当連結会計年度の日本経済は、企業収益が高水準を維持し、雇用・所得環境の改善が続く等、アベノミクス以前には見られなかった局面にあるものの、回復感の乏しい状況が続きました。家計の節約姿勢の強まりを背景に個人消費は低迷が続き、中国を中心にアジア新興国全般で景気が減速し、輸出の伸びが抑制されました。こうした内外需の動向を背景に景気は足踏み状態が続きました。
このような経済環境の下、国内の株価につきましては、年度始は高水準で推移しましたが、8月下旬に中国経済の先行き不透明感を背景に急落しました。その後一旦は持ち直したものの、12月以降は世界的なリスク回避姿勢の高まりにより株価は大幅に下落し、4年ぶりに前年度末比で下落となりました。国内の長期金利は、日本銀行の国債買入れ等を背景に低位で推移し、1月には日本銀行がマイナス金利政策に踏み切ったことを受けて、ゼロ%を割り込みマイナスになりました。
当社グループが事業を展開している地域の経済につきましては、米国では、内需を支えに景気が緩やかな改善基調を辿る中、連邦準備制度理事会(FRB)は12月に9年半ぶりとなる利上げを実施、ゼロ金利政策が解除されました。一方で、アジア新興国では、構造転換を模索し減速傾向にある中国経済の影響やそれを受けた資源価格の下落を背景に景気停滞感が強まりました。
また、国内の生命保険業界におきましては、生命保険への加入経路が多様化したことを受けて、お客さまが保険にご加入される際の適切な意向の把握や保険商品等に関する情報提供の義務等を定めた改正保険業法が2016年5月に施行されることに伴い、業界全体として、お客さま保護に向けた態勢整備を進めました。
このような事業環境の中、当連結会計年度の業績は以下のとおりとなりました。
経常収益については保険料等収入5兆5,860億円(前期比2.8%増)、資産運用収益1兆3,448億円(同6.9%減)、その他経常収益4,030億円(同7.3%増)を合計した結果、7兆3,339億円(同1.1%増)となりました。
一方、経常費用については保険金等支払金3兆8,309億円(同13.3%増)、責任準備金等繰入額1兆4,963億円(同34.1%減)、資産運用費用5,240億円(同210.2%増)、事業費6,613億円(同18.2%増)、その他経常費用4,030億円(同13.3%減)を合計した結果、6兆9,157億円(同1.0%増)となりました。
この結果、経常利益は4,181億円(同2.8%増)となりました。また、経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計、非支配株主に帰属する当期純利益を加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、1,785億円(同25.3%増)となりました。
以下、事業部門別の業績として、保険事業及び保険関連事業のうち主たる事業である保険事業について記載いたします。なお、資産運用関連事業及び総務関連・その他事業については、業績に与える影響が僅少であるため、記載を省略しております。
[保険引受業務]
当社及び第一フロンティア生命保険株式会社を合算した主要業績は以下のとおりとなりました。
個人保険・個人年金保険を合わせた新契約高は、前連結会計年度に比べて1兆4,507億円減少し、5兆597億円となりました(前期比22.3%減)。個人保険・個人年金保険を合わせた保有契約高は、前連結会計年度末に比べて4兆9,494億円減少し、130兆9,024億円(同3.6%減)となりました。
個人保険・個人年金保険を合わせた新契約年換算保険料は、前連結会計年度に比べて151億円減少し、2,944億円(同4.9%減)となりました。なお、保有契約年換算保険料は、前連結会計年度末に比べて1,413億円増加し、2兆6,308億円(同5.7%増)となりました。
医療保障・生存給付保障等の第三分野の新契約年換算保険料は、前連結会計年度に比べて36億円増加し、512億円(同7.7%増)となりました。第三分野の保有契約年換算保険料は、前連結会計年度末に比べて203億円増加し、5,765億円(同3.7%増)となりました。
団体保険の保有契約高は、前連結会計年度末に比べて720億円減少し、48兆202億円(同0.1%減)となりました。団体年金保険の保有契約高は前連結会計年度末に比べて3,331億円減少し、6兆642億円(同5.2%減)となりました。
保険料等収入については、当社における一時払終身保険の販売が減少したこと等により、前連結会計年度より4,264億円減少し、4兆7,396億円(同8.3%減)となりました。また、保険金等支払金については、当社において保険金の支払が減少したこと等により、前連結会計年度より372億円減少し、3兆1,771億円(同1.2%減)となりました。
① 保有契約高明細表 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度末 | 当連結会計年度末 |
個人保険 | 1,230,162 | 1,169,051 |
個人年金保険 | 128,356 | 139,972 |
個人保険+個人年金保険 | 1,358,519 | 1,309,024 |
団体保険 | 480,922 | 480,202 |
団体年金保険 | 63,974 | 60,642 |
(注)1 個人年金保険の金額は、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金額の合計であります。
2 団体年金保険の金額は、責任準備金額であります。
② 新契約高明細表 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
個人保険 | 44,116 | 31,054 |
個人年金保険 | 20,988 | 19,542 |
個人保険+個人年金保険 | 65,105 | 50,597 |
団体保険 | 4,147 | 1,624 |
団体年金保険 | 1 | 2 |
(注)1 個人保険及び個人年金保険は、転換による純増加を含みます。
2 個人年金保険の金額は、年金支払開始時における年金原資であります。
3 団体年金保険の金額は、第1回収入保険料であります。
③ 保有契約年換算保険料明細表 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度末 | 当連結会計年度末 |
個人保険 | 17,453 | 17,941 |
個人年金保険 | 7,442 | 8,367 |
合計 | 24,895 | 26,308 |
うち医療保障・生前給付保障等 | 5,561 | 5,765 |
(注)1 年換算保険料とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額であります(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。
2 医療保障・生前給付保障等には、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む。)等に該当する部分の年換算保険料を計上しております。
④ 新契約年換算保険料明細表 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
個人保険 | 1,694 | 1,660 |
個人年金保険 | 1,401 | 1,283 |
合計 | 3,096 | 2,944 |
うち医療保障・生前給付保障等 | 475 | 512 |
(注) 転換による純増加を含みます。
⑤ 保険料等収入明細表 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
個人保険 | 25,661 | 23,968 |
個人年金保険 | 13,110 | 12,058 |
団体保険 | 1,480 | 1,492 |
団体年金保険 | 9,216 | 7,592 |
その他 | 345 | 336 |
小計 | 49,813 | 45,449 |
再保険収入 | 1,847 | 1,946 |
合計 | 51,661 | 47,396 |
(注) その他は、財形保険、財形年金保険、医療保障保険、就業不能保障保険、受再保険の合計であります。
⑥ 保険金等支払金明細表
前連結会計年度(自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) (単位:億円)
区分 | 保険金 | 年金 | 給付金 | 解約返戻金 | その他返戻金 | 再保険料 | 合計 |
個人保険 | 6,862 | 334 | 1,550 | 3,956 | 338 | - | 13,041 |
個人年金保険 | 1 | 2,804 | 518 | 2,891 | 96 | - | 6,313 |
団体保険 | 702 | 9 | 1 | 1 | 0 | - | 715 |
団体年金保険 | 16 | 3,490 | 2,364 | 760 | 3,525 | - | 10,156 |
その他 | 46 | 81 | 27 | 286 | 0 | - | 442 |
小計 | 7,628 | 6,720 | 4,462 | 7,896 | 3,962 | - | 30,669 |
再保険 | - | - | - | - | - | 1,474 | 1,474 |
合計 | 7,628 | 6,720 | 4,462 | 7,896 | 3,962 | 1,474 | 32,144 |
(注) その他は、財形保険、財形年金保険、医療保障保険、就業不能保障保険、受再保険の合計であります。
当連結会計年度(自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) (単位:億円)
区分 | 保険金 | 年金 | 給付金 | 解約返戻金 | その他返戻金 | 再保険料 | 合計 |
個人保険 | 6,534 | 291 | 1,590 | 3,848 | 379 | - | 12,644 |
個人年金保険 | 2 | 2,696 | 482 | 2,076 | 57 | - | 5,315 |
団体保険 | 678 | 9 | 1 | 0 | - | - | 689 |
団体年金保険 | 64 | 3,033 | 2,157 | 1,541 | 3,732 | - | 10,529 |
その他 | 44 | 80 | 25 | 289 | 1 | - | 440 |
小計 | 7,323 | 6,112 | 4,257 | 7,757 | 4,170 | - | 29,620 |
再保険 | - | - | - | - | - | 2,151 | 2,151 |
合計 | 7,323 | 6,112 | 4,257 | 7,757 | 4,170 | 2,151 | 31,771 |
(注) その他は、財形保険、財形年金保険、医療保障保険、就業不能保障保険、受再保険の合計であります。
[資産運用業務]
当連結会計年度は、中長期の資産運用方針に基づき、公社債等の確定利付資産中心の運用を継続しましたが、低金利環境の継続を受けて超長期国債を中心とした責任準備金対応債券の積増しについては抑制しました。また、確定利付資産内の運用効率向上の観点から、為替ヘッジ付外債への投資を積極化し、資産・負債総合管理(Asset Liability Management)の推進及び収益力の向上を図りました。また、分散投資による収益力向上を主眼に組み入れている国内株式や外国証券等のリスク性資産については、市場動向に留意しつつ、機動的な資金配分を行いました。
資産運用収益は、前連結会計年度より991億円減少し、1兆3,448億円(前期比6.9%減)となりました。主な要因は、特別勘定資産運用益が減少したことであります。
資産運用費用は、前連結会計年度より3,551億円増加し、5,240億円(同210.2%増)となりました。主な要因は、為替差損が前連結会計年度より1,122億円増加して1,804億円(同164.7%増)となったことであります。
以上の結果、当連結会計年度の資産運用関係収支(資産運用収益と資産運用費用の差額)は、8,208億円(前連結会計年度は1兆2,750億円)となりました。
① 資産運用収益 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
利息及び配当金等収入 | 8,565 | 10,753 |
金銭の信託運用益 | 32 | - |
売買目的有価証券運用益 | 264 | - |
有価証券売却益 | 1,621 | 2,224 |
有価証券償還益 | 246 | 455 |
貸倒引当金戻入額 | 4 | 8 |
投資損失引当金戻入額 | 2 | - |
その他運用収益 | 6 | 6 |
特別勘定資産運用益 | 3,697 | - |
合計 | 14,440 | 13,448 |
② 資産運用費用 (単位:億円)
区分 | 前連結会計年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
支払利息 | 169 | 295 |
金銭の信託運用損 | - | 17 |
売買目的有価証券運用損 | - | 369 |
有価証券売却損 | 242 | 642 |
有価証券評価損 | 4 | 41 |
有価証券償還損 | 3 | 12 |
金融派生商品費用 | 55 | 538 |
為替差損 | 681 | 1,804 |
投資損失引当金繰入額 | - | 4 |
貸付金償却 | 0 | 2 |
賃貸用不動産等減価償却費 | 146 | 141 |
その他運用費用 | 385 | 407 |
特別勘定資産運用損 | - | 961 |
合計 | 1,689 | 5,240 |
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に利息及び配当金等の受取額が増加したことにより、前期と比べて1,381億円収入増の2兆138億円の収入となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有価証券の取得による支出が増加したことにより、前期と比べて2,335億円支出増の2兆2,656億円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に自己株式の取得による支出により、前期と比べて3,829億円支出増の334億円の支出となりました。
以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、期首から2,935億円減少し、9,612億円(前連結会計年度末は1兆2,547億円)となりました。
生命保険事業における業務の特殊性により、該当する情報がないため記載しておりません。
当社グループは、中期経営計画「D-Ambitious」の下、企業価値を創造していく独自の枠組み「DSR経営」を一層進化させ、中期経営計画の基本戦略である4つの柱に基づき、ステークホルダーの期待に応える持続的価値創造の実現に取り組んでまいります。
成長戦略の一層の進化と持株会社体制への移行を契機として、2017年3月期を株式会社化・上場に続く“新創業第2ステージ”のスタート年度と位置付け、更なる成長加速に取り組んでまいります。
(1) Dynamism:ステークホルダーの期待に応える持続的成長の実現
内外の金融経済環境が大きく変動しており、マイナス金利導入に伴う影響が懸念される中、「3つの成長エンジン(国内生命保険事業、海外生命保険事業、資産運用・アセットマネジメント事業)」を更に強靭かつ柔軟なものとするべく、国内外におけるグループ各社の果敢な挑戦の継続に加え、株式会社かんぽ生命保険等の新たなビジネスパートナーとのアライアンス等を戦略に組み込み、持続的な成長の実現に向けた確固たる基盤を築いてまいります。
1) 国内生命保険事業
国内成長戦略「一生涯のパートナー With You プロジェクト」の下、「確かな安心」と「充実した健康サポート」をお客さまに提供してまいります。
当社におきましては、お客さま接点の更なる強化に向けて、生涯設計デザイナーのコンサルティング力の向上に資する育成体制の強化や、総合営業職やカスタマーコンサルタントの拡充等に一層取り組んでまいります。また、主力商品や成長分野である第三分野商品の販売拡大を目指してまいります。
第一フロンティア生命保険株式会社におきましては、国内の低金利環境下、外貨建商品等の優位性を活かした販売戦略や商品ラインアップの充実に取り組むとともに、引き続き商品の特性に応じてリスク管理を強化してまいります。また、金融機関代理店への一層のサポート充実と代理店との関係強化に取り組んでまいります。
ネオファースト生命保険株式会社におきましては、『「あったらいいな」をいちばんに。』というコーポレートスローガンに基づき、健康増進をキーワードとした商品提供等お客さまのニーズにいち早くお応えし満足いただける商品・サービスを充実させてまいります。また、委託代理店を順次拡大するとともに、代理店サポート体制の充実に取り組んでまいります。
2) 海外生命保険事業
プロテクティブ社やTAL社が展開する先進国市場では安定的な利益貢献を目指す一方で、アジア新興国地域ではグループ各社の成長加速を目指してまいります。また、プロテクティブ社を通じた北米地域における買収案件や、新興国市場等における新規投資等の検討を推進してまいります。
3) 資産運用・アセットマネジメント事業
国内の低金利環境下、デリバティブ等により資産運用リスクのコントロールを強化しつつ、為替ヘッジ付き外国債券やインフラ関連案件等、成長分野・新規分野への投融資等に積極的に取り組み、運用収益の拡大を目指してまいります。
アセットマネジメント事業におきましては、国内外市場における受託残高の拡大を目指してまいります。また、2016年10月に当社と株式会社みずほフィナンシャルグループで共同出資する新たな資産運用会社「アセットマネジメントOne株式会社」を発足させ、アセットマネジメント事業を更に強化してまいります。
4) 新たなビジネスパートナーとのアライアンス
株式会社かんぽ生命保険との業務提携を通じ、海外生命保険事業、資産運用事業、国内生命保険事業の3つの成長エンジンにおいて両社の強みを活かし、事業基盤の強化と新たな成長機会の創出を目指してまいります。
(2) Discipline:規律ある資本配賦を通じた資本水準の確保・資本効率の向上
ステークホルダーの期待に応えるべく、個々の事業の収益性向上と最適な事業ポートフォリオを構築し、連結利益の拡大や企業価値の向上を目指してまいります。
また、国内の低金利環境下、不透明な金融経済環境が継続していることを踏まえ、ERMの枠組みに基づく取組みをより一層強化し、グローバルに活動する保険会社に将来的に求められる規制も見据え、引き続き資本健全性の維持、更なる向上に取り組んでまいります。
株主還元につきましては、中期経営計画「D-Ambitious」の目標としている「中期経営計画期間中に連結修正純利益(注1)に対する総還元性向(注2)40%」の達成を目指してまいります。
(3) Dimension:持株会社体制でのグループ経営の更なる進化
グループ経営本部と地域統括会社を通じたグループ運営態勢の更なる強化を図るとともに、持株会社体制への移行を完遂し、そのメリットを最大限に活用してグループ全体の経営資源の最適配分や成長分野への事業展開等を行ってまいります。併せて、持株会社について監査等委員会設置会社とし、コーポレートガバナンス基本方針の下、上場会社として業界の範となるコーポレートガバナンス体制の構築を目指してまいります。加えて、引き続きグループコンプライアンス態勢、グループ内部監査態勢の強化等に取り組んでまいります。
(4) Diversity:グループ・グローバルベースでのダイバーシティ&インクルージョンの確立
国籍、性別、障がいの有無、ライフスタイル等に関わらず多様な人財が活躍する環境の整備を更に進めるとともに、グローバルな事業展開を支える人財の育成を推進してまいります。
当社グループは、上場10周年である2020年、さらには創業120周年である2022年に向け、事業を展開するすべての国、すべての地域社会において、最もお客さまのお役に立てる保険会社として価値を提供し続けるという思いを込め、「安心の最高峰を、地域へ、世界へ」を中長期ビジョンとして掲げて取り組んでまいります。この中長期ビジョンを実現していくために、今後も総力を挙げて、お客さま、株主・投資家の皆さま並びに当社グループに関わる全てのステークホルダーの期待に応えるべく持続的な成長の実現を目指してまいります。
(注1)連結修正純利益
実質的な収益力を示す当社独自の指標であり、負債性内部留保(危険準備金、価格変動準備金)繰入額のうち、法定繰入額を超過して繰り入れた額(税引後)を親会社株主に帰属する当期純利益に加算する等して算出しております。
(注2)総還元性向
総還元性向=(株主配当総額+自己株式取得総額)/連結修正純利益
当社及び当社グループの事業その他に関するリスクのうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられるリスクは、主に以下のとおりであります。
これらのリスクを認識した上で、リスクの発生の回避に向けた対応を推進するとともに、発生した場合には迅速かつ適切な対応に努めております。
なお、本項における将来に関する事項は、別段の表示がない限り、本書提出日現在において当社及び当社グループが判断したものであります。
(1) 事業に係るリスク
1) グループ経営体制改革に関するリスク
当社は、更なるガバナンスの強化を目的に、持株会社体制への移行を予定しております(詳細については、「第2 事業の状況 5 経営上の重要な契約等」並びに「第5 経理の状況 1 連結財務諸表」及び「第5 経理の状況 2 財務諸表等」の「注記事項(重要な後発事象)」をご参照下さい。)が、円滑な移行が実現できない可能性があります。また、持株会社体制への移行により経営効率が改善するとの保証はなく、所期した施策を想定どおり実行できない可能性もあります。結果として、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
2) 国内外の金融市場・経済情勢の悪化が当社の事業・業績に悪影響を及ぼすリスク
当社グループの業績は、国内外の経済状況や金融市場に大きく影響されるものであります。日本経済は、海外経済の減速懸念の高まりや円高の進展を受け、先行きに不透明感があります。また、日本銀行が導入したマイナス金利政策の効果の波及状況にも注視する必要があると言えます。世界的な経済や金融市場における先行き不透明感が強まった場合、金融資本市場は不安定さを増し、金融市場のパフォーマンスの悪化につながる可能性があります。深刻な金融不安が生じた場合には、主要な経済圏に多大な影響を及ぼす可能性もあります。
こうしたリスクが現実となった場合、当社の保険商品への需要が低下する可能性や、個人保険の解約・失効率が上昇するおそれがある他、低金利や株価下落により資産運用収支の悪化等、当社グループの財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
3) 保有株式の価値減少に係るリスク
国内株式市場を含むグローバル金融市場は、世界的な経済・金融情勢により大きく変動します。経済危機及び主要経済大国における景気回復見通しの不透明感等を起因として株価が急落する場合、有価証券評価損・売却損の増加及び有価証券含み益・売却益の減少を通じて当社の資産運用収支、純資産及びソルベンシー・マージン比率(通常の予測を超えて保険金等の支払等が発生するリスクに備えて保険会社の「支払余力」がどの程度カバーされているかを示す行政監督上の指標の一つ)等を著しく悪化させ、当社の財務内容に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、その他有価証券評価差額金は、当社の純資産と支払い余力及びソルベンシー・マージン比率に影響を及ぼします。
株式市場の著しい低迷及び経済状況の悪化による保有株式の価値減少に係るリスクに備えるため、株式残高については市場動向に留意しつつ適宜デリバティブも活用してリスク・コントロールを実施しております。また、必要に応じて準備金の取崩しを行っております。例えば、当社は2009年3月期、2011年3月期及び2012年3月期に価格変動準備金(注1)を取り崩しました。今後、仮に、国内外の経済状況及び株式市場の悪化が続く場合、将来、当社に更なる重大な損失をもたらし、当社の財務内容に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
(注1) 価格変動準備金とは、保険業法に基づき、株式等の価格変動の大きい資産について、その価格が将来下落したときに生じる損失に備えることを目的に積み立てている準備金をいいます。
4) 金利変動に係るリスク
当社では、保険契約の引受けによって生じる負債に見合った運用資産を適切に管理するため、長期的な資産・負債間のバランスを考慮しながら安定的な収益の確保を図ることを目的として、資産・負債総合管理(Asset Liability Management。以下、「ALM」という。)を行っておりますが、日本国債の流動性の大幅な低下や金利の乱高下といった大幅な市場環境の変動等が起きた場合には、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社ではALMの考え方に基づき保有債券のデュレーション(残存期間)を長期化させる努力をしておりますが、契約者に対して負う当社の債務のデュレーションは未だ運用資産よりも長期であることから、このような負債と資産のデュレーションのアンマッチ(不一致)による金利変動リスクを有しております。金利の低下局面では、より低い金利水準を求めて期限前償還又は繰上返済される債券や貸付及び満期を迎えて償還される資産を再投資した際の運用利回りは従来より低くなるため、当社の平均運用利回りは低下いたします。既契約の保険料が原則として変わらない一方、このような低い金利水準により当社の資産運用ポートフォリオの利回りが低下することで、当社の収益性及び長期的な事業運営能力に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、平成初期の円金利水準の著しい下落は、当社の資産運用ポートフォリオの平均利回りが既契約の保険料率の設定に用いた予定利率を下回る現象、いわゆる「逆ざや」を招きました。近年では、満期、解約、失効、転換を受け予定利率の高い過去の契約が減少していることや予定利率の低い新契約を獲得していること、2008年3月期より追加的な責任準備金の積立てを行っていること等により平均予定利率が低下しております。その後、資産運用利回りの上昇により当社の逆ざやは減少し、2014年3月期以降は順ざやとなりました。しかし、国内外の景気の悪化、マイナス金利政策の長期化・強化、不動産価格及び株価の下落、当社の貸出先の経営状況及び世界の経済環境の変動等に起因し、当社の資産運用ポートフォリオの資産運用利回りが大幅に低下する場合には、再び逆ざやとなる可能性があります。また、中長期金利が長期にわたり著しく低水準で推移した場合には、収益性の確保が困難になり、販売中止を余儀なくされる貯蓄性商品が今後も発生する可能性があります。
