【注記事項】
(継続企業の前提に関する事項)

該当事項はありません。

 

 

(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1.連結の範囲に関する事項

(1)連結子会社の数 9

連結子会社の名称

ネオス株式会社

JENESIS株式会社

スタジオプラスコ株式会社

NEOS VIETNAM INTERNATIONAL CO.,LTD

創世訊聯科技(深圳)有限公司

スマはっちゅう株式会社

アイワマーケティングジャパン株式会社

株式会社Wellmira

株式会社Retool

(2)連結の範囲の変更

当連結会計年度において株式会社Retoolの株式を新規取得したことにより連結の範囲に含めております。

また、創紀精工(東莞)有限公司は、清算結了したことにより連結の範囲から除外しております。

(3)非連結子会社の名称等

該当事項はありません。

 

2.持分法の適用に関する事項

(1)持分法を適用した関連会社の数 1

持分法適用関連会社の名称

合同会社HR CROSS

(2)持分法を適用しない関連会社の名称

next Sound株式会社

持分法を適用しない理由

 next Sound株式会社の議決権の21.3%を直接所有しておりますが、当期純損益及び利益剰余金等からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外しております。

 

3.連結子会社の事業年度等に関する事項

連結子会社のうち、NEOS VIETNAM INTERNATIONAL CO.,LTD、創世訊聯科技(深圳)有限公司の決算日は12月31日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、同日現在の財務諸表を使用し、連結決算日との間に生じた重要な取引については連結上必要な調整を行っております。また、株式会社Retoolの決算日は6月30日であり、連結財務諸表の作成にあたっては、12月31日に実施した仮決算に基づく財務諸表を使用しております。なお、その他の連結子会社の決算日は、連結決算日と一致しております。

 

 

4.会計方針に関する事項

(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

①有価証券

 その他有価証券

 市場価格のない株式等以外のもの

 時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)を採用しております。    

 市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法を採用しております。

②デリバティブ

 時価法を採用しております。

③棚卸資産

 商品及び製品

商品は主として移動平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)、製品は総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)を採用しております。

 原材料

  総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)を採用しております。

 仕掛品

当社及び国内連結子会社は個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)、在外連結子会社は総平均法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切り下げの方法)を採用しております。

 

(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

①有形固定資産(リース資産を除く)

主として定率法を採用しております。ただし、建物(附属設備を除く)及び車両運搬具並びに2016年4月1日以降取得した建物附属設備及び構築物については定額法を採用しております。

なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

建物        8年~18年

車両運搬具     2年~5年

器具備品      3年~15年

②無形固定資産(リース資産を除く)

定額法を採用しております。

なお、自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5年以内)による定額法を採用しております。また、市場販売目的のソフトウエアについては、見込販売期間(3年以内)における見込販売数量に基づく償却額と、販売可能な残存販売期間に基づく均等配分額を比較し、いずれか大きい額を計上する方法によっております。

③リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法を採用しております。

 

 

(3) 重要な引当金の計上基準

①貸倒引当金

売上債権等の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率等により、貸倒懸念債権等特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

②賞与引当金

従業員等の賞与の支給に備えるため、支給見込額に基づき当連結会計年度の負担額を計上しております。

③工事損失引当金

当連結会計年度末において、損失の発生が見込まれる受注契約について将来の損失見込額を計上しております。

④製品保証引当金

製品販売後に発生する可能性がある製品保証費用等に備えるため、当該費用の見積額を計上しております。

⑤事業構造改善引当金

事業構造改善に伴い発生する費用に備えるため、当該費用の見積額を計上しております。

 

(4) 重要な収益及び費用の計上基準

当社グループは、ライフデザイン事業、AI&クラウド事業、IoT&デバイス事業の3つの事業を主要な事業としており、主に受注制作ソフトウェアや製品を顧客に引き渡すこと、一定期間にわたりサービスを提供することを履行義務として識別しております。事業の形態に関わらず、約束した財又はサービスの支配が顧客に一時点で移転される場合は、履行義務を充足した時点で、当該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
 また、ライフデザイン事業、及びAI&クラウド事業における受注制作ソフトウェアに関しては、財又はサービスに対する支配が顧客に一定の期間にわたり移転する場合には、財又はサービスが顧客に移転する履行義務を充足するにつれて、一定の期間にわたり収益を認識しております。履行義務の充足に係る進捗度の測定は、各報告期間の期末日までに発生した開発原価が、予想される開発原価の合計に占める割合に基づいて行っております。また、契約の初期段階において、履行義務の充足に係る進捗度を合理的に見積もることができないが、発生する費用を回収することが見込まれる場合は、原価回収基準にて収益を認識しています。なお、契約における取引開始日から完全に履行義務を充足すると見込まれる時点までの期間がごく短い受注制作のソフトウェアについては代替的な取扱いを適用し、一定の期間にわたり収益を認識せず、完全に履行義務を充足した時点で収益を認識しております。

 

(5) 重要な外貨建の資産又は負債の本邦通貨への換算の基準

外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しております。なお、在外子会社等の資産及び負債は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び費用は、期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に含めて計上しております。

 

(6) 重要なヘッジ会計の方法

イ ヘッジ会計の方法

原則として繰延ヘッジ処理によっております。

ロ ヘッジ手段とヘッジ対象

ヘッジ手段・・・為替予約取引

ヘッジ対象・・・外貨建金銭債務及び外貨建予定取引

ハ ヘッジ方針

為替変動に起因するリスクを回避することを目的として為替予約取引を行っております。なお、ヘッジ対象の識別は個別契約毎に行っております。

ニ ヘッジの有効性評価の方法

該当する各デリバティブ取引とヘッジ対象について、債権債務額、ヘッジ取引の条件等を都度評価・判断することによって有効性の評価を行っております。

 

(7) のれんの償却方法及び償却期間

のれんの償却については、効果の発現する期間を合理的に見積り、当該期間にわたり均等償却しております。

 

(8) 消費税等の会計処理

控除対象外消費税及び地方消費税は、当連結会計年度の費用として処理しております。

 

