文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、本四半期報告書に記載の数値は国際会計基準(IFRS)ベースで表示しております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)におけるわが国経済は、業種間のばらつきはあるものの企業収益は概ね順調で、「適温経済」状態が続きました。一方、米国と中国との間の貿易摩擦は激化し、英国のEU離脱問題や欧州の政権不安定など世界経済の成長を鈍化させる要因も多くあり、国内外共に先行きが不透明です。
当第3四半期連結累計期間の売上収益は91,294百万円(前年同期比3,097百万円増、3.5%増)、営業利益は9,923百万円(前年同期比715百万円減、6.7%減)、税引前四半期利益は9,221百万円(前年同期比1,121百万円減、10.8%減)、四半期利益は6,273百万円(前年同期比1,083百万円減、14.7%減)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は6,273百万円(前年同期比1,045百万円減、14.3%減)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 貴金属事業
国内および韓国・マレーシアにおける貴金属リサイクル分野の売上収益は前年同期比で増加しました。また、北米における貴金属精錬分野の売上収益は前年同期比で増加しました。これらの結果、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で増加しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は62,352百万円(前年同期比4,870百万円増、8.5%増)、営業利益は8,720百万円(前年同期比97百万円増、1.1%増)となりました。
② 環境保全事業
国内の廃棄物排出量は減少していますが、新規顧客の開拓に努めたことにより、本セグメントの売上収益は前年同期比で増加しました。しかし、今年度進めている写真感材事業の撤退費用の影響により、本セグメントの営業利益は前年同期比で減少しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は12,592百万円(前年同期比547百万円増、4.5%増)、営業利益は2,446百万円(前年同期比174百万円減、6.6%減)となりました。
③ ライフ&ヘルス事業
首都圏を中心とした建設需要は引き続き高い水準にあり、消防設備や空調設備の売上収益は堅調に推移しました。しかし、健康機器の売上収益が前年同期比で減少し、本セグメントの売上収益および営業利益は前年同期比で減少しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の売上収益は16,385百万円(前年同期比2,343百万円減、12.5%減)、営業利益は591百万円(前年同期比603百万円減、50.5%減)となりました。
(2)財政状態の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は156,684百万円となり、前連結会計年度末に比べ25,200百万円増加いたしました。これは主に、営業債権及びその他の債権が26,570百万円増加、現金及び現金同等物が4,324百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は87,920百万円となり、前連結会計年度末に比べ20,871百万円増加いたしました。これは主に、借入金が23,014百万円増加、未払法人所得税が1,948百万円減少したことによるものであります。
(資本)
当第3四半期連結会計期間末における資本合計は68,764百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,329百万円増加いたしました。これは主に、四半期包括利益8,593百万円によるものであります。
この結果、親会社所有者帰属持分比率は43.9%(前連結会計年度末は49.0%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より4,324百万円減少し、当第3四半期連結会計期間末には19,815百万円となりました。
当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において営業活動の結果使用した資金は22,142百万円(前年同期比210.4%増)となりました。
これは主に、税引前四半期利益9,221百万円(前年同期比10.8%減)、減価償却費及び償却費1,743百万円(前年同期比3.1%増)、営業債権及びその他の債権の増加額及び法人所得税の支払額によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において投資活動の結果使用した資金は1,739百万円(前年同期比24.2%減)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出1,725百万円(前年同期比23.9%減)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間において財務活動の結果獲得した資金は19,354百万円(前年同期比8.3%増)となりました。
これは主に、長短借入金の純増加額23,717百万円(前年同期比149.7%増)、配当金の支払額3,657百万円(前年同期比87.2%増)によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、350百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。