当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
当上半期におけるわが国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大およびそれに伴う行動制限や店舗への営業制限によって、外食・娯楽・宿泊などを中心に需要が低迷を続けており、当社の主要顧客である外食・小売などの内需型サービス産業では、依然として厳しい環境が続いております。
このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(以下、MSRという。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業の国内における売上収益は、前上半期と比較し、66.2%増となりました。主な内訳として、MSRは国内の調査数で37.2%増、国内の売上収益で51.9%増、コンサルティング・研修(以下、コンサルという。)は、国内の売上収益で193.4%増となっております。以上の結果、前上半期と比較し、売上収益で63.7%増、営業損益は349,773千円改善し、営業利益53,984千円と黒字に転換しております。
これは、一部の顧客でMSRのみならずオンライン研修などのコンサルも徐々に再開されるなど緊急事態宣言等の発出に伴う業績への影響が逓減していることが主な要因です。また、当第2四半期は、再びIT導入補助金等の活用が可能となり、SaaS(注)の受注が加速、その導入に伴うコンサルも増加いたしました。
一方、当上半期の大半が緊急事態宣言等の発出下におかれたことで、外食の顧客を中心にMSRやコンサルの延期または中止が後を絶たず、当社グループの業績に対して引き続き甚大な影響が及んでいる状況に変わりありません。
そのため、当上半期の連結業績予想に対して、売上収益の達成率は94.2%と僅かながら未達となりましたが、上述の通り、粗利の高いMSRやコンサルの増加により、営業損益は81百万円上振れ、赤字予想から一転黒字の着地となりました。
生産面では、MSRの国内調査数が、前第2四半期と比較し、47.5%増となりました。今後、より安定的な稼働に近づくには、外食の顧客動向が鍵となっておりましたが、緊急事態宣言等が解除され、段階的に日常を取り戻していく10月以降、役務提供の本格的な再開に向け、万全の生産体制を準備してまいります。
管理面では、前上半期と比較し、原価が8.3%増、販売費及び一般管理費は21.4%減となりました。原価は、SaaS(注)の拡大を念頭に組織を再編したことにより、人件費の一部が労務費へ振り替えられた反面、賞与削減も行ったため、売上収益に対して低い増加率に止まっております。また、販管費は、SaaSの利用者増に伴うサーバーの増強により賃借料が増加したものの、賞与削減に伴う人件費減、減資による租税公課減、地代家賃など各種コストダウンも奏功し、全体として大幅に減少しております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益783,511千円(前年同期比304,770千円増)、営業利益53,984千円(前年同期は295,789千円の営業損失)、税引前四半期利益52,109千円(前年同期は296,802千円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益41,046千円(前年同期は204,602千円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)2021年4月7日開示の「2021年2月期決算短信〔IFRS〕(連結)」及び「2021年2月期決算説明資料」をご参照ください。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、営業債権及びその他の債権が144,802千円、現金及び現金同等物が58,775千円減少し、その他の流動資産が82,159千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて146,250千円減少し、3,705,646千円となりました。
負債については、借入金が97,216千円、営業債務及びその他の債務が34,066千円、その他の流動負債が22,727千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて188,541千円減少し、938,827千円となりました。
資本については、親会社の所有者に帰属する四半期利益41,046千円等により、前連結会計年度末に比べて42,290千円増加し、2,766,819千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ58,775千円減少し、814,868千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、73,410千円の収入(前年同期比60,774千円増)となりました。これは、税引前四半期利益の計上52,109千円、減価償却費及び償却費の計上36,263千円、営業債権及びその他の債権の減少額145,018千円、営業債務及びその他の債務の減少額33,386千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、20,013千円の支出(前年同期比7,552千円減)となりました。これは、無形資産の取得による支出23,679千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、111,389千円の支出(前年同期は297,846千円の収入)となりました。これは、長期借入金の返済による支出97,216千円、リース負債の返済による支出14,147千円等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
新型コロナウィルス感染症が沈静化せず、当第2四半期連結累計期間の大半が緊急事態宣言等の発出下におかれたことで、当社グループの生産、受注及び販売に対しても甚大な影響が及んでいる状況に変わりがありませんが、前第2四半期連結累計期間と比較すると外食の顧客を除き緊急事態宣言等の発出に伴う影響が逓減しており、受注高は前年同期比86.0%増、販売高は前年同期比63.7%増の783,511千円となりました。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。