(9) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 

(10) その他連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項

 グループ通算制度の適用

 当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しております。

 

 

(重要な会計上の見積り)

(一定期間にわたり履行義務が充足される受注制作のソフトウェア開発等に係る収益の認識)

①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

売上高

(期末時点において進行中の金額)

418,357

291,185

 

 

②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1) 算出方法

受注制作ソフトウェアの請負契約のうち当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められるプロジェクト(工期がごく短期間のものを除く)に対しては、履行義務の充足に係る進捗度を見積り、当該進捗度に基づき収益を一定の期間にわたり認識する方法を適用しております。なお、履行義務の充足に係る進捗度の見積りは、プロジェクトの総原価見積額に対する連結会計年度末までの開発原価の割合(インプット法)に基づき算定しております。

(2) 主要な仮定

ソフトウェアの受注制作は契約ごとの個別性が強く、仕様や作業内容等が顧客の指図に基づいて行われることから、総原価見積額の見積りは、ソフトウェアの受注制作に係る工数が主要な仮定として挙げられますが、ソフトウェアの受注制作に係る工数の見積りに関しては、画一的な判断尺度を得ることが困難であるという前提に立ち、仕様や開発リソース、工期等を総合的に勘案した上で、開発及びプロジェクト管理等に関する専門的な知見や経験を有するプロジェクト責任者による判断を伴うものであります。

(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

総原価見積額の見積りは、プロジェクトが長期にわたることがあり、契約時に予見できなかった仕様変更や不具合の発生等による作業工程の遅れ等による工数の変動が生じる場合があることから、その場合には、総原価見積額の見積りが変動することに伴い、開発進捗率が変動することにより、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する収益の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

(非上場株式の評価)

①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

投資有価証券(非上場株式)

491,385

566,374

関係会社株式

29,998

 

 

②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1) 算出方法

非上場株式については、取得原価をもって貸借対照表価額としており、株式の実質価額が取得原価に比べて50%程度以上下落した場合には、回復可能性が十分な証拠によって裏付けられる場合を除き、減損処理しております。

また、超過収益力を加味して1株当たり純資産額に比べて相当高い価額で取得した非上場株式については、取得時点で見込んだ超過収益力が見込めなくなった場合に減損処理を実施する方針です。

(2) 主要な仮定

超過収益力を加味して1株当たり純資産額に比べて相当高い価額で取得した非上場株式の評価における主要な仮定は、超過収益力の算定基礎となった投資先の事業計画に含まれる売上高及び利益金額であります。

(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

投資先の業績が事業計画を下回る状態が継続する等超過収益力が見込めない状況となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、当社グループが保有する非上場株式の金額に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

(繰延税金資産の回収可能性)

①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

繰延税金資産

186,391

245,111

 

 

②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1) 算出方法

当社グループは、繰延税金資産について回収可能性を検討し、当該資産の回収が不確実と考えられる部分に対して評価性引当額を計上しております。回収可能性の判断においては、将来の課税所得見込額を考慮して、将来の税金負担額を軽減する効果を有すると考えられる範囲で繰延税金資産を計上しております。

(2) 主要な仮定

将来の課税所得の見積りの基礎となる将来の事業計画の主要な仮定は、売上高の成長率であります。当該主要な仮定は、過去の実績や外部環境を踏まえた将来の見通し等を考慮して決定しております。

(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

将来の課税所得見込額はその時の業績等により変動するため、課税所得の見積に影響を与える要因が発生した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する繰延税金資産及び法人税等調整額の金額に影響を与える可能性があります。

 

(のれんの評価)

①当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

のれん

 うち株式会社Wellmiraののれん

1,213,872

1,213,872

1,379,279

1,092,485

 

 

②識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

(1) 算出方法

当社グループののれんは、子会社や事業の取得時における将来の超過収益力に関連して発生しており、その効果の発生する期間に均等償却しております。毎期、事業環境の変化や業績状況に基づいて減損の兆候を判定し、減損の兆候があると認められる場合には、事業計画を基礎として割引前将来キャッシュ・フローを見積り、のれんを含む固定資産の帳簿価額と比較することによって、減損損失の認識の要否を判定します。減損損失の認識が必要とされた場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上します。当期において、株式会社Wellmiraの事業計画の達成状況をモニタリングすることによって、減損の兆候の有無の判定を行い、当連結会計年度においては、事業計画と当連結会計年度の実績との間に著しい乖離がなく、また、翌連結会計年度以降の将来予測の達成可能性を評価し、減損の兆候はないものとしています。

(2) 主要な仮定

のれんの評価における重要な会計上の見積りに用いた主要な仮定は、取締役会で承認した事業計画を基礎とした将来予測における売上高成長率です。

(3) 翌連結会計年度の連結財務諸表に与える影響

当社グループは当連結会計年度末において、減損の兆候の識別、減損損失の認識にあたっては慎重に検討しており、上記の割引前将来キャッシュ・フローの見積りは合理的と判断しておりますが、市場環境の変化により、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、翌連結会計年度の連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。

 

 

(会計方針の変更)

該当事項はありません。

 

(未適用の会計基準等)

・「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(企業会計基準第27号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「包括利益の表示に関する会計基準」(企業会計基準第25号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

・「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第28号 2022年10月28日 企業会計基準委員会)

 

(1)概要

2018年2月に企業会計基準第28号「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等(以下「企業会計基準第28号等」)が公表され、日本公認会計士協会における税効果会計に関する実務指針の企業会計基準委員会への移管が完了されましたが、その審議の過程で、次の2つの論点について、企業会計基準第28号等の公表後に改めて検討を行うこととされていたものが、審議され、公表されたものであります。

・税金費用の計上区分(その他の包括利益に対する課税)

・グループ法人税制が適用される場合の子会社株式等(子会社株式又は関連会社株式)の売却に係る税効果

(2)適用予定日

2026年2月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日 企業会計基準委員会)等

 