逆に、日本銀行による物価目標の設定の影響や財政悪化懸念等により、金利が今後上昇する局面も考えられますが、資産運用利回りが上昇することにより当社の資産運用ポートフォリオの収益力を向上させることができる一方で、保険契約者がより高収益の資産運用手段を求めることにより保険契約の解約が増える可能性があります。更に、金利上昇時は債券等の価格が下落し、含み損益の悪化により当社の純資産にマイナスの影響を及ぼします。当社は金利上昇リスクに対応し、会計上、一定のデュレーションマッチングを条件に簿価評価が可能な責任準備金対応債券を積極的に活用することにより、かかる影響を緩和していますが、金利が短期間で大幅に上昇した場合は当社の財務内容及び収益性に重大な影響を及ぼす可能性があります。
5) 資産運用ポートフォリオに係るその他のリスク
過去に生じた世界的な経済・金融危機は、米国及び国際信用市場、インターバンク短期金融市場等様々な金融市場において、各種のモーゲージ担保証券・資産担保債券、投資適格債を含むその他の確定利付証券の資産価格の急落と大幅な変動をもたらしました。こうした事象は当社の多額の資産運用ポートフォリオに大きなリスクをもたらす可能性があり、このような状況下においては、当社の保有する資産価値が下落し純資産が毀損する可能性があります。
また、安定的な資産運用収益の獲得は当社の事業運営にとって重要であるため、当社の資産運用ポートフォリオは、国内外の公社債及び株式、貸付金、不動産並びにオルタナティブ投資等幅広い資産区分に分散投資することでリスク抑制的な運営を行っておりますが、以下に掲げる様々なリスクを回避できない可能性があります。
a 為替リスク
当社の保有する有価証券には外貨建てのものも含まれております。外貨建ての有価証券とは、主に外国債券(外国の国債・政府機関債・社債等)、外国株式及び証券化商品であります。当社は、保有する外国債券の一定割合について外国為替変動をヘッジしておりますが、主要海外通貨に対して大幅な円高となることによる著しい為替差損等が生じた場合、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
b 信用リスク
当社が保有する債券の発行体の信用力が信用格付けの引下げ等により低下し、債券の市場価格が下落する可能性及び保有する債券の発行体が元利金不払い等債務不履行に陥る可能性並びに当社の貸付先の財務内容悪化や信用力低下等による貸付金の評価額が減少する可能性があります。その結果、有価証券評価損の発生、有価証券売却損益・含み損益の悪化、貸倒引当金を上回る損失の発生や引当金の増額が必要となることで、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社が市場リスクをヘッジするために用いている金利スワップ、為替予約、株価指数先物等のデリバティブ取引についても、カウンターパーティー・リスク(デリバティブ取引等の相手方の信用リスク)を有しており、カウンターパーティーに債務不履行が生じた場合には、有価証券評価損及びその他損失の発生や、有価証券売却益及びその他利益の減少につながる可能性があり、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社は貸付先の財務内容や信用力が悪化するリスクにさらされており、当該リスクは当社の貸付金ポートフォリオの信用コストを上昇させる可能性があります。すなわち、当社は貸付先に関する評価・見積りに基づき貸倒引当金を計上しておりますが、日本経済の状況悪化や業種固有の問題等により債務不履行や信用力の低下が発生した場合には、実際に発生する損失が引当金を超過し又は引当金の増額が必要となり、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社は国内のメガバンクに対して相当量のエクスポージャー(与信等の残高)を有しておりますが、それは主に劣後債と優先出資証券であります。一般的に、これら劣後性証券の価値はシニア債権の価値に比べて、発行体である銀行の信用情報の変化に、より大きく影響を受ける傾向があります。そのため、国内の銀行の信用状況や財務内容が悪化した場合には、有価証券評価損、引当金の増額及びその他損失の発生又は有価証券売却益及びその他利益の減少につながる可能性があり、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
c 証券化商品に関するリスク
当社は、国内外の住宅ローン等を裏付けとする証券を含む証券化商品を保有しております。信用市場が悪化し、証券化商品の流動性が低下した場合には、当社が保有する証券化商品やその他運用資産の価値が下落し、結果として、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
d 不動産投資に関するリスク
当社は、営業・投資を目的とする不動産を保有しております。景気低迷により、国内の不動産価格や賃貸料の下落及び空室率の上昇等が生じた場合には、当社の不動産関連収益は減少し、結果として、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
6) 格付けの引下げ等による財務健全性の悪化等に関するリスク
当社の財務健全性が実際に悪化した又は悪化したと判断された場合、保険契約の解約・払戻しの増加、新契約販売の減少、費用の増加、当社の資産運用・資金調達・資本増強策に関連するその他の問題という形で、当社の事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。これらの悪影響は、日本の保険業界全体における格付けの引下げの可能性、否定的なメディア報道や風評、業績悪化のみならず、実際の当社の格付けの引下げやソルベンシー・マージン比率の大幅な低下によって生じる可能性があります。また、特に他の国内の大手生命保険会社と比較して、当社のソルベンシー・マージン比率が大幅に低下した場合には、当社の事業展開、財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
当社の財務健全性が実際に悪化した又は悪化したと判断された場合に加え、当社が資金調達を行おうとする資本市場・信用市場が悪化した場合等にも、当社にとって有利な条件で資本増強ができない又は資本増強そのものができないおそれがあり、結果として、当社の事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
7) 保険商品の料率設定及び責任準備金の積立ての前提が変動するリスク
当社の収益は、当社商品の料率設定及び責任準備金額の決定に用いる計算基礎率が保険金・給付金等の支払い実績とどの程度一致するか等に大きく影響されます。計算基礎率には、将来の死亡率(予定死亡率)、資産運用収益率(予定利率)、事業費率(予定事業費率)を含みます(詳細については、後記「(参考1) 生命保険料の仕組みについて」をご参照下さい。)。計算基礎率よりも実際の死亡率が高かった場合、資産運用収益が低かった場合、事業費がかかり過ぎた場合には、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。また、標準生命表や標準利率の改定は計算基礎率の設定に影響し、結果として会社の財務内容及び業績にも影響を及ぼし得ます。近年、当社が販売に力を入れている「第三分野」の保険商品(医療保険、がん保険、介護保険等)の料率設定の計算基礎率は、伝統的な死亡リスクを保障する生命保険商品の計算基礎率に比べて限定的な経験に基づくことが多く、相対的に高い不確実性を内包しております。
当社は、保険業法に基づき、保有契約の責任準備金について定期的に計算を行い、責任準備金の変動分を費用又は収益として計上しております。保険金・給付金等の支払い実績が当初の計算基礎率より多額となる等により責任準備金の積立不足が顕在化した場合、又は環境の変化によって当社の責任準備金の計算基礎率を変更せざるを得ない場合(後記「(2)保険業界に係るリスク 6)責任準備金の計算に係る会計基準の変更に関するリスク」をご参照下さい。)においては、当社は責任準備金の積み増しを行うことが必要となる可能性があります。このような積み増しが多額である場合には、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
更に、当社連結子会社である第一フロンティア生命保険株式会社(以下、「第一フロンティア生命」という。)を通じて販売している変額年金保険の中には、最低給付の保証を特徴とするものがあります。この保証型商品については、毎四半期に責任準備金を計算し、不足があれば積み増しを行う必要があり、結果として費用が増加し、当社による第一フロンティア生命の自己資本の充実が必要となる可能性があります。同社は、ダイナミックヘッジ(価格変動リスクをヘッジする手法の一つ)の活用や再保険契約の締結等によって最低給付保証に係るリスクのヘッジに努めておりますが、こうした取組みが成功するとは限らず、また、将来において、ダイナミックヘッジが有効に機能しない可能性や、適切な条件で再保険を締結できない又は再保険の締結自体ができない可能性があるとともに、再保険取引についてカウンターパーティー・リスクにさらされております。同社による責任準備金の積み増しが多額である場合には、当社グループの財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。また、同社が販売している円貨建及び外貨建定額商品等の中には、市場価格調整(MVA)を設定するものがあり、国内外の市場金利の低下局面においては責任準備金の積増し、上昇局面においては責任準備金の取崩しが必要となることから、会計上の一時的な変動要因となる可能性があります。
8) 保険販売が営業職員チャネル等を通じた個人向け生命保険商品に集中しているリスク
当社及び当社連結子会社である第一フロンティア生命及びネオファースト生命保険株式会社(以下、「ネオファースト生命」という。)の保険料収入においては、個人向け生命保険契約によるものの占有率が高く、個人向け生命保険商品の販売においては、以下に掲げるものを含む様々な要因が影響を及ぼしております。
・国内の雇用水準及び家計所得水準
・貯蓄の代替商品及び投資商品の相対的な魅力
・保険会社の財務健全性、信頼性及びレピュテーションに対する一般的な認識
・出生率の動向及び高齢化といった日本の人口構成に影響を及ぼす長期的な人口動態
このような要因の変化等は、個人向け生命保険商品における新契約販売の減少又は既契約の解約・失効の増加をもたらし、当社グループの財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、当社グループの個人向け生命保険商品の販売は、主に営業職員チャネルや銀行等の金融機関に依存しております。規制緩和により銀行等の金融機関が年金保険等の新たな販売チャネルとして定着し、また、来店型保険ショップ等の乗合代理店が、新たな販売チャネルとして地位を確立し、シェアを拡大しつつあるように、今後、新たなチャネルが規制や環境の変化等により、営業職員チャネルや銀行等の販売チャネルに取って代わる程の規模に成長した場合や、営業職員の採用環境が熾烈化し、想定の採用数を確保できずに営業職員在籍数が大幅に減少する場合等には、当社グループは現在の競争力・収益性と市場シェアの維持という点において課題に直面し、結果として、当社グループの事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
9) 資産の流動性を十分に確保できないリスク
当社が提供する多くの商品は、契約者が積立金の一部を引き出すこと及び契約を解約し解約返還金を受け取ることを認めております。
当社は、今後予想される積立金の引出しや解約の請求、保険金・給付金等の支払い及び金融機関等とのデリバティブ契約に関する担保の差入れ要請に対応するために十分な流動性を提供し維持できるよう、負債の管理と資産運用ポートフォリオの構築をしており、また、流動性を高めるために当座借越契約を締結しております。一方で、不動産、貸付金及び私募債等の一部の資産は一般的に流動性に乏しいものであります。当社が、例えば、不測の引出しや解約、感染症の大流行等の大規模災害により、急遽、多額の現金の支払いを求められる場合、当社の流動資産及び当座借越が無くなり、その他の資産も不利な条件で処分することを強いられる可能性があります。更に、金融市場における混乱は、当社が有利な条件で資産を処分できない又は全く処分できないといった、流動性における危機をもたらす可能性があります。当社が不利な条件での資産の処分を強いられる又は資産を処分できない場合には、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
10) 銀行等の販売チャネルでの販売が成功しないリスク
2002年の個人年金保険及びその他商品の銀行窓販の解禁の結果、販売代理店としての銀行は、広範な支店網と巨大な顧客基盤によって、国内の個人向け年金商品の最も重要な販売チャネルとなりました。更に、2007年12月には全ての保険商品の銀行窓販が解禁となり、現在では、国内の銀行と証券会社は販売代理店として全ての保険商品を販売することができるようになっております。
当社は、こうした販売チャネル向けの新しい年金商品等の開発・販売を専門とする第一フロンティア生命を子会社として設立し、2007年10月に販売を開始する等の取組みを行っています。変額年金保険等において、国内景気の停滞、資産運用パフォーマンスの不振による需要の減少及び生命保険会社間の競争激化等の厳しい事業環境により、同社の販売が低迷する可能性があります。また、第一フロンティア生命は、最低給付保証(変額年金商品の中にはかかる保証が付されているものがあります。)に係るリスクへのエクスポージャー(リスク量)を管理するため、特定の金融機関代理店を通じて販売する変額年金商品の販売抑制を実施する場合があります。
当社グループは、販売代理店数を増やし、また円建定額保険、外貨建定額保険等、商品ラインアップの多様化を図っておりますが、このような事業環境において当社グループが競争力を確保し、又は販売を拡大して目標となる収益性を達成できるとは限りません。更に、販売代理店である銀行・証券会社等の金融機関と当社の営業職員との間の競争が将来激化する可能性があります。これらの結果、当社グループの事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
11) ネオファースト生命を通じた新市場における取組みが成功しないリスク
近年、お客様ニーズが多様化する中、銀行窓口において、貯蓄性保険に加えて保障性保険の販売が拡大し、また銀行・来店型保険ショップ等において、商品を自ら比較検討したいというご意向を持つお客さまが増加しています。
そこで、当社グループはこうしたお客様に対し、銀行窓口、来店型保険ショップ等のチャネルを通じて、医療保険等の第三分野を中心に、商品性がわかりやすく、手続きが簡便な、新しい商品とサービスを提供していくことを目指し、新たな子会社を通じて新市場に参入することにいたしました。
具体的には、損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命保険株式会社を完全子会社化し、2014年11月25日付でネオファースト生命に商号変更(社名変更)を行いました。ネオファースト生命において、事務・システムインフラの構築等を行い、2015年8月より、新たな時代に合った商品・サービスの提供を、銀行窓口や来店型保険ショップ等の乗合代理店を通じて開始しております。
当社グループは、競争環境に合わせた戦略立案・商品提供を行いますが、競争戦略が想定通りに実現できなかったり、競合他社から類似商品が販売されたりすることで、販売件数が想定に満たない場合が考えられます。また、代理店に対する保険会社間の手数料競争が激化することで、手数料率が高水準となり事業費が増加する場合が考えられます。それらの結果、ネオファースト生命に係る事業が収益性を確保するまでに、想定以上の期間が必要となる可能性があります。
12) 海外事業の拡大に関連するリスク
近年、当社グループは、日本以外の収益基盤を確保するために、海外において保険事業及びアセットマネジメント事業を積極的に展開しております。特に、海外保険事業では、ベトナム、オーストラリア及び米国における保険会社の買収、インドネシア、インド及びタイにおける保険会社への出資等を行っております。また、展開地域の拡大に伴い、北米およびアジアパシフィック地域に、地域統括会社を設立し、経営管理・支援体制の強化を図っております。当社グループは、進出各国における保険事業のバリューアップに努めておりますが、生命保険商品の普及率が当社の予想水準、あるいは成熟市場の水準まで向上するとは限らず、その結果、当社グループの事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、海外への展開においては、以下を含む様々なリスクにさらされております。
・外国為替相場の変動
・将来起こりうる不利益な税制
・法令や規制の予期せぬ変更
・お客さまニーズ、市場環境及び現地の規制に関する理解不足
・人財の採用・雇用及び国際的事業管理の難しさ
・新たな多国籍企業との競争
更に、主要な生命保険グループとして、当社連結子会社であるProtective Life Corporation(以下、「プロテクティブ社」という。)の現在の事業は、生命保険会社に当てはまる引受リスク及び投資リスク並びに本項目の他の部分に記載するその他の種類のリスクによっても影響を受けます。プロテクティブ社は米国において事業を行っていることから、マクロ経済リスク、市場リスク並びに法令及び規制の変更といった分野において米国内の動向の影響を受けます。プロテクティブ社の事業に影響を及ぼし得るその他のリスクには以下のものが含まれます。
・プロテクティブ社における生命保険商品及び年金商品の販売を、第三者に依存していること
・プロテクティブ社が行っている買収事業(他の保険会社から保険契約を買取り、必要に応じて契約内容を変更し、義務を履行する業務)が想定する収益性を確保できない可能性
・プロテクティブ社が締結する再保険契約等の重要な契約に関するカウンターパーティー・リスク
・プロテクティブ社が、米国における連邦及び州レベルでの複雑かつ急速に変化する規制に服していること
・プロテクティブ社の事業運営の中核となる経営陣及び従業員を雇用できなくなる可能性及びその雇用を維持できなくなる可能性
当社グループは、海外事業を引き続き拡大させるとともに海外収益比率を増加させる方針でおりますが、上記のような事業展開に関連する様々なリスクのために、当社グループの海外事業の拡大が成功するとは限りません。また、海外企業への投資に関連して減損(プロテクティブ社の完全子会社化に伴い計上した無形固定資産の減損を含む。)が生じる可能性や、当社グループの目標を達成できない市場から撤退する可能性があります。これらの結果、当社グループの事業展開、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
13) M&Aが想定通りのメリットをもたらさないリスク
当社は、株式会社化以来、M&Aを成長戦略の一環と位置づけており、今後もその機会を追求してまいります。しかし、将来のM&Aについては、そもそも適切な買収対象があるとは限らず、また、適切な買収対象があった場合にも、当社にとって受入れ可能な条件で合意に達することができない可能性があり、この他、買収資金を調達できない可能性、必要な許認可が取得できない可能性、法令その他の理由による制約が存在する可能性があり、買収を実行できる保証はありません。当社は、近年、適切な買収対象の選定、M&Aの実行及び被買収事業の当社グループへの統合等につき経験を積み重ねておりますが、将来的なM&Aの成功は、以下のような様々な要因に左右されます。
・買収した事業の運営・商品・サービス・人財を当社の既存の事業運営・企業文化と統合させる能力
・当社の既存のリスク管理、内部統制及び報告に係る体制・手続きを被買収企業・事業に展開する能力
・被買収事業の商品・サービスが、当社の既存事業分野を補完する度合い
・被買収事業の商品・サービスに対する継続的な需要
・目標とする費用対効果を実現する能力
これらの結果、M&Aが想定通りのメリットをもたらさなかった場合、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
14) リスク管理に係るリスク
当社のリスク管理の方針・手続きは、保険引受リスク、資産運用リスク、流動性リスク、事務リスク、システムリスクを含む幅広いリスクへの対応を想定したものとなっております。当社のリスク・エクスポージャーの管理手法の多くは、過去の市場動向や歴史的データによる統計値に基づいております。これらの手法は将来の損失を予測できるとは限らず、将来の損失は過去実績によって示される予想損失を大幅に上回る可能性もあります。その他のリスク管理手法は、ある程度、市場やお客さま等に関する一般的に入手可能な情報に対する当社の評価に依拠しておりますが、それらの情報は常に正確、完全、最新であるとは限らず、また適切に評価されているとは限りません。更に、当社のリスク管理手続きにおいては、多数の支社等の情報源から収集した情報を統合する過程で誤りが生じる可能性もあります。一般的に、これらのリスク管理方針・手続きにおける誤りや有効性の欠如は、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。特に、事務リスクの管理においては、膨大な取引や事象を適切に記録し検証するための方針・手続きが必要となりますが、当社の方針・手続き自体が必ずしも有効であるとは限りません。従業員、後記16)記載の提携先又は外部委託先による事務手続き上の過失は、当社のレピュテーション上又は財務上の損害をもたらす可能性があるとともに、行政処分につながるおそれもあり、これらの結果として、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
更に、将来的な国内外の生命保険市場の継続的発展に伴い、当社は、顧客基盤の拡大とともに、提供する商品・サービスの拡大・多様化を進める予定でおります。提供する商品・サービスを拡大し、当社の事業規模を拡大するにつれて新たに生ずるリスクを管理統制するための手法を整備することが困難となる可能性があります。当社がリスク管理の方針・手続きを当社の事業や事業環境の変化に適応させることができない場合には、当社の財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
15) 繰延税金資産の減額に係るリスク
当社グループは、日本の会計基準に従い、将来の税負担額の軽減効果を有すると見込まれる額を繰延税金資産として納税主体毎に繰延税金負債と相殺した上で連結貸借対照表に計上しております。繰延税金資産の計算は、将来の課税所得に関する前提を含む様々な前提に基づいているため、実際の結果がこれらの前提と大きく異なる可能性もあります。また、将来的な会計基準の変更により、当社が計上できる繰延税金資産の金額に制限が設けられる場合や、将来の課税所得の見通しに基づき当社が繰延税金資産の一部を回収できないとの結論に至った場合には、繰延税金資産が減額される可能性があります。それらの結果、当社グループの財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が2016年3月29日に国会で成立したことに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率が28.76%から、2016年4月1日以降に開始する連結会計年度に適用されるものについては28.16%、2018年4月1日以降に開始する連結会計年度に適用されるものについては27.92%にそれぞれ変更されております。今後も、法人税の税率が変更され、法定実効税率が引き下げられる場合には、中長期的には当社グループの業績の向上及びエンベディッド・バリューの増加が見込まれる一方で、法定実効税率の引き下げ前の税率を前提として計上を行った繰延税金資産の取崩しが行われることにより、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
16) 提携先との関係及び提携先の業績に係るリスク
当社グループは、販売チャネル及び商品ラインアップの拡大のために、損害保険ジャパン日本興亜株式会社、American Family Life Assurance Company of Columbus、株式会社みずほフィナンシャルグループ及び株式会社りそなホールディングスといった生命保険業界内外の企業と業務提携を行っております。これらの提携関係は、第三分野商品や年金商品等の販売を拡大するという当社事業戦略において不可欠であります。2016年3月29日、当社は株式会社かんぽ生命保険との間で業務提携に係る基本合意に至りました。この基本合意は、両社の強みを相互補完・融合することで事業基盤を強化し、持続的な企業価値の向上を実現すること等を目的としております。また、当社の関連会社で、国内最大級の年金資産運用会社であるDIAMアセットマネジメント株式会社は、株式会社みずほフィナンシャルグループと当社が50%ずつ出資している合弁会社でありますが、同社は2016年10月、みずほ信託銀行株式会社の資産運用部門、みずほ投信投資顧問株式会社及び新光投信株式会社と機能を統合させ、新会社「アセットマネジメントOne株式会社(以下、「アセットマネジメントOne」という。)」に移行する予定であります。アセットマネジメントOneにおける当社の株主議決権保有割合は49%であります。また当社の経済持分割合は30%を目処として協議中であります。これらの戦略的提携先が、財務面等事業上の問題に直面した場合、業界再編等によって戦略的志向を変更した場合又は当社が魅力的な提携相手でなくなったと判断した場合には、当社グループとの業務提携を望まなくなる又は当該提携が解消される可能性があります。当社グループが業務提携を継続できない場合には、当社グループの事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
17) 営業職員や内勤職員の雇用等に係るリスク
優秀な営業職員を確保するための競争が激化しております。当社と競合している国内の生命保険会社と同様に、当社の事業は優秀な営業職員を雇用・教育・維持できるかということに大いに左右されます。営業職員による保険販売は当社保険料収入の大部分を占めており、その中でも生産性の高い営業職員による保険販売は、個人向けの保険商品の販売において非常に高い割合を占めております。営業職員の平均的な離職率は当社の営業職員以外の従業員に比べて著しく高く、生産性の高い営業職員を維持し又は採用し続けるための努力が実を結ぶとは限りません。資産運用部門や保険数理部門の従業員も高度な専門性を求められるため、優秀な人財を確保、教育・維持するためには特別な努力が必要となります。当社が優秀な営業職員等の人財を確保、教育・維持できない場合や、これらの事由により想定している販売計画を大幅に下回る場合には、当社の事業展開及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
18) システムリスク
当社グループの事業運営は、外部の業務委託先によるものを含め、情報システムに大きく依存しております。当社グループは、これらのシステムに依拠して、保険契約の管理、資産運用、統計データ及び当社お客さまの個人情報の記録・保存並びにその他の事業を運営しております。当社グループが事業運営や商品ラインアップを拡大するにつれて、情報システムへの多額の追加投資が必要となる可能性があります。その結果として、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
