(6) 四半期財務書類に対する注記

財務報告基準第134号-第16段落の開示要件

要約連結四半期財務書類は、当グループの2016年6月30日に終了した事業年度の監査済財務書類と併せて読まれるべきである。

 

A1 会計方針及び算定方法

当四半期財務書類は未監査であり、財務報告基準(以下「FRS」という)第134号「期中財務報告」及びブルサ・マレーシア・セキュリティーズ・バーハッド(以下「ブルサ・セキュリティーズ」という)のメイン・マーケットの上場規程第9条パートK第9.22項に準拠して作成されている。

当四半期財務書類で当グループが適用した会計方針及び算定方法は、直近の監査済年次財務書類に適用されたものと一致している。ただし、2016年7月1日より開始する会計期間から当グループに適用されるFRSの修正及び解釈指針委員会の解釈指針(以下「IC解釈指針」という)の適用を除く。

これらのFRSの修正及びIC解釈指針の適用は、当グループの財務書類に重要な影響を与えていない。

 

マレーシアの財務報告基準(「MFRS」)フレームワーク

2011年11月19日、マレーシアの会計基準審議会(以下「MASB」という)は、新しくMASBが承認した会計上の枠組みであるMFRSフレームワークを公表した。

MFRSフレームワークは、2012年1月1日以降に開始する年次会計期間において、プライベート・エンティティ以外の全事業体に適用される。ただし、親会社、重要な投資家及び投機家(以下「トランジショニング・エンティティ」とする)を含む、MFRS第141号「農業」及びIC解釈指針第15号「不動産の建設に関する契約」の範囲に含まれる事業体を除く。トランジショニング・エンティティは、新しいMFRSフレームワークの適用を延期することが認められる。従って、トランジショニング・エンティティによるMFRSフレームワークの適用については、2018年1月1日以降に開始する年次会計期間より強制される。MFRSの早期適用は認められている。

当グループ及び当社は、トランジショニング・エンティティの定義の範囲内にあり、新しいMFRSフレームワークの適用を延期することを選択した。その結果、当グループ及び当社は、2019年6月30日に終了する事業年度の最初のMFRS財務書類において、MFRSフレームワークを用いて財務書類を作成するよう要求される。

 

A2 事業における季節もしくは周期による変動要因

当グループの事業は、季節もしくは周期的な要因によって重要な影響を受けることはない。

 

A3 例外的又は非経常的な項目

当四半期会計期間において、当グループの資産、負債、資本、当期利益又はキャッシュ・フローに影響を及ぼす例外的又は非経常的な性質を有する項目はなかった。

 

A4 報告額の見積りの変更

過去の期中報告期間又は過年度における報告額の見積りに対する重要な変更はなかった。

 

A5 負債証券及び株式における変動

以下を除き、負債証券及び株式の発行、消却、買戻し、再売却及び償還はなかった。

当四半期累計期間において、当社の条件付株式交換買付の提案に従って、ワイ・ティー・エル・イーソリューションズ・バーハッドの普通株式と交換に、1株当たりそれぞれ1.65マレーシア・リンギット及び1.555マレーシア・リンギットの発行価格で1株当たり10センの普通株式107,995,592株及び8,572,575株がそれぞれ発行された。

 

A6 配当金支払額

2016年12月31日に終了した四半期会計期間において、以下の配当金が支払われた。

(単位:千マレーシア・リンギット)

2016年6月30日に終了した事業年度に関して:

 

 

2016年11月15日に支払われた配当率95%、すなわち10センの普通株式1株につき9.5センの中間配当(シングルティア方式)

 

1,000,031

 

A7 セグメント情報

セグメント間価格は、交渉に基づいて決定される。

当グループの2016年12月31日に終了した会計期間におけるセグメント業績は以下のとおりである。

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

建設

情報技術

及び

eコマース

関連事業

セメントの

製造及び

販売

不動産

投資及び

開発

マネージメ

ント・サー

ビス及び

その他

ホテル

公益事業

消去

合計

外部収益

53,583

2,252

1,200,712

536,867

156,083

454,256

4,710,472

7,114,225

セグメント

間収益

221,716

40,704

10,835

99,001

171,944

6,144

8,838

(559,182)

収益合計

275,299

42,956

1,211,547

635,868

328,027

460,400

4,719,310

(559,182)

