当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルスの影響は、予断を許さない状況が継続しているため、今後の状況の進展によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルスの影響により依然として厳しい状況が続きました。今後は、各種政策の効果により、持ち直しに向かうことが期待されますが、国内外での感染拡大や金融資本市場の変動等に関して予断を許さない状況が続いているため、引き続き感染拡大の防止策を講じつつ、動向を注視する必要があります。このような状況のなか、当社は、「あしたの流通を創造する」をブランドステートメントと掲げ、BtoBビジネスに係る仲介を行う情報流通のみならず、競争力のある付加価値を伴った商品及びサービスを提供する情報流通のための施策を推進し、社会的価値、経済的価値の更なる向上に努めております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は18,611,426千円(前年同期比78.7%増)、営業利益は3,515,918千円(前年同期比98.8%増)、経常利益は3,718,852千円(前年同期比106.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,383,490千円(前年同期比125.0%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
前連結会計年度より、ブランド品オークション等の事業規模拡大に伴いセグメントを変更しております。従来、ブランド品、中古バイク及び花きのオークション事業で構成されていた「その他情報流通事業」セグメントを廃止し、ブランド品オークション事業を新設の「コンシューマープロダクツ事業」セグメントに、中古バイク及び花きのオークション事業を従来の「その他」セグメントへ集約しています。
以下の前年同期比較につきましては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しています。
(四輪事業)
当事業と関連の深い自動車業界では、当第2四半期連結累計期間の新車登録台数(※6)は、前年同期比11.6%増の246万台、中古車の登録台数(※7)は、同4.0%増の360万台、中古車オークション市場の出品台数(※8)は、同1.8%増の374万台、成約台数(※8)は、同14.7%増の252万台となりました。
業界におけるオンラインオークション・代行サービスの利用浸透に加え、半導体不足による新車の長納期化と中古車輸出の回復を背景に中古車需要が高まっていることから、供給不足の傾向が続いております。こうした状況下にあって、当社の中古車オークションでは、出品台数は前年同期を下回ったものの、成約台数は前年同期を上回る結果となりました。同様な理由から、共有在庫市場における成約台数も増加となりました。また、ライブ中継オークション及び落札代行サービスでは、リモートによる参加ニーズの高まりが継続したことで、落札台数が前年同期を大きく上回りました。これらの堅調な結果から、オークション関連売上は対前年同期比で12.1%増となりました。
さらに、車両検査サービスにおいても、第1四半期に引き続き外部向け検査台数が好調に推移し、業績の改善に貢献しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は(セグメント間の内部売上高を含む)6,194,323千円(前年同期比8.3%増)、営業利益は1,967,181千円(前年同期比17.5%増)となりました。
(※1)中古車オークションとは、当社が主催するオンラインで行う会員制のリアルタイム中古車オークションのことです。
(※2)共有在庫市場とは、当社の会員ネットワークを活用し、会員が所有する中古車店頭在庫の情報を会員間で共有し取引する市場のことです。
(※3)ライブ中継オークションとは、当社が業者間取引の市場である現車オークション会場と提携し、現車オークション会場が主催するオークションを中継するサービスのことです。
(※4)落札代行サービスとは、株式会社アイオークが業者間取引の市場である現車オークション会場等に出品される中古車の落札・出品・決済・輸送の代行を行うサービスのことです。
(※5)車両検査サービスとは、株式会社AISが出品車両の検査及び車両検査技能に関する研修を行うサービスのことです。
(※6)一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計資料より
(※7)一般社団法人日本自動車販売協会連合会統計資料及び一般社団法人全国軽自動車協会連合会の統計資料より
(※8)ユーストカー総合版+輸出相場版より
(デジタルプロダクツ事業)
当事業は、中古スマートフォン・中古PC等の中古デジタル機器のオークション及び流通に付随するサービスで構成されています。
国内事業では、入庫台数が堅調に推移したことや海外バイヤー網の拡大等の販路強化により、流通台数が増加し、端末単価も上昇いたしました。それに加えて、オペレーションの改善等の業務効率化、及びコストの見直しを行ったこともあり、当第2四半期連結累計期間の増収増益につながりました。また、中古PCオークションにおいても、依然として中古流通市場が堅調に推移しており、入庫台数、出品台数はそれぞれ前年同期を上回りました。
米国事業では、入庫台数、取引台数が前年同期を上回り、利益の赤字幅が縮小されています。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,923,776千円(前年同期比32.9%増)、営業利益は2,230,328千円(前年同期比82.3%増)となりました。
(コンシューマープロダクツ事業)
当事業は、ブランド品のオークション及び消費者向けを含む流通に付随するサービスで構成されています。
B2B事業では、業界へのオンラインオークションの浸透が進んだことから、オークション取引は好調に続いており、成約点数は引き続き増加傾向にあります。加えて相場高騰による成約平均単価の上昇もあり、オークション取扱高が大幅に増加しました。このような状況を受けて、当第2四半期連結累計期間における当セグメントは前年同期比で大幅な増益となりました。
昨年10月より株式会社ギャラリーレアを連結に加えたことで、小売販売にかかるC向け事業売上高が計上されたことにより、セグメント売上高は前年同期比で大幅な増加となった一方、セグメント利益率は相対的に低下することとなりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は6,916,818千円(前年同期比1,066.2%増)、営業利益は649,884千円(前年同期比170.2%増)となりました。
当事業は、中古バイク及び花きのオークション、システム開発及び提供、通信及び運営保守サービスの提供、中古医療機器関連事業、海外事業等で構成されています。
当第2四半期連結累計期間の売上高は(セグメント間の内部売上高を含む)1,840,087千円(前年同期比24.6%増)、営業損失は86,627千円(前年同期は営業損失156,411千円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて4,861,559千円増加し、38,142,382千円となりました。これは主に、現金及び預金が5,008,306千円、オークション貸勘定が385,266千円増加したものの、その他の無形固定資産が195,060千円、投資その他の資産が462,147千円減少したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて2,543,293千円増加し、16,186,430千円となりました。これは主に、オークション借勘定が2,607,793千円、未払法人税等が224,702千円増加したものの、その他の流動負債が297,245千円減少したことによるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて2,318,265千円増加し、21,955,951千円となりました。これは主に、利益剰余金が2,076,994千円、その他有価証券評価差額金が138,208千円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて5,300,542千円増加し、20,744,692千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により増加した資金は、5,031,849千円となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益3,786,752千円、減価償却費372,198千円、オークション借勘定の増減額2,607,793千円であり、支出の主な内訳は、オークション貸勘定の増減額385,266千円、法人税等の支払額1,096,065千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により増加した資金は、282,565千円となりました。収入の主な内訳は、定期預金の払戻による収入380,000千円、投資有価証券の売却による収入577,024千円、支出の主な内訳は、定期預金の預入による支出410,000千円、有形固定資産の取得による支出200,949千円、無形固定資産の取得による支出112,544千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により減少した資金は、304,346千円となりました。これは主に、配当金の支払額306,365千円によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい変動はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、生産、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
(8) 主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動はありません。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。