第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社、以下同じ)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

 当第3四半期連結累計期間における売上高は902,797百万円(前年同四半期比18.5%減)となり営業利益は113,579百万円(同22.8%減)、経常利益は116,128百万円(同25.2%減)親会社株主に帰属する四半期純利益は90,598百万円(同12.2%減)となりました。

 なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

セグメントの業績は次のとおりです。

(単位:百万円)

 

医療関連
事業

ニュートラシューティカルズ
関連事業

消費者
関連事業

その他
の事業

調整額

連結

売上高

555,607

245,862

30,827

104,869

△34,369

902,797

営業利益又は

営業損失(△)

104,040

30,211

△486

6,506

△26,691

113,579

 

① 医療関連事業

当社は、2018年度までの第二次中期経営計画において、抗精神病薬の「エビリファイ持続性水懸筋注用/Abilify Maintena」と「REXULTI」、バソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ/JINARC」をグローバル3製品、新規抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」を次世代3製品*1の1つと位置づけ、中長期での持続的な成長を目指しています。

中枢神経領域では、抗精神病薬「エビリファイ」のグローバルでの売上は、欧米での独占販売期間終了と日本での薬価改定の影響を受け、前年同四半期比で減少しました。一方、「エビリファイ」の持続性注射剤(月1回製剤)「Abilify Maintena」*2は、販売エリアが拡大し、グローバルでの売上は前年同四半期比で大幅に増加しています。米国では、急性期統合失調症に対する使用の拡大やプレフィルドタイプ注射剤及び三角筋への投与部位追加などにより、売上が前年同四半期比で増加しました。欧州でも販売国が拡大し、売上が前年同四半期比で大幅に増加しています。日本の「エビリファイ持続性水懸筋注用」は、2016年3月には三角筋への投与部位も追加され、売上が順調に増加しています。新規抗精神病薬「REXULTI」*2は、2015年7月に米国FDAより、統合失調症と大うつ病補助療法の適応症での承認を同時に取得し、同年8月の米国での発売以降、処方数は伸長し売上が前年同四半期比で大幅に増加しています。

日本でユーシービージャパンとコ・プロモーションを行う抗てんかん剤「イーケプラ」は、てんかんの小児への処方、及び部分発作単剤療法での処方の拡大、2015年12月の点滴静注製剤の発売に加え、2016年2月に強直間代発作の併用療法の適応を取得し、薬価改定の影響があったものの抗てんかん剤国内市場で売上トップブランド*3として堅調にシェアを拡大しています。パーキンソン病とレストレスレッグス症候群の治療薬として販売する世界で唯一の経皮吸収型ドパミンアゴニスト剤「ニュープロパッチ」は、特にパーキンソン病におけるパッチ剤使用の理解度やウェアリングオフ*4改善効果の評価が高まり、前年同四半期比で引き続き売上が大幅に増加しています。また、高用量が必要な患者さんのニーズに対応するため、2016年6月に18mgの剤形を追加発売しました。

神経疾患領域の薬剤開発に強みを持つ米国アバニア社の「NUEDEXTA」は、米国の販売体制強化により、世界初で唯一の情動調節障害の治療薬としての評価を得て処方が拡大し、売上が前年同四半期比で増加しています。また、新規経鼻デリバリーシステムを利用したスマトリプタン製剤「ONZETRA Xsail」は、2016年1月に米国FDAから急性片頭痛の適応症で承認を取得し、同年5月から販売を開始しました。

がん・がんサポーティブケア領域では、抗悪性腫瘍剤「ティーエスワン」は、国内における薬価改定や競合品の影響等により、グローバルの売上が前年同四半期比で減少となりました。抗悪性腫瘍剤「ユーエフティ」、還元型葉酸製剤「ユーゼル」は競合品の影響を受け前年同四半期比で売上が減少しました。長時間作用型5-HT3受容体拮抗型制吐剤「アロキシ」は胃がん・膵がん・肺がん患者での処方が増加したことにより前年同四半期比で売上が増加しました。抗悪性腫瘍剤「アブラキサン」は、薬価改定の影響があったものの、膵がんの処方拡大により、前年同四半期比で売上が増加しました。新規抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」は、2014年5月に治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がんの治療薬として日本で発売、米国でも2015年10月より同適応症にて自社販売を開始し、グローバルでの売上が順調に増加しています。また、欧州では大鵬薬品工業とライセンス契約を締結しているセルヴィエ社が、2016年8月より順次、欧州各国において販売を開始しています。

