第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当社は平成28年5月30日開催の取締役会において、スプラシアの株式を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結しました。その後同契約に基づき平成28年6月1日を企業結合日として、現金による株式取得を行いました。また、平成28年6月7日開催の取締役会において、当社を株式交換完全親会社、スプラシアを株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決議し、同日付で株式交換契約を締結しました。その後、同契約に基づき平成28年6月30日に株式交換を行いました。なお、本株式交換後株式交換完全親会社となる当社の資本金は174,299千円であります。

詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績の分析

当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、アベノミクスによる金融経済政策に一定の成果が見られたものの、中国をはじめとする新興国経済を中心に世界経済の下方リスクが指摘される中、激しさを増す中東情勢や米国・欧州の政治体制への不安による急激な為替変動等、消費者マインドの低下や企業収益の頭打ち等を背景に、先行き不透明な状況が継続しております。

当社グループの主要領域である広告・イベント業界におきましても、経済動向の不透明感に影響を受け、販促イベント開催や合同展示会への出展等、一定の底堅いニーズは継続しているものの、市場環境はほぼ横ばいの水準で推移しております。

このような環境の中、当社グループは、中期ビジョンである「Be a PARTNER of EXPERIENCE MARKETING」(経験価値提供型マーケティング・パートナーになる)の実現に向け、Experienceマーケティングサービス(人と人とが出会う“場”・“空間”とそこで生み出される体験に焦点を当て、感動価値・経験価値を最大化し、クライアントのブランド価値や商品価値向上をともに実現していくこと)の提供を通じて、クライアントのマーケティング・パートナーへと進化すべく、新たな市場・サービス領域への挑戦とともに事業を推進してまいりました。

その結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は、17億72百万円(前年同四半期比2.6%減)となりました。営業損失は2億34百万円(前年同四半期は営業利益2百万円)、経常損失は2億35百万円(前年同四半期は経常利益2百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は1億75百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失0百万円)となりました。

 

なお、当社の当第1四半期累計期間における売上高は、16億60百万円(前年同四半期比3.4%減)となりました。営業損失は1億27百万円(前年同四半期は営業利益41百万円)、経常損失は1億28百万円(前年同四半期は経常利益39百万円)、四半期純損失は89百万円(前年同四半期は四半期純利益25百万円)となりました。

 

当第1四半期連結累計期間における報告セグメントの業績は、次のとおりです。

なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を変更しており、以下の前年同四半期比較については、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。また、当第1四半期連結会計期間に完全子会社化したスプラシアは「デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業」に含んでおります。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載のとおりであります。

a.リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業

リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業におきましては、人と人とが直接出会う“場”・“空間”において、様々な体験価値を通じて提供される製品・サービスの宣伝・販売活動を「Experience マーケティング」と位置付け、“コミュニケーション”に関わるあらゆる「表現」「手段」「環境」を最適化し“デザイン”することで、サービスを展開しております。

各サービスともに、リアルとデジタルの融合による新たな提案や、今までにない体験価値の創出によって企業のブランド価値向上を図る施策・新商材の開発等、新たなビジネスモデルへの進化を目指し積極的な取り組みを進めてまいりました。しかしながら、急激な為替変動や世界経済の不透明感による市場環境の停滞感等により、イベント・展示会市場では前期に比べ価格競争が厳しくなってきていること、さらには繁忙期だった前第4四半期の進行・納品活動に多くのリソースを費やしたこと等により当期に向けた営業活動に一部初動遅れが生じたため、当第1四半期連結累計期間における売上高は16億60百万円(前年同四半期比3.4%減)となりました。利益面につきましては、高度なスキルや技術を要するコンテンツや企画実現のための専門スキルを持った人員の増加コストやクライアントのニーズに的確かつタイムリーに応えるために拡充したオフィス増床や西日本事業所の移転等の業務環境整備費用、並びにM&A関連の先行投資費用等が増加した結果、セグメント損失は1億64百万円(前年同四半期はセグメント利益41百万円)となりました。

 

b.デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業

デジタルエクスペリエンス&コミュニケーション事業におきましては、インターネットを活用したビジネスモデルの策定から戦略的なWebサイト構築やアプリケーション制作をはじめとし、システム開発や動画配信プラットフォームなど、さまざまなテクノロジーを集積し“デザイン”することで、サービスを提供しています。また、AI・コグニティブ領域へ進出し、更なる提供価値の拡大に向けて取り組んでまいりました。

顧客の課題を解決するソリューションサービスの提供のため、新たなサービス開発に注力するとともに、事業基盤整備やグループ間連携の強化に向けて、積極的な先行投資を継続してきた結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は1億22百万円(前年同四半期比16.8%増)、セグメント損失は42百万円(前年同四半期はセグメント損失27百万円)となりました。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間末における財政状態は、資産合計50億84百万円(前連結会計年度末比14.1%増)、負債合計39億68百万円(前連結会計年度末比25.0%増)、純資産合計11億15百万円(前連結会計年度末比13.0%減)となりました。

(流動資産)

当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は35億48百万円(前連結会計年度末比62百万円減少)となりました。これは、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業において新規借入を行ったこと等により、現金及び預金が前連結会計年度末比5億80百万円増加したものの、受取手形及び売掛金が前連結会計年度末比7億92百万円減少したことが主な要因となっております。

(固定資産)

当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は15億36百万円(前連結会計年度末比6億90百万円増加)となりました。これは、スプラシアを子会社化したことに伴い、無形固定資産が前連結会計年度末比6億円増加したことが主な要因となっております。

(流動負債)

当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は20億6百万円(前連結会計年度末比23百万円増加)となりました。これは、買掛金が前連結会計年度末比2億18百万円減少したものの、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業において新規借入を行ったことにより1年内返済予定の長期借入金が前連結会計年度末比3億26百万円増加したことが主な要因となっております。

(固定負債)

当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は19億62百万円(前連結会計年度末比7億70百万円増加)となりました。これは、リアルエクスペリエンス&コミュニケーション事業において新規借入を行ったことにより長期借入金が前連結会計年度末比7億6百万円増加したことが主な要因となっております。

(純資産)

当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は11億15百万円(前連結会計年度末比1億66百万円減少)となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上したこと等により利益剰余金が前連結会計年度末比2億27百万円減少したことが主な要因となっております。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

該当事項はありません。