第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当社は、平成27年10月22日開催の取締役会において、タケロボ株式会社(本社 東京都中央区、以下「タケロボ」といいます。)の株式取得及び第三者割当増資を引受け、子会社化することについて決議しました。この決議に基づき、当社は同日付でタケロボと募集株式総数引受契約を締結しました。また当社は平成27年11月6日付でタケロボの既存株主である株式会社ティーラボ(本社 東京都港区)と株式譲渡契約を締結しました。

詳細につきましては、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善により緩やかな景気回復基調をみせたものの、中国や多くの新興国での景気減速が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状況で推移しました。

当社グループの主要領域である広告・イベント業界におきましては、日本経済の緩やかな回復基調に伴い、概ね堅調に推移しております。

このような環境の中、当社グループは、中期ビジョンである「Be a PARTNER of EXPERIENCE MARKETING」(経験価値提供型マーケティング・パートナーになる)の実現に向け、Experienceマーケティングサービス(人と人とが出会う“場”・“空間”とそこで生み出される体験に焦点を当て、感動価値・経験価値を最大化し、クライアントのブランド価値や商品価値向上をともに実現していくこと)の提供を通じて、クライアントのマーケティング・パートナーへと進化すべく、新たな市場・サービス領域への挑戦とともに力強く事業を推進してまいりました。

特に、平成27年11月には、ロボットの開発・製品化を行うタケロボ株式会社を子会社化いたしました。各種イベントや商環境における集客やプロモーションの効果を高めるデジタルコンテンツツールとしてのロボット技術の利用とともに、タケロボ株式会社の研究開発力と当社の営業力、マーケティング企画・制作力を融合し、新たな「IoT時代」を見据えた新たなビジネスモデルの構築を進めてまいります。

その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は、58億85百万円となりました。営業利益は91百万円、経常利益は86百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は53百万円となりました。

(注)当社は、前連結会計年度の第4四半期より連結財務諸表を作成しておりますので、前年同四半期との比較は行っておりません。

 

なお、当社の当第3四半期累計期間における売上高は、55億円(前年同四半期比24.3%増)となりました。営業利益は1億90百万円(前年同四半期比273.0%増)、経常利益は1億85百万円(前年同四半期比291.9%増)、四半期純利益は1億22百万円(前年同四半期比479.0%増)となりました。

 

当第3四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりです。

a.コミュニケーションデザイン事業

コミュニケーションデザイン事業におきましては、人と人とが直接出会う“場”・“空間”において、様々な体験価値を通じて提供される製品・サービスの宣伝・販売活動を「Experienceマーケティング」と位置付け、“コミュニケーション”に関わるあらゆる「表現」「手段」「環境」を“デザイン”し、サービスを展開しております。

今までにない感動価値・経験価値の提供のため、各サービスともにデジタル技術を活用するなどの新たな挑戦を続けております。次世代の基幹事業へと進化させるべく取り組んでいるカンファレンス&コンベンション、商環境、デジタルコンテンツ&マーケティング、主力事業であるイベントプロモーション、展示会出展、商談会・プライベートショー、各サービスそれぞれの特性を活かした戦略等が順調に進捗しており、当第3四半期連結累計期間における売上高は55億円、セグメント利益は1億81百万円となりました。

 

b.Webインテグレーション事業

Webインテグレーション事業におきましては、インターネットを活用したビジネスモデルの策定から戦略的なWebサイト構築、企画制作、デザイン、コンテンツ提供、更新運用・保守、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)導入支援、SNS構築・運用、モバイルサイト構築等に加え、さまざまなテクノロジーを集約して、イベントプロモーション等で活用するアプリケーションなど新たなサービスを提供するエンジニアリングソリューションに取り組んでいます。

大手SIerとのネイティブアプリ・WebアプリのUI開発など、システム開発力とデザイン・クリエイティブの強みを発揮した新たな実績を重ねるとともに、進行・納品体制の最適化を実現すべく事業基盤強化を進めてまいりました。

しかしながら、多くのリソースを要する開発案件の発生による影響や、大型プロジェクトの進行・納品体制の拡充のために投じた人材補強費等の発生により、当第3四半期連結累計期間における売上高は4億5百万円、セグメント損失は46百万円となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、資産合計40億17百万円(前連結会計年度末比13.2%増)、負債合計27億74百万円(前連結会計年度末比17.6%増)、純資産合計12億42百万円(前連結会計年度末比4.5%増)となりました。

(流動資産)

当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は31億92百万円(前連結会計年度末比3億81百万円増加)となりました。これは、新規借入を行ったこと等により現金及び預金が前連結会計年度末比3億12百万円増加したことが主な要因となっております。

(固定資産)

当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は8億25百万円(前連結会計年度末比87百万円増加)となりました。これは、コミュニケーションデザイン事業における基幹業務システム改修のための投資等により無形固定資産が前連結会計年度末比1億16百万円増加したことが主な要因となっております。

(流動負債)

当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は16億4百万円(前連結会計年度末比1億58百万円増加)となりました。これは、コミュニケーションデザイン事業において新たに短期借入を行ったことにより短期借入金が前連結会計年度末比1億円増加したこと、及び新規借入が約定返済を上回ったことにより1年内返済予定の長期借入金が前連結会計年度末比2億11百万円増加したことが主な要因となっております。

(固定負債)

当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は11億70百万円(前連結会計年度末比2億56百万円増加)となりました。これは、コミュニケーションデザイン事業における新規借入が約定返済を上回ったことにより長期借入金が前連結会計年度末比2億28百万円増加したことが主な要因となっております。

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は12億42百万円(前連結会計年度末比53百万円増加)となりました。これは、非支配株主持分が新たに44百万円生じたことが主な要因となっております。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。