7,114,225

セグメント

業績

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業利益

20,804

1,301

196,641

220,011

142,193

56,225

545,157

1,852,332

財務費用

 

 

 

 

 

 

 

 

(621,926)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

560,406

関連会社及び共同支配企業に対する持分損益

 

 

 

 

 

 

 

 

187,901

税引前利益

 

 

 

 

 

 

 

 

748,307

 

セグメント間価格は、交渉に基づいて決定される。

当グループの2015年12月31日に終了した会計期間におけるセグメント業績は以下のとおりである。

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

建設

情報技術

及び

eコマース

関連事業

セメントの

製造及び

販売

不動産

投資及び

開発

マネージメ

ント・サー

ビス及び

その他

ホテル

公益事業

消去

合計

外部収益

56,663

2,236

1,434,208

488,648

254,487

432,210

5,718,333

8,386,785

セグメント

間収益

129,024

40,550

16,976

98,680

172,508

10,147

4,722

(472,607)

収益合計

185,687

42,786

1,451,184

587,328

426,995

442,357

5,723,055

(472,607)

8,386,785

セグメント

業績

 

 

 

 

 

 

 

 

 

営業利益

317

1,450

301,510

245,136

170,936

22,629

809,474

1,551,452

財務費用

 

 

 

 

 

 

 

 

(683,839)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

867,613

関連会社及び共同支配企業に対する持分損益

 

 

 

 

 

 

 

 

202,087

税引前利益

 

 

 

 

 

 

 

 

1,069,700

 

A8 当グループの組織変更

2016年12月31日に終了した当四半期会計期間において、企業結合、子会社の取得又は売却、長期投資、事業再編及び非継続事業を含め、以下を除き、当グループの重要な組織変更はなかった。

 

・ 2016年9月9日、当社の完全子会社であるワイ・ティー・エル・ホテルズ・アンド・プロパティーズ・センドリアン・バーハッド(以下「YTLHP」という)は、グラスハウス・ホテル(ケイマン)リミテッド(以下「グラスハウス・ケイマン」という)の全発行済払込済株式資本にあたる1.00英ポンドの株式1株を取得した。その結果、グラスハウス・ケイマンはYTLHPの完全子会社となり、当社の間接子会社となった。グラスハウス・ケイマンは、主に投資持株会社として活動する予定である。

 

・ 2016年9月13日、グラスハウス・ケイマンは、イングランド及びウェールズでグラスハウス・リミテッド(以下「グラスハウス・ホテル」という)という完全子会社を設立した。当該子会社の発行済株式資本は1.00英ポンドであり、額面価額が1.00英ポンドの普通株式1株により構成されている。グラスハウス・ホテルは、主に投資持株会社として活動する予定である。

 

・ 2016年9月27日、グラスハウス・ホテルは、以下の会社の全発行済払込済株式資本を取得した。

 

1. 1株当たり1.00英ポンドの普通株式2,949,664株で構成される、RW・ガワー・ストリート・リミテッド(以下「ガワー・ストリート」という)、及び

2. 1株当たり1.00英ポンドの普通株式2,948,368株で構成される、RW・グリーンサイド・プレイス・リミテッド(以下「グリーンサイド・プレイス」という)

 

当該株式資本は、2016年9月27日付の契約に従い、それぞれ6,868,081英ポンド及び200,000英ポンドの現金対価で取得された(以下「当該取得」という)。ガワー・ストリート及びグリーンサイド・プレイスの両社は、イングランド及びウェールズで設立され、主にホテルの運営に携わる。

 

当該取得の結果、ガワー・ストリート及びグリーンサイド・プレイスはグラスハウス・ホテルの完全子会社となり、当社の間接子会社となった。

 

・ 2016年11月24日、ワイ・ティー・エル・パワー・インターナショナル・バーハッド(以下「YTLパワー」という)の間接完全子会社であるワイ・ティー・エル・ランド・アンド・プロパティー・(UK)・リミテッド(以下「YTLランド・アンド・プロパティー」という)は、ワイ・ティー・エル・デベロップメンツ・(UK)・リミテッド(以下「YTLデベロップメンツ」という)の1.00英ポンドの普通株式1株により構成されている全額発行済株式資本を1.00英ポンドで取得した。

 

