第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載

 した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 今般、当社は、平成27年10月9日開催の取締役会において、株式会社マツヤの発行済株式の全てを公開買付により取得することを決議いたしました。

 この詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 重要な後発事象」に記載しております。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年9月30日)におけるわが国経済は、円安や株式市場の堅調な推移を背景に、企業収益の改善や設備投資の持ち直し、訪日外国人の増加等により、緩やかな回復基調で推移いたしましたが、新興国経済の成長鈍化などにより、不透明な状況が続いております。地方においては、雇用環境の逼迫による人件費の増加や採用難、消費者の根強い節約志向などから、厳しい環境が続いております。

 このような状況において、当社グループは、引き続き各事業における長野県内でのシェア拡大による収益増加に向けた取組み、地域に密着した商品・サービスの提供、都市圏・海外からの誘客促進施策などを推進してまいりました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、連結営業収益は37,214,066千円(前年同期比6.3%増)、連結営業利益は2,263,471千円(前年同期比55.7%増)となりました。

 当第2四半期連結累計期間のセグメント別の概況は次のとおりであります。

 

①運輸事業

 バス事業では、平成27年4月から5月に開催された善光寺御開帳による長野県内への入込観光客増加に引き続き、北陸新幹線開通による回遊観光客の増加が見られました。夏季期間は昨年発生した災害も減少し、また週末を中心に好天に恵まれたことも併せて、一般路線、高速バス、観光路線ともに乗客数が増加しました。貸切バス部門においては、インバウンド旅行客増加等による需要の改善、新運賃制度の定着が進み収益が増加しました。タクシー事業では、消費者の節約志向が強く、夜間市街地の個人需要の減少傾向が続いておりますが、松本地区における共同配車の実施など事業の効率運営を図っております。運輸事業全体では原油安による燃料単価の下落により、経費が減少しました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益は6,569,531千円(前年同期比5.5%増)、営業利益は814,740千円(前年同期比78.0%増)となりました。

 

②流通事業

 流通事業では、昨年の消費税増税直後の売上減少からの回復、新店化店舗である「デリシアガーデン安茂里」の平成27年4月グランドオープン後の順調な立ち上がり、松本市内競合店舗の一時的な改装閉鎖の影響、更にはお客様のニーズに合った季節感のある商品展開の強化などにより売上が増加しました。資本業務提携先である株式会社マツヤとは人材交流や共同販促企画を継続して推進し、収益力の拡大に努めております。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益は22,975,386千円(前年同期比6.3%増)、営業利益は812,368千円(前年同期比72.3%増)となりました。

 

③レジャー・サービス事業

 ホテル旅館事業では、各施設の計画的な維持更新投資やレストランを中心とするグレードアップ投資を進め、お客様の満足度を高める施策を展開いたしました。夏季期間は好天に恵まれたことによる国内のお客様数の増加や、アジア地区を中心とする訪日観光客への営業活動の強化により、売上は増加しました。サービスエリア事業では、善光寺御開帳訪問客の高速道路利用による立寄りが増加しました。しかしながら旅行事業では海外旅行需要の減退が響き、特に募集型企画旅行の売上は減少しました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益は6,440,362千円(前年同期比9.6%増)、営業利益は450,172千円(前年同期比33.3%増)となりました。

 

④不動産事業

 蓼科地区別荘分譲地管理事業では新規分譲販売を進めたほか、既存別荘オーナーへのリフォーム、景観整備提案など建築サービス部門の営業を強化いたしました。不動産賃貸業では、松本駅前バスターミナルビルにおいて集客力のある新規テナントの誘致による賃料収入の増加とビルの価値向上に努めました。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益は689,203千円(前年同期比1.9%減)、営業利益は180,864千円(前年同期比2.4%増)となりました。

 

⑤その他のサービス事業

 自動車整備事業では、お客様への一貫した車両整備サービスのご提供や特許商品であるクリアー車検のWeb予約体制の整備など営業強化に取り組みました。またクリアー車検許諾について新規契約を獲得し、全国展開を進めております。

 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、営業収益は1,073,965千円(前年同期比3.6%減)、営業利益は104,936千円(前年同期比6.7%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益2,058,564千円に減価償却費1,282,422千円などを加減した結果、2,870,896千円の資金収入(前年同期比82,598千円増)となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出1,154,150千円、固定資産の売却による収入356,971千円などがあったことにより、782,893千円の資金支出(前年同期比819,876千円減)となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出1,591,589千円、リース債務の返済による支出429,046千円などがあったことにより、2,182,306千円の資金支出(前年同期比2,397,676千円増)となりました。

 これらの結果、現金及び現金同等物の当第2四半期末残高は、5,046,093千円(前年同期比618,221千円減)となりました。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

 該当事項はありません。