(1)概要

企業会計基準委員会において、日本基準を国際的に整合性のあるものとする取り組みの一環として、借手の全てのリースについて資産及び負債を認識するリースに関する会計基準の開発に向けて、国際的な会計基準を踏まえた検討が行われ、基本的な方針として、IFRS第16号の単一の会計処理モデルを基礎とするものの、IFRS第16号の全ての定めを採り入れるのではなく、主要な定めのみを採り入れることにより、簡素で利便性が高く、かつ、IFRS第16号の定めを個別財務諸表に用いても、基本的に修正が不要となることを目指したリース会計基準等が公表されました。
 借手の会計処理として、借手のリースの費用配分の方法については、IFRS第16号と同様に、リースがファイナンス・リースであるかオペレーティング・リースであるかにかかわらず、全てのリースについて使用権資産に係る減価償却費およびリース負債に係る利息相当額を計上する単一の会計処理モデルが適用されます。

 (2)適用予定日

2029年2月期の期首から適用します。

(3)当該会計基準等の適用による影響

「リースに関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であります。

 

(表示方法の変更)

(連結損益計算書)

前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めて表示しておりました「受取利息」は、営業外収益の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた39,456千円は、「受取利息」1,253千円、「その他」38,203千円として組み替えております。

また、前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めて表示しておりました「支払手数料」は、営業外費用の総額の100分の10を超えたため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

さらに、前連結会計年度において、独立掲記しておりました「営業外費用」の「棚卸資産廃棄損」は、営業外費用の総額の100分の10以下となったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「棚卸資産廃棄損」に表示していた2,412千円は、「その他」に組み替え、「その他」に表示していた5,273千円の内、1,306千円は「支払手数料」に組み替えており、以上を考慮した結果、「その他」の金額は6,379千円となっております。

(会計上の見積りの変更)

該当事項はありません。

 

(追加情報)

該当事項はありません。

 

 

(連結貸借対照表関係)

※1.有形固定資産から直接控除した減価償却累計額

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

377,648

千円

439,708

千円

 

 

 

※2.棚卸資産及び工事損失引当金の表示

損失が見込まれる工事契約に係る棚卸資産と工事損失引当金は、相殺せずに両建てで表示しております。

工事損失引当金に対応する棚卸資産の額

 

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

仕掛品

千円

6,300

千円

 

 

 

※3.非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(2024年2月29日)

当連結会計年度

(2025年2月28日)

関係会社株式(株式)

千円

29,998

千円

 

 

(連結損益計算書関係)

※1.顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係)1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2.通常の販売目的で保有する棚卸資産の収益性の低下による簿価切下げ

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

売上原価

15,257

千円

73,202

千円

 

 

※3.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

給料手当

774,742

千円

938,121

千円

支払報酬

336,828

千円

342,920

千円

営業支援費

511,228

千円

531,937

千円

賞与引当金繰入額

80,675

千円

83,715

千円

 

 

※4.売上原価に含まれる工事損失引当金の繰入額

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

8,339

千円

2,924

千円

 

 

 

※5.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

104,741

千円

115,820

千円

 

 

 

※6.事業構造改善費用

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

中国の連結子会社における効率的な人員体制の再構築と生産性の向上を実現するための事業構造改善に伴い発生した費用であります。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

日本及び中国の連結子会社における効率的な人員体制の再構築と生産性の向上を実現するための事業構造改善に伴い発生した費用であります。

 

 

※7.固定資産除売却損の内訳は次のとおりであります。

(固定資産売却損)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

車両運搬具

-千円

243千円

器具備品

-千円

1,413千円

合計

-千円

1,657千円

 

 

(固定資産除却損)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

建物

-千円

779千円

 

 

※8.減損損失

当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上しました。

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

該当事項はありません。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

用途

種類

場所

金額

遊休資産

ソフトウエア

本社(東京都千代田区)

26,512千円

遊休資産

建物

子会社(中華人民共和国)

6,122千円

遊休資産

器具備品

子会社(中華人民共和国)

22,577千円

遊休資産

ソフトウエア

子会社(中華人民共和国)

8,922千円

遊休資産

その他

子会社(中華人民共和国)

858千円

 

 

(経緯)

 当連結会計年度において、当初予定していた収益を見込めないサービスや継続的な使用が見込めなくなった資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(64,992千円)として特別損失に計上しております。

 

(グルーピングの方法)

 当社グループは事業単位を基礎とした管理会計上の区分に従ってグルーピングしており、将来の使用見込みがなく、廃棄される可能性が高いものについては、遊休資産としてグルーピングしております。

 

(回収可能性)

 遊休資産については、将来の使用見込みがないため、回収可能価額をゼロとして帳簿価額全額を減額しております。

 

(連結包括利益計算書関係)

※1.その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額

 

 

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

その他有価証券評価差額金:

 

 

 

 

当期発生額

41,749

千円

△26,847

千円

組替調整額

△26,940

 

82,105

 

税効果調整前

14,807

 

55,257

 

税効果額

4,830

 

△7,678

 

その他有価証券評価差額金

19,638

 

47,579

 

繰延ヘッジ損益:

 

 

 

 

当期発生額

34,940

 

△23,566

 

組替調整額

△59

 

△12,120

 

税効果調整前

34,880

 

△35,687

 

税効果額

△4,173

 

12,347

 

繰延ヘッジ損益

30,707

 

△23,339

 

為替換算調整勘定:

 

 

 

 

当期発生額

4,376

 

67,330

 

組替調整額

-

 

△29,826

 

 為替換算調整勘定

4,376

 

37,503

 

その他の包括利益合計

54,722

 

61,743

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)

12,339,500

132,700

12,472,200

合計

12,339,500

132,700

12,472,200

自己株式

 

 

 

 

普通株式

660,105

660,105

合計

660,105

660,105

 

(注) 普通株式の発行済株式総数の増加132,700株は、新株予約権の権利行使による増加によるものであります。

 

2.新株予約権に関する事項

 

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の
目的となる
株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結
会計年度末

第21回新株予約権

8,114

第24回新株予約権

2,148

第25回新株予約権

第26回新株予約権

第27回新株予約権

43,497

第28回新株予約権

10,529

合計

64,289

 

