第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易摩擦など世界経済の不透明感が増す中、依然としてデフレ脱却を果たせておりません。当社の主要顧客である外食・小売などの内需型サービス産業では、長引く家計消費の低迷と、人手不足の深刻化、第2四半期連結会計期間に多発した自然災害による業績への悪影響などによって、依然として厳しい環境が続いております。

 このような環境下、当社グループの基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(以下、MSRという。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業は、前第3四半期連結累計期間と比較し、国内の売上収益が4.9%増、調査数では3.5%増となりました。

 地震や豪雨による中止・後倒しが発生した上期の影響は残る一方、業務提携先であるぐるなび社との連携が伸展したことにより、MSRの調査数は比較的堅調に推移しました。また、サービス業に特化した従業員満足度調査の調査店舗数が引き続き大幅に増加するとともに、収益化が伸展したことで、サービスチーム力診断(カスタマーリサーチを含む)は、前第3四半期連結累計期間と比較し、国内の売上収益で354.5%増となりました。

 生産面では、MSRの調査数の増加に伴い、人員の増強を図っておりますが、システム化をはじめとした生産性の向上により、生産コストの増加抑制に努めております。

 管理面では、旅費交通費、株主総会費用、システムセキュリティ強化費用等が増加したものの、各種費用の見直しによるコストダウンを図ったことで、前第3四半期連結累計期間と比較し、販売費及び一般管理費は2.0%増に抑えられております。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益1,959,137千円(前年同期比4.1%増)、営業利益219,443千円(前年同期比34.4%増)、税引前四半期利益218,917千円(前年同期比34.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益159,047千円(前年同期比52.8%増)となりました。

 なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間の資産合計は、現金及び現金同等物が85,860千円、営業債権及びその他の債権が49,774千円減少し、その他の流動資産が43,102千円、その他の無形資産が21,937千円、繰延税金資産が5,210千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて52,222千円減少し、3,715,348千円となりました。

 負債については、営業債務及びその他の債務が63,053千円増加し、未払法人所得税等が117,743千円、非流動負債の借入金が45,873千円、流動負債の借入金が31,684千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて152,235千円減少し、633,666千円となりました。

 資本については、配当金支払による利益剰余金の減少80,966千円、四半期利益の計上156,226千円等により、前連結会計年度末に比べて100,013千円増加し、3,081,682千円となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ85,860千円減少し、541,401千円となりました。

 当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。

 (営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動によるキャッシュ・フローは、69,775千円の収入(前年同期比5,251千円増)となりました。これは、税引前四半期利益の計上218,917千円、営業債務及びその他の債務の増加額62,997千円、営業債権及びその他の債権の減少額49,759千円、法人所得税の支払額190,026千円等によるものであります。

 (投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動によるキャッシュ・フローは、19,651千円の支出(前年同期比651千円減)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出14,078千円、無形資産の取得による支出299千円等によるものであります。

 

 (財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動によるキャッシュ・フローは、136,077千円の支出(前年同期比378,893千円減)となりました。これは、配当金支払による支出80,966千円、長期借入金の返済による支出77,557千円、株式の発行による収入22,446千円等よるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。