第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

 当第1四半期連結累計期間における売上高は282,580百万円(前年同四半期比26.6%減)となり営業利益は26,762百万円(同48.1%減)、経常利益は27,285百万円(同47.0%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は18,642百万円(同45.1%減)となりました。

 なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

セグメントの業績は次のとおりです。

(単位:百万円)

 

医療関連
事業

ニュートラシューティカルズ
関連事業

消費者
関連事業

その他
の事業

調整額

連結

売上高

181,744

68,845

8,959

33,636

△10,605

282,580

営業利益又は

営業損失(△)

28,814

5,589

△249

1,465

△8,858

26,762

 

① 医療関連事業

中枢神経領域では、抗精神病薬「エビリファイ」のグローバルでの売上は、欧米で独占販売期間が終了した影響を受け、前年同四半期比で70%以上の減少となりました。米国では、2015年4月にジェネリックが承認され、売上は前年同四半期比で約90%の大幅な減少となりました。欧州でもジェネリックの発売国が拡大し、売上は前年同四半期比で大きく減少しました。アジアでは、中国等の売上増により、アジア全体の売上は引き続き大幅に増加しました。日本では、3つの適応症(統合失調症、双極性障害躁症状及びうつ病・うつ状態)でOD錠(口腔内崩壊錠)の処方及び販売シェアは堅調に推移しています。

「エビリファイ」の持続性注射剤(月1回製剤)「Abilify Maintena」*1は、販売エリアが拡大し、グローバルでの売上は大幅に増加しています。米国では、統合失調症急性期に対する使用拡大や、2015年3月より発売したプレフィルドタイプ注射剤及び同年7月に承認された三角筋への投与経路追加に対する利点の訴求により、売上が大幅に増加しています。欧州では、販売国が27カ国に拡大し、売上が増加しています。日本では、2015年5月に発売した「エビリファイ持続性水懸筋注用」の売上は順調に増加しており、2016年3月には三角筋への投与経路も追加されました。新規抗精神病薬「REXULTI(レキサルティ)」(一般名:ブレクスピプラゾール)*1は、2015年7月に米国FDAより、統合失調症と大うつ病補助療法の適応症での承認を同時に取得しました。同年8月の米国発売以降、処方数は順調に伸長しています。

日本でユーシービージャパンと共同販促を行う抗てんかん剤「イーケプラ」は、小児への処方拡大及び2015年2月のてんかん部分発作単剤療法の承認取得、同年12月の点滴静注製剤の追加剤型発売により、抗てんかん剤国内市場でトップブランド*2として堅調にシェアを拡大しています。また、2016年2月には強直間代発作の併用療法の適応追加を取得しました。世界唯一の経皮吸収型ドパミンアゴニスト剤「ニュープロパッチ」は、パーキンソン病とレストレスレッグス症候群の適応症で、パッチ剤使用の理解度やウェアリングオフ*3改善効果の評価が高まり、売上は引き続き大幅に増加しています。

2015年1月から当社グループの一員となり、神経疾患領域の薬剤開発に強みを持つ米国アバニア社の「NUEDEXTA」は、米国の販売体制強化により、世界初で唯一の情動調節障害の治療薬としての評価を得て処方が拡大し、売上が大幅に増加しました。

がん・がんサポーティブケア領域では、抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン」は、国内で胃がんにおける競合品の影響等を受け、グローバルの売上は前年同四半期比で減少となりました。抗悪性腫瘍剤「ユーエフティ」、還元型葉酸製剤「ユーゼル」は競合品の影響を受け前年同四半期比で売上が減少しました。長時間作用型5-HT3受容体拮抗型制吐剤「アロキシ」は新規の診療科で使用されることにより前年同四半期比で売上が増加しました。抗悪性腫瘍剤「アブラキサン」は、2014年12月の膵がん効能追加による処方拡大により、前年同四半期比で売上が大幅に増加しました。新規抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」は、2014年5月に治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんの治療薬として日本で発売し、売上は順調に増加しています。米国では、2015年10月より同適応症にて自社販売を開始し、処方数は順調に伸長しています。

 

 

BMS社*4と日米欧で共同事業を進める抗悪性腫瘍剤「スプリセル」は、グローバルで慢性骨髄性白血病のファーストライン治療薬として処方が拡大しました。世界50カ国以上で販売する造血幹細胞移植前治療薬「ブスルフェクス」は、全身放射線照射に取って代わる骨髄移植前の処置薬として標準薬剤治療法を確立しましたが、欧州で後発品が発売された影響を受け、売上は前年同四半期比で減少しました。