 

BMS社*5と日米欧で共同事業を進める抗悪性腫瘍剤「スプリセル」は、全世界で慢性骨髄性白血病のファーストライン治療薬として市場に広く浸透しているものの、売上に応じて受領する分配金が為替の影響を受け、前年同四半期比で減少しました。世界50カ国以上で販売する造血幹細胞移植前治療薬「ブスルフェクス」は、全身放射線照射に取って代わる骨髄移植前の処置薬として標準薬剤治療法を確立しましたが、米国で後発医薬品が発売された影響を受け、売上は前年同四半期比で減少しました。

循環器領域では、自社創製のバソプレシンV2受容体拮抗剤「サムスカ/JINARC」*6は、日本で薬価改定があったものの、経口水利尿薬としての医療現場での価値浸透により、グローバルでの売上は前年同四半期比で増加しました。また、腎臓の難病である常染色体優性多発性のう胞腎(ADPKD)の世界で初めての治療薬として、日本では2014年3月に承認を取得後に徐々に本剤への理解が拡がり、処方数が伸長しました。また、カナダと欧州でもADPKD治療薬として販売され、同剤の販売国は2016年9月末現在、世界で24カ国・地域に拡大しています。抗血小板剤「プレタール」は、日本での後発医薬品使用促進と薬価改定の影響を受け、前年同四半期比で減収となりました。

消化器領域では、2015年2月から武田薬品工業とコ・プロモーションを行う「タケキャブ錠」は、2016年3月より長期処方が可能となり処方が順調に拡大しました。また、同年6月にヘリコバクター・ピロリ除菌用パック製剤の販売を開始しました。胃炎・胃潰瘍治療剤「ムコスタ」は、日本での後発医薬品使用促進と薬価改定の影響を受け、前年同四半期比で減収となりました。

その他の領域では、ドライアイ治療剤の「ムコスタ点眼液UD2%」は順調に処方が拡大し、売上は前年同四半期比で増加しました。

臨床栄養分野では、高カロリー輸液「エルネオパ」が、JSPENガイドライン2013で推奨された微量元素入りTPNキット製剤として認知されたことや、療養施設に対する継続的な情報提供活動により、売上は前年同四半期並に推移しました。

診断薬分野では、ヘリコバクター・ピロリ診断関連製品等が薬価改定の影響を受けて減収となりましたが、慢性骨髄性白血病の治療効果モニタリングマーカー『Major BCR-ABL mRNA測定キット「オーツカ」』や『インフルエンザウイルス診断薬キット「クイックナビ‐Flu」』等の伸長により、全体の売上が前年同四半期比で増加しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の医療関連事業の売上高は555,607百万円(前年同四半期比26.3%減)、営業利益は104,040百万円(同29.9%減)となりました。

 

 *1:「ロンサーフ」「Lu AE58054」「SGI-110」の3製品

 *2:大塚製薬が自社創製した、H.ルンドベックA/Sとのグローバルアライアンス提携製品

 *3:Copyright © 2016 QuintilesIMS. JPM2016年1-9月をもとに作成 無断転載禁止

 *4:ドパミンを補充する薬により症状がよくなったり悪くなったりを1日何度も繰り返してしまう現象。パーキンソン病患者さんの日常生活に障害をきたす最も深刻な問題の1つ

 *5:ブリストル・マイヤーズ スクイブ・カンパニー

 *6:ADPKD治療薬としての海外での製品名「JINARC」

 