その結果、YTLデベロップメンツは、YTLパワー及び当社の間接完全子会社となった。YTLデベロップメンツは2016年11月24日にイングランド及びウェールズで設立され、主に建設に携わる。

 

・ 2016年11月28日、グラスハウス・ケイマンは、イングランド及びウェールズでスレッドニードルス・ホテル・リミテッド(以下「スレッドニードルス」という)という完全子会社を設立した。当該子会社の発行済株式資本は1.00英ポンドであり、額面価額が1.00英ポンドの普通株式1株により構成されている。スレッドニードルスは、主に投資持株会社として活動する予定である。

 

・ 2016年11月29日、当社の子会社であるワイ・ティー・エル・ランド・アンド・デベロップメント・バーハッド(以下「YTL L&D」という)は、セントゥル・ラヤ・センドリアン・バーハッド(以下「SRSB」という)の残りの30%の持分をKTMB・(セントゥル)・センドリアン・バーハッド及びケレタピ・タナー・メラユ・バーハッドから252,424,000マレーシア・リンギットの対価総額で取得する提案を公表した(以下「当該取得」という)。ブルサ・セキュリティーズは、当該取得の完了から3ヶ月以内に招集される臨時株主総会における株主の承認を通じて、ブルサ・セキュリティーズ・メイン・マーケット上場規則のパラグラフ10.07(1)(b)を順守した変更を求めるYTL L&Dの申請を承認した2016年12月6日付の書簡を参照した。

 

当該取得は2017年1月16日に完了した。その結果、SRSBはYTL L&Dの完全子会社となり、当社の間接子会社となった。

 

・ 2016年12月1日、YTLパワーの間接完全子会社であるウェセックス・ウォーター・リミテッド(以下「WWL」という)は、アルビオン・ウォーター・リミテッド(以下「アルビオン」という)の発行済株式資本の51%にあたる額面価額が0.01英ポンドのB普通株式51株をウォーターレベル・リミテッド(旧アルビオン・ウォーター・グループ・リミテッド)から現金227,505.21英ポンドで取得した。その結果、アルビオンはWWLの子会社となり、YTLパワー及び当社の間接子会社となった。

 

アルビオンは1995年9月14日にイングランド及びウェールズで設立された。同社は、小売用の水、廃水、排水及びより広範囲にわたる環境サービスを提供する認可された水道事業者である。

 

・ 2016年12月16日、ワイ・ティー・エル・イーソリューションズ・バーハッド(以下「YTLイーソリューションズ」という)は、2007年資本市場サービス法第222条(1)に従って、当社がYTLイーソリューションズの残りの株式の強制取得を完了した後に当社の完全子会社となった。

 

・ 2016年12月23日、YTLランド・アンド・プロパティーは、ワイ・ティー・エル・プレイシズ・リミテッド(以下「YTLプレイシズ」という)の1.00英ポンドの普通株式1株により構成されている全発行済株式資本を1.00英ポンドで取得した。

 

その結果、YTLプレイシズはYTLパワー及び当社の間接完全子会社となった。YTLプレイシズは、2016年12月23日にイングランド及びウェールズで設立され、主に開発/建設に携わる。

 

A9 偶発債務又は偶発資産における変動

2016年6月30日に終了した直近事業年度以降、当グループの偶発債務に重要な変動はなかった。

 

A10 後発事象

以下を除き、当四半期末から当報告日までの期間において、重要な、あるいは非経常的な性質の項目、取引又は事象はなかった。

 

・ 2017年2月2日、スレッドニードルスは、2016年12月30日付の契約に従い、1株当たり1.00英ポンドの普通株式8,354,988株により構成されているRWスレッドニードルス・ストリート・リミテッド(以下「RWスレッドニードルス」という)の全発行済払込済株式資本を9,900,337英ポンドの現金対価で取得した。RWスレッドニードルスはイングランド及びウェールズで設立され、主にホテルの運営に携わる。

 

当該取得の結果、RWスレッドニードルスはスレッドニードルスの完全子会社となり、当社の間接子会社となった。

ブルサ・セキュリティーズのメイン・マーケットの上場規程付録9BパートAによる開示要件

 

B1 経営成績

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

2016年12月31日

に終了した

当四半期

会計期間

2015年12月31日

に終了した

前年同四半期

会計期間

2016年12月31日

に終了した

6ヶ月間(累計)