循環器領域では、自社創製のバソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ」は、経口水利尿薬としての医療現場での価値浸透により、グローバルの売上は前年同四半期比で大幅に増加しました。また、腎臓の難病である常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)の世界で初めての治療薬「サムスカ/JINARC」*5として、日本では2014年3月に承認を取得、本剤の理解の向上により、処方数が伸長しました。また、2015年にはカナダと欧州でもADPKD治療薬としての販売を開始し、両適応症での販売国は、2016年3月末現在で世界で22カ国・地域に拡大しています。抗血小板剤「プレタール」は、日本での後発医薬品使用促進の影響を受け、前年同四半期比で減収となりました。

消化器領域では、2015年2月より武田薬品工業と共同プロモーションを行っている「タケキャブ®錠」は、本年3月より長期処方が解禁となり処方が順調に拡大しています。胃炎・胃潰瘍治療剤「ムコスタ」は、日本での後発医薬品使用促進の影響を受け、前年同四半期比で減収となりました。

その他の領域では、ドライアイ治療剤の「ムコスタ点眼液UD2%」は順調に処方が拡大し、売上は前年同四半期比で増加しました。

臨床栄養分野では、高カロリー輸液「エルネオパ」が、JSPENガイドライン2013で推奨された微量元素入りTPNキット製剤として認知されたことや、療養施設に対する継続的な情報提供活動により、売上は前年同四半期比で増加しました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の医療関連事業の売上高は181,744百万円(前年同四半期比37.0%減)、営業利益は28,814百万円(同52.5%減)となりました。

 

*1:大塚製薬が自社創製した、H.ルンドベックA/Sとのグローバルアライアンス提携製品

*2:ⓒ2016IMSHealth JPM2016年1-3月をもとに作成 無断転載禁止

*3:ドパミンを補充する薬により症状がよくなったり悪くなったりを1日何度も繰り返してしまう現象。

   パーキンソン病患者さんの日常生活に障害をきたす最も深刻な問題の1つ

*4:ブリストル・マイヤーズ スクイブ・カンパニー

*5:日本での製品名「サムスカ」、海外での製品名「JINARC」

 

② ニュートラシューティカルズ関連事業

水分・電解質補給飲料「ポカリスエット」は、日本国内では、科学的根拠に基づく健康情報の提供と冬場のプロモーション展開がユーザーの飲用喚起につながり、スポーツ飲料市場が低迷する*6なか、販売数量は前年同四半期を上回りました。一方海外では、継続した消費者育成と製品価値訴求が進み、特にインドネシアにおいて販売数量が伸長し、前年同四半期を上回りました。また、2007年よりポカリスエットを展開するフィリピンにおいて、2016年1月に機能性飲料・食品事業を行う合弁会社(大塚ソーラー フィリピン社)を設立しました。

2016年2月、10回目の開催となったアジア最大級のシティマラソン『東京マラソン2016』にて大塚製薬は、「ポカリスエット」「アミノバリュー」「カロリーメイト」を提供し、大塚ホールディングスとともに、スタート前からゴール後まで世界から集まった約37,000人のランナーをトータルサポートしました。

炭酸栄養ドリンク「オロナミンC」は、2015年にリニューアル発売した「ROYALPOLIS」の販売減少等が影響し、販売数量は前年同四半期を下回りました。2016年3月現在、オロナミンCの販売国は9カ国・地域となり、2015年より発売している香港では、順調に市場への製品導入が進んでいます。

バランス栄養食「カロリーメイト」は、製品理解を高める取り組みの強化と受験シーズンのコミュニケーション活動がユーザーの購買喚起につながり、販売数量は前年同四半期比で伸長しました。

大豆が健康問題、環境問題等の解決になるとの考え(Soylution)のもと世界11カ国・地域で展開する大豆関連事業では、2015年に大豆バー「ソイジョイ」のアイテム中、「ストロベリー」「ブルーベリー」「3種のレーズン」「2種のアップル」「黒糖&サンザシ」をリニューアル発売し、販売数量は順調に推移しています。また、2016年3月には新しい食感の新商品「ソイジョイ クリスピー」3種「プレーン」、「ミックスベリー」、「ゴールデンベリー」の発売を発表しました。今後、忙しい朝の喫食シーンにおける大豆の摂り方を提案していきます。

女性の健康をサポートするエクオール含有食品「エクエル」は、女性の心や身体の変化とエクオールの関係に注目した情報提供活動により、売上は順調に推移しました。

 

9年連続米国店頭販売No.1サプリメント*7である米国ファーマバイト LLCの「ネイチャーメイド」は、米国市場の上昇傾向*8も相まって前年同四半期比で売上が増加しました。日本では、機能性表示食品として2015年にリニューアル発売したネイチャーメイドブランドの5アイテム「ルテイン」、「アスタキサンチン」、「フィッシュオイルパール」、「スーパーフィッシュオイル」、「イチョウ葉」(認知機能分野として初の機能性表示食品)の口座軒数及び売上が増加しています。また、買収した米国フードステイト Inc.の植物由来サプリメント製品「メガフード」、「イネート」の売上は順調に推移しました。

