資本規制を受けておりません。

 当社グループは、自己資本比率を管理対象としており、前連結会計年度末及び当連結会計年度末における自己資本比率は以下のとおりです。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

自己資本比率

62.3%

61.8%

(注) 自己資本比率は「親会社の所有者に帰属する持分」を「資本及び負債の合計」で除して計算しております。

 

(2)信用リスク

① リスクの内容

 当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクについては、当社の社内規程に則り、取引先毎の債権期日管理及び残高管理等を行っております。

 連結財政状態計算書に表示している金融資産の減損後の帳簿価額は、当社グループの金融資産の信用リスクに対するエクスポージャーの最大値であります。

 

② 信用リスクの管理

 当社グループは、営業債権について、過去の信用損失を基礎として、現在入手可能な将来予測情報も加味して、全期間の予想信用損失を認識しております。具体的には、月次毎の期日経過情報などから営業債権を適切にグルーピングし、個別の回収状況を検討した上で、貸倒引当金を計上しております。なお、回収期日を経過した営業債権に重要なものはありません。

 

 期中における営業債権の増減は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

1,293,737

1,670,250

期中増減額

376,513

1,363,091

期末残高

1,670,250

3,033,341

 

 上記に対応する貸倒引当金の増減は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

1,475

1,470

期中増減額

△5

16,396

期末残高

1,470

17,866

 

 なお、当社グループは、その他の償却原価で測定する金融資産について、期日経過情報や債務者の弁済能力などを踏まえて、当初認識時点からの信用リスクの著しい増加があるかどうかを検討しております。報告期間の末日時点において、回収期日を経過している債権はなく、貸倒引当金を計上しておりません。

 

③ リスクの集中

 当社グループの営業債権である受取手形及び売掛金は顧客の信用リスクに晒されております。さらには、当社グループは比較的少数の卸売企業を通じて製品を販売しており、これらの卸売企業に関して信用リスクの集中に晒されています。これらの卸売企業が財務的困難に直面する場合、当社グループの財務成績に重大かつ不利な影響がもたらされる可能性があります。

 

 

(3)流動性リスク

 当社グループは、必要な資金を主に銀行借入により調達しています。金融負債である借入金は、流動性リスクに晒されておりますが、当社では、適時に資金繰り計画等を作成・更新すること、及び経済情勢や金融情勢を注視し、金利動向及び為替動向に応じた資金調達を実施することでリスク管理を行っております。

 

 金融負債の期日別残高は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2021年12月31日)

(単位:千円)

 

帳簿残高

契約上のキャッシュ・フロー

1年内

1年超3年内

3年超

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

371,138

371,138

371,138

短期借入金

700,000

700,000

700,000

預り保証金

6,918

6,918

6,918

リース負債

426,386

478,593

163,204

313,657

1,731

その他の金融負債(優先株式)(注1)

7,523,990

9,314,604

9,314,604

その他の金融負債(新株予約権)(注2)

15,823

15,823

15,823

合計

9,044,258

10,887,079

1,241,261

9,628,262

17,555

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

(単位:千円)

 

帳簿残高

契約上のキャッシュ・フロー

1年内

1年超3年内

3年超

非デリバティブ金融負債

 

 

 

 

 

営業債務及びその他の債務

949,612

949,612

949,612

短期借入金

200,000

200,000

200,000

預り保証金

7,225

7,225

7,225

リース負債

337,356

360,747

194,123

165,093

1,529

その他の金融負債(優先株式)(注1)

9,694,374

10,905,467

10,905,467

その他の金融負債(新株予約権)(注2)

12,583

12,583

12,583

合計

11,201,152

12,435,636

1,350,961

11,070,560

14,113

(注1)その他の金融負債(優先株式)の期日別残高は、契約により合意された期間、利率及び金額に関する経営者の合理的な見積りに基づき算定しております。

(注2)その他の金融負債(新株予約権)の期日別残高は、契約により合意された行使時期及び新株予約権者からの払込金額に基づき記載しております。

 

 満期分析に含まれているキャッシュ・フローが著しく早期に発生すること、又は著しく異なる金額で発生することは見込まれておりません。

 

(4)市場リスク

① 為替リスク

 当社グループは、グローバルに事業展開しているため、機能通貨以外の通貨建ての取引について為替リスクに晒されています。外貨建ての取引は、主に当社が所有している外貨建預金などになります。当社グループは、通貨別月別に把握された為替の変動リスクに対して、その変動幅を管理しています。

