当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、米中貿易戦争などによる世界的な景気後退、国内では消費増税に伴う更なる消費減退が懸念される中、一部で駆け込み需要の影響が見られたものの、消費者態度指数・実質賃金指数は共に低下を続けており、人手不足の深刻化と相まって、当社の主要顧客である外食・小売などの内需型サービス産業では依然として厳しい環境が続いております。
このような環境下、当社グループの基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサー
チ(以下、MSRという。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業は、前第2四半期連結累計期
間と比較し、国内の売上収益が9.4%増となりました。
これは、MSRが国内の調査数で微減ながら、国内の売上収益で3.7%増と堅調に推移したことに加え、MSRの活用を総合的にサポートするためのコンサルティング・研修(以下、コンサルという。)が、国内の売上収益で
65.3%増となったことによるものです。
中でも、サービス業に特化した従業員満足度調査であるサービスチーム力診断(以下、STARという。)は、
調査店舗数が大幅に増加するとともに、収益化が伸展したことで、国内の売上収益で129.2%増となりました。
生産面では、安定的なレポート生産体制の維持と生産コストの抑制に取り組む一方、更なるレポート品質の向上
を目的として当社ビジネスを支えるモニターとのリレーション強化に取り組んでおります。
管理面では、中期経営計画(2019年5月9日公表)に基づくSTAR等の商品力強化やシステムセキュリティ強化に伴う賃借料ならびに広告宣伝費等が増加しました。他にも、株主提案への形式的手続きに伴う弁護士報酬や、国際会計基準(IFRS)第16号「リース」におけるリースに関する会計処理の改訂に伴い、当社の会計処理を変更した結果、減価償却費等が増加したことで、前第2四半期連結累計期間と比較し、販売費及び一般管理費は21.8%増となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益1,367,969千円(前年同期比8.5%増)、営業利益147,045千円(前年同期比32.4%増)、税引前四半期利益146,271千円(前年同期比32.1%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益103,953千円(前年同期比22.8%増)となりました。
なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び現金同等物が374,894千円、営業債権及びその他の債権が13,204千円、有形固定資産が4,198千円減少し、その他の流動資産が18,530千円、その他の無形資産が13,522千円増加、またIFRS第16号「リース」の適用による使用権資産が55,709千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて304,462千円減少し、3,792,096千円となりました。
負債については、借入金が66,628千円増加、営業債務及びその他の債務が32,863千円減少、またIFRS第16号「リース」の適用によりリース負債が54,387千円増加、未払法人所得税等が42,676千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて35,457千円増加し、814,613千円となりました。
資本については、自己株式の消却等による資本剰余金の減少379,195千円、配当金支払による利益剰余金の減少84,217千円、四半期利益の計上102,083千円等により、前連結会計年度末に比べて339,918千円減少し、2,977,483千円となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ374,894千円減少し、439,797千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、43,536千円の収入(前年同期比23,386千円増)となりました。これは、税引前四半期利益の計上146,271千円、減価償却費及び償却費の計上35,209千円、営業債権及びその他の債権の減少額13,173千円、営業債務及びその他の債務の減少額33,348千円、法人所得税の支払額91,558千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、26,378千円の支出(前年同期比12,874千円増)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出2,858千円、無形資産の取得による支出23,460千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、392,568千円の支出(前年同期比252,282千円増)となりました。これは、自己株式の取得による支出399,964千円、配当金支払による支出84,217千円、長期借入金の返済による支出33,372千円、短期借入れによる収入100,000千円、株式の発行による収入43,685千円等によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。