(注) 1.上記の新株予約権は全てストック・オプションとしての新株予約権であります。

2.提出会社の第27回新株予約権及び第28回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2023年4月21日

取締役会

普通株式

58,396

5.0

2023年2月28日

2023年5月25日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

 

決議

 

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年4月25日

取締役会

普通株式

59,060

利益剰余金

5.0

2024年2月29日

2024年5月30日

 

 

4.株主資本の金額の著しい変動
 当社は、2023年10月30日開催の取締役会決議に基づき、株式会社リンクアンドコミュニケーションの株式を取得し
連結子会社といたしました。この結果、当連結会計年度において資本剰余金が822,717千円増加したこと等に伴い、当
連結会計年度末において資本剰余金が2,339,982千円となっております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項

 

当連結会計年度
期首株式数(株)

当連結会計年度
増加株式数(株)

当連結会計年度
減少株式数(株)

当連結会計年度末
株式数(株)

発行済株式

 

 

 

 

普通株式(注)

12,472,200

121,100

12,593,300

合計

12,472,200

121,100

12,593,300

自己株式

 

 

 

 

普通株式

660,105

660,105

合計

660,105

660,105

 

(注) 普通株式の発行済株式総数の増加121,100株は、新株予約権の権利行使による増加によるものであります。

 

2.新株予約権に関する事項

区分

新株予約権の内訳

新株予約権の
目的となる
株式の種類

新株予約権の目的となる株式の数(株)

当連結会計年度末残高

(千円)

当連結会計年度期首

当連結会計年度増加

当連結会計年度減少

当連結
会計年度末

第21回新株予約権

第24回新株予約権

第25回新株予約権

第26回新株予約権

第27回新株予約権

55,360

第28回新株予約権

13,537

合計

68,898

 

(注) 1.上記の新株予約権は全てストック・オプションとしての新株予約権であります。

2.提出会社の第27回新株予約権及び第28回新株予約権は、権利行使期間の初日が到来しておりません。

 

3.配当に関する事項

(1) 配当金支払額

 

決議

株式の種類

配当金の総額

(千円)

1株当たり配当額

(円)

基準日

効力発生日

2024年4月25日

取締役会

普通株式

59,060

5.0

2024年2月29日

2024年5月30日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

 

 

決議

 

株式の種類

配当金の総額

(千円)

配当の原資

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年4月25日

取締役会

普通株式

59,665

利益剰余金

5.0

2025年2月28日

2025年5月29日

 

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の連結会計年度末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

現金及び預金勘定

2,662,384

千円

2,957,158

千円

現金及び現金同等物

2,662,384

 

2,957,158

 

 

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

株式の取得により新たに株式会社リンクアンドコミュニケーション(以下L&C社)を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにL&C株式の取得原価とL&C社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産

447,498千円

固定資産

185,382

のれん

1,213,872

流動負債

△380,917

固定負債

△466,168

資本剰余金

△799,666

繰延税金資産

△3,645

L&C株式の取得価額

196,354

L&C社現金及び現金同等物

△67,917

L&C株式の取得価額に含まれている現金及び現金同等物以外

△86,224

差引:L&C社取得のための支出

42,212

 

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

株式の取得により新たに株式会社Retool(以下Retool社)を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにRetool株式の取得原価とRetool社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりであります。

流動資産

227,605千円

固定資産

31,079

のれん

286,794

流動負債

△172,991

固定負債

△92,489

Retool株式の取得価額

280,000

Retool社現金及び現金同等物

△183,407

差引:Retool社取得のための支出

96,592

 

 

(リース取引関係)

(借主側)

1.ファイナンス・リース取引

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

2.オペレーティング・リース取引

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

 

(金融商品関係)

1.金融商品の状況に関する事項

(1) 金融商品に対する取組方針

当社グループは、資金運用については短期的な預金に限定し、資金調達については運転資金及び設備投資資金の調達を目的として必要に応じ銀行借入や、新株発行等により調達する方針であります。

デリバティブは、後述するリスクを回避するために利用しており、投機的な取引は行わない方針であります。

 

(2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制

営業債権である受取手形及び売掛金については、顧客の信用リスクに晒されておりますが、社内規程に沿ってリスクの低減を図っております。短期貸付金については、貸出先の信用リスクに晒されております。投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、価格変動リスクに晒されておりますが、定期的に発行体の財務状況や時価の把握を行っております。

差入保証金は、主に建物賃貸借契約に伴うものです。

営業債務である買掛金は、1年以内の支払期日であります。一部外貨建てのものについては、為替の変動リスクに晒されておりますが、先物為替予約を利用してヘッジしております。先物為替予約取引の執行の管理については、担当部署、決裁担当者の承認を得て行っております。

長期借入金は、主に運転資金及び投資に係る資金であります。

デリバティブ取引は、外貨建ての営業債務に係る為替の変動リスクに対するヘッジを目的とした先物為替予約取引であります。なお、ヘッジ会計に関するヘッジ手段とヘッジ対象、ヘッジ方針、ヘッジの有効性の評価方法等については、前述の「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4.会計方針に関する事項 (6) 重要なヘッジ会計の方法」」をご参照下さい。

 

(3) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明

金融商品の時価の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用することにより、当該価額が変動することがあります。

また、注記事項「デリバティブ取引関係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市場リスクを示すものではありません。

 

(4) 信用リスクの集中

当期の連結決算日現在における営業債権のうち19%が特定の大口顧客に対するものであります。

 

 

2.金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 投資有価証券

222,241

222,241

(2) 差入保証金

196,153

159,431

△36,722

資産計

418,395

381,673

△36,722

(3) 長期借入金

(1年内返済予定の長期借入金を含む)

(2,400,999)

(2,392,602)

△8,397

負債計

(2,400,999)

(2,392,602)

△8,397

デリバティブ取引(※5)

12,120

12,120

 