 

 為替変動リスクの感応度分析

 当社グループが、連結会計年度末において保有する金融商品について、日本円に対し中国元及び米ドルが1%円高になった場合の連結損益計算書の税引前損益に与える影響額は以下のとおりであります。なお、当該分析は他のすべての変数が一定であると仮定しております。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

中国元

△289

△305

米国ドル

△290

△220

② 金利リスク

 当社グループの金利リスクは、現金同等物及び有利子負債等から生じます。借入金のうち、変動金利によるものは、市場金利の変動による将来キャッシュ・フローの変動を受ける可能性があります。

 

金利感応度分析

 当社グループが、連結会計年度末において保有する変動金利金融商品において、連結会計年度末における金利が1%上昇した場合の連結損益計算書の税引前損益に与える影響額は以下のとおりであります。この分析は、連結会計年度末における変動金利借入金の額面金額に1%を乗じて影響額を算定しております。

 

(単位:千円)

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

税引前損益

△7,000

△2,000

 

(5)公正価値

① 金融商品の公正価値

 金融資産・負債の公正価値及び連結財政状態計算書における帳簿価額は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

帳簿価額

公正価値

帳簿価額

公正価値

金融資産

 

 

 

 

定期預金(3か月超)

191,799

191,799

敷金保証金

59,076

57,775

63,427

60,701

貸付金

9,486

9,546

4,743

4,743

長期性預金

977,311

977,311

出資金

887,694

887,694

1,229,423

1,229,423

金融負債

 

 

 

 

借入金

700,000

700,000

200,000

200,000

預り保証金

6,918

6,918

7,225

7,225

その他の金融負債(優先株式)

7,523,990

7,523,990

9,694,374

9,694,374

その他の金融負債(新株予約権)

15,823

15,823

12,583

12,583

 

② 公正価値の測定方法

 金融資産及び金融負債の公正価値は、以下のとおり算定しております。

 

(定期預金3ケ月超)

 定期預金(3ケ月超)は満期日が1年以内と短期であり、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

(敷金保証金)

 敷金保証金は契約ごとに分類し、その契約期間に応じて国債の利回り等適切な指標に信用リスクを加味した利率で割り引く方法により、公正価値を見積っております。

 

(貸付金)

 貸付金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

(長期性預金)

 長期性預金については、当初認識公正価値と実効金利法による償却原価および取引価格に差異がなく、帳簿価額は公正価値と近似しております。

 

(出資金)

 出資金は、主に非上場会社の持分であり、類似企業比較法とオプション評価モデルを組み合わせて公正価値を評価しております。この評価モデルにおいて、企業価値等の観測可能でないインプットも用いております。公正価値の測定には、類似企業に応じて-12.7%~-52.7%の企業価値換算を使用しております。

 

(借入金)

 短期借入金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

(預り保証金)

 預り保証金は、その将来キャッシュ・フローを期日までの期間に応じて国債の利回り等適切な指標に信用リスクを加味した利率で割り引く方法により、公正価値を見積っております。なお、当連結会計年度の預り保証金は、短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

(その他の金融負債(優先株式))

 その他の金融負債(優先株式)は、投資額面を契約に基づく利率で割り引いて算定する方法により、公正価値を見積っております。この評価方法においては、割引率等の観察可能でないインプットを用いております。公正価値の測定には、10%の割引率を使用しております。

 

(その他の金融負債(新株予約権))

 その他の金融負債(新株予約権)は、モンテカルロ・シミュレーションにより、公正価値を見積っております。この評価方法において、割引率等の観察可能でないインプットを用いております。公正価値の測定には、0.1%の割引率を使用しております。

 

(上記以外の金融商品)

 上記以外の金融商品は主に短期間で決済されるものであるため、公正価値は帳簿価額に近似しております。

 

③ 公正価値ヒエラルキー

 金融商品の公正価値は、公正価値の測定に利用するインプットをもとに、それぞれのレベルを以下のように分類しております。

 

レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(無調整の)市場価格により測定された公正価値

レベル2:レベル1以外の直接又は間接的に観察可能な指標を用いて測定された公正価値

レベル3:重要な観察可能でない指標を用いて測定された公正価値

 

 公正価値の測定に複数のインプットを使用している場合には、その公正価値の測定の全体において重要な最も低いレベルのインプットに基づいて公正価値のレベルを決定しております。