欧州を中心に40カ国以上に事業展開するニュートリション エ サンテ SASは、栄養・健康食品ブランド「Gerble(ジェルブレ)」のグルテンフリー製品が成長を牽引し、有機食品や大豆製品の売上も堅調に推移しています。

“糖分や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を穏やかにする”特定保健用食品「賢者の食卓 ダブルサポート」は、顧客ターゲットを明確にした活動によりユーザーが拡大し、大幅増になりました。また、2015年より発売している香港も順調に販売が拡大しています。

健粧品(コスメディクス)事業では、男性向けスキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」は、2015年8月に新発売した「薬用スキンホワイトニング」を中心に製品価値を伝達する活動を行い、ブランド全体の売上は順調に推移しています。韓国においてもブランドの育成が進み、売上が増加しました。女性向けスキンケアブランド「インナーシグナル」は、新規顧客とロイヤルユーザーの拡大により、売上は増加しています。

滋養強壮剤「チオビタ」は、滋養強壮剤市場全体の縮小や、競合品の影響等の理由により前年同四半期の販売数量を下回りました。

経口補水液「オーエスワン(OS-1)」は、製品認知率の向上や冬場のプロモーション活動等が奏功し、販売数量は前年同四半期比で伸長しました。

「オロナインH軟膏」は、国内では2015年8月に発売したラミネートチューブの製品価値の訴求が新規顧客の獲得につながり、売上が順調に増加しています。香港でも、チューブタイプ製品の販売増加と量販店・代理店と連携した営業体制の強化により、前年同四半期比で売上が増加しました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間のニュートラシューティカルズ関連事業の売上高は68,845百万円(前年同四半期比8.3%増)、営業利益は5,589百万円(前年同四半期は営業利益439百万円)となりました。当事業においては、成長性と収益性を軸とした製品戦略の再構築をはじめとするバリューチェーンの改善を進めています。

 

 *6:インテージSRI 2015年12/28-2016年3/20 -5.8%

 *7:Pharmavite calculation based in part on data reported by Nielsen through its Scantrack® service for the Total Vitamins Category in dollar and unit sales, for the 52-week periods ending 12/27/2008 in the US Food Drug Mass channels; and for the 52-week periods ending 12/26/2009 through 12/19/2015 in the US xAOC channels. ⓒ2016, The Nielsen Company

 *8:Nielsen xAOC through 03/26/16 +3.8% for the last 4 periods.

 

③ 消費者関連事業

ビタミン炭酸飲料「マッチ」は、2016年3月に新フレーバー「ベリーマッチ」を新発売し、積極的なマーケティング戦略、営業活動等の継続によりブランドの活性化に取り組んだ結果、販売数量は前年同四半期比で伸長しました。「クリスタルガイザー」を中心とするミネラルウォーターは、新規ユーザー層の拡大に向けたコミュニケーション活動が奏功し、販売数量は前年同四半期で大幅に伸長しました。「ボンカレー」は、消費者のニーズに対応した製品戦略や営業・販促活動を強化し、引き続きブランド価値の向上に努めています。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の消費者関連事業の売上高は8,959百万円(前年同四半期比2.2%減)、営業損失は249百万円(前年同四半期は営業損失653百万円)となりました。当事業においては、収益構造を改善すべく、マーケティング戦略、販売促進活動等を見直し、経費効率を高める改革を継続しています。

 

④ その他の事業

機能化学品分野では、モバイル端末に使用される難燃剤や導電性材料の増収が貢献し、前年同四半期比で売上は増加しました。

ファインケミカル分野では、海外における医薬中間体の販売価格の低下や為替の影響等により、売上は前年同四半期比で減少しました。

運輸・倉庫分野では、『共通プラットフォーム(共同物流)』事業の推進に伴う新規外部顧客の拡大及び国際物流事業の新規取引の増加により、売上は前年同四半期比で増加しました。通販サポート事業は、取扱件数の増加により前年同四半期比で増収となりました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は33,636百万円(前年同四半期比1.3%減)、営業利益は1,465百万円(同14.1%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の部

 当第1四半期連結会計期間末における総資産は2,415,913百万円(前連結会計年度末は2,528,510百万円)となり、112,597百万円減少しました。その内訳は、流動資産が58,447百万円の減少、固定資産が54,146百万円の減少、繰延資産が2百万円の減少であります。

(流動資産)

 当第1四半期連結会計期間末における流動資産は1,118,434百万円(前連結会計年度末は1,176,882百万円)となり、58,447百万円減少しました。その主たる内訳は、現金及び預金が38,580百万円の増加、受取手形及び売掛金が64,231百万円の減少、有価証券が34,917百万円の減少、たな卸資産が4,223百万円の増加、その他流動資産が2,108百万円の減少となっております。

