第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 経営成績に関する説明

 2020年6月期第3四半期連結累計期間(2019年7月1日~2020年3月31日)におきましては、中国に端を発した新型

コロナウイルス感染拡大により、わが国でも主に接客が必要な小売業、飲食業などが大きな打撃を受けました。

 

 当社でも、海外売上の大部分を占める中国からの注文が減少、また商業施設の臨時休館や営業時間短縮などの影響

を受け、店舗を有する得意先への卸売売上や当社直営店舗の売上が減少いたしました。しかしながら外出自粛や在宅

ワーク推進等により世界的にネット通販の売上が拡大する中、当社でもネット通販を有する得意先への卸売売上およ

び当社Eコマースの売上を大きく伸ばすことができました。これは卸販売、直営店販売、Eコマース販売と3つの

販路をバランスよく展開する当社のリスク分散戦略が功を奏したことによります。

 

 キッチン家電を中心としたインテリア商品ブランド「ブルーノ」につきましては、中国での新型コロナウイルス感

染拡大に伴い、1月から2月にかけて、中国の生産委託工場が閉鎖し、新商品の入荷が遅れるなどの影響を受けまし

たが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策での臨時休校や外出自粛などによる、家庭で楽しく調理できる家電の需

要が高まり、当社の主力商品であるコンパクトホットプレートはテレビ番組等多くのメディアで取り上げられ、マル

チスティックブレンダーなどのキッチン家電が好調に推移しました。また冬物家電「マルチふとんドライヤー」も前

年売上を大きく上回るなど、売上高は前年同期比112%となりました。

 

 トラベル商品ブランド「ミレスト」につきましては、フランスのブランド「PAPIER TIGRE」とコラボしたバッグや

トラベル雑貨の販売が好調なものの、新型コロナウイルスの感染拡大により旅行需要が急激に落ち込んだことなどが

影響し前年同期比93%となりました。また、子会社の株式会社シカタも新型コロナウイルス感染拡大が生産、販売に

影響し前年売上を下回りました。結果として当第3四半期連結累計期間の全社の売上高は、新型コロナウイルス感染

拡大の影響があったものの11,241百万円となりました。 

 

 利益につきましては、「ブルーノ」をはじめ利益率の高い自社商品ブランドの売上が対前年比108%と拡大したこ

と、また利益率の高いEコマース売上が対前年比140%と拡大したことから営業利益は217百万円となった一方、株主

関連費用の増加などにより経常利益は10百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、

一部店舗及び老朽化した埼玉化粧品工場について特別損失を計上したことにより76百万円の損失となりました。

 

 セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

 住関連ライフスタイル商品製造卸売事業においては、前述の通り新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、

新商品の入荷遅延や店舗を有する得意先への売上が減少するなどいたしましたが、キッチン家電を中心としたインテ

リア商品ブランド「ブルーノ」が、主力商品のコンパクトホットプレートや季節家電等で売上を牽引し、また、ネッ

ト通販の得意先の売上が大きく伸びたことから、売上高は6,736百万円、営業利益は916百万円となりました。

 住関連ライフスタイル商品小売事業においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界的にネット通販の売上

が拡大する中、当社Eコマースの売上は大きく伸長し、前年同期比140%となりました。しかしながら、直営店舗にお

いては、商業施設の臨時休館、営業時間短縮を余儀なくされた影響で売上を大きく落とし、その結果売上高は4,485百

万円、営業利益は127百万円となりました。

  デザイン事業においては、売上高19百万円、営業利益は19百万円となりました。

 

(2) 財政状態

 当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、8,662百万円(前連結会計年度末は8,531百万円)となり、

130百万円増加しました。
 流動資産は、6,608百万円(前連結会計年度末は6,410百万円)となり、197百万円増加しました。これは現金及び

預金の増加(1,000百万円)等があったものの、受取手形及び売掛金の減少(48百万円)及び商品及び製品の減少(761

百万円)等があったことによるものであります。
 固定資産は、2,051百万円(前連結会計年度末は2,112百万円)となり、60百万円減少しました。これは有形固定資

産の増加(38百万円)があったものの、無形固定資産の減少(44百万円)等があったことによるものであります。
 繰延資産は、2百万円(前連結会計年度末は9百万円)となり、6百万円減少しました。これは株式交付費の減少

(6百万円)によるものであります。
 流動負債は、3,330百万円(前連結会計年度末は2,822百万円)となり、508百万円増加しました。これは支払手形

及び買掛金の増加(80百万円)、短期借入金の増加(576百万円)があったことによるものであります。
 固定負債は、1,289百万円(前連結会計年度末は1,554百万円)となり、264百万円減少しました。これは長期借入

金の減少(238百万円)等があったことによるものであります。
 純資産は、4,042百万円(前連結会計年度末は4,155百万円)となり、112百万円減少しました。これは利益剰余金

   の減少(133百万円)等があったことによるものであります 

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。