2015年12月31日

に終了した

6ヶ月間(累計)

収益

 

 

 

 

建設

31,141

26,830

53,583

56,663

情報技術及びeコマース関連事業

1,373

1,294

2,252

2,236

セメントの製造及び販売

624,938

724,863

1,200,712

1,434,208

不動産投資及び開発

270,010

260,533

536,867

488,648

マネージメント・サービス及び
その他

46,833

140,665

156,083

254,487

ホテル

233,709

232,584

454,256

432,210

公益事業

2,414,071

2,551,627

4,710,472

5,718,333

 

3,622,075

3,938,396

7,114,225

8,386,785

税引前利益

 

 

 

 

建設

12,013

(7,218)

20,800

311

情報技術及びeコマース関連事業

1,149

884

1,301

1,449

セメントの製造及び販売

96,423

165,866

171,368

283,710

不動産投資及び開発

78,350

96,611

116,731

137,621

マネージメント・サービス及び
その他

(73,774)

(75,273)

(65,239)

(28,553)

ホテル

34,552

18,933

48,241

25,217

公益事業

253,299

395,048

455,105

649,945

 

402,012

594,851

748,307

1,069,700

 

当四半期会計期間において、当グループは収益及び税引前利益をそれぞれ3,622.1百万マレーシア・リンギット及び402.0百万マレーシア・リンギット計上したが、これは前年同四半期会計期間と比較してそれぞれ8.0%及び32.4%の減少であった。

6ヶ月間の当四半期累計期間において、当グループの収益及び税引前利益はそれぞれ7,114.2百万マレーシア・リンギット及び748.3百万マレーシア・リンギットに減少しており、前年同四半期累計期間と比較してそれぞれ15.2%及び30.0%の減少であった。

前年四半期会計期間/四半期累計期間と比較した、2016年12月31日に終了した四半期会計期間/四半期累計期間の各事業セグメントの業績に関する分析は、以下のとおりである。

 

建設

当四半期会計期間における収益及び税引前利益の改善は主にマレーシアの建設事業体による収益の増加及び利益幅の改善によるものであった。

6ヶ月間の当四半期累計期間において、収益のわずかな減少は主に建設契約に係る低調な収益認識によるものであった。税引前利益の増加は、上記の利益幅の改善によるものであった。

 

情報技術及びeコマース関連事業

当四半期会計期間において、収益及び税引前利益の増加は主にコンテンツ及びデジタル・メディア部門の制作収益の増加、一般管理費の減少並びに現金に係る受取利息の増加によるものであった。

6ヶ月間の当四半期累計期間において、収益の増加は主にコンテンツ及びデジタル・メディア部門の制作収益の増加によるものであった。税引前利益の減少は主にソフトウェアの販売活動からの収益の減少及び現金に係る受取利息の減少によるものであった。

 

セメントの製造及び販売

当四半期会計期間/四半期累計期間において、収益及び税引前利益の減少は主に価格競争と販売数量の減少によるものであった。

 

不動産投資及び開発

収益の増加は主に、SRSBによるフェンネル・プロジェクトの工事が進捗したことによるものであった。YTL L&Dの子会社によるダーリア・プロジェクト及びウ・タント・プレイス・プロジェクトは引き続き、当四半期会計期間及び四半期累計期間において当グループの収益に貢献した。

税引前利益の減少は主に、投資不動産の公正価値評価損によるものであった。この減少は、スターヒル・グローバル・リアル・エステート・インベストメント・トラストが計上した会社間貸付金及び円建てターム・ローンに係る未実現為替差益により部分的に相殺された。

 

マネージメント・サービス及びその他

当四半期会計期間における収益の減少は主にYTLパワーが計上した受取利息の減少によるものであり、税引前損失の増加は主に、間接費が減少したことと完全子会社であるワイ・ティー・エル・パワー・サービシズ・センドリアン・バーハッドが計上した損害賠償引当金の繰入が発生しなかったことによるものであった。

6ヶ月間の当四半期累計期間において、収益の減少は主に上記の受取利息の減少によるものであり、税引前損失の増加は主に、YTLパワーの関連会社の持分損益の減少及びオフショア子会社により計上された未実現為替差損によるものであった。

 