※1.負債に計上されているものについては、( )で示しております。

※2.現金については注記を省略しており、預金、受取手形及び売掛金、短期貸付金、買掛金、未払法人税等は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※3.市場価格のない株式等は「(1) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りです。

(単位:千円)

区分

前連結会計年度

(2024年2月29日)

非上場株式

491,385

投資事業有限責任組合出資金

474,638

ゴルフ会員権

27,000

合計

993,023

 

※4.投資事業有限責任組合出資金については、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針31号 2021年6月17日)第24項-16に基づき、時価開示の対象とはしておりません。

※5.デリバティブ取引によって生じた正味の債権債務は純額で表示しております。

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

 

連結貸借対照表計上額

(千円)

時価(千円)

差額(千円)

(1) 投資有価証券

233,219

233,219

(2) 差入保証金

234,030

209,558

△24,472

資産計

467,249

442,777

△24,472

(3) 長期借入金

(1年内返済予定の長期借入金を含む)

(2,753,639)

(2,727,066)

△26,573

負債計

(2,753,639)

(2,727,066)

△26,573

デリバティブ取引(※5)

(23,566)

(23,566)

 

※1.負債に計上されているものについては、( )で示しております。

※2.現金については注記を省略しており、預金、受取手形及び売掛金、買掛金、未払法人税等は短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似するものであることから、記載を省略しております。

※3.市場価格のない株式等は「(1) 投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下の通りです。

(単位:千円)

区分

当連結会計年度

(2025年2月28日)

非上場株式

566,374

関係会社株式

29,998

投資事業有限責任組合出資金

715,891

ゴルフ会員権

27,000

合計

1,339,264

 

※4.投資事業有限責任組合出資金については、「時価の算定に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針31号 2021年6月17日)第24項-16に基づき、時価開示の対象とはしておりません。

※5.デリバティブ取引によって生じた正味の債権債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目については( )で示しております。

 

 

(注)1.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額

 

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

2,662,384

受取手形及び売掛金

1,251,672

短期貸付金

20,000

差入保証金

17,046

152,107

合計

3,951,103

152,107

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

 

1年以内

(千円)

1年超

5年以内

(千円)

5年超

10年以内

(千円)

10年超

(千円)

現金及び預金

2,957,158

受取手形及び売掛金

856,965

差入保証金

234,030

合計

3,814,124

234,030

 

 

(注)2.社債、長期借入金、リース債務及びその他の有利子負債の連結決算日後の返済予定額

 

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

612,471

684,783

362,103

311,567

311,567

118,507

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

 

1年以内

(千円)

1年超

2年以内

(千円)

2年超

3年以内

(千円)

3年超

4年以内

(千円)

4年超

5年以内

(千円)

5年超

(千円)

長期借入金

1,435,751

460,566

324,175

315,859

152,481

64,806

 

 

 

3.金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に係るインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

レベル1の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、活発な市場において形成される当該時価の算定の対象となる資産又は負債に関する相場価格により算定した時価

レベル2の時価:観察可能な時価の算定に係るインプットのうち、レベル1のインプット以外の時価の算定に係るインプットを用いて算定した時価

レベル3の時価:観察できない時価の算定に係るインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

222,241

222,241

資産計

222,241

222,241

デリバティブ取引

12,120

12,120

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

233,219

233,219

資産計

233,219

233,219

デリバティブ取引

23,566

23,566

 

 

 

(2) 時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

差入保証金

159,431

159,431

資産計

159,431

159,431

長期借入金

(一年以内返済予定を含む)

2,392,602

2,392,602

負債計

2,392,602

2,392,602

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

区分

時価(千円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

差入保証金

209,558

209,558

資産計

209,558

209,558

長期借入金

(一年以内返済予定を含む)

2,727,066

2,727,066

負債計

2,727,066

2,727,066

 

(注) 時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

デリバティブ取引

時価の算定方法は、取引先金融機関から提示された価格等に基づき算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

差入保証金

差入保証金の時価は、当該賃貸借見込期間に見合った国債の利率を基に割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

長期借入金(一年以内返済予定を含む)

元利金の合計額を同様の新規借入を行った場合に想定される利率を割り引いた現在価値により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

1.その他有価証券

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

167,576

99,878

67,697

(2) 債券

(3) その他

小計

167,576

99,878

67,697

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

54,665

121,637

△66,971

(2) 債券

(3) その他

小計

54,665

121,637

△66,971

合計

222,241

221,516

725

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額491,385千円)については、市場価格のない株式等であるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

 

種類

連結貸借対照表計上額(千円)

取得原価
(千円)

差額
(千円)

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの

(1) 株式

233,219

102,360

130,859

(2) 債券

(3) その他

小計

233,219

102,360

130,859

連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

(3) その他

小計

合計

233,219

102,360

130,859

 

(注) 非上場株式(連結貸借対照表計上額566,374千円)については、市場価格のない株式等であるため、上表の「その他有価証券」には含めておりません。

 

2.売却したその他有価証券

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

種類

売却額
(千円)

売却益の合計額
(千円)

売却損の合計額
(千円)

(1) 株式

320,637

114,142

(2) 債券

(3) その他

合計

320,637

114,142

 

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

種類

売却額
(千円)

売却益の合計額
(千円)

売却損の合計額
(千円)

(1) 株式

7,113

6,409

(2) 債券

(3) その他

合計

7,113

6,409

 

 

3.減損処理を行った有価証券

前連結会計年度において、その他有価証券の株式について46,996千円減損処理を行っております。

当連結会計年度において、その他有価証券の株式について87,425千円減損処理を行っております。

なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ50%超下落した場合には全て減損処理を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

また、市場価格のない株式等の減損処理にあたっては、取得原価に対して実質価額が50%超下落した場合には、回収可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行っております。

 

 

(デリバティブ取引関係)

ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引

通貨関連

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

ヘッジ会計の
方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価

(千円)

原則的処理方法

為替予約取引

外貨建金銭債務の予定取引

 

 

 

買建

 

 

 

人民元

556,905

12,120

合計

556,905

12,120

 