② ニュートラシューティカルズ関連事業

水分・電解質補給飲料「ポカリスエット」は、日本国内では、夏場の熱中症対策の啓発や若年層への訴求、テレビコマーシャル(CM)とネットを連動させた消費者参加型CM等の広告強化と、店頭活動が効果的に連動した結果ユーザーの飲用喚起につながり、スポーツ飲料市場が低迷する*7なか、販売数量が前年同四半期を上回りました。様々な水分補給シーンに応える製品展開として、2016年4月に“食べる水分補給”「ポカリスエットゼリー」の新発売、日常の渇きを潤し毎日のコンディショニングをサポートする「ポカリスエット イオンウォーター」のリニューアル、さらに2016年6月には「ポカリスエット イオンウォーター パウダー(750ml用)」を加え、市場導入を進めています。19カ国・地域で展開している海外のポカリスエットは、インドネシアにおいては景気動向の低迷や天候不順の影響で前年並みの販売数量となっています。また、中国では同年8月に販売開始したポカリスエット900mlが順調に拡大しているものの、中国の景気減速の影響を受け、販売数量は前年同四半期を下回りました。

炭酸栄養ドリンク「オロナミンC」は、販売数量が前年同四半期を下回りましたが、2016年4月よりプロモーション活動を強化したことにより、直近の販売数量は前年を上回る実績となっています。

バランス栄養食「カロリーメイト」は、2016年5月に発売した「カロリーメイト ゼリー」3種(アップル味、ライム&グレープフルーツ味、フルーティ ミルク味)の市場導入が順調に進んでおり、同時に、ブロックタイプも伸長することで、カロリーメイト全体で販売数量が前年同四半期を上回りました。

また、大豆関連事業において「ソイジョイ」は、国内では2016年4月に新発売した新しい食感の「ソイジョイ クリスピー」3種(プレーン、ミックスベリー、ゴールデンベリー)によって、従来の「ソイジョイ」購入者とは異なるユーザー獲得ができており「ソイジョイ」全体の販売数量が大きく伸長しています。

 

女性の健康をサポートするエクオール含有食品「エクエル」は、企業や消費者に向けて、女性の健康について心と身体の変化とエクオールの関係に注目した情報提供活動を強化することにより売上が順調に推移しました。

9年連続米国店頭販売No.1サプリメント*8である米国ファーマバイト社の「ネイチャーメイド」は、米国市場の上昇傾向*9も相まって売上が順調に成長しました。日本では、機能性表示食品の5アイテム「ルテイン」「アスタキサンチン」「フィッシュオイルパール」「スーパーフィッシュオイル」「イチョウ葉」及びマルチビタミンシリーズ等の売上が順調に推移しています。また、米国フードステイト社の植物由来サプリメント製品「メガフード」「イネート」の売上も順調に推移しています。

欧州を中心に40カ国以上に事業展開するニュートリション エ サンテ社は、栄養・健康食品ブランド「Gerble(ジェルブレ)」等の健康食品、グルテンフリー製品、特に有機・大豆食品が成長を牽引し、売上が順調に推移しています。

“糖分や脂肪の吸収を抑え、食後の血糖値や中性脂肪の上昇を穏やかにする”特定保健用食品「賢者の食卓ダブルサポート」は、ドラッグストアを中心に消費者の生活シーンに合った提案活動を強化した結果、売上は大幅に増加しています。また、2015年より発売している香港でも順調に販売が拡大しています。

健粧品(コスメディクス)事業では、男性向けスキンケアブランド「UL・OS(ウル・オス)」は、「薬用スキンウォッシュ」「薬用スカルプシャンプー」の洗浄系アイテムの売上増加がブランド全体を牽引し、売上が堅調に推移しています。2015年に新発売したペンタイプのシミ対策製品「薬用スキンホワイトニング」も、他にはない独自の製品特徴が評価され、ユーザーの増加につながっています。また、韓国においても「UL・OS(ウル・オス)」ブランドの育成が進み、売上が大幅に増加しました。女性向けスキンケアブランド「インナーシグナル」は、新規顧客とロイヤルユーザーの拡大により、売上は順調に推移しています。