ホテル

当四半期会計期間/四半期累計期間において、収益及び税引前利益の増加は主に、ワイ・ティー・エル・マジェスティック・ホテル・センドリアン・バーハッド及びニセコ・ビレッジ株式会社の業績向上によるものであった。

 

公益事業

収益及び税引前利益の減少は主に、2015年9月30日の電力購入契約の完了、多目的公益事業部門における燃料油価格の下落、並びに英ポンドに対するマレーシア・リンギット高を受けた水道及び下水部門の業績改善によるものであった。

 

公益事業セグメントは当グループの収益及び税引前利益にそれぞれ66.2%及び60.8%貢献している。

 

B2 直前の四半期会計期間との比較

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

 

2016年12月31日に終了した

当四半期会計期間

 

2016年9月30日に終了した

前四半期会計期間

収益

 

3,622,075

 

3,492,150

税引前利益

 

402,012

 

346,295

親会社の所有者に帰属する利益

 

147,692

 

150,330

 

収益及び税引前利益の増加は主に、公益事業セグメントの業績向上によるものであった。

 

B3 2016年6月30日に終了した前事業年度の監査報告書

2016年6月30日に終了した事業年度の財務書類についての監査報告書には、いかなる限定も付されていない。

 

B4 業績の見込み

建設

建設セグメントは、建設契約が主に当グループの不動産開発とインフラ業務に関連しているため、2017年6月30日に終了する事業年度において満足のいく業績を達成できると見込んでいる。

 

情報技術及びeコマース関連事業

収益のかなりの部分が比較的堅調な周波数共有手数料収益によるものであるが、このセグメントの2017年6月30日に終了する事業年度における業績の展望は満足のいくものであると見込んでいる。

 

セメントの製造及び販売

セメント業界の展望では、業界内で高い競争力が維持され、このセグメントが2017年6月30日に終了する事業年度において満足のいく業績を達成できると見込んでいる。

 

不動産投資及び開発

このセグメントは、子会社及び共同支配企業による不動産開発事業を通して、2017年6月30日に終了する事業年度において満足のいく業績を達成できると見込んでいる。

 

マネージメント・サービス及びその他/ホテル

現在の市況を考慮した上においても、この2つのセグメントは、2017年6月30日に終了する事業年度において引き続き満足のいく業績を達成できると見込んでいる。

 

公益事業

ワイ・ティー・エル・パワー・グループは、インドネシアのジャワ島における2x660メガワットの石炭火力発電プロジェクトであるタンジュン・ジャティAの開発を行う独立発電事業者であるピー・ティー・タンジュン・ジャティ・パワー・カンパニー(以下「TJPC」という)の80%の持分を保有している。TJPCは、インドネシアの国有電力供給会社であるPT PLN(ぺセロ)との間で2015年12月に締結した30年間の電力購入契約を有している。当該プロジェクトは現在開発段階にあり、最終合意に向けて進行中である。

また、ワイ・ティー・エル・パワー・グループは、アタラット・パワー・カンパニー(以下「APCO」という)の30%の持分も保有しており、その持分を45%に引き上げる契約を締結した。これは、当該プロジェクトの最終合意の少し前に実施される予定である。APCOは、ヨルダン・ハシミテ王国における554メガワットのシェールオイルによる発電プロジェクトの開発を行っている。APCOは、ヨルダンの国営公益事業である国営電力会社(以下「NEPCO」という)との間で、当該発電所の全電力容量及びエネルギーに関する30年間の電力購入契約を締結している。当該契約には、NEPCOが電力購入契約を40年間まで延長できるオプションがある。当該プロジェクトは開発の進行段階にあり、最終合意は2017年度第1四半期中に予定されている。

ワイ・ティー・エル・パワー・ジェネレーション・センドリアン・バーハッド(以下「YTLPG」という)とテナガ・ナショナル・バーハッド(以下「テナガ」という)との間の電力購入契約は、2015年9月30日に終了した。2015年8月5日、マレーシアエネルギー委員会(以下「エネルギー委員会」という)は、エネルギー委員会が落札者となる短期の電力容量入札によるパカに現存する設備から2016年3月1日から2018年12月30日の期間に585メガワットの電力容量を供給するプロジェクトを認可した。テナガとの間の電力購入契約は、テナガが新たな借地契約の条件に合意することを新電力購入契約の条件に含めたため、まだ締結されていない。パカの現存する借地契約が2018年12月30日までは終了しないため、エネルギー委員会はその後、1990年電力供給法に基づいて、当該条件を削除するようテナガに対して指令を出した(以下「指令」という)。2016年7月4日、テナガは特にこの指令を無効にするための司法審査の手続開始を求めて高等裁判所に申請し、高等裁判所に承認された。2017年1月26日、高等裁判所はYTLPGの第三者としての参加を承認し、司法審査の三番目の被申立人に追加することを承認した。テナガはYTLPGの参加を承認した高等裁判所の判決に対して控訴し、当該訴訟は現在、控訴裁判所において係属中である。

