文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)における日本経済は、企業収益や雇用環境の改善を背景に総じて緩やかな回復基調となりました。しかしながら海外経済及び個人消費動向の不確実性は依然として高く、先行きは予断を許さない状況が続いております。
このような状況において、当社グループは、中期経営計画「VALUE UP ALPICO 2020」で設定した経営目標に基づき、企業体質の向上に向けて当社グループ各事業のサービスや設備の質の強化と前連結会計年度より進めているグループ内企業統合による事業シナジーの創出に努めました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、連結営業収益24,096,889千円(前年同期比0.7%減)、連結営業利益66,944千円(前年同期比30.0%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① 運輸事業
バス事業は、昨年の諏訪大社御柱祭や大河ドラマ「真田丸」放映等の長野県内への誘客要因は乏しかったものの、ゴールデンウィークを始めとして好天が多く、高速バス路線及び上高地・乗鞍地区への観光路線において乗客数が増加しました。貸切バス部門は県外からの修学旅行の減少や特定日の需要集中などの要因で受注が減少しました。タクシー事業では消費者の節約志向の継続及び夜間市街地の個人需要が弱含みで推移していることから客数が減少しました。損益面では原油価格の上昇による燃料費の増加が影響しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益2,905,664千円(前年同期比0.2%減)、営業損失158,065千円(前年同四半期は営業利益27,842千円)となりました。
② 流通事業
流通事業は平成28年4月1日に株式会社アップルランド及び株式会社マツヤを合併の上、株式会社デリシアに商号変更し、長野県内で61店舗の食品スーパーマーケットを展開しております。事業統合に伴い、前期より食品スーパー「デリシア」及び業務スーパー「ユーパレット」の2ブランドへの集約を進めており、当第1四半期連結累計期間においては4月にデリシア軽井沢店、デリシア上丸子店、5月にユーパレット臼田店、ユーパレット南佐久店、6月にユーパレット小諸店、ユーパレットサンライン上田店をそれぞれ改装開店しております。新店化に合わせ店舗オペレーションの改善や品揃えの強化を行い、お客様の利便性と満足度向上を図っております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益17,757,353千円(前年同期比1.4%減)、営業利益275,739千円(前年同期比112.8%増)となりました。
③ レジャー・サービス事業
ホテル旅館事業では、長野県内への観光客入込みが堅調に推移したことから、5施設合計の宿泊客数は前年同期比で増加したほか、前年度までの各施設のグレードアップ投資も奏功し客室単価が上昇しました。4月には松本市内の大型温泉旅館であるホテル翔峰において、露天風呂付客室の増加など質の向上を図る第一期改装オープンを行いました。
サービスエリア事業は、高速道路交通量は堅調であったものの、大型バスの立寄りが減少し、運営する4サービスエリア全体では前年同期比で客数減となりました。
旅行事業は、募集型企画旅行において前年の海外の治安悪化や熊本地震の影響から脱し、参加客数が増加いたしました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益2,878,472千円(前年同期比3.1%増)、営業利益11,320千円(前年同四半期は営業損失11,463千円)となりました。
④ 不動産事業
蓼科地区別荘分譲地管理事業では新規分譲地の区画販売を計上したものの、既存別荘建物のリフォーム、景観整備請負売上が減少しました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益297,500千円(前年同期比5.0%減)、営業利益50,640千円(前年同期比48.3%減)となりました。
⑤ その他のサービス事業
自動車整備事業では、特許商品であるクリアー車検の受託整備台数は減少したものの、車検許諾先への機器販売や車両マーキング売上等が増加したことに加え、経費面でもコストの削減を進めました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、営業収益531,426千円(前年同期比2.3%増)、営業利益48,489千円(前年同期比141.1%増)となりました。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
該当事項はありません。