滋養強壮剤「チオビタ」は、ユーザー獲得のための店頭・広告プロモーションにより、販売数量は前年同四半期比で伸長しました。

経口補水液「オーエスワン(OS-1)」は、製品認知率の向上や製品理解が浸透したことにより、販売数量が前年同四半期比で伸長しました。

「オロナインH軟膏」は、国内では2015年8月に発売したラミネートチューブの製品価値の訴求が新規顧客の獲得につながり、売上が順調に増加しています。香港では、中国からのインバウンド需要の高まりを受け、前年同四半期比で売上が増加しました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のニュートラシューティカルズ関連事業の売上高は245,862百万円(前年同四半期比0.4%減)、営業利益は30,211百万円(同22.3%増)となりました。当事業においては、成長性と収益性を軸とした製品戦略の再構築をはじめとするバリューチェーンの改善を進めています。

 

 *7:インテージSRI 2016/1-9  -0.1% 無断転載禁止

 *8:ⓒ2016, The Nielsen Company, Scantrack® service, 米国xAOCチャネル2007-2015 無断転載禁止

 *9:ⓒ2016, The Nielsen Company, 米国xAOCチャネル2016/9 +5.2% 無断転載禁止

 

③ 消費者関連事業

ビタミン炭酸飲料「マッチ」は、2016年3月に新たなラインナップとして「ベリーマッチ」を新発売し、積極的なマーケティング戦略や営業活動等の継続によりブランドの活性化に取り組み、販売数量が前年同四半期比で増加しました。「クリスタルガイザー」を中心とするミネラルウォーターは、新規ユーザー層の拡大に向けたコミュニケーション活動を強化するなどの積極的なマーケティングを実施しましたが、販売数量は前年同四半期比で微減となりました。「ボンカレー」は、競合の影響等はあるものの、消費者のニーズに対応した製品戦略や営業・販促活動を強化し、引き続きブランド価値の向上に努めています。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間の消費者関連事業の売上高は30,827百万円(前年同四半期比7.8%減)、営業損失は486百万円(前年同四半期は営業損失2,619百万円)となりました。当事業においては、収益構造を改善すべく、マーケティング戦略、販売促進活動等を見直し、経費効率を高める改革を継続しています。

 

④ その他の事業

機能化学品分野では、建材用の消臭剤やモバイル端末に使用される難燃剤や導電性材料の増収が貢献したもののヒドラジンの販売数量の減少などもあり、売上は前年同四半期並に推移しました。ファインケミカル分野では、海外における医薬中間体の販売価格の低下や為替の影響等により、売上は前年同四半期比で減少しました。

運輸・倉庫分野では、『共通プラットフォーム(共同物流)』事業の推進に伴う新規外部顧客の拡大及び取扱数量の増加がありましたが、全体の売上は前年同四半期並で推移しました。通販サポート事業は、取扱件数の増加などにより前年同四半期比で増収となりました。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間のその他の事業の売上高は104,869百万円(前年同四半期比2.5%減)、営業利益は6,506百万円(同28.7%増)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

① 資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,302,210百万円(前連結会計年度末は2,528,510百万円)となり、226,299百万円減少しました。その内訳は、流動資産が65,699百万円の減少、固定資産が160,593百万円の減少、繰延資産が7百万円の減少であります。

(流動資産)

 当第3四半期連結会計期間末における流動資産は1,111,182百万円(前連結会計年度末は1,176,882百万円)となり、65,699百万円減少しました。その主たる内訳は、現金及び預金が80,289百万円の増加、受取手形及び売掛金が89,552百万円の減少、有価証券が52,154百万円の減少、たな卸資産が1,692百万円の減少、その他流動資産が2,536百万円の減少となっております。

(固定資産)

 当第3四半期連結会計期間末における固定資産は1,190,985百万円(前連結会計年度末は1,351,578百万円)となり、160,593百万円減少しました。その主たる内訳は、有形固定資産が13,174百万円の減少、無形固定資産が112,500百万円の減少、投資有価証券が21,205百万円の減少となっております。

② 負債の部

(流動負債)