シンガポールの電力市場では、世界市場全体のボラティリティと卸電力市場における発電容量の過剰供給による競争が続くことが予測される。現在直面している課題にも関わらず、このセグメントは、顧客サービス、統合された多目的公益事業の供給に対する中核事業の範囲を超えた多様化、並びにスチーム販売、石油貯蔵タンクのリース、燃料補給サービス及び飲料水の販売における規制対象外の附帯事業を今後も重視する予定である。

水道及び下水部門に関しては、厳しい規制体制のもと事業を運営するウェセクッス・ウォーターは、事業プロセスを改善することで、2015-20年の規制当局による業績目標を達成する自信があり、引き続き顧客に最上級かつ低価格のサービスを提供する。

電気通信産業部門は、モバイル機器向けの全国的な4G LTEサービスの導入に成功し、マレーシアで最初のボイスオーバーLTE(VoLTE)サービスのプロバイダーとなった。当該事業部門は、より高い収益を生み出すために加入者数の増加を目指し、引き続きより競争力のある商品を提供する。

 

B5 利益予測

当グループは、当四半期会計期間において、利益予測又は利益保証を公表していない。

 

B6 当期利益

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

 

2016年12月31日に終了した

当四半期会計期間

 

2016年12月31日までの

当四半期累計期間

当期利益に影響する費用/(収益):

 

 

 

 

投資不動産の公正価値の調整額

 

39,713

 

39,173

棚卸資産の減損に対する引当金

 

353

 

693

債権の減損に対する引当金-戻入後

 

38,330

 

60,538

交付金及び拠出金の償却

 

(5,174)

 

(10,189)

その他の無形資産の償却

 

18,593

 

39,908

有形固定資産減価償却費

 

362,354

 

723,380

受取配当金

 

(814)

 

(814)

デリバティブの公正価値の変動

 

(15,895)

 

(9,502)

為替(差益)/差損

 

(2,187)

 

37,706

投資有価証券売却益

 

 

(31,627)

有形固定資産売却益

 

(3,285)

 

(6,838)

支払利息

 

315,309

 

621,926

受取利息

 

(21,557)

 

(42,430)

 

当四半期会計期間及び当四半期累計期間において、上記項目以外には、投資収益、債権の償却、不動産の売却損益、資産の減損並びに特別項目はなかった。

 

B7 法人税等

法人税等の内訳は、以下のとおりである。

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

 

2016年12月31日に終了した

当四半期会計期間

 

2016年12月31日までの

当四半期累計期間

当期に関する

 

 

 

 

 -法人所得税

 

112,401

 

206,461

 -繰延税金

 

(19,351)

 

(30,265)

 

 

93,050

 

176,196

 

当四半期会計期間及び当四半期累計期間において、当グループの実効税率は、マレーシアの法定所得税率を下回っているが、これは主に、異なる税務管轄の対象となる所得に起因するが、税務上損金算入できない特定の費用による影響により部分的に相殺されている。

 

B8 当グループにおける計画

当四半期財務書類公表の前日にあたる当報告日現在、公表されているが完了していない計画はなかった。

 

B9 当グループの借入金及び負債証券

2016年12月31日現在、当グループの借入金及び負債証券は以下のとおりである。

 

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

短期

長期

 

 

合計

 

社債

借入金

社債

借入金

担保付

882,333

6,608,518

7,490,851

無担保

6,171,367

17,236,331

8,329,835

31,737,533

合計

7,053,700

17,236,331

14,938,353

39,228,384

 

上記には以下の外貨建借入金が含まれている。

 

    シンガポール・ドル

 

2,212,087

千シンガポール・ドル

    米ドル

 

665,000

千米ドル

    英ポンド

 