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

ヘッジ会計の
方法

取引の種類

主なヘッジ対象

契約額等

(千円)

契約額等のうち
1年超
(千円)

時価

(千円)

原則的処理方法

為替予約取引

外貨建金銭債務の予定取引

 

 

 

買建

 

 

 

米ドル

244,389

△6,688

人民元

907,837

△16,878

合計

1,152,227

△23,566

 

 

(退職給付関係)

該当事項はありません。

 

 

(ストック・オプション等関係)

1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

販売費及び一般管理費

14,871

14,871

 

 

2.権利不行使による失効により利益として計上した金額

(単位:千円)

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

新株予約権戻入益

627

 

 

 

3.ストック・オプションの内容、規模及びその変動状況

(1) ストック・オプションの内容

 

会社名

提出会社

同左

 

2018年ストック・オプション

(第21回新株予約権)

2019年ストック・オプション

(第24回新株予約権)

付与対象者の区分及び数

当社取締役1名、当社従業員60名

当社従業員8名

ストック・オプション数(注)1

普通株式 61,600株

普通株式 8,100株

付与日

2018年7月12日

2019年5月22日

権利確定条件

権利行使時において当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員であること、または取締役会で認定されたものであること。

権利行使時において当社の従業員並びに当社子会社の取締役、または取締役会で認定されたものであること。

対象勤務期間

2018年7月12日から2021年7月12日まで

2019年5月22日から2022年5月22日まで

権利行使期間

2021年7月13日から、2024年7月12日まで

2022年5月23日から、2025年5月22日まで

 

 

会社名

提出会社

同左

 

2020年ストック・オプション①

(第25回新株予約権)(注)2

2020年ストック・オプション②

(第26回新株予約権)(注)2

付与対象者の区分及び数

当社取締役2名、当社子会社従業員36名

当社取締役1名、当社子会社従業員56名

ストック・オプション数(注)1

普通株式 393,900株

普通株式 509,600株

付与日

2020年6月1日

2020年6月1日

権利確定条件

権利行使時において当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員であること、または取締役会で認定されたものであること。

権利行使時において当社又は当社の関係会社の取締役又は従業員であること、または取締役会で認定されたものであること。

対象勤務期間

2018年12月28日から2021年1月3日まで

2019年10月1日から2022年10月9日まで

権利行使期間

2021年1月4日から、2028年11月30日まで

2022年10月10日から、2029年9月30日まで

 

 

 

会社名

提出会社

同左

 

2020年ストック・オプション③

(第27回新株予約権)

2020年ストック・オプション④

(第28回新株予約権)

付与対象者の区分及び数

当社取締役3名

当社取締役1名

ストック・オプション数(注)1

普通株式 100,000株

普通株式 20,000株

付与日

2020年7月20日

2020年9月25日

権利確定条件

権利行使時において当社の取締役、または取締役会で認定されたものであること。

権利行使時において当社の取締役、または取締役会で認定されたものであること。

対象勤務期間

2020年7月20日から2025年7月21日まで

2020年9月25日から2025年9月25日まで

権利行使期間

2025年7月22日から、2028年7月20日まで

2025年9月26日から、2028年9月25日まで

 

(注) 1.株式数に換算して記載しております。

2.第25回新株予約権及び第26回新株予約権は、2020年6月1日付けで締結した当社とJENESIS株式会社との株式交換契約の効力発生に伴い、同社が発行していたストック・オプションとしての新株予約権は消滅しており、当該新株予約権の新株予約権者に対して、それに代わる新株予約権として、その所有する新株予約権1株につき、当社新株予約権13株の割当をもって交付されたものであります。

 

 

(2) ストック・オプションの規模及びその変動状況

当連結会計年度(2025年2月期)において存在したストック・オプションを対象とし、ストック・オプションの数については、株式数に換算して記載しております。

①  ストック・オプションの数

 

会社名

提出会社

同左

同左

 

2018年

ストック・オプション

(第21回新株予約権)

2019年

ストック・オプション

(第24回新株予約権)

2020年

ストック・オプション①

(第25回新株予約権)

権利確定前(株)

 

 

 

前連結会計年度末

付与

失効

権利確定

未確定残

権利確定後(株)

 

 

 

前連結会計年度末

18,100

3,000

1,300

権利確定

権利行使

16,700

3,000

失効

1,400

未行使残

1,300

 

 

 

会社名

提出会社

同左

同左

 

2020年

ストック・オプション②

(第26回新株予約権)

2020年

ストック・オプション③

(第27回新株予約権)

2020年

ストック・オプション④

(第28回新株予約権)

権利確定前(株)

 

 

 

前連結会計年度末

100,000

20,000

付与

失効

権利確定

未確定残

100,000

20,000

権利確定後(株)

 

 

 

前連結会計年度末

109,200

権利確定

権利行使

101,400

失効

1,300

未行使残

6,500

 

 

 

②  単価情報

 

会社名

提出会社

同左

同左

 

2018年

ストック・オプション

(第21回新株予約権)

2019年

ストック・オプション

(第24回新株予約権)

2020年

ストック・オプション①

(第25回新株予約権)

権利行使価格(円)

39

行使時平均株価(円)

415

333

公正な評価単価(付与日)(円)

448.31

716.06

 

 

会社名

提出会社

同左

同左

 

2020年

ストック・オプション②

(第26回新株予約権)

2020年

ストック・オプション③

(第27回新株予約権)

2020年

ストック・オプション④

(第28回新株予約権)

権利行使価格(円)

106

行使時平均株価(円)

393

公正な評価単価(付与日)(円)

593.15

752.10

 

 

4.ストック・オプションの権利確定数の見積方法

基本的には、将来の失効数の合理的な見積りは困難であるため、実績の失効数のみ反映させる方法を採用しております。

 

 

(税効果会計関係)

1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

 

当連結会計年度
(2025年2月28日)

繰延税金資産

 

 

 

 

 

繰越欠損金(注)

889,757

千円

 

887,836

千円

賞与引当金

70,663

 

 

75,997

 

減価償却超過額

279,657

 

 