 当第3四半期連結会計期間末における流動負債は371,650百万円(前連結会計年度末は467,075百万円)となり、95,425百万円減少しました。その主たる内訳は、支払手形及び買掛金が7,419百万円の減少、短期借入金が3,775百万円の減少、賞与引当金が5,311百万円の増加、その他流動負債が91,990百万円の減少となっております。

(固定負債)

 当第3四半期連結会計期間末における固定負債は330,067百万円(前連結会計年度末は377,998百万円)となり、47,930百万円減少しました。その主たる内訳は、長期借入金が31,655百万円の減少、その他固定負債が13,663百万円の減少となっております。

③ 純資産の部

 当第3四半期連結会計期間末における純資産の部は1,600,492百万円(前連結会計年度末は1,683,436百万円)となり、82,943百万円減少しました。その主たる内訳は、配当金の支払54,184百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益90,598百万円の計上等により株主資本が38,086百万円増加したこと、その他有価証券評価差額金が2,533百万円増加したこと及び為替換算調整勘定が119,463百万円減少した結果、その他の包括利益累計額が119,333百万円減少(純資産のマイナス)したこと等によるものであります。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における研究開発費は105,151百万円です。

主な研究開発分野及び新製品の開発のセグメント別の状況は次のとおりです。

 

(医療関連事業)

当社グループは、中枢神経領域、がん・がんサポーティブ領域を重点領域とし、その他循環器領域、眼科領域においても未充足疾患に焦点を当てた研究開発を進めております。

医療関連事業における研究開発費は、98,631百万円です。

 

当第3四半期連結累計期間の治療薬分野における研究開発の主な進捗状況は以下のとおりです。

領域

「製品名」

(一般名)

または開発コード

状況

中枢神経領域・その他神経疾患

AVP-786

<米国>

・神経変性疾患脱抑制を対象に2016年5月よりフェーズⅡ試験を開始しました。

・大うつ病のフェーズⅡ試験結果において、開発を継続するための十分な有効性を確認できなかったため開発を中止しました。

「ONZETRA Xsail」

(スマトリプタン)

AVP-825

<米国>

・急性片頭痛の適応症で2016年1月に承認を取得しました。また、同年5月より販売を開始しました。

イーケプラ」

(レベチラセタム)

<日本>

・てんかん強直間代発作の併用療法の適応症で2016年2月に効能追加の承認を取得しました。

TAS-205

<日本>

・デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)のフェーズⅡ試験を2016年5月に開始しました。

エビリファイ」

(アリピプラゾール)

<日本>

・小児期の自閉スペクトラム症に伴う易刺激性の適応症で2016年9月に効能追加の承認を取得しました。

がん・がんサポーティブケア領域

「ロンサーフ」

TAS-102

<日本・米国・欧州>

・胃がんのフェーズⅢ試験を2016年2月に開始しました。

<欧州>

・結腸/直腸がんの適応症で2016年4月に承認を取得しました。

ASTX727

<米国>

・骨髄異形成症候群のフェーズⅡ試験を2016年1月に開始しました。

TAS3681

<米国・欧州>

・前立腺がんのフェーズⅠ試験を2016年3月に開始しました。

TAS-116

<日本>

・消化管間質腫瘍のフェーズⅡ試験を2016年5月に開始しました。

「ヨンデリス」

ET-743

<日本>

・卵巣がんのフェーズⅠ試験を2016年4月に開始しました。

「ティーエスワン/Teysuno」

(テガフール・ギメラシル・オテラシル)

S-1

<日本・アジア>

・子宮頸がんのフェーズⅢ試験結果において、十分な有効性を示すことができなかったため、開発を中止しました。

(ホスネツピタント)

Pro-NETU

<日本>

・抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐に対するフェーズⅡ試験を2016年9月に開始しました。

TAS-114

<日本・米国・欧州>

・非小細胞肺がんのフェーズⅡ試験を2016年8月に開始しました。

 

 

領域

「製品名」

(一般名)

または開発コード

状況

がん・がんサポーティブケア領域

「アイクルシグ」

(ポナチニブ)

<日本>

・慢性骨髄性白血病、フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病の適応症で2016年9月に承認を取得しました。