 公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、各四半期の期首時点で発生したものとして認識しております。なお、前連結会計年度および当連結会計年度において、レベル1とレベル2の間における振替はありません。

 

 公正価値で測定される金融商品及び償却原価で測定される金融資産、金融負債の公正価値ヒエラルキー及び、金融商品の分類別開示は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(2021年12月31日)

(単位:千円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

償却原価で測定される金融資産

 

 

 

 

敷金保証金

57,775

57,775

貸付金

9,546

9,546

純損益を通じて公正価値を測定する金融資産

 

 

 

 

出資金

887,694

887,694

合計

67,321

887,694

955,016

金融負債

 

 

 

 

償却原価で測定される金融負債

 

 

 

 

借入金

700,000

700,000

預り保証金

6,918

6,918

その他の金融負債(優先株式)

7,523,990

7,523,990

その他の金融負債(新株予約権)

15,823

15,823

合計

706,918

7,539,814

8,246,732

 

当連結会計年度(2022年12月31日)

(単位:千円)

 

レベル1

レベル2

レベル3

合計

金融資産

 

 

 

 

償却原価で測定される金融資産

 

 

 

 

定期預金(3か月超)

191,799

191,799

敷金保証金

60,701

60,701

貸付金

4,743

4,743

長期性預金

977,311

977,311

純損益を通じて公正価値を測定する金融資産

 

 

 

 

出資金

1,229,423

1,229,423

合計

1,234,555

1,229,423

2,463,979

金融負債

 

 

 

 

償却原価で測定される金融負債

 

 

 

 

借入金

200,000

200,000

預り保証金

7,225

7,225

その他の金融負債(優先株式)

9,694,374

9,694,374

その他の金融負債(新株予約権)

12,583

12,583

合計

207,225

9,706,958

9,914,183

(注)1.レベル3に分類した金融商品については、適切な権限者に承認された評価方針及び手続きに従い、外部の評価専門家又は適切な評価担当者が評価及び評価結果の分析を実施しております。評価結果は適切な権限者によりレビューされ承認されております。

2.レベル3に分類した出資金については、企業価値の上昇(下落)により公正価値は増加(減少)します。レベル3に分類したその他の金融負債(優先株式)については、割引率の下落(上昇)により公正価値は増加(減少)します。なお、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合に見込まれる公正価値の増減は重要ではありません。

 

④ レベル3に分類された金融商品の期首残高から期末残高への調整額

 

 レベル3に分類された金融資産

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

674,266

887,694

利得及び損失合計

366,775

△349,276

 純損益(注)

366,775

△349,276

購入

228,032

589,252

売却

△457,089

為替変動の影響

75,709

101,753

期末残高

887,694

1,229,423

(注) 純損益に認識された利得及び損失は、連結損益計算書の「その他の収益」及び「その他の費用」に含まれております。

 

 レベル3に分類された金融負債

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

期首残高

7,145,732

7,539,814

為替変動の影響

476,649

1,156,530

その他の金融負債(優先株式)

3,799,947

1,013,853

その他の金融負債(新株予約権)

15,823

△3,240

その他(注)

△3,898,338

期末残高

7,539,814

9,706,958

(注) 非支配株主へ付与されたプット・オプションの公正価値を事後測定した変動差額であり、当該変動差額は資本剰余金として処理しております。

 

25.収益の認識

(1)収益の分解

 当社グループは、医薬品事業及び医療機器事業を基本にして組織が構成されており、当社の取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象としていることから、これらの事業で計上する収益を売上収益として表示しております。また、売上収益は顧客の所在地に基づき地域別に分解しております。これらの分解した売上収益と各報告セグメントの売上収益との関連は以下のとおりであります。

 

前連結会計年度(自2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

医薬品事業

医療機器事業

合計

日本

126,031

126,031

中国

10,768,887

10,768,887

米国

164

1,795,164

1,795,328

合計

10,895,082

1,795,164

12,690,246

顧客との契約から認識した収益

10,895,082

1,795,164

12,690,246

 

当連結会計年度(自2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

医薬品事業

医療機器事業

合計

日本

20,957

20,957

中国

14,870,594

14,870,594

米国

99,802

2,427,611

2,527,413

合計

14,991,354

2,427,611

17,418,966

顧客との契約から認識した収益

14,991,354

2,427,611

17,418,966

 

