文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
なお、本四半期報告書に記載の数値は国際会計基準(IFRS)ベースで表示しております。前第2四半期連結累計期間及び前連結会計年度の数値は、前期に開示した日本基準の数値をIFRSに組替えて表示しております。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(2016年4月1日~2016年9月30日)におけるわが国経済は、企業収益の改善に足踏みがみられ、個人消費も力強さを欠く状況で推移しました。また、先行きについては、英国のEU離脱問題によるグローバルな経済環境への影響、中国経済の低迷、新興国の景気減速など、依然として不透明な状況下にあります。
当第2四半期連結累計期間の売上収益は51,691百万円(前年同期比11,098百万円減、17.7%減)、営業利益は5,696百万円(前年同期比6百万円増、0.1%増)、税引前四半期利益は5,499百万円(前年同期比105百万円減、1.9%減)、四半期利益は4,034百万円(前年同期比246百万円増、6.5%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は3,981百万円(前年同期比261百万円増、7.0%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
貴金属リサイクル事業においては以下の回収量状況となりました。エレクトロニクス分野では、引き続き国内市場の縮小が続く中、Eスクラップ事業においてシェア拡大により、金の回収量は前年同期比で増加しました。デンタル分野では、歯科材料に使用される貴金属量減少の中、さまざまな施策を講じて金およびパラジウムの回収量は前年同期比で同水準を維持しました。宝飾分野では、買取市場への流通低迷の影響が続き、金およびプラチナの回収量は前年同期比で減少しました。自動車触媒分野では、国内の廃車台数減少が続く中、プラチナの回収量は前年同期比で増加しました。貴金属の平均価格については、金、パラジウム、プラチナは前年同期比を下回り、銀は前年同期比を上回りました。
また、北米の金・銀精錬事業は、精錬受託の入荷量や手数料単価は引き続き低水準で推移していますが、生産効率向上にむけた技術改善が徐々に成果として実現してきております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は32,647百万円(前年同期比10,649百万円減、24.6%減)、営業利益は4,842百万円(前年同期比400百万円減、7.6%減)となりました。
② 環境保全事業
国内の廃棄物排出量は減少しておりますが、グループ各社の特徴およびグループネットワークを活かした新規開拓・案件獲得に注力した結果、セグメント全体としての業績は前年同期比で上回り堅調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は7,807百万円(前年同期比494百万円増、6.8%増)、営業利益は1,526百万円(前年同期比395百万円増、35.0%増)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
健康機器部門では、主力の大型マッサージチェアの売上低迷が大きく、小型マッサージチェア、補聴器、電解水素水生成器等の拡販や海外売上拡大に注力しておりますが、前年同期比で減少しました。一方で、消防設備関連では、大型案件の受注もあり、業績は堅調に推移しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上収益は11,285百万円(前年同期比938百万円減、7.7%減)、営業利益は542百万円(前年同期比30百万円減、5.4%減)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より6,622百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には9,942百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果獲得した資金は741百万円(前年同期比82.9%減)となりました。
これは主に、税引前四半期利益5,499百万円(前年同期比1.9%減)、減価償却費及び償却費1,146百万円(前年同期比4.5%減)、棚卸資産の増加、営業債務及びその他の債務の減少及び法人所得税の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,803百万円(前年同期比142.3%増)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,769百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は5,264百万円(前年同期比504.1%増)となりました。
これは主に、長期借入金の返済による支出5,135百万円(前年同期比3,703.7%増)によるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、269百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。