当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウィルスの感染拡大およびそれに伴う行動制限や店舗への営業制限によって、外食・娯楽・宿泊などを中心に長期にわたり大変厳しい状態が続いておりました。
足元の感染者数減少と緊急事態宣言等の解除によって、当社の主要顧客である外食・小売などのサービス産業にも、ようやく持ち直しの兆しが生まれておりますが、新たな変異株の発生などで先行き不透明な状況に置かれています。
このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ(以下、MSRという。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業の国内における売上収益は、前第3四半期累計と比較し、60.8%増となりました。主な内訳として、MSRは国内の調査数で15.2%増、国内の売上収益で39.4%増、コンサルティング・研修(以下、コンサルという。)は、国内の売上収益で294.9%増となっております。以上の結果、前第3四半期累計と比較し、売上収益で58.5%増、営業損益は547,178千円改善し、営業利益137,984千円と黒字に転換しております。
これは、一部の顧客でMSRのみならずオンライン研修などのコンサルも徐々に再開されるなど緊急事態宣言等の発出に伴う業績への影響が逓減していることが主な要因です。また、当第2四半期に引き続き、IT導入補助金等の活用によるSaaS(注)の受注が進展、その導入に伴うコンサルも増加いたしました。
一方、当第3四半期の序盤まで緊急事態宣言等の発出下におかれ、MSRやコンサルの延期または中止が発生、当社グループの業績に対して引き続き甚大な影響が及んでおりますが、上述の通り売上収益が着実な回復を続け、各種コストダウンも奏功したことで、第3四半期累計の社内予算は各段階利益が上振れて推移しております。
しかしながら、新たな変異株の発生間もないため、その感染拡大による当社グループの業績への影響を見通すことが困難な状況にあり、通期業績予想は据え置きとさせていただいております。
生産面では、MSRの国内調査数が、前第3四半期累計と比較し、15.2%増となりました。緊急事態宣言等の解除に伴いMSRやコンサルの再開に向けた引き合いも増加しております。今後、役務提供の本格的な再開を念頭に安定的な稼働に向け、万全の生産体制を準備してまいります。
管理面では、前第3四半期累計と比較し、原価が5.6%増、販売費及び一般管理費は22.3%減となりました。原価は、SaaS(注)の拡大を念頭に組織を再編したことにより、人件費の一部が労務費へ振り替えられた反面、夏季賞与の一部削減も行ったため、売上収益に対して低い増加率に止まっております。また、販管費は、SaaSの利用者増に伴うサーバーの増強により賃借料が増加したものの、賞与削減に伴う人件費、減資による租税公課、そのほか広告宣伝費や地代家賃などが減少したため、全体として大幅に減少しております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上収益1,268,884千円(前年同期比468,477千円増)、営業利益137,984千円(前年同期は409,194千円の営業損失)、税引前四半期利益135,250千円(前年同期は411,123千円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益94,148千円(前年同期は284,395千円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)2021年4月7日開示の「2021年2月期決算短信〔IFRS〕(連結)」及び「2021年2月期決算説明資料」をご参照ください。
第3四半期連結会計期間末の資産合計は、営業債権及びその他の債権が186,391千円、繰延税金資産が42,165千円減少し、現金及び現金同等物が121,906千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて107,492千円減少し、3,744,405千円となりました。
負債については、借入金が138,880千円、リース負債が21,245千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて203,766千円減少し、923,601千円となりました。
資本については、親会社の所有者に帰属する四半期利益94,148千円等により、前連結会計年度末に比べて96,275千円増加し、2,820,804千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ121,906千円増加し、995,549千円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、317,417千円の収入(前年同期比214,084千円増)となりました。これは、税引前四半期利益の計上135,250千円、減価償却費及び償却費の計上53,766千円、棚卸資産の増加額20,809千円、営業債権及びその他の債権の減少額186,934千円、営業債務及びその他の債務の減少額10,916千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、34,197千円の支出(前年同期比2,909千円減)となりました。これは、無形資産の取得による支出37,847千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、160,176千円の支出(前年同期は193,129千円の収入)となりました。これは、長期借入金の返済による支出138,880千円、リース負債の返済による支出21,245千円等によるものであります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
新型コロナウィルスの感染拡大およびそれに伴う行動制限や店舗への営業制限によって、外食・娯楽・宿泊などを中心に長期にわたり大変厳しい状態が続いており、当社グループの生産、受注及び販売に対しても甚大な影響が及んでいる状況に変わりがありませんが、前第3四半期連結累計期間と比較すると外食の顧客を除き緊急事態宣言等の発出に伴う影響が逓減しており、受注高は前年同期比63.8%増、販売高は前年同期比58.5%増の1,268,884千円となりました。
当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。