① 医薬品事業

 医薬品事業では、医薬品の研究開発、製造、販売及び受託研究等を行っており、国内外の卸売業者、医療機関、研究機関等を主な顧客としております。

 医薬品事業における製品の販売については、製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客に引き渡した時点で、顧客に製品の法的所有権、物理的占有、製品の所有に伴う重大なリスク及び経済価値が移転し、顧客から支払いを受ける権利を得るため、その時点で収益を認識しております。また、医薬品事業における受託研究においては、研究成果を顧客に引き渡した時点で、顧客は研究成果の内容を活用することができ、支配が顧客に移転したと考えられることから、その時点で収益を認識しております。

 これらの製品の販売及び受託研究による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。

 また、製品の販売契約における対価は、顧客へ製品を引き渡した時点から主として3か月以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

 

② 医療機器事業

 医療機器事業では、生体材料を含む医療機器の研究開発、製造及び販売を行っており、国内外の卸売業者、医療機関等を主な顧客としております。

 医療機器事業における製品の販売については、製品の支配が顧客に移転したとき、すなわち製品を顧客に引き渡した時点で、顧客に製品の法的所有権、物理的占有、製品の所有に伴う重大なリスク及び経済価値が移転し、顧客から支払いを受ける権利を得るため、その時点で収益を認識しております。

 これらの製品の販売による収益は、顧客との契約に係る取引価格で測定しております。

 また、製品の販売契約における対価は、顧客へ製品を引き渡した時点から主として1年以内に受領しており、重大な金融要素は含んでおりません。

 

(2)契約残高

 顧客との契約から生じた債権及び契約負債の内訳は以下のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度期首

(2021年1月1日)

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

顧客との契約から生じた債権

1,293,737

1,670,250

3,033,341

契約負債

54,107

98,884

92,956

 

 契約負債は、顧客からの前受金に関連するものであります。前連結会計年度及び当連結会計年度の期首現在の前受金残高は、それぞれ前連結会計年度及び当連結会計年度の収益として認識しております。

 

(3)残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループにおいては、個別の契約期間が1年を超える重要な取引はありません。

 

(4)契約コストから認識した資産

 当社グループにおいては、資産として認識しなければならない、契約を獲得するための増分コスト及び履行に係るコストはありません。

 

26.売上原価、販売費及び一般管理費の性質別分類

 連結損益計算書において、短期従業員給付の性質をもつ費目の金額は以下のとおりです。

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

短期従業員給付

3,691,819

4,880,648

 

27.販売費及び一般管理費

 販売費及び一般管理費の内訳は以下のとおりであります

 

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

販売費及び一般管理費

 

 

 

人件費

2,983,245

 

3,636,074

広告宣伝費

710,638

 

2,839,044

会議費

1,116,690

 

1,597,160

支払手数料

1,944,939

 

793,922

その他

1,203,141

 

2,099,454

合計

7,958,654

 

10,965,656

 

 

28.その他の収益

 その他の収益の内訳は以下のとおりです。

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

政府補助金

44,217

137,447

投資有価証券評価益

397,073

投資有価証券売却益

157,093

知的財産権譲渡益(注)

432,271

その他

64,387

95,024

合計

662,772

664,743

(注) 当社グループ保有の知的財産権の譲渡取引について、その対価として受領した譲渡先の上場普通株式6,266,521 株の公正価値に基づき計上しております。

 

29.その他の費用

 その他の費用の内訳は以下のとおりです。

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

有形固定資産除却損

3,061

13,291

投資有価証券評価損

-

349,276

その他(注)

149,980

157,680

合計

153,041

520,248

(注) 主に子会社の北京コンチネント薬業有限公司における、中国ベスーン基金の患者助成プログラムを通じたチャリティに関連する費用です。

 

30.金融収益及び金融費用

 金融収益及び金融費用の内訳は以下のとおりです。

金融収益

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

利息収入

 

 

償却原価で測定する金融資産

 

 

定期預金

68,916

122,102

貸付金

335

146

その他

 

 

純損益を通じて公正価値で測定する金融資産

37,085

12,524

為替差益(注)

23,622

125,062

合計

129,960

259,835

(注) 主に外貨建預金及び外貨建貸付金の換算替えにより生じたものです。

 

金融費用

 

 

(単位:千円)

 

 前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

 当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

利息費用

 

 

償却原価で測定する金融負債

 

 