2,018,070

千英ポンド

    日本円

 

11,310,000

千円

    タイ・バーツ

 

1,332,000

千タイ・バーツ

    ユーロ

 

19,375

千ユーロ

 

当社によって保証されている子会社による借入金262.0百万マレーシア・リンギット、265.0百万米ドル、13億タイ・バーツ、113億円及び19.4百万ユーロを除いて、その他の子会社の借入金はすべて当社に対して償還請求権はない。

 

B10 デリバティブ金融商品、金融負債の公正価値の変動、公正価値ヒエラルキー並びに実現損益及び未実現損益

(a)デリバティブ金融商品

2016年12月31日現在、当グループにおける未決済のデリバティブは以下のとおりである。

 

デリバティブの種類

 

契約/想定元本

(千マレーシア・リンギット)

 

公正価値

(千マレーシア・リンギット)

燃料油スワップ

 

 

 

 

 -1年未満

 

1,013,675

 

1,037,167

 -1年から3年

 

236,179

 

193,956

為替先渡取引

 

 

 

 

 -1年未満

 

1,063,424

 

1,125,951

 -1年から3年

 

300,595

 

327,270

 -3年超

 

678

 

673

金利スワップ契約

 

 

 

 

 -1年から5年

 

851,571

 

(10,329)

 

当グループは、将来の様々な日に発生することが予想される、蓋然性の高い天然の燃料油及び天然ガスの購入予定取引をヘッジする目的で燃料油スワップを締結した。燃料油スワップは、これらの取引の予想発生時期に合わせた満期日を設定している。

当グループは、将来発生することが予想される、蓋然性の高い外貨建予定取引をヘッジする目的で為替先渡取引を締結した。為替先渡取引は、これらの取引の予想発生時期に合わせた満期日を設定している。

当グループは、主に有利子の借入金から発生する金利リスクを管理する目的で金利スワップ契約を締結した。変動金利の借入金により、当グループは公正価値を変動させる金利リスクにさらされており、デリバティブ金融商品は市場金利の変動によるキャッシュ・フローの変動を最小限に抑える。

デリバティブ金融商品は銀行の相場価格に基づき公正価値で計上される。キャッシュフロー・ヘッジとして指定され、かつその要件を満たすデリバティブの公正価値の変動の有効部分は、その他の包括利益に認識される。非有効部分に関する利得又は損失は、ただちに損益として認識される。

すべてのデリバティブ金融商品は、当グループの信用リスクのエクスポージャーを制限する目的で信用力のある相手先との間で実行される。

 

(b)金融負債の公正価値の変動

2016年12月31日に終了した当四半期会計期間における金融負債の公正価値の変動による利益/(損失)は以下のとおりである。

(単位:千マレーシア・リンギット)

金融負債の種類

公正価値測定の

基準

利益/(損失)の理由

公正価値利益/(損失)

2016年12月31日に

終了した

当四半期会計期間

2016年12月31日に

終了した

6ヶ月間(累計)

為替先渡取引

契約レートと先渡相場レートとの為替レート差

契約レートと先渡相場レートとの為替レート差が当グループに対し有利に変動した。

13

16

 

 

 

 

 

燃料油スワップ

契約価格と先渡相場価格との燃料油価格差

契約価格と先渡相場価格との燃料油価格差が当グループに対し有利に/(不利に)変動した。

7,491

(3,231)

 

 

合計

7,504

(3,215)

 

(c)公正価値ヒエラルキー

以下の表は、評価方法毎に公正価値で計上された金融商品の内訳である。以下のとおり、異なるレベルが定義されている。

(a) レベル1:同一の資産又は負債の活発な市場における(未調整の)相場価格

(b) レベル2:資産又は負債に関して、直接的(すなわち、価格)もしくは間接的(すなわち、価格から算出される金額)に観測可能な、レベル1に含まれる相場価格以外のインプット

(c) レベル3:観測可能な市場データに基づかない、資産又は負債のインプット(観測不能なインプット)

報告日に、当グループ及び当社は、財政状態計算書に公正価値で計上される以下の金融商品を保有していた。

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

 

レベル1

 

レベル2

 

合計

2016年12月31日

 

 

 

 

 

 

資産

 

 

 

 

 

 

損益を通じて公正価値で測定する金融資産

 

 

 

 

 

 