事故、火事、自然災害、停電、ユーザー集中、人為的ミス、妨害行為、ハッキング、従業員の不正、ソフトウェアやハードウェアのバグや異常、ウィルス感染やネットワークへの侵入を原因とするインターネット全般への悪影響又は設備、ソフトウェア、ネットワークの障害等の要因により、当社グループの情報システムが機能しなくなる可能性があります。このような障害は、当社グループが支社等においてお客さまに提供するサービス、保険金・給付金等の支払いや保険料の集金、資産運用業務等を中断させる可能性があります。また、当社グループのレピュテーションの低下、お客さまの不満やお客さまからの信頼の低下等のその他の深刻な事態をもたらす可能性があり、また、既契約の解約の増加、新契約販売の減少、行政処分につながるおそれもあります。その結果として、当社グループの事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
更に、当社グループの業務及び情報システム等は、外部の業務委託先及び取引先と同様に首都圏に集中しているため、首都圏に被害を及ぼす地震等の災害によって当社グループの事業運営が著しい混乱に陥る可能性があります。地震等の災害が発生した場合には、当社グループ、外部の業務委託先及び取引先が直ちに業務を再開できるとは限らず、その結果として当社グループの事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
19) 情報漏洩に関するリスク
当社グループは、外部の業務委託先によって提供されるものを含め、オンラインサービスや集中データ処理を広く利用しており、機密情報を厳格に管理することは当社グループの事業において重要であります。顧客情報を紛失したり、ご本人の同意なく情報が開示されてしまうことが、現在まで又は将来において全くないとは限らず、当社グループ、外部の業務委託先及び当社の戦略的提携先の情報システム等から情報が漏洩しないとも限りません。当社グループがお客さまの個人情報を紛失した場合若しくはご本人の同意なく開示した場合又は第三者が当社グループ、提携先又は外部の業務委託先のネットワークに侵入して当社グループの顧客情報を不正利用した場合には、当社グループが損害賠償を請求され、当社グループのレピュテーションが傷つけられる可能性があります。当社グループ従業員による顧客情報の紛失・漏洩・不正利用も同様のリスクをもたらすものであります。また、最近の日本では個人情報の紛失・漏洩・不正利用等の事故に対して、メディア、規制当局及び消費者の目が厳しさを増しております。更に、広く報道された多くの国内企業による顧客情報の紛失・漏洩・不正利用に対する政府の対応策の一環として2005年4月に施行された「個人情報の保護に関する法律」の下で、お客さまの個人情報の取扱いに関して当社グループに適用される規制上の要件は、より厳しいものとなりました。また、2015年10月に施行された「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(マイナンバー法)の下で、当社グループはお客さま及び役職員等からマイナンバーの取得を順次行っておりますが、マイナンバーを含む特定個人情報の取扱いにおきましては、一般の個人情報よりも厳格な安全管理措置が必要とされております。顧客情報等の紛失・漏洩・不正利用及び当社グループの情報システムへの外部からの侵入は、当社グループのレピュテーションを大きく低下させ、当社グループの財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
20) 従業員、代理店、外部の業務委託先及びお客さまの不正により損害を被るリスク
当社グループは、従業員や販売代理店、外部の業務委託先及びお客さまによる詐欺その他の不正による潜在的な損失にさらされております。当社の営業職員及び販売代理店は、お客さまとの対話を通じて、お客さまの個人情報(家計情報を含みます。)を熟知しており、一部の業務委託先もお客さまの個人情報を了知しているため、当該個人情報を用いて不正が行われる可能性があります。不正としては、違法な販売手法、詐欺、なりすましその他個人情報の不適切な利用等があり得ます。
保険契約の詐欺的な使用や、保険契約時のなりすまし等、お客さまも詐欺的な行為をすることがあります。また、反社会的勢力であることを秘して当社と取引を行う者もいます。当社グループは、このような詐欺的行為を防ぎ、見破るための対策をとっておりますが、当社の取組みがこれらの詐欺、違法行為又は反社会的勢力との取引を排除できない可能性があります。
従業員、代理店、取引先及びお客さまがこれらの不正を行った場合、当社グループのレピュテーションが大幅に低下し、当社は重大な法的な責任を問われるとともに、行政処分につながるおそれがあります。それらの結果として、当社グループの事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
21) 退職給付費用の増加に関するリスク
当社グループは、年金資産の時価の増減、年金資産における収益率の低下又は退職給付債務見込額の計算基礎率及び資産運用利回りの変化により、当社グループの退職給付制度に関する追加費用を計上する可能性があります。また、当社グループには、将来、当社グループの退職給付制度の変更に伴う未認識の過去勤務費用の負担が生じる可能性があります。その結果として、当社グループの財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
22) 訴訟リスク
当社グループのうち保険事業を営む会社は、恒常的に、保険事業に関連した訴訟を抱えております。現在及び将来の訴訟の結果について予想することはできませんが、その結果によっては、当社グループに多額の損害賠償責任が発生する可能性があります。多大な法的責任が課された場合や訴訟への対応に多大なコストがかかった場合、当社グループのレピュテーションが低下し、また当社グループの事業、財務内容、業績及びキャッシュ・フローに重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
23) 契約者配当の配当準備金に係るリスク
当社が確保すべき契約者配当準備金は費用として扱われ、これにより会計年度における純利益が減少します。当社の定款では、契約者配当原資の最低水準は有配当保険契約に属する非連結ベースの純利益(ただし、契約者配当準備金の原資を確保する前のもの)の20%としております。当社は、当該最低水準を超える契約者配当準備金の決定について裁量を有しておりますが、契約者配当準備金の積立額の水準については、当社商品の競争力、業績、ソルベンシー・マージン比率等の様々な要素を考慮し、契約者の合理的な期待と合致させるよう判断する必要があります。契約者の利益を適切に評価した結果として、当社が現行水準を超える契約者配当準備金の積立てを行わないとは限らず、当社の業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
(2) 保険業界に係るリスク
1) 日本の人口動態に関するリスク
日本の合計特殊出生率は、1975年頃から長期に低下傾向にありました。2005年以降反転上昇の傾向にあるものの、足元の水準は日本の人口置換水準からは遠い状況にあります。こうした長期に渡る少子化の影響を受け、15歳から64歳までの人口も減少しております。この年齢層の人口は生産年齢人口といわれ、当社の主力商品である死亡保障性保険の顧客層とほぼ一致しております。当社はこのような人口動態上の傾向が、総保有契約高の減少要因の一つであると考えております。生産年齢人口が大幅に減少し続け、生命保険に対する需要が減少することになれば、当社の生命保険事業の規模が縮小し、財務内容及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
2)競争状況に関するリスク
当社は、日本の生命保険市場において、国内生命保険会社、外資系生命保険会社、保険子会社を保有している又は大手保険会社と業務提携している国内の大手金融機関との激しい競争に直面しております。また、近年は特に、規制緩和、死亡保障性の保険商品に対する需要の低下及び外資系生命保険会社との競争の激化等により、日本の生命保険市場における競争環境は熾烈化しております。競合他社の中には、卓越した金融資産や財務力格付け、高いブランド認知度、大規模な営業・販売ネットワーク、競争力のある料率設定、巨大な顧客基盤、高額な契約者配当、広範囲に亘る商品・サービス等において、当社より優位に立っている企業もあります。
また、株式会社かんぽ生命保険は、巨大な顧客基盤や全国的な郵便局のネットワークの活用、日本郵政株式会社を通じた間接的な一部政府出資の存在等から、日本の保険市場における競争優位性を保持しております。当該競争優位性を保持したまま、株式会社かんぽ生命保険の業務範囲の拡大(保険金額の上限見直しや販売できる保険契約の種類拡大等)が進められた場合、当社の競争力が相対的に低下する可能性があります。なお、2016年3月29日、当社は株式会社かんぽ生命保険との間で業務提携に係る基本合意に至りました。この基本合意は、両社の強みを相互補完・融合することで事業基盤を強化し、持続的な企業価値の向上を実現すること等を目的としております。また、当社は、農業協同組合、全国労働者共済生活協同組合連合会、日本生活協同組合連合会のような、競合する保険商品を提供している各種協同組合との競争にも直面しております。
また、各種の規制撤廃策は日本の生命保険業界における競争の激化をもたらしました。例えば、1998年から2007年の間に制定された数多くの規制緩和のための法改正によって、証券会社や銀行で保険商品が販売できるようになりました。当社は規制緩和により激化した競争環境について、更に激しさを増していくと考えております。更に、来店型保険ショップやインターネット等を主要な販売チャネルとして活用する保険会社の新規参入によって、価格競争が激化する可能性もあります。その他、日本の金融業界は、近年大規模な再編を経験しており、更なる再編が生命保険商品の販売における競争環境に影響を及ぼす可能性があります。
更に、ベトナム、オーストラリア及び米国における保険会社の買収、インドネシア、インド及びタイにおける保険会社への出資により、当社はそれぞれの海外市場において現地保険会社との競争に直面しております。
当社が競争力を維持できない場合には、このような競争圧力等により当社の新契約販売が減少するとともに既契約の解約が増加し、当社の事業及び業績に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。
3) 法規制に関するリスク
a 保険業法上の監督権限に関するリスク
当社、当社の連結子会社である第一フロンティア生命及びネオファースト生命は、保険業法及び関連業規制の下、金融庁による包括的な規制等の広範な監督下にあります。
保険業を行うものは、保険業法の規定により免許を要することとされております。免許の種類は、生命保険業免許と損害保険業免許の二種類となっており、当社は
・人の生存又は死亡に関し、一定額の保険金を支払う保険
・疾病、傷害若しくは疾病を原因とする状態又は傷害を直接の原因とする死亡等に関し、一定額の保険金を支払う保険(いわゆる第三分野)
・上記の保険に係る再保険
の引受けを行う事業に係る免許である生命保険業免許を受けた保険会社であります。また、保険会社は、新しい保険商品の販売や料率設定条件の変更に際して、原則として内閣総理大臣(原則として金融庁長官に権限委任。以下同じ。)の事前認可を受けなければなりません。
保険業法及び関連業規制の主な目的は、株主ではなく、保険契約者等を保護することにあります。保険業法は、保険会社が行える事業の種類ごとに規制を設けるとともに、保険会社に一定の準備金や最低限のソルベンシー・マージン比率を維持させることとしております。保険業法は、内閣総理大臣に対して、免許取消しや業務停止、報告徴求、会計記録等に関する厳格な立入り検査の実施等、保険業に係る広範な監督権限を与えております。
特に、保険業法その他の法令、これに基づく処分並びに、定款、事業方法書、普通保険約款、保険料及び責任準備金の算出方法書等の基礎書類に定めた事項のうち特に重要なものに違反した場合、免許に付された条件に違反した場合又は公益を害する行為をした場合には、内閣総理大臣は当社の免許を取り消すことができます。また、当社の財産の状況が著しく悪化し、保険業を継続することが保険契約者等の保護の見地から適当でないと認められる場合にも、内閣総理大臣は当社の免許を取り消すことができます。現在、免許の取消しを生ずべき要因は認識しておりませんが、仮に、当社の免許が取り消されることになれば、保険業法の規定により、当社は解散することとなり、事業活動を継続できなくなります。
b ソルベンシー・マージン比率等の規制に関するリスク
現在、当社、当社の連結子会社である第一フロンティア生命及びネオファースト生命は、保険業法及び関連業規制に基づき、自己資本の充実度合いを計る基準であるソルベンシー・マージン比率を連結・単体ベースそれぞれで200%超に維持するよう要求されております。ソルベンシー・マージン比率やその他の財務健全性指標を適切なレベルに維持できない場合には、以下のとおり、内閣総理大臣は当社に対して早期是正措置を命じることができます。なお、当社及び第一フロンティア生命のソルベンシー・マージン比率につきましては、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(参考1)当社及び第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析」の「2 当社の固有指標の分析」及び「3 第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析」をご参照下さい。
早期是正措置は、保険会社の業務の健全かつ適切な運営を確保し、保険契約者等の保護を図ることを目的として、行政処分である業務改善命令や業務停止命令を内閣総理大臣が発出する制度で、1999年4月より保険業法に導入されました。具体的には、生命保険会社のソルベンシー・マージン比率が200%を下回った場合に、その状況に応じて内閣総理大臣の是正措置命令が発動されることで、保険会社に対して早期に経営改善への取組みを促す制度であり、ソルベンシー・マージン比率の水準等に応じて、措置内容が定められております。また、実質純資産額(注2)がマイナス又はマイナスと見込まれる場合にも、内閣総理大臣から業務の全部又は一部の停止を命じられる可能性があります。当社及び第一フロンティア生命の実質純資産額につきましては、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(参考1)当社及び第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析」の「2 当社の固有指標の分析」及び「3 第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析」をご参照下さい。このような早期是正措置により、当社の事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
c 国際的な規制に関するリスク
保険監督者国際機構(以下、「IAIS」という。)は、コム・フレーム(国際的に活動する保険会社グループを対象とした共通の監督の枠組み)等の新たな資本規制や、ソルベンシー評価の新基準について検討を行っております。これらの新規制の導入に関して、IAISの構成員である金融庁は、IAISが検討している新規制に沿った新しい規制を導入するものと思われます。この経済価値に基づく新規制は、現在の規制とは大きく異なることが予想され、これが導入された場合又は将来に提案される可能性のあるその他の基準改正がなされた場合には、これらの改正に含まれる制約が、当社グループの事業や資産運用に悪影響を及ぼす可能性があります。
なお、保険業法には資産運用に関する規制も定められておりますが、当該規制の詳細については後記「(参考2) 資産運用規制について」をご参照下さい。
(注2) 実質純資産額とは、貸借対照表の資産を基礎として計算した額(有価証券・不動産等について一定の時価評価を行ったもの)から負債の部に計上されるべき金額を基礎として計算した額(負債の額から価格変動準備金・危険準備金等の額を差し引いた額)を控除した金額をいい、内閣総理大臣による早期是正措置において、実質的な債務超過の判定基準として用いられる額であります。
4) 法改正に伴うリスク
法規制の改正及びその執行に関する政府方針の変更、当社グループ及び生命保険各社に対する規制措置並びに当社グループが取扱う商品ラインナップの拡大等に関連する規制動向は、当社グループの保険商品の販売に影響を及ぼし、コンプライアンス・リスクを高めるとともに、コンプライアンスの強化・改善のための追加支出や競争の激化をもたらし、当社グループの事業、財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
当社グループの事業には、多数の営業職員及び販売代理店が関与しており、将来において規制の改正がなされた場合、適時にこれに適合した態勢をとることができるとは限りません。
また、現行の所得税法は、当社グループが提供する大部分の保険商品の払込保険料の全部又は一部について所得控除を認めております。同様に、法人又は中小企業の契約者は、一定の条件の下で、定期保険や年金商品のような特定の保険商品につき、保険料の全部又は一部を経費として損金算入することが認められております。こうした当社グループの保険商品の保険料に対する税務上の取扱いに悪影響を及ぼす税制改正は、当社グループの新契約販売数、ひいては業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
5) 保険金等の支払い漏れ問題に係るリスク
2007年10月、金融庁からの報告命令に対して、当社は、2001年4月から5年間の保険金等の支払い漏れや請求案内漏れに関する自己査定を行い、およそ7万件、保険金・給付金総額で189億円の支払い漏れ等があることを報告いたしました。このうち大多数は、生命保険契約における医療特約の未請求によるものであり、当社における包括的な視点及び当初の請求に対する検証プロセスが不十分であったことにより発生したものと考えております。
2008年7月、金融庁は、経営管理(ガバナンス)・内部監査態勢の強化、改善策の徹底及び有効性の検証を求める業務改善命令を発出し、2008年8月、当社は、経営管理(ガバナンス)・内部監査の方針や手続きの強化・改善及び今後の支払い漏れ等の発生を防止するための改善策についてまとめた業務改善計画を金融庁へ提出いたしました。当社は、「お客さまに保険金・給付金をお支払いするときこそが保険の役割が果たされるとき」という認識を改めて全役職員が共有するとともに、お客さまの視点に立ち、改善策の定着とその実効性向上に努めてまいりました。2011年12月に金融庁あての報告義務は解除されましたが、今後も何らかの理由によって支払管理態勢の整備状況が不十分であると判断される場合には、当社の信用が損なわれ、事業展開及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。当社としては、引き続き、支払漏れ等の発生状況を定期的に公表すると共に、医療技術の進歩等を注視しつつ、支払管理態勢の整備に努めてまいります。
6) 責任準備金の計算に係る会計基準の変更に関するリスク
保険業法及び関連する規制・ガイドラインは、責任準備金の計算に関する基準を規定しております。責任準備金の積み増しを求める基準変更が行われた場合には、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、国際会計基準審議会は、現在、保険負債の現在価値評価を含む、保険契約に係る新会計基準について検討しております。保険負債の現在価値評価が導入された場合、当社は、その時々の金利水準等の計算要素を考慮した保険負債の現在価値に基づいて責任準備金を計算していく必要があります。保険負債の現在価値評価の導入を見越して、当社は、現行基準において必要とされる金額を超える責任準備金の積立てを行っておりますが、想定している以上の積立てが必要になった場合には、その結果、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
7) 生命保険契約者保護機構の負担金及び国内の他の生命保険会社の破綻に係るリスク
当社、当社の連結子会社である第一フロンティア生命及びネオファースト生命は、国内の他の生命保険会社とともに、破綻した生命保険会社の契約者を保護する生命保険契約者保護機構(以下、「保護機構」という。)への負担金支払い義務を負っております。保護機構は、破綻した生命保険会社の保険契約を引き継ぐ生命保険会社に対する資金の提供等、特殊な役割を担っております。国内の他の生命保険会社と比較して、当社の保険料収入及び責任準備金が増加する場合、当社へ割り当てられる負担金が増加する可能性があります。また、将来的に、国内の他の生命保険会社が破綻した場合や、保護機構への負担金の支払いに関する法的要件が変更される場合には、当社は保護機構に対して追加的な負担を求められる可能性があります。それらの結果、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、日本の他の生命保険会社の破綻は、日本の生命保険業界の評価にも悪影響を及ぼし、お客さまの生命保険会社に対する信頼を全般的に損ない、これにより、当社の新契約販売が減少又は既契約の失効・解約が増加し、当社グループの財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。
8) 大規模災害に関するリスク
当社グループは、東京等の人口密集地域又は広範囲な地域を襲う地震・津波・テロ等の大規模災害や鳥インフルエンザ・新型インフルエンザのような感染症の大流行を原因として大量の死者が出た場合に、保険給付に関する予測不可能な債務を負うリスクにさらされております。当社は、業界慣行や会計基準に従って危険準備金を維持しておりますが、こうした準備金が実際の保険給付債務をカバーするのに適切な水準にあるとは限らず、当社の財務内容及び業績に悪影響を及ぼす可能性があります。更に、物理的な被害その他のこうした大規模災害の影響により、当社グループの業務運営に重大な支障を来す可能性があります。
(参考1) 生命保険料の仕組みについて
生命保険料は、保険の種類及び内容、契約時の被保険者の年齢、性別、保険期間、保険金額等を考慮して、次に掲げる計算基礎率(予定死亡率・予定利率・予定事業費率)等に基づいて決定されます。
計算基礎率 | 内容 |
予定死亡率 | 過去の統計を元に、性別・年齢別の死亡者数を予測し、将来の保険金の支払い等に充てるための必要額を算出するために用いる死亡率を予定死亡率といいます。 |
予定利率 | 保険料の設定においては、資産運用による一定の収益を予め見込んで割り引いておりますが、この割引率を予定利率といいます。 |
予定事業費率 | 保険料の設定においては、保険金の支払事務や保険料の収納等の必要な事業費を予め見込んで保険料の中に組み込んでおりますが、その事業費の率を予定事業費率といいます。 |
これらの計算基礎率は、通常、将来のリスクに一定程度対応できるように設定していますので、特に有配当保険においては、実績との差額が生じることが多くなります。有配当保険においては、この差額(剰余金)に基づいて、契約者配当(相互会社においては社員配当)が支払われます。
ただし、近年においては、一部の契約において、実際の運用利回りが予定利率を下回る、いわゆる「逆ざや」の状態にあります。「逆ざや」につきましては、「第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」の「(参考1)当社及び第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析」の逆ざやに関する記載をご参照下さい。
(参考2) 資産運用規制について
生命保険会社の資金の運用については、保険業が公共性・社会性を伴うものであるため、保険会社の保険金支払能力を確保し、保険契約者の利益を保護するために運用規制が課されております。
このため、保険業法第97条第2項の規定により、保険会社の保険料として収受した金銭その他の資産の運用は次に掲げる方法等に限定されております。
・有価証券の取得
・不動産の取得
・金銭債権の取得
・短期社債等の取得
・金地金の取得
・金銭の貸付け(コールローンを含んでおります。)
・有価証券の貸付け
・民法に規定する組合契約又は商法に規定する匿名組合契約に係る出資
・預金又は貯金
・金銭、金銭債権、有価証券又は不動産等の信託
・有価証券店頭デリバティブ取引等
・金融先物取引等
・金融等デリバティブ取引
・先物外国為替取引
また、一般勘定においては、資産の運用対象が特定の相手方に偏ることのないよう同一人に対する株式、社債、貸付金等の資産の運用額の合計を資産全体の10%以内(貸付金等については特に3%以内)とする制限も設けられております。特別勘定については、運用資産の構成に関する制限は設けられておりません。
当社は、2015年10月30日開催の取締役会において、2016年10月1日(予定)を効力発生日として会社分割(吸収分割)の方法により持株会社体制へ移行することを決定いたしました。また、当社は、2016年4月8日開催の取締役会において、当社が営む国内生命保険事業を、2016年4月1日に設立した当社100%出資の「第一生命分割準備株式会社(2016年10月1日付で「第一生命保険株式会社」に商号変更予定)」に承継させることを決議し、承継会社との間で吸収分割契約を締結いたしました(以下、「本件吸収分割」という。)。
本件吸収分割並びに定款変更(商号・事業目的の変更等)については、2016年6月24日開催の第6期定時株主総会において関連議案の承認を得ておりますが、効力発生は当局による許認可等が条件となります。
本件吸収分割後の当社は、2016年10月1日付で持株会社となり、「第一生命ホールディングス株式会社」に商号変更するとともに、事業目的をグループ会社の経営管理等に変更する予定であります。
会社分割の概要は、以下のとおりであります。
(1) 会社分割の目的
これまで当社は、国内生命保険市場でのシェア拡大に向けた成長戦略を展開するとともに、海外生命保険市場における事業展開の加速・利益貢献の拡大を目指した施策を実施してまいりました。
また、グループ運営を強化する枠組みとして、2012年5月15日付で既存の組織をベースとした「グループ経営本部」を設置しておりますが、2015-2017年度中期経営計画「D-Ambitious」の期間中である2016年10月に持株会社体制へ移行し、①グループベースでの柔軟な経営資源配分、②傘下会社での迅速な意思決定に資するガバナンス体制の構築、③グループ運営スタイルの抜本的変革を通じて、グループ各社のマルチブランド戦略の展開とグループ総合力の最大化を実現いたします。
当社は、この持株会社体制への移行を機に2010年4月の株式会社化・上場に続く“新創業第2ステージ”をスタートし、監査等委員会設置会社への移行と併せ、グループを挙げて更なる成長加速に取り組んでまいります。
(2) 会社分割の方法
当社を分割会社とし、当社の100%子会社である第一生命分割準備株式会社を承継会社とする吸収分割であります。
(3) 会社分割の期日
2016年10月1日(予定)
(4) 分割に際して発行する株式及び割当