その他の金融負債(優先株式)

608,214

842,329

借入金

25,340

3,257

リース負債

14,344

24,300

合計

647,898

869,887

 

31.その他の包括利益

 その他の包括利益に係る組替調整額は次のとおりであります。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

純損益に振り替えられる可能性のあるその他の包括利益

 

 

在外営業活動体の換算差額

 

 

当期発生額

1,522,252

1,055,949

組替調整額

小計

1,522,252

1,055,949

税効果調整前合計

1,522,252

1,055,949

税効果額

合計

1,522,252

1,055,949

 

 

32.1株当たり利益

 基本的1株当たり当期利益及び希薄化後1株当たり当期利益の算定上の基礎は以下のとおりです。

(1)基本的1株当たり当期利益

 

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(千円)

1,066,185

388,825

発行済普通株式の期中平均株式数(株)

46,924,021

47,473,964

基本的1株当たり当期利益(円)

22.72

8.19

 

(2)希薄化後1株当たり当期利益

 

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

親会社の所有者に帰属する当期利益(千円)

1,066,185

388,825

発行済普通株式の期中平均株式数(株)

46,924,021

47,473,964

希薄化効果の影響調整:

 

 

ストック・オプション(株)

1,366,372

希薄化効果後期中平均株式数(株)

48,290,393

47,931,115

希薄化後1株当たり当期利益(円)

22.08

8.11

(注)1.当社は、2020年12月28日開催の取締役会において、Project Blue Ⅱ Merger Sub.を割当先とする新株式の発行を決議し、2021年1月14日付で新株式を2,374,794株発行しております。

2.当社は、2021年2月9日開催の取締役会において、CVI Investment, Inc.を割当先とする第三者割当による新株予約権を発行することを決議し、2021年2月25日付で新株予約権を42,407個(目的となる普通株式の数4,240,700株)発行しております。

3.当社は、2021年4月16日付で新株予約権の行使に伴う新株式を1,575,000株発行しております。

4. 当社は、2022年6月16日開催の取締役会において、当社取締役及び従業員に対する譲渡制限付株式報酬としての新株式の発行を決議し、2022年7月4日付で新株式を24,900株発行しております。

5. 当社は、2022年11月17日付の取締役会において、当社の取締役及び従業員並びに当社子会社の社員に対し、新株予約権を発行することを決議し、2022年11月24日付で新株予約権を、17,000個(目的となる普通株式の数1,700,000株)発行しております。

 

 

 

33.財務活動から生じた負債の変動

 財務活動から生じた負債の変動は以下のとおりです。

 

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

長期借入金

短期借入金

非支配持分に係る売建プット・オプション負債

リース負債

その他の金融負債

(優先株式)

その他の金融負債

(新株予約権)

合計

当年度期首

(2021年1月1日)

801,799

633,612

3,898,338

311,536

3,247,394

-

8,892,679

キャッシュ・フローを伴う変動

△800,000

20,902

-

△88,948

3,020,600

34,888

2,187,441

キャッシュ・フローを伴わない変動

△1,337

△3,423

△3,898,338

-

608,214

△19,064

△3,313,950

為替換算差額

△462

48,909

-

31,780

647,782

-

728,010

非支配持分に係るプット・オプションの付与又は再測定

-

-

-

-

-

-

-

新規リース

-

-

-

172,017

-

-

172,017

資本性金融商品から負債への再分類

-

-

-

-

-

-

-

当年度期末

(2021年12月31日)

-

700,000

-

426,386

7,523,990

15,823

8,666,201

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

短期借入金

リース負債

その他の金融負債

(優先株式)

その他の金融負債

(新株予約権)

合計

当年度期首

(2022年1月1日)

700,000

426,386

7,523,990

15,823

8,666,201

キャッシュ・フローを伴う変動

△500,000

△152,624

△652,624

キャッシュ・フローを伴わない変動

842,329

△3,240

839,089

為替換算差額

42,539

1,328,054

1,370,594

新規リース

21,054

21,054

当年度期末

(2022年12月31日)

200,000

337,356

9,694,374

12,583

10,244,314

 

34.非資金取引

 重要な非資金取引は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

 至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

 至 2022年12月31日)

株式を対価とする子会社の取得(注1)

3,899,411

株式を対価とする知的財産権の譲渡(注2)