(固定資産)

 当第1四半期連結会計期間末における固定資産は1,297,432百万円(前連結会計年度末は1,351,578百万円)となり、54,146百万円減少しました。その主たる内訳は、無形固定資産が37,589百万円の減少、投資有価証券が3,835百万円の減少、出資金が4,499百万円の減少、その他の投資が7,522百万円の減少となっております。

② 負債の部

(流動負債)

 当第1四半期連結会計期間末における流動負債は420,692百万円(前連結会計年度末は467,075百万円)となり、46,383百万円減少しました。その主たる内訳は、短期借入金が4,463百万円の増加、未払法人税等が7,753百万円の減少、賞与引当金が3,903百万円の増加、その他流動負債が47,669百万円の減少となっております。

(固定負債)

 当第1四半期連結会計期間末における固定負債は363,761百万円(前連結会計年度末は377,998百万円)となり、14,236百万円減少しました。その主たる内訳は、長期借入金が9,652百万円の減少、その他固定負債が3,531百万円の減少となっております。

③ 純資産の部

 当第1四半期連結会計期間末における純資産の部は1,631,459百万円(前連結会計年度末は1,683,436百万円)となり、51,977百万円減少しました。その主たる内訳は、配当金の支払27,092百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益18,642百万円の計上等により株主資本が8,426百万円減少したこと、その他有価証券評価差額金が2,556百万円増加したこと及び為替換算調整勘定が45,905百万円減少した結果、その他の包括利益累計額が43,647百万円減少(純資産のマイナス)したこと等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間における研究開発費は36,025百万円です。

主な研究開発分野及び新製品の開発のセグメント別の状況は次のとおりです。

 

(医療関連事業)

① 治療薬分野

当社グループは、中枢神経領域、がん・がんサポーティブ領域を重点領域とし、その他循環器領域、眼科領域においても未充足疾患に焦点を当てた研究開発を進めております。

当第1四半期連結累計期間の治療薬分野における研究開発の主な進捗状況は以下のとおりです

 

領域

「製品名」

(一般名)

または開発コード

状況

中枢神経領域

「イーケプラ」

(レベチラセタム)

<日本>

・てんかん強直間代発作の併用療法の適応症で2016年2月に効能追加の承認を取得しました。

「ONZETRA Xsail」

(スマトリプタン)

AVP-825

<米国>

・急性片頭痛の適応症で2016年1月に承認を取得しました。

がん・がんサポーティブケア領域

 

「ロンサーフ」

TAS-102

<日本・米国・欧州>

・胃がんのフェーズⅢ試験を2016年2月に開始しました。

ASTX727

<米国>

・骨髄異形成症候群のフェーズⅡ試験を2016年1月に開始しました。

TAS3681

<米国・欧州>

・前立腺がんのフェーズⅠ試験を2016年3月に開始しました。

その他領域

(テトミラスト)

 OPC-6535

<日本・米国・アジア>

・慢性閉塞性肺疾患のフェーズⅡ試験結果において、フェーズⅢに移行するための十分な科学的根拠を示すことができなかったため、開発を中止しました。

 

② 診断薬分野

慢性骨髄性白血病の治療効果モニタリングマーカーとして『Major BCR-ABL mRNA測定キット「オーツカ」』は、日本で2015年4月より保険適応となり、処方数は順調に伸長しています。また、インフルエンザ流行継続に伴い『インフルエンザウイルス診断薬キット「クイックナビ‐Flu」』の売上が増加しました。

 

医療関連事業における研究開発費は、33,946百万円です。

 

 (ニュートラシューティカルズ関連事業)

当事業においては、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、日々の健康の維持・増進をサポートする機能性品・飲料を中心に世界に通用する製品の研究開発に取り組んでいます。

ニュートラシューティカルズ関連事業における研究開発費は、1,175百万円です。

 

 (消費者関連事業)

当事業においては、生活に身近な食品や飲料の分野でオリジナルかつユニークな製品の研究開発に取り組んでいます。

消費者関連事業における研究開発費は、91百万円です。

 

 (その他の事業)

当事業においては、機能化学品やファインケミカルの分野で研究開発に取り組んでいます。

その他の事業における研究開発費は、811百万円です。

 

(5) 主要な設備

  当第1四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

大鵬薬品工業㈱
埼玉工場

埼玉県児玉郡神川町

医療関連事業

研究設備

6,800

0

自己資金

2016年

2019年

ニュートリション エ ナチュール SAS
コンピエーニュ工場

フランス共和国
ピカルディ地域圏

ニュートラシューティカルズ関連事業

生産設備

2,554

2

自己資金

2016年

2017年