本件吸収分割に際し、承継会社は普通株式5,990株を発行し、その総数を当社に対して割当交付いたします。
(5) 割当株式数の算定根拠
承継会社となる第一生命分割準備株式会社は、当社の100%子会社であり、当該吸収分割に際し、第一生命分割準備株式会社が発行する全株式を当社に割当交付するため、当社と第一生命分割準備株式会社間で協議し、割当株式数を決定いたしました。
(6) 分割対象事業の経営成績(2016年3月期)
| 分割対象事業実績(a) | 当社単体の実績(b) | 比率(a/b) |
経常収益 | 42,523 | 42,657 | 99.7% |
(7)分割する資産・負債の状況
資産 | 負債 | ||
項目 | 金額(億円) | 項目 | 金額(億円) |
合計 | 352,518 | 合計 | 327,625 |
(注)上記金額は見込額であり、実際に分割する資産、負債については、分割効力発生日に確定いたします。
(8) 当該吸収分割後の吸収分割承継会社の概要
商号 | 第一生命保険株式会社 |
本店の所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目13番1号 |
代表者の氏名 | 未定 |
資本金の額 | 600億円 |
純資産の額 | 未定 |
総資産の額 | 未定 |
事業の内容 | 生命保険業 |
業績等 | 2016年4月1日に設立されたため、業績等はありません。 |
なお、当社は、2016年3月29日付で、株式会社かんぽ生命保険(以下、「かんぽ生命」という。)との間で、業務提携を行うことについて基本合意いたしました。
(1) 業務提携の理由
当社及びかんぽ生命は、我が国において約一世紀にわたり生命保険事業を展開し、両社それぞれの強みを磨きながら事業基盤を構築してまいりました。現在、両社はともに上場生命保険会社として、社会的責任を踏まえつつ、あらゆるステークホルダーの期待に応えるべく、事業活動を行っております。
本業務提携においては、これまでに培った両社の強みを相互補完・融合することで事業基盤を強化し、持続的な企業価値の向上を実現するとともに、商品・サービスの品質向上等により、我が国における地域社会の発展に貢献し、また、諸外国における生命保険の普及・浸透を通じ、各国の社会・経済の発展に貢献することを目的としております。
(2) 業務提携の内容
① 海外生命保険事業
当社及びかんぽ生命は、海外における生命保険事業の展開についての協力関係を築くことを目的として、当社の子会社であるDai-ichi Life Insurance Company of Vietnam, Limited(以下、「第一生命ベトナム」という。)が、ベトナムの国営郵便会社であるVietnam Post(ベトナム郵便会社)を販売委託先として実施する保険販売に対し、各種支援を検討・実施いたします。
また、ベトナムにおける協力関係の強化のため、かんぽ生命から第一生命ベトナムに対する出資を検討いたします。
② 資産運用事業
当社及びかんぽ生命は、低金利環境の長期化等、昨今の厳しい運用環境に対応するため、収益性確保に向けた運用手段の多様化、リスク分散機能強化等を目的として、当社の関連会社である資産運用会社(DIAMアセットマネジメント株式会社及びJanus Capital Group Inc.)の共同利用や、プロジェクトファイナンス等の成長分野への共同投資を検討・実施いたします。
また、資産運用事務基盤の強化を目的として、当社の関連会社であり、かんぽ生命が資産管理業務の委託を行っている資産管理サービス信託銀行株式会社の株式の一部を、当社からかんぽ生命へ譲渡するための協議を行ってまいります。
③ 国内生命保険事業に関する共同研究
当社及びかんぽ生命は、両社の国内生命保険市場での更なる成長、商品・サービスの品質向上、コスト削減等を目的として、新商品の開発やIT技術の利活用等に関する共同研究の実施を検討いたします。
当社及びかんぽ生命は、上記①~③の業務提携の実現に向けて積極的な人材交流を行うほか、両社の持続的な企業価値向上に繋がるその他の協力関係の構築について、継続的に協議してまいります。
該当事項はありません。
当連結会計年度の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析は、以下のとおりであります。なお、本項においては、将来に関する事項が含まれておりますが、当該事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して作成しております。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の開示に影響を与える見積りを必要とします。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しておりますが、特に以下の重要な会計方針及び見積りが連結財務諸表に大きな影響を及ぼすと考えております。
① 金融商品の時価の算定方法
有価証券の一部及びデリバティブ取引は、時価法に基づいて評価しております。時価は、原則として市場価格に基づいて算定しておりますが、市場価格がない場合には将来キャッシュ・フローの現在価値等に基づく合理的な見積りによっております。
将来、見積りに影響する新たな事実の発生等により、見積り額は変動する可能性があります。
② 有価証券の減損処理
売買目的有価証券以外の有価証券のうち、時価が著しく下落したものについては合理的な基準に基づいて減損処理を行っております。
将来、株式市場の悪化等、金融市場の状況によっては多額の有価証券評価損を計上する可能性があります。なお、有価証券の減損処理に係る基準は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(有価証券関係)の注記に記載のとおりであります。
③ 固定資産の減損処理
固定資産については、資産グループの回収可能価額が帳簿価額を下回った場合に、その差額を減損損失に計上しております。
回収可能価額は、資産グループの時価から処分費用見込み額を控除した正味売却価額と割引後将来キャッシュ・フローとして算定される使用価値のいずれか大きい方としていることから、将来、固定資産の使用方法を変更した場合又は不動産取引相場や賃料相場が変動した場合には、新たに減損損失が発生する可能性があります。なお、固定資産の減損処理に係る基準は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(連結損益計算書関係)の注記に記載のとおりであります。
④ 繰延税金資産の回収可能性の評価
繰延税金資産の回収可能性の判断に際して、将来の課税所得を合理的な見積りによって算定しております。
繰延税金資産の回収可能性は、将来の課税所得の見積りに依存するため、将来、当社を取り巻く環境に大きな変更があった場合等、その見積り額が変動した場合は、繰延税金資産の回収可能性が変動する可能性があります。
⑤ 貸倒引当金の計上基準
債権の貸倒れによる損失に備えるため、資産の自己査定基準及び償却・引当基準に則り、債務者の状況に応じ、回収不能見積り額を計上しております。
将来、債務者の財務状況が悪化し支払い能力が低下した場合には、引当金の追加計上又は貸倒損失が発生する可能性があります。なお、貸倒引当金の計上基準は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。
⑥ 支払備金の積立方法
保険契約に基づいて支払義務が発生したと認められる保険金等のうち、未だ支払っていない金額を見積もり、支払備金として積み立てております。
将来、見積りに影響する新たな事実の発生等により、支払備金の計上額が当初の見積り額から変動する可能性があります。
⑦ 責任準備金の積立方法
保険契約に基づく将来における債務の履行に備えるため、責任準備金を積み立てております。
保険数理計算に使用される基礎率は合理的であると考えておりますが、実際の結果が著しく異なる場合、或いは基礎率を変更する必要がある場合には、責任準備金の金額に影響を及ぼす可能性があります。なお、責任準備金の積立方法は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)に記載のとおりであります。
⑧ 退職給付債務及び退職給付費用
退職給付債務及び退職給付費用は、年金資産の期待運用収益率や将来の退職給付債務算出に用いる数理計算上の前提条件に基づいて算出しております。
このため、実際の結果が前提条件と異なる場合や前提条件の変更が行われた場合には、将来の退職給付債務及び退職給付費用が変動する可能性があります。なお、退職給付債務等の計算の基礎に関する事項は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(退職給付関係)の注記に記載のとおりであります。
⑨ 資産除去債務の計上基準
賃貸用不動産及び営業用不動産の一部について、土地に係る不動産賃借契約終了時の原状回復義務及び使用されている有害物質を除去する義務に関して、合理的な見積りに基づき資産除去債務を計上しております。
将来、見積りに影響する新たな事実の発生等により、資産除去債務の見積り額は変動する可能性があります。なお、資産除去債務の計上基準は、後記「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表」の(資産除去債務関係)に記載のとおりであります。
(2) 経営成績の分析
① 経常収益
経常収益は7兆3,339億円(前期比1.1%増)となりました。経常収益の内訳は、保険料等収入が5兆5,860億円(同2.8%増)、資産運用収益が1兆3,448億円(同6.9%減)、その他経常収益が4,030億円(同7.3%増)となっております。
a 保険料等収入
保険料等収入は、当期よりプロテクティブ社の業績が連結経営成績に反映されていること等により、前連結会計年度に比べ1,532億円増加し、5兆5,860億円(前期比2.8%増)となりました。
b 資産運用収益
資産運用収益は、特別勘定資産運用益が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ991億円減少し、1兆3,448億円(前期比6.9%減)となりました。
c その他経常収益
その他経常収益は、前連結会計年度に比べ275億円増加し、4,030億円(前期比7.3%増)となりました。
② 経常費用
経常費用は6兆9,157億円(前期比1.0%増)となりました。経常費用の内訳は、保険金等支払金が3兆8,309億円(同13.3%増)、責任準備金等繰入額が1兆4,963億円(同34.1%減)、資産運用費用が5,240億円(同210.2%増)、事業費が6,613億円(同18.2%増)、その他経常費用が4,030億円(同13.3%減)となっております。
a 保険金等支払金
保険金等支払金は、当期よりプロテクティブ社の業績が連結経営成績に反映されていること等により、前連結会計年度に比べ4,501億円増加し、3兆8,309億円(前期比13.3%増)となりました。
b 責任準備金等繰入額
責任準備金等繰入額は、当社において一時払商品の販売が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ7,749億円減少し、1兆4,963億円(前期比34.1%減)となりました。
c 資産運用費用
資産運用費用は、為替差損や特別勘定資産運用損が増加したこと等により、前連結会計年度に比べ3,551億円増加し、5,240億円(前期比210.2%増)となりました。
d 事業費
事業費は、当期よりプロテクティブ社の業績が連結経営成績に反映されていること等により、前連結会計年度に比べ1,020億円増加し、6,613億円(前期比18.2%増)となりました。
e その他経常費用
その他経常費用は、前連結会計年度に比べ619億円減少し、4,030億円(前期比13.3%減)となりました。
③ 経常利益
経常利益は、第一フロンティア生命保険株式会社における堅調な販売や当期よりプロテクティブ社の業績が連結経営成績に反映されていること等を背景として、前連結会計年度に比べ113億円増加し、4,181億円(前期比2.8%増)となりました。
④ 特別利益・特別損失
特別利益は3億円(前期比90.7%減)、特別損失は552億円(同87.7%増)となりました。
a 特別利益
特別利益は、固定資産等処分益が減少したこと等により、前連結会計年度に比べ30億円減少し、3億円(前期比90.7%減)となりました。
b 特別損失
特別損失は、当社において不動産の減損損失を計上したこと等により、前連結会計年度に比べ258億円増加し、552億円(前期比87.7%増)となりました。
⑤ 契約者配当準備金繰入額
契約者配当準備金繰入額は前連結会計年度に比べ147億円減少し、975億円(前期比13.1%減)となりました。
⑥ 親会社株主に帰属する当期純利益
経常利益に特別利益、特別損失、契約者配当準備金繰入額、法人税等合計、非支配株主に帰属する当期純利益を加減した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に比べ360億円増加し、1,785億円(前期比25.3%増)となりました。
(3) 財政状態の分析
① 資産の部
資産の部合計は前連結会計年度末に比べ877億円増加し、49兆9,249億円(前期比0.2%増)となりました。
② 負債の部
負債の部合計は前連結会計年度末に比べ7,446億円増加し、46兆9,919億円(前期比1.6%増)となりました。
③ 純資産の部
純資産の部合計は前連結会計年度末に比べ6,569億円減少し、2兆9,329億円(前期比18.3%減)となりました。これは、その他有価証券評価差額金が前連結会計年度末に比べ6,881億円減少し、1兆8,400億円となったこと等によるものであります。
(4) キャッシュ・フローの状況の分析
① 営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に利息及び配当金等の受取額が増加したことにより、前期と比べて1,381億円収入増の2兆138億円の収入となりました。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有価証券の取得による支出が増加したことにより、前期と比べて2,335億円支出増の2兆2,656億円の支出となりました。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に自己株式の取得による支出により、前期と比べて3,829億円支出増の334億円の支出となりました。
④ 現金及び現金同等物の残高
以上の結果、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、期首から2,935億円減少し、9,612億円(前連結会計年度末は1兆2,547億円)となりました。
(5) 経営者の問題認識と今後の方針
生命保険事業においては人口動態とお客さまニーズの変化を考慮すると、今後も死亡保障市場の縮小が中長期的に続くと見込まれます。また、業界の垣根を越えた自由化の進展に伴う競争の激化により、お客さまが期待する商品・サービスの水準は益々高まっていくものと考えられます。こうした事業環境の下で、今後も当社グループが高い品質の商品・サービスを提供し続けていくためには、営業職員による生命保険販売の強化に加え、海外生命保険事業、個人貯蓄分野等成長分野への取組みを強化し、必要に応じて外部成長の活用も図ることで、企業価値の持続的な成長を実現していくことが不可欠であると考えております。
これらの経営戦略の遂行を加速すべく、2016年3月期から3年間の中期経営計画として「D-Ambitious」を策定しております。企業価値を創造していく独自の枠組み「DSR経営」を一層進化させ、大胆かつスピード感を持った事業展開を通じ、ステークホルダーの期待に応える持続的価値創造を実現してまいります。
(参考1)当社及び第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析
1 主要な固有指標
(1) 基礎利益
① 基礎利益
基礎利益とは生命保険本業における期間収益を示す指標の一つです。具体的には、保険契約者から受領した保険料等の保険料等収入、資産運用収益及び責任準備金戻入額等その他経常収益等で構成される基礎収益から、保険金等支払金、責任準備金等繰入額、資産運用費用、事業費及びその他経常費用等から構成される基礎費用を控除したものであります。
基礎利益は、経常的な収益力を測るための指標であり、基礎利益に有価証券売却損益等の「キャピタル損益」と危険準備金繰入額等の「臨時損益」を加味したものが経常利益となります。
② 順ざや/逆ざや
生命保険会社は、保険料を計算するにあたって、資産運用を通じて得られる収益を予め見込んで、その分保険料を割り引いて計算しております。この割引率を「予定利率」といい、市中金利水準等を勘案して設定しております。そのため、保険会社は、毎年割り引いた分に相当する金額(予定利息)等の負債コストを運用収益等で確保する必要があります。
しかし、低金利が継続する中で、この予定利息部分を実際の運用収益等で確保できない状態が一部の契約で発生しており、これを「逆ざや」といいます。
<順ざや/逆ざや額の算出方法>
順ざや/逆ざや額 = ( 基礎利益上の運用収支等の利回り - 平均予定利率 )× 一般勘定責任準備金
・基礎利益上の運用収支等の利回り = ( 基礎利益中の運用収支 - 配当金積立利息 )/ 一般勘定責任準備金 基礎利益中の運用収支 = ( 利息及び配当金等収入 + 有価証券償還益 + その他運用収益 )-( 支払利息 + 有価証券償還損 + 一般貸倒引当金繰入額 + 賃貸用不動産等減価償却費 + その他運用費用 ) 「配当金積立利息」とは、保険会社に積み立てられている配当金に対する利息で、損益計算書上、契約者(社員)配当金積立利息繰入額として計上されるものをいいます。 ・「平均予定利率」とは、予定利息の一般勘定責任準備金に対する利回りをいいます。 ・「一般勘定責任準備金」は、危険準備金を除く一般勘定部分の責任準備金について、以下の方式で算出します。 ( 期始の責任準備金 + 期末の責任準備金 - 予定利息)× 1/2 |
(2) 責任準備金
責任準備金は、生命保険会社が将来の保険金などの支払いを確実に行うために、保険料や運用収益などを財源として保険業法により積立てが義務付けられている準備金のことで、生命保険会社の負債の最も大きな部分を占めております。
責任準備金は、「保険料積立金」、「未経過保険料」、「払戻積立金」及び「危険準備金」で構成されております。
| 内容 |
保険料積立金 | 保険契約に基づく将来の債務の履行に備えるため、保険数理に基づき計算した金額をいいます。ただし、払戻積立金として積み立てる金額を除きます。 |
未経過保険料 | 未経過期間(保険契約に定めた保険期間のうち、決算期において、まだ経過していない期間をいいます。)に対応する責任に相当する額として計算した金額をいいます。ただし、次段の払戻積立金として積み立てる金額を除きます。 |
払戻積立金 | 保険料又は保険料として収受する金銭を運用することによって得られる収益の全部又は一部の金額の払戻しを約した保険契約における当該払戻しに充てる金額をいいます。 |
危険準備金 | 保険契約に基づく将来の債務を確実に履行するため、将来発生が見込まれる危険に備えて計算した金額をいいます。 |
なお、責任準備金は事業年度末において要積立額を計算し、前事業年度末残高との差額を損益計算書に計上いたします。即ち、事業年度末の要積立額が前事業年度末残高を上回る場合にはその差額を責任準備金繰入額として経常費用の科目に計上し、事業年度末の要積立額が前事業年度末残高を下回る場合にはその差額を責任準備金戻入額として経常収益の科目に計上いたします(四半期会計期間末においても同様に計上いたします)。
責任準備金の積立水準は、積立方式と計算基礎率によって決まります。1996年4月より施行された保険業法において「標準責任準備金制度」が導入され、責任準備金の積立方式及び計算基礎率について金融庁が定めることになりました。
責任準備金の積立方式の代表的なものには、「平準純保険料式」と「チルメル式」があります。責任準備金(保険料積立金)の計算に用いる純保険料の大きさ(額)をどうするかでそれぞれの方式に分かれております。「平準純保険料式」では、その大きさを毎年平準(一定)にした純保険料を用いますが、「チルメル式」では初年度のみ付加保険料を多くし、その多くした分だけ次年度以降(かかる償却期間を「チルメル期間」という。)の付加保険料を少なくします。そのため、計算基礎率が同一であれば、チルメル期間については、「平準純保険料式」の方が「チルメル式」よりも責任準備金は多くなります。
(3) ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率とは、通常の予測を超えて発生するリスクに備えて「支払余力」がどの程度カバーされているかを示す行政監督上の指標の一つであります。具体的には、生命保険会社が抱える保険金等のお支払いに係るリスクや資産運用に係るリスク等、多様なリスクが通常の予測を超えて発生した場合、資本等の内部留保と有価証券含み益等の合計(ソルベンシー・マージン総額)で、これらのリスク(リスクの合計額)をどの程度カバーできているかを指数化したものです。同比率の算出は、ソルベンシー・マージン総額をリスクの合計額で割り算して求め、同比率が200%以上であれば、健全性について一つの基準を満たしていることを示しております。
ソルベンシー・マージン比率 = | ソルベンシー・マージン総額 | × 100(%) |
リスクの合計額 × 1/2 |
(4) 実質純資産額
実質純資産額とは、貸借対照表の資産を基礎として計算した額(有価証券・不動産等について一定の時価評価を行ったもの)から負債の部に計上されるべき金額を基礎として計算した額(負債の額から価格変動準備金・危険準備金等の額を差し引いた額)を控除した金額を言い、保険会社の健全性の状況を示す行政監督上の指標の一つであります。金融庁による早期是正措置において、実質的な債務超過の判定基準として用いられる額であります。
2 当社の固有指標の分析
(1) 基礎利益
① 基礎利益
生命保険本業における期間収益を示す指標の一つである基礎利益は、前事業年度に比べ71億円増加し、4,654億円(前期比1.6%増)となりました。これは、為替ヘッジ付外国証券での運用等により利回りを確保していることや、追加責任準備金の新規繰入れ等により平均予定利率の下降トレンドを維持していること等によるものであります。詳細については、後記「(参考3)当社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報 3. 経常利益等の明細(基礎利益)」をご参照下さい。
② 順ざや/逆ざや
順ざや額は、運用損益の改善等により、978億円(前事業年度は692億円の順ざや)となりました。
<当社の順ざや/逆ざや額> |
| (単位:億円) |
| 2015年3月期 | 2016年3月期 |
順ざや/逆ざや額(注) | 692 | 978 |
基礎利益上の運用収支等の利回り(%) | 2.74 | 2.76 |
平均予定利率(%) | 2.48 | 2.41 |
一般勘定責任準備金 | 274,116 | 278,863 |
(注)正値の場合は順ざや額
(2) 責任準備金
当社においては、保険業法等で定められた基準に基づき、標準責任準備金対象契約については、平成8年大蔵省告示第48号に定める方式により責任準備金(標準責任準備金)を積み立て、それ以外の契約については「平準純保険料式」により責任準備金を積み立てており、法令上最も健全な積立方式を採用しております。
<個人保険及び個人年金保険の責任準備金の積立方式・積立率>
| 2015年3月期末 | 2016年3月期末 | |
積立方式 | 標準責任準備金対象契約 | 標準責任準備金 | 標準責任準備金 |
標準責任準備金対象外契約 | 平準純保険料式 | 平準純保険料式 | |
積立率(危険準備金を除く。) | 100.0% | 100.0% | |
2008年3月期より、健全性の更なる向上のために、高予定利率の終身保険のうち払込満了後契約等に対して、追加責任準備金の積立てを行っており、2015年3月期は1,229億円、2016年3月期は1,421億円の繰入れを実施しております。
(3) ソルベンシー・マージン比率
保険金等の支払余力を示すソルベンシー・マージン比率は、円高や国内外の株価下落に伴い、その他有価証券の含み益が減少したこと等の要因から、900.8%(前期比12.4ポイント減)となりました。なお、連結ソルベンシー・マージン比率は763.8%(同54.4ポイント減)となりました。詳細については、後記「(参考3)当社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報 6. ソルベンシー・マージン比率」をご参照下さい。
(4) 実質純資産額
実質純資産額は、前事業年度末に比べ9,717億円増加し、10兆729億円(前期比10.7%増)となりました。
3 第一フロンティア生命保険株式会社の固有指標の分析
(1) 基礎利益
生命保険本業における期間収益を示す指標の一つである基礎利益は、外国金利上昇に伴う外貨建商品の責任準備金繰入負担の減少等により、前事業年度に比べ154億円増加し、91億円となりました。詳細については、後記「(参考4)第一フロンティア生命保険株式会社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報 3. 経常利益等の明細(基礎利益)」をご参照下さい。
(2) 責任準備金
第一フロンティア生命保険株式会社においては、保険業法等で定められている基準に基づき、最も健全な積立方式である標準責任準備金を積み立てております。保有契約高が順調に増加したことから、責任準備金は前事業年度末に比べ1兆1,340億円増加し、5兆9,411億円(前期比23.6%増)となりました。
(3) ソルベンシー・マージン比率
ソルベンシー・マージン比率は、522.9%(前期比110.0ポイント減)となりました。詳細については、後記「(参考4)第一フロンティア生命保険株式会社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報 6. ソルベンシー・マージン比率」をご参照下さい。
(4) 実質純資産額
実質純資産額は、前事業年度末に比べ1,304億円増加し、5,759億円(前期比29.3%増)となりました。
(参考2) 当社グループ及び当社のEV
1 EVについて
EVは、「貸借対照表上の純資産の部の金額に必要な修正を加えた修正純資産」と、「保有契約から生じる将来の税引後利益の現在価値である保有契約価値」を合計したものであり、株主に帰属する企業価値を表す指標の一つであります。
現行の生命保険会社の法定会計では、新契約を獲得してから会計上の利益を計上するまでに時間がかかるため、新契約が好調な場合には新契約獲得に係る費用により収益が圧迫される等、必ずしも会社の経営実態を表さないことがあります。一方、EVでは、将来の利益貢献が新契約獲得時に認識されるため、法定会計による財務情報を補強することができると考えられております。
