第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、本四半期報告書に記載の数値は国際会計基準(IFRS)ベースで表示しております。前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度の数値は、前期に開示した日本基準の数値をIFRSに組替えて表示しております。

 

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間(2016年4月1日~2016年12月31日)におけるわが国経済は、個人消費は力強さ
を欠くものの、企業収益と雇用環境の改善に支えられ緩やかながらも回復状況にありました。今後の見通しについても、基調としてはやや回復しつつあると思われます。しかし、英国のEU離脱による政治経済への影響、トランプ米国大統領就任後の施策による影響、中国をはじめとする新興国の景気減速問題など、グローバルな不透明感が日本経済の先行きにも影を落としています。

当第3四半期連結累計期間の売上収益は78,453百万円(前年同期比13,356百万円減、14.5%減)、営業利益は8,079百万円(前年同期比76百万円減、0.9%減)、税引前四半期利益は7,874百万円(前年同期比211百万円減、2.6%減)、四半期利益は5,680百万円(前年同期比240百万円増、4.4%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は5,577百万円(前年同期比238百万円増、4.5%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

①  貴金属事業

貴金属リサイクル事業においては以下の回収量状況となりました。エレクトロニクス分野では、引き続き国内市場の縮小が続く中、Eスクラップ事業および精密洗浄事業で既存顧客の維持および新規顧客開拓により、金の回収量は前年同期比で増加しました。デンタル分野では、歯科材料に使用される貴金属量減少の中、金およびパラジウムの回収量は前年同期比で同水準を維持しました。宝飾分野では、買取市場への流通低迷の影響が続き、金およびプラチナの回収量は前年同期比で減少しました。自動車触媒分野では、国内の廃車台数減少が続く中、プラチナおよびパラジウムの回収量は前年同期比で増加しました。貴金属の平均価格は、金、パラジウム、プラチナは前年同期比を下回り、銀は前年同期比を上回りました。

また、北米の金・銀精錬事業は、関連する産業の低迷が続き、手数料単価は引き続き低水準で推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は48,973百万円(前年同期比12,751百万円減、20.7%減)、営業利益は6,535百万円(前年同期比616百万円減、8.6%減)となりました。

 

②  環境保全事業

国内の廃棄物排出量は減少傾向にあるものの、グループ各社の特長およびグループネットワークを活かした新規顧客開拓・案件獲得に注力した結果、処理量は全体として堅調に推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は11,827百万円(前年同期比350百万円増、3.1%増)、営業利益は2,365百万円(前年同期比418百万円増、21.5%増)となりました。

 

③  ライフ&ヘルス事業

健康機器部門は、小型マッサージ機器、補聴器、電解水素水生成器等の拡販や海外販売拡大に注力しておりますが、個人消費低迷等の影響を受け、主力の大型マッサージチェアをはじめ総じて売上が伸び悩みました。一方で消防設備関連は、首都圏でのビル建設の増加等を受け、堅調に推移しました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は17,716百万円(前年同期比964百万円減、5.2%減)、営業利益は1,014百万円(前年同期比126百万円増、14.2%増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より7,908百万円減少し、当第3四半期連結会計期間末には8,656百万円となりました。

当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は2,770百万円(前年同期は7,273百万円の獲得)となりました。

これは主に、税引前四半期利益7,874百万円(前年同期比2.6%減)、減価償却費及び償却費1,738百万円(前年同期比3.0%減)、棚卸資産の増加額、営業債務及びその他の債務の減少額及び法人所得税の支払額によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は2,165百万円(前年同期比78.4%増)となりました。

これは主に、有形固定資産の取得による支出2,093百万円によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果使用した資金は2,896百万円(前年同期比25.9%増)となりました。

これは主に、長短借入金の純減少額918百万円(前年同期比110.1%増)及び配当金の支払額1,953百万円(前年同期比0.5%減)によるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、407百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。