361,397

 

たな卸資産評価損

6,793

 

 

23,907

 

未払社会保険料

10,632

 

 

10,859

 

資産除去債務

11,133

 

 

12,685

 

貸倒引当金

329

 

 

278

 

投資有価証券評価損

94,874

 

 

103,440

 

その他

139,852

 

 

193,177

 

繰延税金資産小計

1,503,693

 

 

1,669,581

 

税務上の繰越欠損金に係る評価性引当額(注)

△858,797

 

 

△874,324

 

将来減算一時差異等の合計に係る評価性引当額

△428,861

 

 

△512,424

 

評価性引当額小計

△1,287,659

 

 

△1,386,748

 

繰延税金資産合計

216,034

 

 

282,832

 

繰延税金負債

 

 

 

 

 

資産除去債務に対応する除去費用

△3,213

 

 

△3,317

 

その他有価証券評価差額金

△7,780

 

 

△15,476

 

その他

△18,648

 

 

△18,926

 

繰延税金負債合計

△29,643

 

 

△37,720

 

繰延税金資産及び負債の純額

186,391

 

 

245,111

 

 

 

(注) 税務上の繰越欠損金及びその繰延税金資産の繰越期限別の金額

前連結会計年度(2024年2月29日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

合計
(千円)

税務上の繰越欠損金(※)

20,770

32,531

41,647

794,808

889,757

評価性引当額

△20,770

△32,531

△41,647

△763,848

△858,797

繰延税金資産

30,960

30,960

 

(※) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

当連結会計年度(2025年2月28日)

 

1年以内
(千円)

1年超
2年以内
(千円)

2年超
3年以内
(千円)

3年超
4年以内
(千円)

4年超
5年以内
(千円)

5年超
(千円)

合計
(千円)

税務上の繰越欠損金(※)

8,771

9,494

126,526

187,746

156,743

398,554

887,836

評価性引当額

△8,771

△9,494

△126,526

△187,746

△156,743

△385,042

△874,324

繰延税金資産

13,512

13,512

 

(※) 税務上の繰越欠損金は、法定実効税率を乗じた額であります。

 

 

2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主要な項目別の内訳

 

 

前連結会計年度
(2024年2月29日)

 

当連結会計年度
(2025年2月28日)

法定実効税率

30.6

 

(調整)

 

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

4.6

 

 -

住民税均等割

6.8

 

 -

評価性引当額の増減

10.4

 

 -

グループ通算制度による影響

△31.6

 

 -

在外子会社の税率差異等

△12.0

 

 -

その他

△2.9

 

 -

税効果会計適用後の法人税等の負担率

5.9

 

 -

 

 

※1.当連結会計年度については、税引前当期純損失を計上しているため、注記を省略しております。

 

3.法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理

当社及び一部の国内連結子会社は、グループ通算制度を適用しております。また、「グループ通算制度を適用する場合の会計処理及び開示に関する取扱い」(実務対応報告第42号 2021年8月12日)に従って、法人税及び地方法人税の会計処理又はこれらに関する税効果会計の会計処理並びに開示を行っております。

 

4. 決算日後における法人税等の税率の変更

2025年3月31日に「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が公布され、2026年4月1日以後に開始する事業年度から防衛特別法人税(法人税額から5百万円を控除した額を課税標準とする税率4%の新たな付加税)が課されることとなりました。これに伴い、2027年3月1日以後に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異等については法定実効税率が変更されます。

なお、この税率変更による影響は軽微であります。

 

 

(企業結合等関係)

(取得による企業結合)
  当社は、2024年12月26日開催の取締役会において、株式会社Retoolの株式を取得、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結、2024年12月27日付で株式を取得いたしました。
 

(1)企業結合の概要
①被取得企業の名称及びその事業の内容
  被取得企業の名称:株式会社Retool
  事業の内容 :ソフトウェア開発事業、人材紹介事業
②企業結合を行った主な理由
  当社グループでは、株式会社Wellmiraが展開しているAI健康アプリ「カロママプラス」やウォーキングイベントサービス「Renobody」などのHelthTech領域、ネオス株式会社で展開しているプリペイド決済サービス「ValueWallet」などのFintech領域において、独自のDXサービスの展開をしており、顧客数・売上高とも拡大を続けております。
  一方、Retool社は、人材紹介事業からスタートし、その後、求人企業や人材紹介会社が効率的にスカウトを行うためのシステム「HABUKU」や、労働生産性向上を目的としたマネジメントDXサービス「Retool」の開発・販売を行うなど、HRTech分野において特色のあるDXサービスの展開をしている成長ベンチャーです。
  当社は、今回のRetool社の株式取得による子会社化により、当社グループのDXサービスの事業領域拡大を図ることに加え、IT企業にとって最も重要な経営資源である人材の獲得戦略の強化を図ることを企図しています。また、Retool社と当社グループの法人事業やSaaS事業間での営業、マーケティング面での連携や、当社グループのAI技術を活用したRetool社のサービス内容の強化や新規サービスの創出など、様々な分野においてシナジーを創出する取り組みを進めてまいります。

      ③企業結合日
        2024年12月27日(株式取得日)
        2024年12月31日(みなし取得日)
      ④企業結合の法的形式
        現金を対価とする株式取得
      ⑤結合後企業の名称
        変更はありません。
      ⑥取得した議決権比率
        66.6%
      ⑦取得企業を決定するに至った主な根拠
        当社が現金を対価として株式を取得したことによるものです。

(2)連結財務諸表に含まれる被取得企業の業績の期間

2024年12月31日をみなし取得日としており、貸借対照表のみを連結しているため、当連結会計年度に係る連結損益計算書については、被取得企業の業績は含まれておりません。

(3)被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価 現金 280,000千円

取得原価 280,000千円

(4)主要な取得関連費用の内訳及び金額

該当事項はありません。

(5)発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

      ①発生したのれんの金額
        286,794千円
      ②発生原因
        今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力であります。
      ③償却方法及び償却期間