EVには複数の計算手法がありますが、当社、第一フロンティア生命保険株式会社(以下、「第一フロンティア生命」という。)、ネオファースト生命保険株式会社(以下、「ネオファースト生命」という。)、Protective Life Corporation(以下、「プロテクティブ社」という。)及びTAL Dai-ichi Life Australia Pty Limited(以下、「TAL」という。)が開示しているEVはヨーロピアン・エンベディッド・バリュー(European Embedded Value:以下、「EEV」という。)と呼ばれるものであります。
EEVについては、EVの計算手法、開示内容について一貫性及び透明性を高めることを目的に、2004年5月に、欧州の大手保険会社のCFO(最高財務責任者)から構成されるCFOフォーラムにより、EEV原則及びそれに関するガイダンスが制定されております。更に2005年10月には、EEVの感応度と開示に関する追加のガイダンスが制定されております。
EEVの算出にあたり、当社グループでは主に市場整合的手法に基づく評価を行っております。具体的には、当社、第一フロンティア生命、ネオファースト生命、TAL及びプロテクティブ社の変額年金事業については市場整合的手法を、また、プロテクティブ社の変額年金以外の事業についてはトップダウン手法を、それぞれ用いております。
市場整合的手法とは、資産・負債のキャッシュ・フローを市場で取引されている金融商品と整合的に評価しようとするものであり、欧州を中心に多くの会社で採用されております。また、トップダウン手法とは、会社、商品、事業あるいは地域等のリスク特性に応じた割引率を用いて評価しようとするものです。いずれの手法も、EEV原則で認められているものであります。
今回、当社グループが計算したEVは、市場整合的な手法を取り入れつつ、EEV原則へ準拠したものとしております。
なお、2016年3月末EEVより、ネオファースト生命についてEEVの計算及び開示を開始しております。
また、2016年3月末EEV及び2016年3月期新契約価値の計算に際して、日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利(ultimate forward rate)を用いた方法に変更しております。併せて、終局金利の実現に関する不確実性を反映しております。一貫性のある評価を行うため、2015年3月末EEV及び2015年3月期新契約価値についても同様の方法により再評価しております。
2 2016年3月末EEV
(1) 当社グループのEEV
① EEV
当社グループのEEVは以下のとおりであります。
|
|
| (単位:億円) |
| 2015年3月末 | 2016年3月末 | 増減 |
EEV | 59,876 | 46,461 | △ 13,415 |
修正純資産 | 55,408 | 62,873 | 7,465 |
保有契約価値 | 4,468 | △ 16,412 | △ 20,881 |
|
|
|
|
| 2015年3月期 | 2016年3月期 | 増減 |
新契約価値 | 2,861 | 2,161 | △ 700 |
(注) 1 2016年3月末EEV及び2016年3月期新契約価値の計算に際して、日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利を用いた方法に変更しております。併せて、終局金利の実現に関する不確実性を反映しております。一貫性のある評価を行うため、2015年3月末EEV及び2015年3月期新契約価値についても同様の方法により再評価しております。
2 当社グループのEEVは、当社のEEVに第一フロンティア生命、ネオファースト生命、プロテクティブ社及びTALのEEVのうち当社の出資比率に基づく持分を加え、当社が保有する第一フロンティア生命、ネオファースト生命、プロテクティブ社及びTALの株式の簿価を控除することにより算出しております。なお、第一フロンティア生命、プロテクティブ社及びTALに対する当社の出資比率は2015年3月末及び2016年3月末時点で100.0%であります。また、ネオファースト生命に対する当社の出資比率は2016年3月末時点で100.0%であります。
3 当社が保有する第一フロンティア生命の株式の簿価は2015年3月末及び2016年3月末時点で1,819億円、ネオファースト生命の株式の簿価は2016年3月末時点で357億円、プロテクティブ社の株式の簿価は2015年3月末及び2016年3月末時点で5,783億円、TALの株式の簿価は2015年3月末時点で1,545億円、2016年3月末時点で1,625億円であります。
4 ネオファースト生命については2016年3月末にEEVの計算を開始したため、2015年3月末の当社グループのEEV算出においてはEEVを使わずに当社の保有するネオファースト生命の株式の時価を算出し、その含み損益を修正純資産に含めております。2016年3月末においては、ネオファースト生命のEEVを当社グループのEEVに含めております。また、2015年3月期及び2016年3月期の当社グループの新契約価値には、ネオファースト生命の新契約価値は含まれません。
5 プロテクティブ社の完全子会社化は2015年2月1日付で完了いたしました。2015年3月末及び2016年3月末の当社グループのEEVには、当社グループの連結財務諸表におけるプロテクティブ社の決算基準日である2015年2月始及び2015年12月末のプロテクティブ社のEEVを含めております。2016年3月期の当社グループの新契約価値には、2015年2月1日から2015年12月31日までのプロテクティブ社の新契約価値を含めております。また、2015年3月期の当社グループの新契約価値には、プロテクティブ社の新契約価値は含まれません。
② 修正純資産
修正純資産は、株主に帰属すると考えられる純資産で、資産時価が法定責任準備金(危険準備金を除く。)及びその他負債(価格変動準備金等を除く。)を超過する額であります。
具体的には、貸借対照表の純資産の部の金額に負債中の内部留保、一般貸倒引当金、時価評価されていない資産・負債の含み損益、退職給付の未積立債務及びこれらに係る税効果等を調整したものであり、内訳は以下の通りであります。株安及び円高による株式や外貨建債券の時価の下落を、国内金利の低下による円建債券等の価格の上昇が上回ることで含み損益が増加し、修正純資産は2015年3月末より増加しました。
|
|
| (単位:億円) |
| 2015年 | 2016年 | 増減 |
修正純資産 | 55,408 | 62,873 | 7,465 |
純資産の部合計(注)1 | 15,884 | 17,101 | 1,217 |
負債中の内部留保(注)2 | 8,624 | 8,906 | 281 |
一般貸倒引当金 | 11 | 4 | △ 6 |
有価証券等の含み損益(注)3 | 56,646 | 64,901 | 8,254 |
貸付金の含み損益 | 2,500 | 2,731 | 230 |
不動産の含み損益(注)4 | 429 | 1,327 | 897 |
負債の含み損益(注)5 | △ 323 | △ 321 | 2 |
退職給付の未積立債務(注)6 | 759 | △ 478 | △ 1,237 |
上記項目に係る税効果 | △ 19,051 | △ 21,012 | △ 1,961 |
従業員持株会専用信託及び | 103 | 81 | △ 21 |
第一フロンティア生命に対する | △ 1,819 | △ 1,819 | 0 |
ネオファースト生命に対する | 0 | △ 357 | △ 357 |
プロテクティブ社の繰延税金資産等に | △ 395 | △ 284 | 110 |
プロテクティブ社に対する出資額の | △ 5,783 | △ 5,783 | 0 |
TALの無形固定資産等に係る調整(注)12 | △ 634 | △ 496 | 137 |
TALに対する出資額の相殺(注)13 | △ 1,545 | △ 1,625 | △ 80 |
(注) 1 評価・換算差額等合計を除いた額を計上しております。また、第一フロンティア生命において修正共同保険式再保険等に係る調整を行っており、当該調整額を含めて表示しております。
2 価格変動準備金、危険準備金、配当準備金中の未割当額及びプロテクティブ社の価格変動準備金に相当する額の合計額を計上しております。
3 国内上場株式については、会計上は期間末前1ヶ月の時価の平均により評価しておりますが、EEVの計算では期末日時点の時価により評価しております。これによる含み損益の差異(期末時価-月中平均)(税引後)は、2015年3月末時点で△185億円、2016年3月末時点で△111億円であります。
4 土地については、時価と再評価前帳簿価額の差額を計上しております。
5 劣後債務の含み損益を計上しております。
6 未認識過去勤務費用及び未認識数理計算上の差異を計上しております。
7 第一生命従業員持株会専用信託及び株式給付信託の時価評価相当額を計上しております(但し、前者は信託の有する借入金と同額を限度といたします。)。
8 「純資産の部合計」において、当社が保有する第一フロンティア生命の株式価値が簿価で評価されているため、当該金額を控除しております。
9 「純資産の部合計」において、当社が保有するネオファースト生命の株式価値が簿価で評価されているため、当該金額を控除しております。
10 プロテクティブ社に計上されている繰延税金資産及び法定会計上の非認容資産等について、調整を行っております。
11 「純資産の部合計」において、当社が保有するプロテクティブ社の株式価値が簿価で評価されているため、当該金額を控除しております。
12 TALに計上されている無形固定資産(のれん及び保有契約価値)等について、調整を行うものであります。
13 「純資産の部合計」において、当社が保有するTALの株式価値が簿価で評価されているため、当該金額を控除しております。
14 表中の金額(「純資産の部合計」から「上記項目に係る税効果」まで)は、当社グループ各社の金額の単純合計としております。
③ 保有契約価値
保有契約価値は、将来利益現価からオプションと保証の時間価値、必要資本維持のための費用及びヘッジ不能リスクに係る費用を控除した金額であり、その内訳は以下の通りであります。市場整合的手法による確実性等価将来利益現価の算出にあたり、資産運用に係るキャッシュフローは全ての資産の運用利回りがリスク・フリー・レートに等しいものとして計算しております。国内金利の大幅な低下により、保有契約価値は2015年3月末より減少しました。
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| (単位:億円) |
| 2015年3月末 | 2016年3月末 | 増減 |
保有契約価値 | 4,468 | △ 16,412 | △ 20,881 |
将来利益現価(注)2(注)3 | 9,205 | △ 11,038 | △ 20,243 |
オプションと保証の時間価値 | △ 1,728 | △ 1,787 | △ 58 |
必要資本維持のための費用(注)4 | △ 1,312 | △ 1,211 | 100 |
ヘッジ不能リスクに係る費用 | △ 1,695 | △ 2,375 | △ 679 |
(注) 1 2016年3月末保有契約価値の計算に際して、日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利を用いた方法に変更しております。併せて、終局金利の実現に関する不確実性をヘッジ不能リスクに係る費用に反映しております。一貫性のある評価を行うため、2015年3月末保有契約価値についても同様の方法により再評価しております。
2 第一フロンティア生命における修正共同保険式再保険等に係る調整を行っております。
3 市場整合的手法による確実性等価将来利益現価とトップダウン手法による将来利益現価を含みます。
4 市場整合的手法によるフリクショナル・コストとトップダウン手法による資本コストを含みます。
④ 新契約価値
新契約価値は、当期に獲得した新契約(転換契約については正味増加分のみ)の契約獲得時点における価値(契約獲得に係る費用を控除した後の金額)を表したものであります。
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| (単位:億円) |
| 2015年3月期 | 2016年3月期 | 増減 |
新契約価値 | 2,861 | 2,161 | △ 700 |
将来利益現価(注)2 | 3,061 | 2,447 | △ 614 |
オプションと保証の時間価値 | △ 12 | △ 46 | △ 34 |
必要資本維持のための費用(注)3 | △ 51 | △ 84 | △ 32 |
ヘッジ不能リスクに係る費用 | △ 136 | △ 154 | △ 18 |
(注) 1 2016年3月期新契約価値の計算に際して、日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利を用いた方法に変更しております。併せて、終局金利の実現に関する不確実性をヘッジ不能リスクに係る費用に反映しております。一貫性のある評価を行うため、2015年3月期新契約価値についても同様の方法により再評価しております。
2 市場整合的手法による確実性等価将来利益現価とトップダウン手法による将来利益現価を含みます。
3 市場整合的手法によるフリクショナル・コストとトップダウン手法による資本コストを含みます。
4 プロテクティブ社の完全子会社化は2015年2月1日付で完了いたしました。2016年3月期の当社グループの新契約価値には、2015年2月1日から2015年12月31日までのプロテクティブ社の新契約価値を含めております。また、2015年3月期の当社グループの新契約価値には、プロテクティブ社の新契約価値は含まれません。
5 2015年3月期及び2016年3月期の当社グループの新契約価値には、ネオファースト生命の新契約価値は含まれません。
なお、新契約マージン(新契約価値の収入保険料現価に対する比率)は以下のとおりであります。
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| (単位:億円) |
| 2015年3月期 | 2016年3月期 | 増減 |
新契約価値 | 2,861 | 2,161 | △ 700 |
収入保険料現価(注) | 51,747 | 55,142 | 3,394 |
新契約マージン | 5.53% | 3.92% | △ 1.61ポイント |
(注) 将来の収入保険料(プロテクティブ社については法定会計ベース)を、新契約価値の計算に用いたリスク・フリー・レートまたは割引率で割り引いております。
(2) 当社のEEV
(単位:億円) |
| 2015年3月末 | 2016年3月末 | 増減 |
EEV(注)2 | 59,088 | 44,414 | △ 14,673 |
修正純資産 | 57,918 | 64,833 | 6,914 |
純資産の部合計(注)3 | 11,081 | 11,765 | 683 |
負債中の内部留保(注)4 | 7,032 | 7,439 | 406 |
一般貸倒引当金 | 11 | 4 | △ 6 |
有価証券等の含み損益(注)5 | 54,857 | 62,672 | 7,815 |
貸付金の含み損益 | 2,500 | 2,731 | 230 |
不動産の含み損益(注)6 | 429 | 1,327 | 897 |
負債の含み損益(注)7 | △ 323 | △ 321 | 2 |
退職給付の未積立債務(注)8 | 759 | △ 478 | △ 1,237 |
上記項目に係る税効果 | △ 18,534 | △ 20,388 | △ 1,853 |
従業員持株会専用信託及び | 103 | 81 | △ 21 |
保有契約価値 | 1,169 | △ 20,419 | △ 21,588 |
確実性等価将来利益現価 | 4,015 | △ 16,696 | △ 20,712 |
オプションと保証の時間価値 | △ 868 | △ 1,314 | △ 445 |
必要資本維持のための費用 | △ 388 | △ 162 | 226 |
ヘッジ不能リスクに係る費用 | △ 1,589 | △ 2,246 | △ 656 |
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| 2015年3月期 | 2016年3月期 | 増減 |
新契約価値 | 2,102 | 1,346 | △ 755 |
確実性等価将来利益現価 | 2,250 | 1,512 | △ 738 |
オプションと保証の時間価値 | △ 12 | △ 27 | △ 15 |
必要資本維持のための費用 | △ 24 | △ 10 | 13 |
ヘッジ不能リスクに係る費用 | △ 112 | △ 127 | △ 15 |
(注) 1 2016年3月末EEV及び2016年3月期新契約価値の計算に際して、日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利を用いた方法に変更しております。併せて、終局金利の実現に関する不確実性をヘッジ不能リスクに係る費用に反映しております。一貫性のある評価を行うため、2015年3月末EEV及び2015年3月期新契約価値についても同様の方法により再評価しております。
2 当社単体のEEVの計算において、保有する第一フロンティア生命、ネオファースト生命、プロテクティブ社及びTALの株式は簿価で評価しています。当社グループのEEVを計算する際には、グループ内の資本取引を相殺する必要があります。
3 評価・換算差額等合計を除いた額を計上しております。
4 価格変動準備金、危険準備金及び配当準備金中の未割当額の合計額を計上しております。
5 国内上場株式については、会計上は期間末前1ヶ月の時価の平均により評価しておりますが、EEVの計算では期末日時点の時価により評価しております。これによる含み損益の差異(期末時価-月中平均)(税引後)は2015年3月末時点で△185億円、2016年3月末時点で△111億円であります。
6 土地については、時価と再評価前帳簿価額の差額を計上しております。
7 劣後債務の含み損益を計上しております。
8 未認識過去勤務費用及び未認識数理計算上の差異を計上しております。
9 第一生命保険従業員持株会専用信託及び株式給付信託の時価評価相当額を計上しております(但し、前者は信託の有する借入金と同額を限度といたします。)。
なお、新契約マージンは以下のとおりであります。
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| (単位:億円) |
| 2015年3月期 | 2016年3月期 | 増減 |
新契約価値 | 2,102 | 1,346 | △ 755 |
収入保険料現価(注) | 32,533 | 30,179 | △ 2,354 |
新契約マージン | 6.46% | 4.46% | △ 2.00ポイント |
(注) 将来の収入保険料を、新契約価値の計算に用いたリスク・フリー・レートで割り引いております。
3 EEVの変動要因
(1) 当社グループのEEVの変動要因
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| (単位:億円) |
| 修正純資産 | 保有契約 | EEV |
2015年3月末EEV | 55,408 | 2,388 | 57,796 |
①金利の補外手法の変更 | 0 | 2,080 | 2,080 |
2015年3月末EEV(再評価後) | 55,408 | 4,468 | 59,876 |
②2015年3月末EEVの調整 | △ 497 | △ 41 | △ 539 |
うち株主配当金支払 | △ 335 | 0 | △ 335 |
うち自己株式取得 | △ 149 | 0 | △ 149 |
うち為替変動に伴う調整 | △ 12 | △ 41 | △ 53 |
2015年3月末EEV(調整後) | 54,910 | 4,426 | 59,337 |
③当期新契約価値 | 0 | 2,161 | 2,161 |
④期待収益(市場整合的手法) | 1,046 | 3,730 | 4,776 |
うちリスク・フリー・レート分 | △ 102 | 338 | 235 |
うち超過収益分 | 1,148 | 3,392 | 4,541 |
⑤期待収益(トップダウン手法) | 118 | 191 | 309 |
⑥保有契約価値からの移管 | △ 43 | 43 | 0 |
うち2015年3月末保有契約 | 2,358 | △ 2,358 | 0 |
うち当期新契約 | △ 2,401 | 2,401 | 0 |
⑦前提条件(非経済前提)と実績の差異 | 202 | 82 | 284 |
⑧前提条件(非経済前提)の変更 | △ 11 | 695 | 684 |
⑨前提条件(経済前提)と実績の差異 | 6,240 | △ 27,641 | △ 21,401 |
⑩その他の要因に基づく差異 | 403 | △ 238 | 164 |
⑪2016年3月末EEVの調整 | 7 | 136 | 143 |
2016年3月末EEV | 62,873 | △ 16,412 | 46,461 |
① 金利の補外手法の変更
日本円金利の超長期ゾーンの補外手法について、従来の日本円スワップ・レートのイールド・カーブを勘案した方法から終局金利を用いた方法に変更した影響であります。併せて、終局金利の実現に関する不確実性を反映しております。なお、プロテクティブ社及びTALのEEVには影響しません。
② 2015年3月末EEVの調整
当社は2016年3月期において335億円の株主配当金を支払っており、修正純資産がその分減少しております。また、当社は2016年3月期において149億円の自己株式を取得(単元未満株式の買取りによる株式数を含みません。)しており、修正純資産がその分減少しております。さらに、プロテクティブ社及びTALのEEVを円換算していることから、為替変動による調整を本項目に含めております。
③ 2016年3月期新契約価値
新契約価値は、2016年3月期に新契約を獲得したことによる契約獲得時点における価値を表したものであり、契約獲得に係る費用を控除した後の金額を反映しております。
④ 期待収益(市場整合的手法)
当社、第一フロンティア生命、TAL及びプロテクティブ社の変額年金事業(変額年金事業の必要資本を含みます。)の期待収益はこの項目に含まれます。期待収益(市場整合的手法)は、以下の2項目の合計であります。
a リスク・フリー・レート分
保有契約価値の計算にあたっては、将来の期待収益をリスク・フリー・レートで割り引いておりますので、時間の経過とともに割引の影響が解放されます。なおこれには、オプションと保証の時間価値、必要資本維持のための費用及びヘッジ不能リスクに係る費用のうち2016年3月期分の解放を含みます。修正純資産からは、対応する資産からリスク・フリー・レート分に相当する収益が発生します。
また、第一フロンティア生命では、変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的として、デリバティブ取引を利用しておりますが、本項目は、時間の経過により当該取引から期待される損益を含みます。
b 超過収益分
EEVの計算にあたっては、将来の期待収益としてリスク・フリー・レートを用いますが、実際の会社はリスク・フリー・レートを超過する利回りを期待します。
なお本項目は、第一フロンティア生命の変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的とするデリバティブ取引につき、リスク・フリー・レートを超過する利回りにより当該取引から期待される損益を含みます。また、プロテクティブ社の変額年金事業に係るヘッジを目的とするデリバティブ取引から期待される損益を含みます。
⑤ 期待収益(トップダウン手法)
プロテクティブ社の変額年金事業以外(フリー・サープラス及び変額年金事業以外の必要資本を含みます。)の期待収益はこの項目に含まれます。
保有契約価値の計算にあたっては、将来の期待収益をリスク割引率で割り引いておりますので、時間の経過とともに割引の影響が解放されます。なおこれには、資本コストのうち、2016年3月期分の解放を含みます。修正純資産からは、対応する資産から期待される運用利回りに基づく収益が発生します。
⑥ 保有契約価値からの移管
2016年3月期に実現が期待されていた利益(法定会計上の予定利益)が、保有契約価値から修正純資産に移管されます。これには、2015年3月末の保有契約から期待される2016年3月期の利益と、2016年3月期に獲得した新契約からの、契約獲得に係る費用を含めた2016年3月期の損益が含まれます。これらは保有契約価値から修正純資産への振替えであり、EEVの金額には影響しません。
⑦ 前提条件(非経済前提)と実績の差異
2015年3月末の保有契約価値の計算に用いた前提条件(非経済前提)と、2016年3月期の実績との差額であります。
⑧ 前提条件(非経済前提)の変更
前提条件(非経済前提)を更新したことにより、2017年3月期以降の収支が変化することによる影響であります。
⑨ 前提条件(経済前提)と実績の差異
市場金利やインプライド・ボラティリティ等の経済前提が、2015年3月末EEVの計算に用いたものと異なることによる影響であります。当該影響は、2016年3月期の実績及び2017年3月期以降の見積りの変更を含みます。
なお本項目には、プロテクティブ社の割引率を変更した影響が含まれます。
⑩ その他の要因に基づく差異
上記の項目及び⑪以外にEEVを変動させた要因による影響であります。なお、この項目にはモデルの変更も含みます。
また、2016年3月期においては日本の税制が改正されたことに伴う影響でEEVが243億円増加しております。ただし、新契約価値に反映された税制改正の影響は本項目には含まれません。
⑪ 2016年3月末EEVの調整
2016年3月末よりネオファースト生命のEEVの計算を開始いたしました。これに伴う影響額(ネオファースト生命のEEVと従来手法によるネオファースト生命の評価額との差額)を計上しております。
(2) 当社のEEVの変動要因
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| (単位:億円) |
| 修正純資産 | 保有契約 | EEV |
2015年3月末EEV | 57,918 | △ 910 | 57,008 |
金利の補外手法の変更 | 0 | 2,080 | 2,080 |
2015年3月末EEV(再評価後) | 57,918 | 1,169 | 59,088 |
2015年3月末EEVの調整 | △ 485 | 0 | △ 485 |
うち株主配当支払(注)1 | △ 335 | 0 | △ 335 |
うち自己株式取得(注)2 | △ 149 | 0 | △ 149 |
2015年3月末EEV(調整後) | 57,433 | 1,169 | 58,603 |
当期新契約価値 | 0 | 1,346 | 1,346 |
期待収益(市場整合的手法) | 736 | 3,565 | 4,301 |
うちリスク・フリー・レート分 | 12 | 101 | 113 |
うち超過収益分 | 724 | 3,463 | 4,187 |
期待収益(トップダウン手法) | 0 | 0 | 0 |
保有契約価値からの移管 | △ 145 | 145 | 0 |
うち2015年3月末保有契約 | 1,433 | △ 1,433 | 0 |
うち当期新契約 | △ 1,579 | 1,579 | 0 |
前提条件(非経済前提)と実績の差異 | 4 | 136 | 140 |
前提条件(非経済前提)の変更 | 0 | 573 | 573 |
