当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
当上半期における我が国経済は、行動制限の解除によって新型コロナウィルス感染症拡大の影響は幾分和らいだものの、ウクライナ侵攻で顕著となったエネルギー・輸入原材料価格の高騰を、円安が更に加速させたことで、企業収益や家計の実質所得が圧迫され、依然として2019年10月に実施された消費増税以前の国内総生産を回復できない状況にあり、当社の主要顧客である外食・小売など内需型サービス産業にとって、厳しい環境が続いております。
このような環境下、基幹サービスである顧客満足度覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」(以下「MSR」という。)」をはじめとしたミステリーショッピングリサーチ事業の国内における売上収益は、前上半期と比較し、26.6%増となりました。主な内訳として、MSRは国内の調査数で33.7%増、国内の売上収益で13.2%増、コンサルティング・研修(以下「コンサル」という。)は、国内の売上収益で88.6%増となっております。以上の結果、前上半期と比較し、売上収益で26.5%増、営業利益で42.4%増となり、上期業績予想に対して、親会社の所有者に帰属する当期利益では達成となりました。
これは、外食業界におけるMSRの回復などに加え、SaaSの導入やオンライン研修も含めたコンサルが大きく伸長したことによるものです。
受注高においては、前上半期と比較し、2.6%増となりましたが、当第2四半期では前年同四半期比8.9%減となっており、感染第7波の影響による営業活動の停滞、原材料価格高騰によるコスト抑制ニーズの高まりといった新型コロナウィルス感染症拡大などの悪影響が続いております。
生産面では、調査数の着実な増加に伴い、稼働の平準化による生産コストの逓減を図りつつ、安定的且つ効率的な生産体制の再構築を進めております。
管理面では、前上半期と比較し、原価が18.1%増、販売費及び一般管理費が22.5%増となりました。原価では、調査数増、売上収益増に伴うモニター謝礼ならびにレポート生産や顧客紹介などに関する外注費、業績回復による昇給及び賞与の満額支給(注)に伴う労務費、追加のサーバー増強などIT投資の促進に伴う賃借料などが主に増加しました。また、販管費は、業績回復による昇給及び賞与の満額支給(注)に伴う人件費、広告宣伝費、会議費及び接待交際費、旅費交通費、採用費、貸倒引当金などが主に増加しました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上収益991,502千円(前年同期比207,990千円増)、営業利益76,893千円(前年同期比22,909千円増)、税引前四半期利益75,891千円(前年同期比23,782千円増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益53,957千円(前年同期比12,912千円増)となりました。
なお、当社グループはミステリーショッピングリサーチ事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注) 前上半期は夏季賞与の一部削減を実施しました。但し、前期は結果的に営業利益が予算を大幅に達成したため、本削減分を決算賞与として支給しました。
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、現金及び現金同等物が286,252千円、営業債権及びその他の債権が47,874千円減少し、使用権資産が38,196千円、その他の無形資産が23,152千円増加したこと等により、前連結会計年度末に比べて265,590千円減少し、3,635,680千円となりました。
負債については、リース負債が37,923千円増加したものの、営業債務及びその他の債務が158,677千円、借入金が83,328千円、その他の流動負債が50,351千円、未払法人所得税等が27,924千円減少したこと等により、前連結会計年度末に比べて282,357千円減少し、752,482千円となりました。
資本については、配当金支払による利益剰余金の減少34,695千円、親会社の所有者に帰属する四半期利益53,957千円等により、前連結会計年度末に比べて16,767千円増加し、2,883,197千円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ286,252千円減少し、786,140千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれら要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、106,178千円の支出(前年同期は73,410千円の収入)となりました。これは、税引前四半期利益の計上75,891千円、営業債権及びその他の債権の減少額51,337千円、営業債務及びその他の債務の減少額158,715千円、法人所得税の支払額38,622千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、44,792千円の支出(前年同期比24,779千円増)となりました。これは、無形資産の取得による支出43,210千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、133,535千円の支出(前年同期比22,146千円増)となりました。これは、長期借入金の返済による支出83,328千円、配当金の支払額34,695千円等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。