その他領域

OPC-108459

<日本・米国>

・発作性・持続性心房細動のフェーズⅠ試験結果において、開発を継続するための十分な科学的根拠を示すことができなかったため、開発を中止しました。

(エミクススタト)

ACU-4429

<米国>

・2016年5月にドライ型加齢黄斑変性のフェーズⅡ/Ⅲ試験の結果が主要評価項目に達せず試験の中止が決定され、同年6月にアキュセラ社との共同開発販売契約が終了しました。

(テトミラスト)

OPC-6535

<日本・米国・アジア>

・慢性閉塞性肺疾患のフェーズⅡ試験結果において、開発を継続するための十分な科学的根拠を示すことができなかったため、開発を中止しました。

OPA-6566

<米国>

・緑内障のフェーズⅠ/Ⅱ試験結果において、開発を継続するための十分な有効性が確認できなかったため開発を中止しました。

「ビラノア」

(ビラスチン)

TAC-202

<日本>

・アレルギー性鼻炎、蕁麻疹・皮膚疾患に伴うそう痒の適応症で2016年9月に承認を取得しました。

「ゾシン」

(タゾバクタム・ピペラシリン)

YP-18

<日本>

・深在性皮膚感染症、びらん・潰瘍の二次感染(糖尿病性足感染を含む)の適応症で2016年7月に承認申請しました。

OPF-108

<日本>

・高カロリー栄養輸液として、2016年7月に承認を取得しました。

「ミケルナ配合点眼液」

OPC-1085EL

<日本>

・緑内障、高眼圧症の適応症で2016年9月に承認を取得しました。

OPA-15406

<日本>

・アトピー性皮膚炎のフェーズⅡ試験を2016年9月に開始しました。

診断薬

「WT1 mRNA測定キットⅡ「オーツカ」」

ODK-1003

<日本>

・急性リンパ性白血病の体外診断薬として、2016年7月に承認申請しました。

「WT1 mRNA測定試剤盒

(実時定量PCR法)」ODK-1003-CN

<アジア>

・骨髄異形成症候群の体外診断薬として2016年8月に承認申請しました。

 

(ニュートラシューティカルズ関連事業)

当事業においては、医療関連事業で培ったノウハウを活かし、日々の健康の維持・増進をサポートする機能性食品・飲料を中心に世界に通用する製品の研究開発に取り組んでいます。

2016年4月には大豆バー「ソイジョイ」から、大豆パフのサクサク食感を楽しむカジュアル大豆バー「SOYJOYクリスピー」3種(プレーン、ミックスベリー、ゴールデンベリー)を新発売しました。「ポカリスエット」からは、発売以来36年ぶりの新形状である“食べる水分補給”「ポカリスエットゼリー」を2016年4月に、「ポカリスエット イオンウォーター パウダー(750ml用)」を2016年6月に新発売しました。バランス栄養食「カロリーメイト」からは、新たに嗜好やシーンに合わせて選べる「カロリーメイト ゼリー」3種(アップル味、ライム&グレープフルーツ味、フルーティ ミルク味)を2016年5月に新発売しました。

ニュートラシューティカルズ関連事業における研究開発費は、3,565百万円です。

 

(消費者関連事業)

当事業においては、生活に身近な食品や飲料の分野でオリジナルかつユニークな製品の研究開発に取り組んでいます。

消費者関連事業における研究開発費は、312百万円です。

 

(その他の事業)

当事業においては、機能化学品やファインケミカルの分野で研究開発に取り組んでいます。

その他の事業における研究開発費は、2,642百万円です。

 

(5) 主要な設備

  当第3四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設の計画は、次のとおりであります。

会社名

事業所名

所在地

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

大鵬薬品工業㈱
埼玉工場

埼玉県児玉郡神川町

医療関連事業

研究設備

6,800

0

自己資金

2016年

2019年

ニュートリション エ ナチュール SAS
コンピエーニュ工場

フランス共和国
ピカルディ地域圏

ニュートラシューティカルズ関連事業

生産設備

2,267

542

自己資金

2016年

2017年