前提条件(経済前提)と実績の差異 | 6,280 | △ 27,152 | △ 20,872 |
その他の要因に基づく差異(注)3 | 437 | △ 203 | 233 |
2016年3月末EEVの調整(注)4 | 87 | 0 | 87 |
2016年3月末EEV | 64,833 | △ 20,419 | 44,414 |
(注) 1 2016年3月期において335億円の株主配当金を支払っており、修正純資産がその分減少しております。
2 2016年3月期において149億円の自己株式を取得(単元未満株式の買取りによる株式数を含みません。)しており、修正純資産がその分減少しております。
3 2016年3月期における税制改正の影響額を計上しております。
4 2016年3月末よりネオファースト生命のEEVの計算を開始いたしました。これに伴う影響額(当社が保有するネオファースト生命の株式の簿価と従来手法によるネオファースト生命の評価額との差額)を計上しております。
4 感応度(センシティビティ)
(1) 当社グループのEEVの感応度
前提条件を変更した場合のEEVの感応度は以下のとおりであります。感応度は、一度に1つの前提のみを変化させることとしており、同時に2つの前提を変化させた場合の感応度は、それぞれの感応度の合計とはならないことにご注意ください。
なお、いずれの感応度においても、保険会社の経営行動の前提は基本シナリオと同様としています。
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| (単位:億円) |
前提条件 | EEV | 増減額 |
2016年3月末EEV | 46,461 | - |
感応度1: リスク・フリー・レート50bp上昇 | 51,384 | 4,923 |
感応度2: リスク・フリー・レート50bp低下 | 42,976 | △ 3,485 |
感応度3: 株式・不動産価値10%下落 | 42,391 | △ 4,069 |
感応度4: 事業費率(維持費)10%減少 | 48,875 | 2,414 |
感応度5: 解約失効率10%減少 | 48,275 | 1,814 |
感応度6: 保険事故発生率(死亡保険)5%低下 | 48,488 | 2,026 |
感応度7: 保険事故発生率(年金保険)5%低下 | 46,191 | △ 269 |
感応度8: 必要資本を法定最低水準に変更 | 47,266 | 805 |
感応度9: 株式・不動産のインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 46,108 | △ 352 |
感応度10: 金利スワップションのインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 46,250 | △ 210 |
EEVの修正純資産の変動額は以下のとおりであります。
| (単位:億円) |
| 増減額 |
感応度1: リスク・フリー・レート50bp上昇 | △ 13,847 |
感応度2: リスク・フリー・レート50bp低下 | 8,178 |
感応度3: 株式・不動産価値10%下落 | △ 4,009 |
感応度4: 事業費率(維持費)10%減少 | 0 |
感応度5: 解約失効率10%減少 | 2 |
感応度6: 保険事故発生率(死亡保険)5%低下 | 21 |
感応度7: 保険事故発生率(年金保険)5%低下 | △ 2 |
感応度8: 必要資本を法定最低水準に変更 | 34 |
感応度9: 株式・不動産のインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 21 |
感応度10: 金利スワップションのインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 1 |
(2) 当社のEEVの感応度
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| (単位:億円) |
前提条件 | EEV | 増減額 |
2016年3月末EEV | 44,414 | - |
感応度1: リスク・フリー・レート50bp上昇 | 49,515 | 5,100 |
感応度2: リスク・フリー・レート50bp低下 | 40,807 | △ 3,607 |
感応度3: 株式・不動産価値10%下落 | 40,434 | △ 3,980 |
感応度4: 事業費率(維持費)10%減少 | 46,576 | 2,161 |
感応度5: 解約失効率10%減少 | 45,980 | 1,565 |
感応度6: 保険事故発生率(死亡保険)5%低下 | 45,993 | 1,579 |
感応度7: 保険事故発生率(年金保険)5%低下 | 44,182 | △ 231 |
感応度8: 必要資本を法定最低水準に変更 | 44,539 | 124 |
感応度9: 株式・不動産のインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 44,270 | △ 144 |
感応度10: 金利スワップションのインプライド・ボラティリティ25%上昇 | 44,207 | △ 206 |
感応度1~3について、EEVの修正純資産の変動額は以下のとおりであります。なお、感応度4~10は保有契約価値のみ変動いたします。
| (単位:億円) |
| 増減額 |
感応度1: リスク・フリー・レート50bp上昇 | △ 12,461 |
感応度2: リスク・フリー・レート50bp低下 | 7,128 |
感応度3: 株式・不動産価値10%下落 | △ 4,009 |
5 注意事項
当社グループのEEV計算においては、当社グループの事業に関し、業界の実績、経営・経済環境あるいはその他の要素に関する多くの前提条件が求められ、それらの多くは個別会社の管理能力を超えた領域に属しております。
使用される前提条件は、EEV報告の目的に照らし適切であると当社グループが考えるものでありますが、将来の経営環境は、EEV計算に用いられた前提条件と大きく異なることもあり得ます。そのため、本EEV開示は、EEV計算に用いられた将来の税引後利益が達成されることを表明するものではありません。
6 その他の特記事項
当社では、保険数理に関する専門知識を有する第三者機関(アクチュアリー・ファーム)に、当社グループのEEVについて検証を依頼し、意見書を受領しております。
(参考3)当社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報
参考として、当社の単体情報のうち、一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報を以下のとおり記載しております。
1. 主要業績
(1) 保有契約高及び新契約高
① 保有契約高
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| (単位:千件、億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||||||
件数 | 前年度末比 | 金額 | 前年度末比 | 件数 | 前年度末比 | 金額 | 前年度末比 | |
個人保険 | 11,593 | 101.1 | 1,216,557 | 95.0 | 11,680 | 100.7 | 1,148,160 | 94.4 |
個人年金保険 | 1,544 | 104.5 | 92,915 | 105.6 | 1,650 | 106.9 | 99,056 | 106.6 |
個人保険+個人年金 | 13,138 | 101.5 | 1,309,472 | 95.7 | 13,331 | 101.5 | 1,247,216 | 95.2 |
団体保険 | - | - | 480,922 | 99.5 | - | - | 480,202 | 99.9 |
団体年金保険 | - | - | 63,974 | 100.7 | - | - | 60,642 | 94.8 |
(注) 1 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
2 団体年金保険については、責任準備金の金額であります。
② 新契約高
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| (単位:千件、億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | ||||||||
件数 | 金額 | 新契約 | 転換による | 前年度比 | 件数 | 金額 | 新契約 | 転換による | 前年度比 | |
個人保険 | 1,053 | 37,531 | 47,146 | △ 9,615 | 64.3 | 1,004 | 22,543 | 41,526 | △ 18,982 | 60.1 |
個人年金保険 | 117 | 8,899 | 9,004 | △ 105 | 140.9 | 157 | 10,430 | 10,563 | △ 132 | 117.2 |
個人保険+個人年金 | 1,170 | 46,430 | 56,151 | △ 9,720 | 71.8 | 1,161 | 32,974 | 52,089 | △ 19,115 | 71.0 |
団体保険 | - | 4,147 | 4,147 | - | 120.3 | - | 1,624 | 1,624 | - | 39.2 |
団体年金保険 | - | 1 | 1 | - | 41.0 | - | 2 | 2 | - | 240.8 |
(注) 1 件数は、新契約に転換後契約を加えた数値であります。
2 新契約・転換による純増加の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。
3 新契約の団体年金保険の金額は第1回収入保険料であります。
(参考) 個人保険・個人年金保険の解約・失効高、解約・失効率
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
解約・失効高 | 56,448 | 50,657 |
解約・失効率 | 4.12 | 3.87 |
(注) 1 失効後復活契約を失効と相殺せずに算出しております。
2 主契約が継続している「減額」・「特約解約」を除いております。
(2) 年換算保険料
① 保有契約
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 前年度末比 | 当事業年度末 | 前年度末比 |
個人保険 | 16,383 | 99.9 | 16,299 | 99.5 |
個人年金保険 | 3,993 | 106.2 | 4,350 | 108.9 |
合計 | 20,377 | 101.1 | 20,650 | 101.3 |
うち医療保障・ | 5,561 | 103.0 | 5,765 | 103.7 |
② 新契約
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|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 前年度比 | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | 前年度比 |
個人保険 | 1,153 | 117.6 | 990 | 85.9 |
個人年金保険 | 302 | 143.0 | 416 | 137.6 |
合計 | 1,455 | 122.1 | 1,406 | 96.6 |
うち医療保障・ | 475 | 97.3 | 512 | 107.7 |
(注) 1 「年換算保険料」とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額であります(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。
2 「医療保障・生前給付保障等」には、医療保障給付(入院給付、手術給付等)、生前給付保障給付(特定疾病給付、介護給付等)、保険料払込免除給付(障害を事由とするものは除く。特定疾病罹患、介護等を事由とするものを含む。)等に該当する部分の年換算保険料を計上しております。
3 「新契約」には転換純増分も含んでおります。
2. 一般勘定資産の運用状況
(1) 資産の構成(一般勘定)
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
現預金・コールローン | 9,018 | 2.5 | 6,074 | 1.7 |
買現先勘定 | - | - | - | - |
債券貸借取引支払保証金 | - | - | - | - |
買入金銭債権 | 2,597 | 0.7 | 2,332 | 0.7 |
商品有価証券 | - | - | - | - |
金銭の信託 | 361 | 0.1 | 528 | 0.2 |
有価証券 | 296,702 | 83.2 | 294,074 | 84.1 |
公社債 | 160,889 | 45.1 | 163,728 | 46.8 |
株式 | 37,547 | 10.5 | 33,535 | 9.6 |
外国証券 | 93,925 | 26.3 | 90,916 | 26.0 |
公社債 | 69,594 | 19.5 | 69,079 | 19.8 |
株式等 | 24,331 | 6.8 | 21,836 | 6.2 |
その他の証券 | 4,339 | 1.2 | 5,894 | 1.7 |
貸付金 | 30,292 | 8.5 | 28,260 | 8.1 |
保険約款貸付 | 4,285 | 1.2 | 4,050 | 1.2 |
一般貸付 | 26,007 | 7.3 | 24,209 | 6.9 |
不動産 | 11,960 | 3.4 | 11,575 | 3.3 |
うち投資用不動産 | 7,832 | 2.2 | 7,847 | 2.2 |
繰延税金資産 | - | - | - | - |
その他 | 5,645 | 1.6 | 6,882 | 2.0 |
貸倒引当金 | △ 21 | △ 0.0 | △ 12 | △ 0.0 |
合計 | 356,557 | 100.0 | 349,715 | 100.0 |
うち外貨建資産 | 77,808 | 21.8 | 76,617 | 21.9 |
(注) 「不動産」については土地・建物・建設仮勘定を合計した金額を計上しております。
(2) 資産運用収益(一般勘定)
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
利息及び配当金等収入 | 8,023 | 80.9 | 8,022 | 75.7 |
預貯金利息 | 119 | 1.2 | 112 | 1.1 |
有価証券利息・配当金 | 6,454 | 65.1 | 6,473 | 61.1 |
貸付金利息 | 668 | 6.7 | 623 | 5.9 |
不動産賃貸料 | 680 | 6.9 | 695 | 6.6 |
その他利息配当金 | 99 | 1.0 | 117 | 1.1 |
商品有価証券運用益 | - | - | - | - |
金銭の信託運用益 | 76 | 0.8 | - | - |
売買目的有価証券運用益 | - | - | - | - |
有価証券売却益 | 1,465 | 14.8 | 2,119 | 20.0 |
国債等債券売却益 | 171 | 1.7 | 65 | 0.6 |
株式等売却益 | 434 | 4.4 | 380 | 3.6 |
外国証券売却益 | 842 | 8.5 | 1,666 | 15.7 |
その他 | 16 | 0.2 | 6 | 0.1 |
有価証券償還益 | 239 | 2.4 | 446 | 4.2 |
金融派生商品収益 | 94 | 0.9 | - | - |
為替差益 | - | - | - | - |
貸倒引当金戻入額 | 4 | 0.0 | 8 | 0.1 |
投資損失引当金戻入額 | 2 | 0.0 | - | - |
その他運用収益 | 6 | 0.1 | 4 | 0.0 |
合計 | 9,911 | 100.0 | 10,600 | 100.0 |
(3) 資産運用費用(一般勘定)
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
支払利息 | 160 | 12.2 | 152 | 6.3 |
商品有価証券運用損 | - | - | - | - |
金銭の信託運用損 | - | - | 7 | 0.3 |
売買目的有価証券運用損 | - | - | - | - |
有価証券売却損 | 244 | 18.6 | 624 | 25.8 |
国債等債券売却損 | 22 | 1.7 | 4 | 0.2 |
株式等売却損 | 47 | 3.6 | 50 | 2.1 |
外国証券売却損 | 169 | 12.9 | 549 | 22.7 |
その他 | 3 | 0.3 | 19 | 0.8 |
有価証券評価損 | 4 | 0.4 | 8 | 0.4 |
国債等債券評価損 | - | - | - | - |
株式等評価損 | 1 | 0.1 | 1 | 0.1 |
外国証券評価損 | 3 | 0.2 | 6 | 0.3 |
その他 | - | - | - | - |
有価証券償還損 | 3 | 0.2 | 12 | 0.5 |
金融派生商品費用 | - | - | 541 | 22.3 |
為替差損 | 380 | 29.0 | 538 | 22.2 |
貸倒引当金繰入額 | - | - | - | - |
投資損失引当金繰入額 | - | - | 4 | 0.2 |
貸付金償却 | 0 | 0.0 | 0 | 0.0 |
賃貸用不動産等減価償却費 | 146 | 11.1 | 141 | 5.8 |
その他運用費用 | 373 | 28.4 | 392 | 16.2 |
合計 | 1,312 | 100.0 | 2,424 | 100.0 |
(4) 資産運用に係わる諸効率(一般勘定)
① 資産別運用利回り(一般勘定) |
| ② 日々平均残高(一般勘定) |
|
| (単位:%) |
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
| 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
現預金・コールローン | 0.34 | △ 0.22 |
| 9,094 | 7,408 |
買現先勘定 | - | - |
| - | - |
債券貸借取引支払保証金 | - | - |
| - | - |
買入金銭債権 | 2.21 | 2.16 |
| 2,560 | 2,344 |
商品有価証券 | - | - |
| - | - |
金銭の信託 | 26.81 | △ 1.70 |
| 286 | 466 |
有価証券 | 3.02 | 2.79 |
| 253,013 | 264,948 |
うち公社債 | 1.69 | 1.68 |
| 155,860 | 157,940 |
うち株式 | 4.42 | 4.85 |
| 19,135 | 20,188 |
うち外国証券 | 5.06 | 4.24 |
| 74,436 | 82,333 |
公社債 | 5.27 | 4.06 |
| 57,430 | 61,139 |
株式等 | 4.36 | 4.74 |
| 17,006 | 21,194 |
貸付金 | 2.22 | 2.17 |
| 30,288 | 29,100 |
うち一般貸付 | 1.81 | 1.76 |
| 25,883 | 24,928 |
不動産 | 3.49 | 3.73 |
| 7,839 | 7,927 |
一般勘定計 | 2.71 | 2.50 |
| 317,683 | 326,470 |
うち海外投融資 | 4.64 | 3.87 |
| 82,188 | 89,975 |
(注) 1 「運用利回り」は、分母を帳簿価額ベースの「日々平均残高」、分子を「経常損益中の資産運用収益 - 資産運用費用」として算出しております。
2 「海外投融資」には、円貨建資産を含んでおります。
③ 売買目的有価証券の評価損益(一般勘定)
|
|
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
貸借対照表計上額 | 当期の損益に | 貸借対照表計上額 | 当期の損益に | |
売買目的有価証券 | 332 | 39 | 501 | △ 44 |
商品有価証券 | - | - | - | - |
金銭の信託 | 332 | 39 | 501 | △ 44 |
④ 有価証券の時価情報(一般勘定)(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
|
|
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| (単位:億円) | |
区分 | 帳簿価額 | 時価 | 差損益 | うち差益 | うち差損 |
前事業年度末(2015年3月31日) |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 | 454 | 499 | 45 | 45 | - |
公社債 | 454 | 499 | 45 | 45 | - |
外国公社債 | - | - | - | - | - |
責任準備金対応債券 | 119,963 | 138,350 | 18,387 | 18,394 | 6 |
公社債 | 119,655 | 138,038 | 18,383 | 18,389 | 6 |
外国公社債 | 308 | 312 | 3 | 4 | 0 |
子会社・関連会社株式 | 266 | 769 | 503 | 503 | - |
その他有価証券 | 124,138 | 159,071 | 34,933 | 35,249 | 316 |
公社債 | 36,832 | 40,771 | 3,939 | 3,943 | 4 |
株式 | 16,436 | 34,293 | 17,856 | 18,073 | 217 |
外国証券 | 65,317 | 77,771 | 12,454 | 12,546 | 92 |
公社債 | 59,173 | 69,286 | 10,112 | 10,153 | 41 |
株式等 | 6,144 | 8,485 | 2,341 | 2,392 | 51 |
その他の証券 | 2,663 | 3,208 | 544 | 546 | 1 |
買入金銭債権 | 2,462 | 2,597 | 135 | 135 | 0 |
譲渡性預金 | 400 | 400 | 0 | 0 | - |
金銭の信託 | 25 | 28 | 2 | 2 | - |
合計 | 244,821 | 298,691 | 53,869 | 54,191 | 322 |
公社債 | 156,941 | 179,309 | 22,368 | 22,379 | 10 |
株式 | 16,436 | 34,293 | 17,856 | 18,073 | 217 |
外国証券 | 65,884 | 78,845 | 12,960 | 13,053 | 92 |
公社債 | 59,481 | 69,598 | 10,116 | 10,157 | 41 |
株式等 | 6,402 | 9,246 | 2,844 | 2,895 | 51 |
その他の証券 | 2,671 | 3,216 | 544 | 546 | 1 |
買入金銭債権 | 2,462 | 2,597 | 135 | 135 | 0 |
譲渡性預金 | 400 | 400 | 0 | 0 | - |
金銭の信託 | 25 | 28 | 2 | 2 | - |
当事業年度末(2016年3月31日) |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 | 457 | 512 | 55 | 55 | - |
公社債 | 457 | 512 | 55 | 55 | - |
外国公社債 | - | - | - | - | - |
責任準備金対応債券 | 120,276 | 154,499 | 34,222 | 34,225 | 3 |
公社債 | 119,482 | 153,694 | 34,211 | 34,211 | - |
外国公社債 | 794 | 805 | 10 | 14 | 3 |
子会社・関連会社株式 | 265 | 616 | 350 | 351 | 0 |
その他有価証券 | 129,276 | 156,285 | 27,009 | 28,746 | 1,737 |
公社債 | 37,825 | 43,788 | 5,962 | 5,968 | 6 |
株式 | 16,776 | 29,904 | 13,128 | 14,092 | 964 |
外国証券 | 67,596 | 75,263 | 7,666 | 8,302 | 636 |
公社債 | 61,508 | 68,284 | 6,776 | 7,142 | 365 |
株式等 | 6,088 | 6,978 | 889 | 1,159 | 270 |
その他の証券 | 4,846 | 4,970 | 124 | 254 | 130 |
買入金銭債権 | 2,204 | 2,332 | 127 | 127 | 0 |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - |
金銭の信託 | 25 | 26 | 0 | 0 | - |
合計 | 250,276 | 311,914 | 61,638 | 63,379 | 1,740 |
公社債 | 157,765 | 197,995 | 40,229 | 40,235 | 6 |
株式 | 16,776 | 29,904 | 13,128 | 14,092 | 964 |
外国証券 | 68,649 | 76,676 | 8,026 | 8,666 | 639 |
公社債 | 62,302 | 69,090 | 6,787 | 7,156 | 369 |
株式等 | 6,346 | 7,585 | 1,238 | 1,509 | 270 |
その他の証券 | 4,853 | 4,979 | 125 | 255 | 130 |
買入金銭債権 | 2,204 | 2,332 | 127 | 127 | 0 |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - |
金銭の信託 | 25 | 26 | 0 | 0 | - |
(注) 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでおります。
・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額は以下のとおりであります。
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
満期保有目的の債券 | - | - |
非上場外国公社債 | - | - |
その他 | - | - |
責任準備金対応債券 | - | - |
子会社・関連会社株式 | 10,416 | 11,006 |
非上場国内株式 | 2,069 | 2,369 |
非上場外国株式 | 7,772 | 7,839 |
その他 | 574 | 797 |
その他有価証券 | 9,556 | 8,138 |
