第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期連結累計期間において、新たに生じた事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、一部の改善の遅れも見られますが、継続的な金融緩和や各種経済政策を背景に、大手企業を中心に収益改善の傾向が見られ、緩やかな回復の基調が続いております。また、個人消費については、雇用・所得環境が改善傾向にあるなかで、総じてみれば底堅い動きを示しており、消費者マインドは持ち直しの動きが見られます。しかし、中国を始めとするアジア新興国等の景気の下振れや、米国の金融政策正常化の影響、英国のEU離脱問題の影響から、我が国の景気が下押しされるリスクがあり、依然として先行き不透明な状態が続いております。

当社グループの属するフリーペーパー・フリーマガジン市場は、媒体及びターゲットの多様化が進んでおりますが、紙媒体だけでなくインターネット広告との価格競争が恒常化するなど、依然として厳しい経営環境が続いております。このような状況の下、株式会社地域新聞社と当社子会社の株式会社ショッパー社双方が有する顧客基盤、編集・営業ノウハウを融合させ、経営資源の共有、活用を積極的に推進し、当社グループが提供するサービスを一層充実させてまいりました。平成28年9月に埼玉県さいたま市に「ちいき新聞」岩槻版を創刊、更に平成28年11月に茨城県へ初進出し、「ちいき新聞」取手・守谷版を創刊いたしました。これにより、当社グループの基盤事業である新聞等発行事業は、平成29年2月末現在で1都4県75エリアで75版を発行、週間の発行部数は約298万部となりました。

新聞等発行事業における地域新聞社の施策といたしましては、営業活動の増加施策として、広告主とのface to
face営業に加え、Webマーケティングへの取り組みを開始し、接触件数増加により信頼関係を構築し、客数の増加に努めてまいりました。また、さらに読者に楽しみにしていただけるように、「ちいき新聞」(フリーペーパー紙面)と「チイコミ」(地域情報コミュニティーサイト、Web事業が運営)との連携をさらに強化させ、より付加価値の高い広告提供を実現し、顧客満足度を高めてまいりました。

ショッパー社の施策としましては、「地域新聞ショッパー」の付加価値を高めるため地域情報コミュニティーサイト「チイコミ」との連携を開始しました。また、「地域新聞ショッパー」をより地域に密着した媒体へと進化発展させていくためにエリア細分化を進めております。

上記のような施策を行っておりますが、フリーペーパー市場の競争は更に激しさを増しております。

折込チラシ配布事業におきましては、地域新聞社だけでなくショッパー社においても、それぞれの地域にカスタマイズされた独自の地図情報システム(GIS)を活用することにより、広告主の顧客ターゲットが明確となり、効率的かつ広告効果の最大化を図るサービスを実現することができました。

その他事業については、近年の深刻な人手不足による求人ニーズに応えるため、パート・アルバイトに特化した求人マッチング事業に参入いたしました。

以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は1,952,993千円(前年同期比3.2%増)と増加いたしましたが、発行部数増加に伴う配布料及び発送運送費が増加した結果、経常損失は93,702千円(前年同期は経常損失75,024千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は93,024千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失136,185千円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

資産、負債及び純資産の状況

(資産)

 当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ150,725千円減少し1,653,400千円となりました。これは、主に売掛金が49,950千円増加しましたが、現金及び預金が190,168千円減少したことによります。

(負債)

 当第2四半期連結会計期間末の流動負債は、前連結会計年度末に比べ29,968千円減少し927,609千円となりました。これは、主に未払金が13,398千円減少したほか、買掛金が6,746千円、未払法人税等が5,124千円減少したことによります。

 当第2四半期連結会計期間末の固定負債は、前連結会計年度末に比べ24,045千円減少し217,404千円となりました。これは、主に退職給付に係る負債が14,649千円減少したほか、その他に含まれているリース債務が10,330千円減少したことによります。

(純資産)

 当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ96,711千円減少し508,385千円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失93,024千円の計上のほか、配当金の支払いにより3,687千円減少したことによります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度に比べ190,168千円減少し、659,028千円となりました。

 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果減少した資金は、146,466千円(前年同四半期は59,632千円の減少)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純損失(94,700千円)や売掛債権の増加額(49,723千円)等の減少要因が、減価償却費(21,144千円)等の増加要因を上回ったことによるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果減少した資金は、30,405千円(前年同四半期は173,790千円の増加)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出(19,670千円)や無形固定資産の取得による支出(8,755千円)等の減少要因が、敷金及び保証金の回収による収入(4,932千円)や従業員に対する貸付金の回収による収入(2,489千円)等の増加要因を上回ったことによるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果減少した資金は、13,295千円(前年同四半期は27,332千円の減少)となりました。これは、ファイナンス・リース債務の返済による支出(9,592千円)及び配当金の支払額(3,702千円)によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。