第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 平成28年1月20日開催の取締役会において、平成28年4月1日(予定)を効力発生日として、当社連結子会社である株式会社アップルランドにより同じく当社の連結子会社である株式会社マツヤを吸収合併することを決議いたしました。

 この詳細につきましては「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項 重要な後発事象」に記載しております。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期連結累計期間(平成27年4月1日から平成27年12月31日)におけるわが国経済は、企業収益の改善や設備投資の持ち直し、訪日外国人の増加等による緩やかな回復基調で推移いたしましたが、個人消費の回復の遅れや中国を始めとする新興国経済の景気減速、少子高齢化による雇用環境の逼迫などにより、特に地方において不透明な状況が続いております。

 このような状況において、当社グループは平成27年12月に新たな中期経営計画「VALUE UP ALPICO 2020」を策定し、長野県内での各事業のシェア向上とともに、お客様に提供する商品・サービスの価値向上に向けた取組みを進めてまいりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、連結営業収益は55,624,191千円(前年同期比5.1%増)、連結営業利益は3,153,785千円(前年同期比35.9%増)となりました。

 なお、持分法適用会社でありました株式会社マツヤの株式について株式公開買付を行い、平成27年12月に同社を連結子会社としております。

 当第3四半期連結累計期間のセグメント別の概況は次のとおりであります。

 

① 運輸事業

 バス事業では、秋の観光シーズンにおいて概ね好天に恵まれたほか、前四半期に引き続き北陸新幹線の開通による公共交通を利用した回遊観光客の増加に伴い、一般路線、高速バス、観光路線ともに前年比で乗客数が増加いたしました。貸切バス部門においては、インバウンド旅行客増加等による需要増、新運賃制度の定着が進み収益が改善しました。タクシー事業では、消費者の節約志向が強く、夜間市街地の個人客数、暖冬によるスキー客数が減少傾向にありましたが、松本地区におけるグループ2社の共同配車など事業の効率運営を進めました。運輸事業全体では原油安による燃料価格が低下し、運行経費が削減されております。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は9,553,489千円(前年同期比4.9%増)、営業利益は973,093千円(前年同期比76.0%増)となりました。

 

② 流通事業

 流通事業では、お客様の購入ニーズに沿う季節や催事に合わせた品揃えの強化を進めたことや、松本市内競合店舗の一時的な改装閉鎖の影響などから、既存店前年比はプラスで推移し増収となりました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は34,584,826千円(前年同期比5.7%増)、営業利益は1,364,445千円(前年同期比45.3%増)となりました

 なお、株式会社マツヤとは資本業務提携先として人材交流や共同販促企画実施等を推進しておりましたが、一層のシナジー効果発現と収益力強化を図るため、株式公開買付を実施し、連結子会社といたしました。

 

③ レジャー・サービス事業

 ホテル旅館事業では、好天に恵まれたことやシルバーウィークによる長野県来訪者の増加もあり宿泊客数は堅調に推移しました。またレストランを中心とする施設のグレードアップ投資によりお客様の満足度を高める施策を展開いたしました。さらにアジア地区を中心とする訪日観光客へのプロモーション活動の強化も継続して取り組んでおります。サービスエリア事業では、善光寺御開帳訪問客の高速道路利用による立寄りが増加しました。旅行事業では円安や欧州などの治安状況の悪化による海外旅行需要の減退がございました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は9,647,499千円(前年同期比4.6%増)、営業利益は640,355千円(前年同期比20.4%増)となりました。

 

④ 不動産事業

 蓼科地区別荘分譲地管理事業では別荘地の資産価値向上に繋がる景観整備を行い新規分譲販売を進めたほか、既存別荘オーナーへのリフォーム提案などによる建築サービス部門の営業を進めました。不動産賃貸業では、松本駅前バスターミナルビルで新規テナントの誘致による賃料収入の増加とビルの価値向上に努めました。

 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、営業収益は1,045,336千円(前年同期比0.0%増)、営業利益は271,332千円(前年同期比1.3%減)となりました

 

⑤ その他のサービス事業

 自動車整備事業では、松本市内に板金塗装工場を新設し、車両整備サービスの拡充を行いました。特許商品であるクリアー車検許諾について新規契約を2件獲得し、全国展開を進めております。

 この結果、当第3四半期期連結累計期間の業績は、営業収益は1,563,131千円(前年同期比3.2%減)、営業利益は146,113千円(前年同期比0.4%減)となりました

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 該当事項はありません。