非上場国内株式 | 1,184 | 1,261 |
非上場外国株式 | 7,650 | 6,650 |
非上場外国公社債 | - | - |
その他 | 722 | 227 |
合計 | 19,973 | 19,145 |
(注) 1 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでおります。
2 時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券のうち、外国証券の為替を評価した差損益は以下のとおりであります。
(前事業年度末:1,047億円、当事業年度末:481億円)
<参考> 前表の時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券のうち、外国証券の為替を評価し、それ以外の時価を帳簿価額として、時価のある有価証券と合算した場合の時価情報は以下のとおりであります。
|
|
|
| (単位:億円) | |
区分 | 帳簿価額 | 時価 | 差損益 | うち差益 | うち差損 |
前事業年度末(2015年3月31日) |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 | 454 | 499 | 45 | 45 | - |
公社債 | 454 | 499 | 45 | 45 | - |
外国公社債 | - | - | - | - | - |
責任準備金対応債券 | 119,963 | 138,350 | 18,387 | 18,394 | 6 |
公社債 | 119,655 | 138,038 | 18,383 | 18,389 | 6 |
外国公社債 | 308 | 312 | 3 | 4 | 0 |
子会社・関連会社株式 | 10,682 | 12,233 | 1,551 | 1,580 | 29 |
株式 | 2,069 | 2,069 | - | - | - |
外国株式 | 8,096 | 9,648 | 1,551 | 1,580 | 29 |
その他の証券 | 515 | 515 | 0 | 0 | - |
その他有価証券 | 133,695 | 168,628 | 34,933 | 35,249 | 316 |
公社債 | 36,840 | 40,780 | 3,939 | 3,943 | 4 |
株式 | 17,621 | 35,478 | 17,856 | 18,073 | 217 |
外国証券 | 73,066 | 85,520 | 12,454 | 12,546 | 92 |
公社債 | 59,173 | 69,286 | 10,112 | 10,153 | 41 |
株式等 | 13,892 | 16,234 | 2,341 | 2,392 | 51 |
その他の証券 | 3,278 | 3,823 | 544 | 546 | 1 |
買入金銭債権 | 2,462 | 2,597 | 135 | 135 | 0 |
譲渡性預金 | 400 | 400 | 0 | 0 | - |
金銭の信託 | 25 | 28 | 2 | 2 | - |
合計 | 264,795 | 319,712 | 54,917 | 55,269 | 352 |
公社債 | 156,949 | 179,318 | 22,368 | 22,379 | 10 |
株式 | 19,691 | 37,547 | 17,856 | 18,073 | 217 |
外国証券 | 81,471 | 95,480 | 14,008 | 14,131 | 122 |
公社債 | 59,481 | 69,598 | 10,116 | 10,157 | 41 |
株式等 | 21,989 | 25,882 | 3,892 | 3,973 | 80 |
その他の証券 | 3,794 | 4,339 | 544 | 546 | 1 |
買入金銭債権 | 2,462 | 2,597 | 135 | 135 | 0 |
譲渡性預金 | 400 | 400 | 0 | 0 | - |
金銭の信託 | 25 | 28 | 2 | 2 | - |
当事業年度末(2016年3月31日) |
|
|
|
|
|
満期保有目的の債券 | 457 | 512 | 55 | 55 | - |
公社債 | 457 | 512 | 55 | 55 | - |
外国公社債 | - | - | - | - | - |
責任準備金対応債券 | 120,276 | 154,499 | 34,222 | 34,225 | 3 |
公社債 | 119,482 | 153,694 | 34,211 | 34,211 | - |
外国公社債 | 794 | 805 | 10 | 14 | 3 |
子会社・関連会社株式 | 11,272 | 12,104 | 832 | 909 | 77 |
株式 | 2,369 | 2,369 | - | - | - |
外国株式 | 8,196 | 9,027 | 830 | 908 | 77 |
その他の証券 | 706 | 707 | 1 | 1 | - |
その他有価証券 | 137,415 | 164,424 | 27,009 | 28,747 | 1,737 |
公社債 | 37,825 | 43,788 | 5,962 | 5,968 | 6 |
株式 | 18,038 | 31,166 | 13,128 | 14,092 | 964 |
外国証券 | 74,258 | 81,925 | 7,666 | 8,303 | 636 |
公社債 | 61,508 | 68,284 | 6,776 | 7,142 | 365 |
株式等 | 12,749 | 13,640 | 890 | 1,160 | 270 |
その他の証券 | 5,062 | 5,186 | 124 | 254 | 130 |
買入金銭債権 | 2,204 | 2,332 | 127 | 127 | 0 |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - |
金銭の信託 | 25 | 26 | 0 | 0 | - |
合計 | 269,421 | 331,541 | 62,120 | 63,938 | 1,818 |
公社債 | 157,765 | 197,995 | 40,229 | 40,235 | 6 |
株式 | 20,407 | 33,535 | 13,128 | 14,092 | 964 |
外国証券 | 83,249 | 91,757 | 8,508 | 9,225 | 717 |
公社債 | 62,302 | 69,090 | 6,787 | 7,156 | 369 |
株式等 | 20,946 | 22,667 | 1,720 | 2,069 | 348 |
その他の証券 | 5,768 | 5,894 | 125 | 255 | 130 |
買入金銭債権 | 2,204 | 2,332 | 127 | 127 | 0 |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - |
金銭の信託 | 25 | 26 | 0 | 0 | - |
(注) 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでおります。
⑤ 金銭の信託の時価情報(一般勘定)
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| (単位:億円) |
区分 | 貸借対照表 | 時価 | 差損益 | うち差益 | うち差損 |
前事業年度末 | 361 | 361 | 42 | 93 | 50 |
当事業年度末 | 528 | 528 | △ 44 | 71 | 115 |
(注) 1 本表記載の時価相当額の算定は、金銭の信託の受託者が合理的に算定した価格によっております。
2 差損益には金銭の信託内で設定しているデリバティブ取引に係る差損益も含んでおります。
3. 経常利益等の明細(基礎利益)
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| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
基礎収益 | 46,344 | 40,711 |
保険料等収入 | 32,663 | 28,666 |
資産運用収益 | 10,103 | 8,479 |
うち利息及び配当金等収入 | 8,023 | 8,022 |
その他経常収益 | 3,576 | 3,566 |
基礎費用 | 41,761 | 36,057 |
保険金等支払金 | 27,181 | 26,813 |
責任準備金等繰入額 | 5,522 | 658 |
資産運用費用 | 682 | 1,013 |
事業費 | 3,985 | 4,041 |
その他経常費用 | 4,388 | 3,529 |
基礎利益 A | 4,582 | 4,654 |
キャピタル収益 | 1,636 | 2,119 |
金銭の信託運用益 | 76 | - |
売買目的有価証券運用益 | - | - |
有価証券売却益 | 1,465 | 2,119 |
金融派生商品収益 | 94 | - |
為替差益 | - | - |
その他キャピタル収益 | - | - |
キャピタル費用 | 629 | 1,721 |
金銭の信託運用損 | - | 7 |
売買目的有価証券運用損 | - | - |
有価証券売却損 | 244 | 624 |
有価証券評価損 | 4 | 8 |
金融派生商品費用 | - | 541 |
為替差損 | 380 | 538 |
その他キャピタル費用 | - | - |
キャピタル損益 B | 1,006 | 398 |
キャピタル損益含み基礎利益 A+B | 5,589 | 5,052 |
臨時収益 | 4 | 1 |
再保険収入 | - | - |
危険準備金戻入額 | - | - |
個別貸倒引当金戻入額 | 2 | 1 |
その他臨時収益 (注1) | 2 | - |
臨時費用 | 1,506 | 1,612 |
再保険料 | - | - |
危険準備金繰入額 | 270 | 180 |
個別貸倒引当金繰入額 | - | - |
特定海外債権引当勘定繰入額 | - | - |
貸付金償却 | 0 | 0 |
その他臨時費用 (注2) | 1,235 | 1,431 |
臨時損益 C | △ 1,501 | △ 1,610 |
経常利益 A+B+C | 4,087 | 3,442 |
(注) 1 その他臨時収益には、投資損失引当金戻入額(前事業年度:2億円)を記載しております。
2 その他臨時費用には、投資損失引当金繰入額(当事業年度:4億円)及び保険業法施行規則第69条第5項の規定により責任準備金を追加して積み立てた金額(前事業年度:1,235億円、当事業年度:1,427億円)の合計額を記載しております。
4. 債務者区分による債権の状況
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | 1 | 1 |
危険債権 | 34 | 29 |
要管理債権 | 4 | 4 |
小計 ① | 40 | 35 |
(対合計比)①/② | (0.08) | (0.07) |
正常債権 | 50,245 | 51,696 |
合計 ② | 50,286 | 51,732 |
(注) 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。
2 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権であります。
3 要管理債権とは、3ヶ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金であります。なお、3ヶ月以上延滞貸付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸付金(注1及び2に掲げる債権を除く。)、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3ヶ月以上延滞貸付金を除く。)であります。
4 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。
5. リスク管理債権の状況
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
破綻先債権額 ① | 1 | 0 |
延滞債権額 ② | 35 | 30 |
3ヶ月以上延滞債権額 ③ | - | - |
貸付条件緩和債権額 ④ | 4 | 4 |
合計 ①+②+③+④ | 40 | 35 |
(貸付残高に対する比率) | (0.13) | (0.12) |
(注) 1 破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等について、債権額から担保の評価額及び保証等による回収が可能と認められる金額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しております。その金額は、前事業年度末が破綻先債権額0億円、延滞債権額0億円、当事業年度末が破綻先債権額0億円、延滞債権額0億円であります。
2 破綻先債権とは、元本又は利息の支払いの遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸付金(未収利息不計上貸付金)のうち、会社更生法、民事再生法、破産法、会社法等による手続き申立てにより法的倒産となった債務者、又は手形交換所の取引停止処分を受けた債務者、あるいは、海外の法律により上記に準ずる法律上の手続き申立てがあった債務者に対する貸付金であります。
3 延滞債権とは、未収利息不計上貸付金であって、上記破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸付金であります。
4 3ヶ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延しているもので、破綻先債権、延滞債権に該当しない貸付金であります。
5 貸付条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行ったもので、破綻先債権、延滞債権及び3ヶ月以上延滞債権に該当しない貸付金であります。
6. ソルベンシー・マージン比率
|
| (単位:億円) |
項目 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | |||
ソルベンシー・マージン総額(A) | 72,610 | 67,417 | |||
資本金等*1 | 10,721 | 11,329 | |||
価格変動準備金 | 1,324 | 1,484 | |||
危険準備金 | 5,580 | 5,760 | |||
一般貸倒引当金 | 11 | 4 | |||
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) | 31,439 | 24,260 | |||
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) | 407 | 821 | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 | 18,467 | 19,329 | |||
負債性資本調達手段等 | 5,357 | 4,987 | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 | △ 713 | △ 560 | |||
控除項目 | △ 1,695 | △ 1,995 | |||
その他 | 1,708 | 1,993 | |||
| 15,902 | 14,967 | |||
保険リスク相当額 R1 | 786 | 744 | |||
第三分野保険の保険リスク相当額 R8 | 1,688 | 1,725 | |||
予定利率リスク相当額 R2 | 2,448 | 2,330 | |||
| 34 | 33 | |||
資産運用リスク相当額 R3 | 12,865 | 12,055 | |||
経営管理リスク相当額 R4 | 356 | 337 | |||
ソルベンシー・マージン比率
| 913.2% | 900.8% |
*1 社外流出予定額及び評価・換算差額等を除いております。
*2 標準的方式を用いて算出しております。
(注) 上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。
連結ソルベンシー・マージン比率
|
| (単位:億円) |
項目 | 前連結会計年度末 | 当連結会計年度末 | |||
ソルベンシー・マージン総額(A) | 67,878 | 60,370 | |||
資本金等*1 | 6,396 | 7,630 | |||
価格変動準備金 | 1,362 | 1,552 | |||
危険準備金 | 6,788 | 6,911 | |||
異常危険準備金 | - | - | |||
一般貸倒引当金 | 11 | 4 | |||
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) | 31,934 | 22,708 | |||
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) | 407 | 821 | |||
未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の合計額 | 758 | △ 465 | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 | 19,707 | 21,218 | |||
負債性資本調達手段等 | 5,357 | 4,987 | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 | △ 5,032 | △ 5,213 | |||
控除項目 | △ 1,523 | △ 1,779 | |||
その他 | 1,708 | 1,993 | |||
| 16,591 | 15,805 | |||
保険リスク相当額 R1 | 1,256 | 1,224 | |||
一般保険リスク相当額 R5 | 45 | 50 | |||
巨大災害リスク相当額 R6 | 17 | 18 | |||
第三分野保険の保険リスク相当額 R8 | 1,812 | 1,862 | |||
少額短期保険業者の保険リスク相当額 R9 | - | - | |||
予定利率リスク相当額 R2 | 2,704 | 2,625 | |||
| 877 | 877 | |||
資産運用リスク相当額 R3 | 12,317 | 11,606 | |||
経営管理リスク相当額 R4 | 380 | 365 | |||
ソルベンシー・マージン比率
| 818.2% | 763.8% |
*1 社外流出予定額及びその他の包括利益累計額等を除いております。
*2 標準的方式を用いて算出しております。
(注) 上記は、保険業法施行規則第86条の2、第88条及び平成23年金融庁告示第23号の規定に基づいて算出しております。
7. 特別勘定の状況
(1) 特別勘定資産残高の状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
金額 | 金額 | |
個人変額保険 | 604 | 562 |
個人変額年金保険 | 940 | 602 |
団体年金保険 | 11,048 | 9,262 |
特別勘定計 | 12,594 | 10,428 |
(2) 個人変額保険(特別勘定)の状況
① 保有契約高
|
|
|
| (単位:千件、億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
件数 | 金額 | 件数 | 金額 | |
変額保険(有期型) | 0 | 8 | 0 | 7 |
変額保険(終身型) | 44 | 2,749 | 43 | 2,691 |
合計 | 44 | 2,757 | 43 | 2,698 |
(注) 保有契約高には定期保険特約部分を含んでおります。
② 年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | |
現預金・コールローン | 0 | 0.0 | 0 | 0.0 |
有価証券 | 545 | 90.2 | 522 | 92.9 |
公社債 | 156 | 25.9 | 141 | 25.1 |
株式 | 184 | 30.4 | 168 | 30.0 |
外国証券 | 205 | 33.9 | 212 | 37.8 |
公社債 | 68 | 11.4 | 63 | 11.3 |
株式等 | 136 | 22.5 | 149 | 26.5 |
その他の証券 | - | - | - | - |
貸付金 | - | - | - | - |
その他 | 58 | 9.8 | 40 | 7.1 |
貸倒引当金 | - | - | - | - |
合計 | 604 | 100.0 | 562 | 100.0 |
③ 個人変額保険特別勘定の運用収支状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
金額 | 金額 | |
利息配当金等収入 | 10 | 10 |
有価証券売却益 | 55 | 39 |
有価証券償還益 | - | - |
有価証券評価益 | 113 | 61 |
為替差益 | 1 | 1 |
金融派生商品収益 | 0 | 0 |
その他の収益 | 0 | 0 |
有価証券売却損 | 5 | 14 |
有価証券償還損 | - | - |
有価証券評価損 | 77 | 120 |
為替差損 | 1 | 1 |
金融派生商品費用 | 0 | 0 |
その他の費用 | 0 | 0 |
収支差額 | 96 | △ 24 |
④ 個人変額保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
・売買目的有価証券の評価損益
|
|
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
貸借対照表計上額 | 当期の損益に | 貸借対照表計上額 | 当期の損益に | |
売買目的有価証券 | 545 | 35 | 522 | △ 59 |
・金銭の信託の時価情報
前事業年度末、当事業年度末ともに残高がないため、記載しておりません。
(3) 個人変額年金保険(特別勘定)の状況
① 保有契約高
|
|
|
| (単位:千件、億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
件数 | 金額 | 件数 | 金額 | |
個人変額年金保険 | 21 | 1,076 | 15 | 861 |
(注) 保有契約高には年金支払開始後契約を含んでおります。
② 年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | |
現預金・コールローン | 12 | 1.3 | 8 | 1.4 |
有価証券 | 903 | 96.1 | 575 | 95.5 |
公社債 | 66 | 7.1 | 68 | 11.4 |
株式 | 54 | 5.8 | 52 | 8.7 |
外国証券 | 56 | 6.0 | 44 | 7.3 |
公社債 | 18 | 2.0 | 14 | 2.4 |
株式等 | 37 | 4.0 | 29 | 4.9 |
その他の証券 | 725 | 77.1 | 410 | 68.0 |
貸付金 | - | - | - | - |
その他 | 24 | 2.6 | 18 | 3.1 |
貸倒引当金 | - | - | - | - |
合計 | 940 | 100.0 | 602 | 100.0 |
③ 個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
金額 | 金額 | |
利息配当金等収入 | 124 | 112 |
有価証券売却益 | 11 | 9 |
有価証券償還益 | - | - |
有価証券評価益 | 296 | 143 |
為替差益 | 0 | 0 |
金融派生商品収益 | - | - |
その他の収益 | 0 | 0 |
有価証券売却損 | 1 | 2 |
有価証券償還損 | - | - |
有価証券評価損 | 241 | 291 |
為替差損 | 0 | 0 |
金融派生商品費用 | - | - |
その他の費用 | 0 | 0 |
収支差額 | 188 | △ 28 |
④ 個人変額年金保険特別勘定に関する有価証券等の時価情報
・売買目的有価証券の評価損益
|
|
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
貸借対照表計上額 | 当期の損益に | 貸借対照表計上額 | 当期の損益に | |
売買目的有価証券 | 903 | 54 | 575 | △ 148 |
・金銭の信託の時価情報
前事業年度末、当事業年度末ともに残高がないため、記載しておりません。
8. 有価証券明細表(一般勘定)
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
国債 | 143,580 | 48.4 | 143,945 | 48.9 |
地方債 | 1,355 | 0.5 | 1,250 | 0.4 |
社債 | 15,953 | 5.4 | 18,531 | 6.3 |
うち公社・公団債 | 5,254 | 1.8 | 5,279 | 1.8 |
株式 | 37,547 | 12.7 | 33,535 | 11.4 |
外国証券 | 93,925 | 31.7 | 90,916 | 30.9 |
公社債 | 69,594 | 23.5 | 69,079 | 23.5 |
株式等 | 24,331 | 8.2 | 21,836 | 7.4 |
その他の証券 | 4,339 | 1.5 | 5,894 | 2.0 |
合計 | 296,702 | 100.0 | 294,074 | 100.0 |
9. 貸付金明細表(一般勘定)
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
保険約款貸付 | 4,285 | 4,050 |
保険料振替貸付 | 443 | 400 |
契約者貸付 | 3,842 | 3,649 |
一般貸付 | 26,007 | 24,209 |
(うち非居住者貸付) | (678) | (450) |
企業貸付 | 22,632 | 20,624 |
(うち国内企業向け) | (22,157) | (20,276) |
国・国際機関・政府関係機関貸付 | 181 | 171 |
公共団体・公企業貸付 | 3,180 | 3,404 |
住宅ローン | 12 | 8 |
消費者ローン | 0 | 0 |
その他 | 0 | - |
合計 | 30,292 | 28,260 |
10. 海外投融資明細表(一般勘定)
① 外貨建資産
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
公社債 | 61,327 | 59.6 | 59,718 | 59.6 |
株式 | 14,276 | 13.9 | 13,412 | 13.4 |