432,271

(注1)前連結会計年度において、当社の完全子会社であったProject Blue II Merger Sub.がBerkeley Advanced Biomaterials Inc.(以下、BABI)を存続会社とする米国法人のいわゆる逆三角合併により吸収合併するための対価として、BABIの株主に当社の株式を発行しました。詳細は、(7.企業結合等)をご参照ください。

(注2)当連結会計年度は、当社グループ保有の知的財産権の譲渡取引について、その対価として受領した譲渡先の上場普通株式6,266,521株の公正価値に基づくものであります。

 

35.子会社の支配の喪失による支出

 清算により支配を喪失した子会社に関する支配喪失時の取得対価と支配の喪失による収支の関係は次のとおりです。

(単位:千円)

 

前連結会計年度

 (自 2021年1月1日

  至 2021年12月31日)

当連結会計年度

 (自 2022年1月1日

  至 2022年12月31日)

支配喪失時に子会社が保有していた現金及び現金同等物

524,447

-

子会社の支配の喪失による支出

524,447

-

 

36.関連当事者

(1)関連当事者との取引

 関連当事者との取引は以下のとおりです。

前連結会計年度(自 2021年1月1日 至 2021年12月31日)

(単位:千円)

 

種類

取引金額

未決済残高

取引内容等

当社役員

13,628

 

10,479

資金の回収(注1)

当社役員

335

資金の貸付(注1)

その他の関連当事者

3,898,338

BABの非支配持分の所有者に対するプット・オプション(注2)

150,838

子会社の利益の分配(注3)

(注)1.貸付金の利率については、市場金利等を勘案して合理的に決定しております。担保及び保証は設定しておりません。

2.プット・オプションの概要は、(3.重要な会計方針 (4)金融商品)をご参照ください。「その他の関連当事者」の2名の役員は、当社の子会社の役員を兼任しており、内の1名は当社CEOの姉であります。

3.BABのパートナーシップの持分比率に応じて、利益の分配をしています。「その他の関連当事者」の2名の役員は、当社の子会社の役員を兼任しており、内の1名は当社CEOの姉であります。

 

当連結会計年度(自 2022年1月1日 至 2022年12月31日)

(単位:千円)

 

種類

取引金額

未決済残高

取引内容等

当社役員

4,743

 

5,287

資金の回収(注)

当社役員

146

資金の貸付(注)

(注)貸付金の利率については、市場金利等を勘案して合理的に決定しております。

   担保及び保証は設定しておりません。

 

(2)主要な経営幹部に対する報酬

 当社グループの主要な経営幹部に対する報酬は以下のとおりです。

(単位:千円)

 

種類

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

基本報酬

82,819

61,292

株式に基づく報酬

177,124

156,497

 

37.主要な子会社及び関連会社

(1)主要な子会社

名称

主要な事業の内容

所在地

持分割合

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

上海ジェノミクス有限公司

新薬研究開発

中国上海市

100.00%

100.00%

上海ジェノミクステクノロジー有限公司

試薬製造・販売

中国上海市

80.00%

80.00%

GNI Hong Kong Limited

IP管理等

中国香港

100.00%

100.00%

GNI Tianjin Limited

臨床試験

中国天津市

100.00%

100.00%

Cullgen (Shanghai), Inc.(注1)(注2)

研究開発

中国上海市

28.31%

28.31%

Continent Pharmaceuticals Inc.

株式保有

ケイマン諸島

100.00%

100.00%

北京コンチネント薬業有限公司

製造販売

中国北京市

55.97%

55.97%

GNI USA, Inc.

株式等保有、新薬開発

米国デラウェア州

100.00%

100.00%

Berkeley Advanced Biomaterials LLC (注1)

医療機器の開発・製造・販売

米国カリフォルニア州

100.00%

100.00%

Cullgen Inc.(注1)(注2)

研究開発

米国カリフォルニア州

28.31%

28.31%

上海リーフ国際貿易有限公司

医薬品の販売

中国上海市

80.00%

80.00%

マイクレン・ヘルスケア株式会社

医療機器の

販売

東京都新宿区

60.00%

(注1)持分割合の変動については、(8.支配継続子会社に対する持分の変動及び資本性金融商品の負債への再分類)をご参照ください。

(注2)連結子会社の判定

当社グループは、Cullgenの議決権の50%超を自己の計算において所有していないものの、他の議決権保有者との間の契約上の取決め及び潜在的議決権を加えることで、同社の議決権の過半数を所有していることから、同社を連結子会社としております。なお、Cullgen (Shanghai), Inc.はCullgenの完全子会社であります。

