文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成28年4月1日~平成28年12月31日)におけるわが国の経済は、政府の各種政策効果の下支えもあり一部緩やかな回復傾向がみられるものの、英国のEU離脱問題や、米国の新政権への移行などにより為替
、株価が乱高下するなど、先行き不透明な状況が続いております。
このような環境において当社グループは、企業理念「人々のこころを豊かで幸せにする良質なエンタテインメントを創出する!」のもと、プリントシール事業の拡大、若年女性層の顧客基盤を活用したマネタイズの多様化、IP(知的財産)を軸にしたキャラクター価値の最大化に注力してまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高18,557百万円(前年同期比101.2%)、営業利益3,557百万円(前年同期比115.3%)、経常利益3,546百万円(前年同期比115.3%)、親会社株主に帰属する四半期純利益2,420百万円(前年同期比118.7%)となりました。
セグメント別の業績は、次のとおりであります。
(プリントシール事業)
プリントシール事業におきましては、プリントシール機「UP(アップ)」「Cyun't(キュント) ~恋するプリ~」を当第3四半期連結累計期間に発売いたしました。また、シール紙売上については、前年同期と同水準のプレイ回数を維持し、堅調に推移いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は6,715百万円(前年同期比102.8%)、営業利益は1,172百万円(前年同期比132.9%)となりました。
(コンテンツ・メディア事業)
コンテンツ・メディア事業におきましては、プリントシール画像取得・閲覧サービス「PiCTLINK(ピクトリンク)」
の入会促進施策と継続利用促進施策が功を奏したことによって、当第3四半期連結累計期間末における有料会員数は163万人となりました。
一部のフィーチャーフォン向けコンテンツについては、市場の縮小から有料会員数が減少したものの、「curet(キュレット)」「ハルハル」等のWEBマガジンや、カラーコンタクトレンズの販売サイト「Mew contact(ミューコンタクト)」等も堅調に推移いたしました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は5,892百万円(前年同期比106.9%)、営業利益は3,232百万円(前年同期比107.3%)となりました。
(キャラクタ・マーチャンダイジング事業)
キャラクタ・マーチャンダイジング事業におきましては、スマートフォン向けゲームアプリのキャラクター、音楽アーティスト系のキャラクターなど、多数の新規キャラクター版権の獲得とその商品化を行いましたが、いずれも前期主力商品に匹敵するような売上の獲得に至らず、アミューズメント施設向けのクレーンゲーム景品(プライズ)、キャラクターくじ「みんなのくじ」ともに、前年同期の売上を下回りました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は3,965百万円(前年同期比87.5%)、営業利益は415百万円(前年同期比80.2%)となりました。
(ゲーム事業)
ゲーム事業におきましては、PlayStation®Vita向けオリジナルタイトル「Caligula -カリギュラ-」やニンテンドー3DS™向け版権タイトル「ベイブレードバースト」等の発売が、売上に寄与しました。また、スマートフォン向けオリジナルゲームアプリ「モン娘☆は~れむ」の配信が前年同期に比べ売上を伸ばしました。一方、来期以降に向けた積極的な開発投資を行いました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,515百万円(前年同期比127.6%)、営業損失は439百万円(前年同期は営業損失400百万円)となりました。
(その他)
その他の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、書籍の出版事業等を行っております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は469百万円(前年同期比79.8%)、営業利益は110百万円(前年同期比158.3%)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の財政状態は、総資産が21,100百万円、負債が5,342百万円、純資産は15,758百万円となりました。また、自己資本比率は74.7%となりました。
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ892百万円増加し、21,100百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加(前連結会計年度末比529百万円の増加)、たな卸資産の増加(前連結会計年度末比357百万円の増加)、投資その他の資産(保険積立金)の減少(前連結会計年度末比332百万円の減少)によるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ984百万円減少し、5,342百万円となりました。これは主に、流動負債その他(未払金)の減少(前連結会計年度末比535百万円の減少)、未払法人税等の減少(前連結会計年度末比199百万円の減少)によるものであります。
(純資産)
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,877百万円増加し、15,758百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等による利益剰余金の増加(前連結会計年度末比1,713百万円の増加)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、544百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。