現預金・その他 | 2,204 | 2.1 | 3,487 | 3.5 |
小計 | 77,808 | 75.6 | 76,617 | 76.5 |
② 円貨額が確定した外貨建資産
|
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|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
公社債 | - | - | - | - |
現預金・その他 | 6,057 | 5.9 | 5,087 | 5.1 |
小計 | 6,057 | 5.9 | 5,087 | 5.1 |
③ 円貨建資産
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
非居住者貸付 | 612 | 0.6 | 318 | 0.3 |
公社債(円建外債)・その他 | 18,504 | 18.0 | 18,186 | 18.1 |
小計 | 19,117 | 18.6 | 18,505 | 18.5 |
④ 合計
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
海外投融資 | 102,982 | 100.0 | 100,210 | 100.0 |
(注) 「円貨額が確定した外貨建資産」は、為替予約等が付されていることにより決済時の円貨額が確定し、当該円貨額を資産の貸借対照表価額としているものであります。
(参考4)第一フロンティア生命保険株式会社の一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報
参考として、第一フロンティア生命保険株式会社の単体情報のうち、一般社団法人生命保険協会の定める決算発表様式に準ずる情報を以下のとおり記載しております。
1. 主要業績
(1) 保有契約高及び新契約高
① 保有契約高
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| (単位:千件、億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||||||
件数 | 前年度末比 | 金額 | 前年度末比 | 件数 | 前年度末比 | 金額 | 前年度末比 | |
個人保険 | 179 | 182.4 | 13,604 | 177.0 | 288 | 160.7 | 20,891 | 153.6 |
個人年金保険 | 580 | 131.6 | 35,441 | 139.2 | 696 | 120.0 | 40,916 | 115.4 |
団体保険 | - | - | - | - | - | - | - | - |
団体年金保険 | - | - | - | - | - | - | - | - |
(注) 個人年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
② 新契約高
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| (単位:千件、億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | ||||||||
件数 | 金額 | 新契約 | 転換による | 前年度比 | 件数 | 金額 | 新契約 | 転換による | 前年度比 | |
個人保険 | 85 | 6,585 | 6,585 | - | 102.8 | 115 | 8,510 | 8,510 | - | 129.2 |
個人年金保険 | 186 | 12,088 | 12,088 | - | 212.9 | 145 | 9,111 | 9,111 | - | 75.4 |
団体保険 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
団体年金保険 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
(注) 新契約の個人年金保険の金額は年金支払開始時における年金原資であります。
(2) 年換算保険料
① 保有契約
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 前年度末比 | 当事業年度末 | 前年度末比 |
個人保険 | 1,069 | 184.5 | 1,642 | 153.5 |
個人年金保険 | 3,448 | 127.4 | 4,016 | 116.5 |
合計 | 4,517 | 137.5 | 5,658 | 125.2 |
うち医療保障・ | - | - | - | - |
② 新契約
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 前年度比 | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) | 前年度比 |
個人保険 | 541 | 110.0 | 670 | 124.0 |
個人年金保険 | 1,098 | 176.9 | 867 | 78.9 |
合計 | 1,640 | 147.3 | 1,538 | 93.8 |
うち医療保障・ | - | - | - | - |
(注) 「年換算保険料」とは、1回当たりの保険料について保険料の支払方法に応じた係数を乗じ、1年当たりの保険料に換算した金額であります(一時払契約等は、保険料を保険期間で除した金額)。
2. 一般勘定資産の運用状況
(1) 資産の構成(一般勘定)
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| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 占率 | 金額 | 占率 | |
現預金・コールローン | 699 | 2.4 | 1,076 | 2.7 |
買現先勘定 | - | - | - | - |
債券貸借取引支払保証金 | - | - | - | - |
買入金銭債権 | 60 | 0.2 | 60 | 0.2 |
商品有価証券 | - | - | - | - |
金銭の信託 | 291 | 1.0 | 346 | 0.9 |
有価証券 | 26,614 | 92.7 | 37,520 | 93.0 |
公社債 | 8,784 | 30.6 | 11,458 | 28.4 |
株式 | - | - | - | - |
外国証券 | 14,994 | 52.2 | 23,471 | 58.2 |
公社債 | 14,944 | 52.1 | 23,392 | 58.0 |
株式等 | 50 | 0.2 | 79 | 0.2 |
その他の証券 | 2,834 | 9.9 | 2,590 | 6.4 |
貸付金 | - | - | - | - |
不動産 | - | - | - | - |
繰延税金資産 | - | - | - | - |
その他 | 1,032 | 3.6 | 1,352 | 3.4 |
貸倒引当金 | △ 0 | △ 0.0 | △ 0 | △ 0.0 |
合計 | 28,698 | 100.0 | 40,357 | 100.0 |
うち外貨建資産 | 15,714 | 54.8 | 24,610 | 61.0 |
(2) 資産運用関係収益(一般勘定)
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
利息及び配当金等収入 | 554 | 839 |
預貯金利息 | 3 | 2 |
有価証券利息・配当金 | 550 | 835 |
貸付金利息 | - | - |
不動産賃貸料 | - | - |
その他利息配当金 | 1 | 1 |
商品有価証券運用益 | - | - |
金銭の信託運用益 | - | - |
売買目的有価証券運用益 | - | 6 |
有価証券売却益 | 151 | 89 |
国債等債券売却益 | 11 | 14 |
株式等売却益 | - | - |
外国証券売却益 | 139 | 75 |
その他 | - | - |
有価証券償還益 | 7 | 9 |
金融派生商品収益 | - | - |
為替差益 | - | - |
貸倒引当金戻入額 | - | 0 |
その他運用収益 | - | - |
合計 | 713 | 945 |
(3) 資産運用関係費用(一般勘定)
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| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
支払利息 | 0 | 0 |
商品有価証券運用損 | - | - |
金銭の信託運用損 | 44 | 9 |
売買目的有価証券運用損 | 18 | - |
有価証券売却損 | 1 | 8 |
国債等債券売却損 | 0 | - |
株式等売却損 | - | - |
外国証券売却損 | 1 | 8 |
その他 | - | - |
有価証券評価損 | - | - |
国債等債券評価損 | - | - |
株式等評価損 | - | - |
外国証券評価損 | - | - |
その他 | - | - |
有価証券償還損 | - | 0 |
金融派生商品費用 | 149 | 33 |
為替差損 | 300 | 1,265 |
貸倒引当金繰入額 | 0 | - |
貸付金償却 | - | - |
賃貸用不動産等減価償却費 | - | - |
その他運用費用 | 6 | 7 |
合計 | 520 | 1,325 |
(4) 資産運用に係わる諸効率(一般勘定)
① 資産別運用利回り(一般勘定)
|
| (単位:%) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
現預金・コールローン | △ 6.66 | △ 8.88 |
買現先勘定 | - | - |
債券貸借取引支払保証金 | - | - |
買入金銭債権 | 0.85 | 0.85 |
商品有価証券 | - | - |
金銭の信託 | △ 14.42 | △ 4.48 |
有価証券 | 2.23 | △ 0.74 |
うち公社債 | 2.09 | 0.77 |
うち株式 | - | - |
うち外国証券 | 2.26 | △ 1.92 |
貸付金 | - | - |
不動産 | - | - |
一般勘定計 | 0.90 | △ 1.11 |
うち海外投融資 | 1.52 | △ 2.79 |
(注) 1 利回り計算式の分母は帳簿価額ベースの日々平均残高、分子は経常損益中、資産運用収益-資産運用費用として算出した利回りであります。
2 海外投融資とは、外貨建資産と円建資産の合計であります。
② 売買目的有価証券の評価損益(一般勘定)
|
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| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
貸借対照表計上額 | 当期の損益に | 貸借対照表計上額 | 当期の損益に | |
売買目的有価証券 | 342 | △ 62 | 425 | △ 3 |
(注) 本表には、金銭の信託等の売買目的有価証券を含んでおります。
③ 有価証券の時価情報(一般勘定)(売買目的有価証券以外の有価証券のうち時価のあるもの)
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| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||||||||
帳簿 | 時価 | 差損益 | うち | うち | 帳簿 | 時価 | 差損益 | うち | うち | |
満期保有目的の債券 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
責任準備金対応債券 | 17,344 | 18,584 | 1,240 | 1,246 | 6 | 25,825 | 27,453 | 1,627 | 1,642 | 14 |
子会社・関連会社株式 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
その他有価証券 | 8,731 | 9,280 | 548 | 553 | 4 | 11,076 | 11,676 | 600 | 608 | 8 |
公社債 | 3,121 | 3,272 | 151 | 151 | 0 | 3,253 | 3,518 | 265 | 265 | 0 |
株式 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
外国証券 | 2,908 | 3,111 | 203 | 204 | 1 | 5,316 | 5,506 | 190 | 195 | 5 |
公社債 | 2,908 | 3,111 | 203 | 204 | 1 | 5,316 | 5,506 | 190 | 195 | 5 |
株式等 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
その他の証券 | 2,641 | 2,834 | 193 | 196 | 2 | 2,446 | 2,590 | 144 | 147 | 3 |
買入金銭債権 | 60 | 60 | 0 | 0 | - | 60 | 60 | 0 | 0 | - |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
合計 | 26,075 | 27,864 | 1,788 | 1,799 | 11 | 36,901 | 39,129 | 2,228 | 2,251 | 22 |
公社債 | 8,633 | 8,973 | 339 | 345 | 5 | 11,193 | 12,182 | 988 | 991 | 2 |
株式 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
外国証券 | 14,741 | 15,995 | 1,254 | 1,257 | 2 | 23,201 | 24,296 | 1,094 | 1,111 | 17 |
公社債 | 14,741 | 15,995 | 1,254 | 1,257 | 2 | 23,201 | 24,296 | 1,094 | 1,111 | 17 |
株式等 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
その他の証券 | 2,641 | 2,834 | 193 | 196 | 2 | 2,446 | 2,590 | 144 | 147 | 3 |
買入金銭債権 | 60 | 60 | 0 | 0 | - | 60 | 60 | 0 | 0 | - |
譲渡性預金 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
(注) 本表には、金融商品取引法上の有価証券として取り扱うことが適当と認められるもの等を含んでおります。
・時価を把握することが極めて困難と認められる有価証券の帳簿価額
該当事項はありません。
④ 金銭の信託の時価情報(一般勘定)
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| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||||||||
貸借対照 | 時価 | 差損益 | うち差益 | うち差損 | 貸借対照 | 時価 | 差損益 | うち差益 | うち差損 | |
金銭の信託 | 291 | 291 | △ 44 | - | 44 | 346 | 346 | △ 9 | 0 | 10 |
(注) 1 本表記載の時価相当額の算定は、金銭の信託の受託者が合理的に算出した価格によっております。
2 差損益には当期の損益に含まれた評価損益を記載しております。
3. 経常利益等の明細(基礎利益)
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| (単位:億円) |
| 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
基礎利益 A | △ 63 | 91 |
キャピタル収益 | 509 | 1,465 |
金銭の信託運用益 | - | - |
売買目的有価証券運用益 | - | 6 |
有価証券売却益 | 151 | 89 |
金融派生商品収益 | - | - |
為替差益 | - | - |
その他キャピタル収益 | 358 | 1,369 |
キャピタル費用 | 513 | 1,316 |
金銭の信託運用損 | 44 | 9 |
売買目的有価証券運用損 | 18 | - |
有価証券売却損 | 1 | 8 |
有価証券評価損 | - | - |
金融派生商品費用 | 149 | 33 |
為替差損 | 300 | 1,265 |
その他キャピタル費用 | - | - |
キャピタル損益 B | △ 4 | 148 |
キャピタル損益含み基礎利益 A+B | △ 67 | 239 |
臨時収益 | - | 56 |
再保険収入 | - | - |
危険準備金戻入額 | - | 56 |
個別貸倒引当金戻入額 | - | - |
その他臨時収益 | - | - |
臨時費用 | 130 | - |
再保険料 | - | - |
危険準備金繰入額 | 130 | - |
個別貸倒引当金繰入額 | - | - |
特定海外債権引当勘定繰入額 | - | - |
貸付金償却 | - | - |
その他臨時費用 | - | - |
臨時損益 C | △ 130 | 56 |
経常利益(損失) A+B+C | △ 197 | 296 |
(注) 1 基礎利益には、次の金額が含まれております。
| 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
外貨建商品の負債の為替変動に係る評価部分調整額 | △ 358 | △ 1,369 |
2 その他キャピタル収益には、次の金額が含まれております。
| 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
外貨建商品の負債の為替変動に係る評価部分調整額 | 358 | 1,369 |
3 変額個人年金保険に係る最低保証リスクの軽減を目的としてデリバティブ取引(金銭の信託、外国証券(投資信託)による運用を含む)を行っております。なお、金銭の信託運用損益、売買目的有価証券運用損益は当該取引によるものであります。
4. 債務者区分による債権の状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
破産更生債権及びこれらに準ずる債権 | - | - |
危険債権 | - | - |
要管理債権 | - | - |
小計 | - | - |
(対合計比) | (-) | (-) |
正常債権 | - | 197 |
合計 | - | 197 |
(注) 1 破産更生債権及びこれらに準ずる債権とは、破産手続開始、更生手続開始又は再生手続開始の申立て等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権であります。
2 危険債権とは、債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取りができない可能性の高い債権であります。
3 要管理債権とは、3ヶ月以上延滞貸付金及び条件緩和貸付金であります。なお、3ヶ月以上延滞貸付金とは、元本又は利息の支払が、約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸付金(注1及び2に掲げる債権を除く。)、条件緩和貸付金とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取決めを行った貸付金(注1及び2に掲げる債権並びに3ヶ月以上延滞貸付金を除く。)であります。
4 正常債権とは、債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がないものとして、注1から3までに掲げる債権以外のものに区分される債権であります。
5. リスク管理債権の状況
該当事項はありません。
6. ソルベンシー・マージン比率
|
| (単位:億円) |
項目 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | |||
ソルベンシー・マージン総額(A) | 3,159 | 3,487 | |||
資本金等 | 184 | 427 | |||
価格変動準備金 | 37 | 67 | |||
危険準備金 | 1,203 | 1,146 | |||
一般貸倒引当金 | 0 | 0 | |||
(その他有価証券評価差額金(税効果控除前)・繰延ヘッジ損益(税効果控除前))×90%(マイナスの場合100%) | 493 | 540 | |||
土地の含み損益×85%(マイナスの場合100%) | - | - | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額 | 1,240 | 1,888 | |||
負債性資本調達手段等 | - | - | |||
全期チルメル式責任準備金相当額超過額及び負債性資本調達手段等のうち、マージンに算入されない額 | - | △ 530 | |||
控除項目 | - | △ 53 | |||
その他 | - | - | |||
| 998 | 1,333 | |||
保険リスク相当額 R1 | 0 | 0 | |||
第三分野保険の保険リスク相当額 R8 | - | - | |||
予定利率リスク相当額 R2 | 256 | 295 | |||
最低保証リスク相当額 R7 | 265 | 241 | |||
資産運用リスク相当額 R3 | 447 | 757 | |||
経営管理リスク相当額 R4 | 29 | 38 | |||
ソルベンシー・マージン比率
| 632.9% | 522.9% |
(注) 1 上記は、保険業法施行規則第86条、第87条及び平成8年大蔵省告示第50号の規定に基づいて算出しております。
2 最低保証リスク相当額は、標準的方式を用いて算出しております。
7. 特別勘定の状況
(1) 特別勘定資産残高の状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 |
金額 | 金額 | |
個人変額保険 | 28 | 455 |
個人変額年金保険 | 20,658 | 20,522 |
団体年金保険 | - | - |
特別勘定計 | 20,686 | 20,978 |
(2) 個人変額保険(特別勘定)の状況
① 保有契約高
|
| (単位:千件、億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
件数 | 金額 | 件数 | 金額 | |
変額保険(有期型) | - | - | - | - |
変額保険(終身型) | 0 | 110 | 40 | 2,948 |
合計 | 0 | 110 | 40 | 2,948 |
(注) 個人変額保険の保有契約高には、一般勘定で運用されるものを含んでおります。
② 年度末個人変額保険特別勘定資産の内訳
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | |
現預金・コールローン | 0 | 1.4 | 13 | 3.0 |
有価証券 | 27 | 97.5 | 439 | 96.4 |
公社債 | - | - | - | - |
株式 | - | - | - | - |
外国証券 | - | - | - | - |
公社債 | - | - | - | - |
株式等 | - | - | - | - |
その他の証券 | 27 | 97.5 | 439 | 96.4 |
貸付金 | - | - | - | - |
その他 | 0 | 1.0 | 3 | 0.7 |
貸倒引当金 | - | - | - | - |
合計 | 28 | 100.0 | 455 | 100.0 |
③ 個人変額保険特別勘定の運用収支状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
金額 | 金額 | |
利息配当金等収入 | 0 | 0 |
有価証券売却益 | - | - |
有価証券償還益 | - | - |
有価証券評価益 | 0 | 4 |
為替差益 | - | - |
金融派生商品収益 | - | - |
その他の収益 | - | - |
有価証券売却損 | - | - |
有価証券償還損 | - | - |
有価証券評価損 | - | - |
為替差損 | - | - |
金融派生商品費用 | - | - |
その他の費用 | 0 | 0 |
収支差額 | 1 | 4 |
(3) 個人変額年金保険(特別勘定)の状況
① 保有契約高
|
| (単位:千件、億円) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
件数 | 金額 | 件数 | 金額 | |
個人変額年金保険 | 462 | 29,432 | 576 | 35,016 |
(注) 1 個人変額年金保険については、年金支払開始前契約の年金支払開始時における年金原資と年金支払開始後契約の責任準備金を合計したものであります。
2 個人変額年金保険の保有契約高には、一般勘定で運用されるものを含んでおります。
② 年度末個人変額年金保険特別勘定資産の内訳
|
|
|
| (単位:億円、%) |
区分 | 前事業年度末 | 当事業年度末 | ||
金額 | 構成比 | 金額 | 構成比 | |
現預金・コールローン | 113 | 0.5 | 94 | 0.5 |
有価証券 | 20,512 | 99.3 | 20,405 | 99.4 |
公社債 | - | - | - | - |
株式 | - | - | - | - |
外国証券 | 109 | 0.5 | 165 | 0.8 |
公社債 | - | - | - | - |
株式等 | 109 | 0.5 | 165 | 0.8 |
その他の証券 | 20,402 | 98.8 | 20,240 | 98.6 |
貸付金 | - | - | - | - |
その他 | 32 | 0.2 | 21 | 0.1 |
貸倒引当金 | - | - | - | - |
合計 | 20,658 | 100.0 | 20,522 | 100.0 |
③ 個人変額年金保険特別勘定の運用収支状況
|
| (単位:億円) |
区分 | 前事業年度 (自 2014年4月1日 至 2015年3月31日) | 当事業年度 (自 2015年4月1日 至 2016年3月31日) |
金額 | 金額 | |
利息配当金等収入 | 503 | 431 |
有価証券売却益 | - | - |
有価証券償還益 | - | - |
有価証券評価益 | 1,359 | - |
為替差益 | - | - |
金融派生商品収益 | - | - |
その他の収益 | - | - |
有価証券売却損 | - | - |
有価証券償還損 | - | - |
有価証券評価損 | - | 1,076 |
為替差損 | - | - |
金融派生商品費用 | - | - |
その他の費用 | 0 | 5 |
収支差額 | 1,862 | △ 650 |