 

(2)以下の子会社において重要な非支配持分を認識しております。非支配持分の累積額、非支配持分に配分された当期利益、当期包括利益、及び要約財務情報は次のとおりであります。

 

① 北京コンチネント

(a)一般的情報

主な事業内容は、医薬品の開発・製造・販売等となります。事業場所は、中国北京市になります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非支配持分が保有する所有持分の割合(%)

44.03

44.03

非支配持分の累積額(千円)

3,116,915

4,568,370

 

 

(b)要約財務情報

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非流動資産

3,241,872

5,182,692

流動資産

5,615,552

6,731,803

非流動負債

238,722

190,432

流動負債

1,269,005

1,546,878

資本

7,349,697

10,177,185

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上収益(注)

9,867,674

13,345,643

当期利益

1,188,404

3,000,601

税引後その他の包括利益

398,413

295,912

当期包括利益

1,586,817

3,296,513

非支配持分に配分された当期利益

852,139

1,321,164

非支配持分に配分された当期包括利益

1,196,557

1,451,455

(注) アイスーリュイの売上によるものです。

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

2,913,180

2,578,735

投資活動によるキャッシュ・フロー

△428,166

△2,775,430

財務活動によるキャッシュ・フロー

△726,707

△52,818

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

1,758,305

△249,513

 

② Cullgen

(a)一般的情報

主な事業内容は、研究開発となります。事業場所は、米国カリフォルニア州になります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非支配持分が保有する所有持分の割合(%)

71.69

71.69

非支配持分の累積額(千円)

△1,498,279

△3,727,120

 

 

(b)要約財務情報

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非流動資産

2,953,740

4,346,710

流動資産

4,075,088

2,057,694

非流動負債

8,790,039

10,808,432

流動負債

64,231

417,898

資本

△1,825,442

△4,821,926

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上収益

164

89

当期損失(△)

△1,751,745

△2,395,519

税引後その他の包括利益

△290,509

△713,478

当期包括利益

△2,042,255

△3,108,998

非支配持分に配分された当期損失(△)

△1,231,127

△1,717,348

非支配持分に配分された当期包括利益

△1,432,094

△2,228,840

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△110,881

△1,198,379

投資活動によるキャッシュ・フロー

△1,219,115

△1,393,842

財務活動によるキャッシュ・フロー

3,028,168

△39,075

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

1,698,170

△2,631,296

 

③ Cullgen (Shanghai), Inc.

(a)一般的情報

主な事業内容は、研究開発となります。事業場所は、中国上海市になります。

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非支配持分が保有する所有持分の割合(%)

71.69

71.69

非支配持分の累積額(千円)

△1,196,202

△2,037,870

 

 

(b)要約財務情報

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(2021年12月31日)

当連結会計年度

(2022年12月31日)

非流動資産

517,902

488,453

流動資産

630,393

949,383

非流動負債

16,155

14,421

流動負債

116,842

153,843

資本

1,015,297

1,269,572

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

売上収益

当期損失(△)

△905,068

△1,195,448

税引後その他の包括利益

95,053

21,409

当期包括利益

△810,014

△1,174,038

非支配持分に配分された当期損失(△)

△635,529

△857,016

非支配持分に配分された当期包括利益

△570,222

△841,668

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2021年1月1日

至 2021年12月31日)

当連結会計年度

(自 2022年1月1日

至 2022年12月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー

△739,576

△1,032,626

投資活動によるキャッシュ・フロー

△190,404

△17,993

財務活動によるキャッシュ・フロー

1,188,423

1,383,051

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)

258,441

332,432

 

38.後発事象

 該当事項はありません。

 

(2)【その他】

当連結会計年度における四半期情報等

(累計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

当連結会計年度

売上収益

(千円)

3,933,490

8,154,817

12,761,031

17,418,966

税引前四半期(当期)利益

(千円)

347,425

790,388

1,223,079

767,887

親会社の所有者に帰属する四半期(当期)利益

(千円)

351,014

676,446

1,076,065

388,825

基本的1株当たり四半期(当期)利益

(円)

7.40

14.25

22.67

8.19

 

(会計期間)

第1四半期

第2四半期

第3四半期

第4四半期

基本的1株当たり四半期利益(△損失)

(円)

7.40

6.86

8.42

△14.47