第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。

 

(1)業績の状況

当第2四半期連結累計期間(平成27年4月1日~平成27年9月30日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善傾向は認められましたが、国内生産活動の回復や個人消費の持ち直しは力強さに欠ける状況が続きました。先行きについては、新興国をはじめとする海外景気の下振れリスクや消費マインド回復の遅れなどが懸念され、依然として不透明な状況が続いています。

当第2四半期連結累計期間の売上高は61,646百万円(前年同四半期比10,013百万円増、19.4%増)、営業利益は4,820百万円(前年同四半期比146百万円増、3.1%増)、経常利益は4,698百万円(前年同四半期比15百万円減、0.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,752百万円(前年同四半期比157百万円減、5.4%減)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

①  貴金属事業

貴金属リサイクル事業における回収量については以下のとおりでした。エレクトロニクス分野では、国内市場の縮小は続いていますが、その中でEスクラップ事業および洗浄事業でシェアを拡大し、金の回収量は前年同期比で増加しました。デンタル分野では、貴金属使用量の減少の影響を受け、金およびパラジウムの回収量は前年同期比で減少しました。宝飾分野では、宝飾品買取業者との取引の拡大によって、金およびプラチナの回収量は前年同期比で増加しました。自動車触媒分野では、廃車台数が減少する中、新規顧客の開拓を積極的に展開し、パラジウムの回収量は前年同期並みで推移しました。

貴金属の平均販売単価については、金およびパラジウムは前年同期実績を上回り、銀およびプラチナは前年同期実績を下回りました。

また、北米の金・銀精錬事業では、貴金属相場の低迷、世界的な資源関連減速の影響を受け、精錬受託事業は処理量、単価ともに低減しました。このような中、技術交流の取組みを本格化させるなど、将来に向けたAsahi Refiningの事業基盤の強化に努めています。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は43,124百万円(前年同四半期比5,974百万円増、16.1%増)、営業利益は3,859百万円(前年同四半期比250百万円増、6.9%増)となりました。

 

②  環境保全事業

国内企業の生産活動の状況を反映して、民間企業からの廃棄物回収量は減少傾向がつづきました。このような中、新規取引先や新規案件開拓などの努力を積み重ね、官公庁関係の廃棄物回収量を確保するなど、全体としては堅調に推移しました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7,277百万円(前年同四半期比59百万円減、0.8%減)、営業利益は847百万円(前年同四半期比46百万円増、5.8%増)となりました。

 

③  ライフ&ヘルス事業

健康機器部門は、引き続き個人消費が力強さを欠いており、マッサージチェアをはじめ売上回復に至っていませんが、小型商材投入による商品ラインナップ拡充やコスト削減を行っています。

建設関連市場においては、工事受注は堅調に推移していますが、技能工不足、完工時期遅れなどで建設費上昇が継続しています。空調システム工事や業務用ヒーター部門はその影響を受け、利幅減少や施工見送りなど厳しい事業環境が続いています。このような中、新製品を含めたヒーター拡販活動や販売管理費をはじめコスト削減を行っています。

この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,244百万円(前年同四半期比4,099百万円増、57.4%増)、営業利益は112百万円(前年同四半期比150百万円減、57.1%減)となりました。

 

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より3,020百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には13,861百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は4,514百万円(前年同四半期比6.0%増)となりました。

これは主に、税金等調整前四半期純利益4,516百万円(前年同四半期比3.9%減)、減価償却費1,012百万円(前年同四半期比20.2%増)、たな卸資産の減少及び法人税等の支払によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は717百万円(前年同四半期比90.6%減)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出650百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は871百万円(前年同四半期比44.9%増)となりました。

これは主に、配当金の支払額981百万円(前年同四期半比0.1%減)によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、255百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。