のれんの効果の発現する期間を合理的に見積り、当該期間にわたり均等償却する予定であります。なお、償却期間については精査中であります。

(6)企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産 227,605千円
固定資産 31,079千円
資産合計 258,685千円
流動負債 172,991千円
固定負債 92,489千円
負債合計 265,480千円

(7)取得原価の配分

当連結会計年度末において、企業結合日における識別可能な資産及び負債の特定並びに時価の算定が未了であり、取得原価の配分が完了していないため、その時点で入手可能な合理的情報に基づき暫定的な会計処理を行っております。

(8)企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及

     ぼす影響の概算額及びその算定方法

当連結会計年度における概算額の算定が困難であるため、記載しておりません。

 

(企業結合に係る暫定的な会計処理の確定)
  2024年1月1日に行われた当社の連結子会社であるネオス株式会社のヘルスケア事業と、株式会社リンクアンドコミュニケーション(現 株式会社Wellmira)との企業結合について、前連結会計年度は暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度に確定しております。この暫定的な会計処理の確定に伴う金額の変動はありません。

 

 

(資産除去債務関係)

資産除去債務のうち連結貸借対照表に計上しているもの

イ.当該資産除去債務の概要

本社オフィス等の不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務等であります。

 

ロ.当該資産除去債務の金額の算定方法

使用見込期間を8年から17年と見積り、割引率は主に0.00%~1.71%を使用して資産除去債務の金額を計算しております。

 

ハ.当該資産除去債務の総額の増減

 

 

前連結会計年度

(自 2023年3月1日

至 2024年2月29日)

当連結会計年度

(自 2024年3月1日

至 2025年2月28日)

期首残高

35,368

千円

35,728

千円

有形固定資産の取得に伴う増加額

千円

4,451

千円

時の経過による調整額

360

千円

419

千円

資産除去債務の履行による減少額

千円

千円

期末残高

35,728

千円

40,599

千円

 

 

(賃貸等不動産関係)

該当事項はありません。

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

主要な財又はサービス別に分解した収益の情報は以下のとおりであります。

前連結会計年度(自 2023年3月1日 至 2024年2月29日)

 

 

(単位:千円)

 

ライフデザイン
事業

AI&クラウド
事業

IoT&デバイス
事業

ソフトウェア

2,139,017

2,285,232

4,424,249

ハードウェア

4,312,435

4,312,435

顧客との契約から生じる収益

2,139,017

2,285,232

4,312,435

8,736,684

外部顧客への売上高

2,139,017

2,285,232

4,312,435

8,736,684

 

ソフトウェア:ICT、IoTサービスにおける企画、UI/UXデザイン、コンテンツ・サイト・アプリ・システムの開発からクラウド構築、運用までをトータルで提供するサービスソリューション、及び知育アプリやヘルスケア、キャラクターコンテンツなどのサービスの提供に加え、教育・健康分野での知見を活かした法人向けサービスプロデュース事業を展開するコンテンツ系Techサービス、及び業務の効率化を実現するチャットボット等のビジネスコミュニケーションサービスやキャッシュレス決済サービスを提供するビジネス系Techサービス

ハードウェア:中国深圳のサプライチェーンを活用した、小ロット・低コスト・高品質を担保する独自の生産体制を強みに、企画・設計から開発、量産、カスタマーサポートまで対応するデバイスソリューション

 

ICT市場における技術革新や顧客動向などの事業環境が変化する中、中長期的な企業価値向上に向けた経営戦略の再構築、及び自社製品事業の拡大に合わせ、当連結会計年度より、「コネクテッド事業」としていた名称をより一般に知名度が高い「IoT&デバイス事業」に名称を変更しております。
 また、更なるAI事業強化を目的として、従来「ライフデザイン事業」としていたEdtechを除くライフデザインソリューションを、「AI&クラウド事業」に集約しております。
 なお、前連結会計年度のセグメント情報については、変更後の報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。

 

当連結会計年度(自 2024年3月1日 至 2025年2月28日)

 

 

(単位:千円)

 

ライフデザイン
事業

AI&クラウド
事業

IoT&デバイス
事業

ソフトウェア

3,131,844

2,569,155

5,701,000

ハードウェア

5,464,530

5,464,530

顧客との契約から生じる収益

3,131,844

2,569,155

5,464,530

11,165,530

外部顧客への売上高

3,131,844

2,569,155

5,464,530

11,165,530

 

ソフトウェア:ICT、IoTサービスにおける企画、UI/UXデザイン、コンテンツ・サイト・アプリ・システムの開発からクラウド構築、運用までをトータルで提供するサービスソリューション、及び知育アプリやヘルスケア、キャラクターコンテンツなどのサービスの提供に加え、教育・健康分野での知見を活かした法人向けサービスプロデュース事業を展開するコンテンツ系Techサービス、及び業務の効率化を実現するチャットボット等のビジネスコミュニケーションサービスやキャッシュレス決済サービスを提供するビジネス系Techサービス

ハードウェア:中国深圳のサプライチェーンを活用した、小ロット・低コスト・高品質を担保する独自の生産体制を強みに、企画・設計から開発、量産、カスタマーサポートまで対応するデバイスソリューション

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

収益を理解するための基礎となる情報は、「注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) 4.会計方針に関する事項 (4) 重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1) 契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:千円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

1,282,284

1,251,672

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

1,251,672

856,965

契約資産(期首残高)

423,605

538,408

契約資産(期末残高)

538,408

356,636

契約負債(期首残高)

128,840

147,371

契約負債(期末残高)

147,371

195,340

 

契約資産は、一定の期間にわたり収益を認識する場合に進捗度の測定に基づいて認識した収益にかかる未請求売掛金であり、顧客の検収時に顧客との契約から生じた債権へ振り替えております。

契約負債は、各事業におけるサービスの提供前に顧客から受け取った対価であり、履行義務を充足した時点で収益に振り替えております。

 

(2) 残存履行義務に配分した取引価格

当社グループにおいて、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な取引はありません。また、顧客との契約から生じる対価の中に、取引価格に含まれていない重要な金額はありません。