-売買目的デリバティブ

 

 

289

 

289

ヘッジ目的で使用されるデリバティブ

 

 

225,126

 

225,126

売却可能金融資産

 

31,515

 

 

31,515

資産合計

 

31,515

 

225,415

 

256,930

負債

 

 

 

 

 

 

損益を通じて公正価値で測定する金融負債

 

 

 

 

 

 

-売買目的デリバティブ

 

 

5,349

 

5,349

ヘッジ目的で使用されるデリバティブ

 

 

166,000

 

166,000

負債合計

 

 

171,349

 

171,349

 

(d)実現損益及び未実現損益

(単位:千マレーシア・リンギット)

 

 

2016年12月31日現在

2016年6月30日現在

当社及び子会社の利益剰余金/(累積損失)

 

 

 

 -実現

 

15,902,923

17,206,906

 -未実現

 

491,065

(653,771)

 

 

16,393,988

16,553,135

 

 

 

 

関連会社及び共同支配企業における

累積利益の合計持分

 

 

 

 -実現

 

990,494

1,622,497

 -未実現

 

66,049

66,049

 

 

1,056,543

1,688,546

控除:連結調整

 

(7,097,471)

(7,017,844)

 

 

10,353,060

11,223,837

 

B11 重要な訴訟

以下を除き、直近の監査済財政状態計算書日以降に、重要な訴訟に対する変更はなかった。

前事業年度において、当グループの海外子会社1社は、電力小売契約の解約に伴い、当該契約に基づく子会社に対する債務を回収するために、顧客2社に対する訴訟手続きを開始した。顧客は答弁を提出し、反訴を提起しており、現在も係属中である。

取締役会が求める法的助言に基づき、当該子会社の申立が成功するとの見通しが高まり、顧客が反訴に成功する可能性は極めて低いとされる。そのため、反訴により生じる潜在的な損失に対する引当金は設定されていない。

 

B12 配当金

当四半期会計期間において、宣言された配当金はない。

 

B13 1株当たり利益

i) 基本的10セン株式1株当たり利益

当グループの基本的1株当たり利益は、以下のとおりに親会社の所有者に帰属する四半期純利益を四半期会計期間の期中加重平均発行済普通株式数で除して計算されている。

 

 

 

2016年12月31日に終了した

当四半期会計期間

 

2015年12月31日に終了した

前年同四半期会計期間

親会社の所有者に帰属する利益(千マレーシア・リンギット)

 

147,692

 

234,922

加重平均普通株式数(千株)

 

 

 

 

加重平均普通株式数(千株)

 

10,803,127

 

10,793,991

控除:株式の買戻し

 

(375,347)

 

(375,346)

 

 

10,427,780

 

10,418,645

基本的1株当たり利益(セン)

 

1.42

 

2.25

 

ⅱ) 希薄化後10セン株式1株当たり利益

当グループの希薄化後1株当たり利益は、以下のとおりに親会社の所有者に帰属する四半期純利益を四半期会計期間の期中加重平均発行済普通株式数で除して計算されている。

 

 

 

2016年12月31日に終了した

当四半期会計期間

 

2015年12月31日に終了した

前年同四半期会計期間

親会社の所有者に帰属する利益(千マレーシア・リンギット)

 

147,692

 

234,922

加重平均普通株式数-希薄化後(千株)

 

 

 

 

加重平均普通株式数-基本的

 

10,427,780

 

10,418,645

未行使の従業員株式オプション制度の影響(以下「ESOS」という)

 

 

 

 

10,427,780

 

10,418,645

希薄化後1株当たり利益(セン)

 

1.42

 

2.25

 

未行使のESOSオプションがすべて行使された場合に受け取る見込みの現金合計は、229.040百万マレーシア・リンギット(2015年:235.655百万マレーシア・リンギット)である。よって、プロフォーマ・ベースの純資産は229.040百万マレーシア・リンギット(2015年:235.655百万マレーシア・リンギット)増加し、1株当たり純資産は0.02マレーシア・リンギット(2015年:0.02マレーシア・リンギット)の増加となる。希薄化後1株当たり利益、純資産及び1株当たり純資産の計算において、現金受取額に関して引当計上された利益はない。

 

 

取締役会の命により

ホー・セイ・ケン

秘書役

 

クアラルンプール

日付:2017年2月23日