第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 2021年6月期第3四半期連結累計期間(2020年7月1日~2021年3月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウ

 イルス感染症の拡大傾向が今年に入っても止まらず、製造業など立ち直りを見せている業種はあるものの、飲食業な

 ど対面型の業種は依然として打撃が大きく、先行き不透明な状況が続いております。

 このような状況のなか、当社グループにおきましては、卸販売、直営店販売、Eコマース販売の3つの販路を展開

するリスク分散戦略、およびインテリア商品ブランド「ブルーノ」を中心とした自社ブランド商品戦略やSNS等を

積極的に利用した効果的なプロモーション戦略が功を奏し、コロナ禍においても売上、利益を大きく拡大することが

できました。

 インテリア商品ブランド「ブルーノ」は、主力商品のコンパクトホットプレートが引き続き好調に推移し、限定カ

ラーの発売やバレンタイン企画での動画配信の広告効果もあり、前年同期の売上を大きく上回りました。スチーム&

ベイクトースターやマルチスティックブレンダーも、コロナ禍で自炊需要が高まるなか人気の調理家電として好調に

販売台数を伸ばし、キッチン家電全体の売上を拡大いたしました。またインテリア家電では、加湿器やヒーター等の

季節家電や除菌や花粉症対策としてスタイリングハンディスチーマーやふとんドライヤー等の生活家電が売上に大き

く貢献いたしました。海外においては、旧正月を迎えた中国の売上が大きく伸びたほか、香港・台湾でも「ブルー

ノ」広告の効果もありコンパクトホットプレートやスチーム&ベイクトースターの販売が好調に推移しました。さら

に2020年9月から販売を開始した北米市場でもコンパクトホットプレートを中心に売上を拡大しております。これら

の結果、「ブルーノ」の売上高は前年同期比158%と大きく伸長いたしました。

 トラベル商品ブランド「ミレスト」は、ウィズコロナという新しい生活様式におけるバッグ等の使用シーンの変化

にあわせて、通勤用の小型バッグやPC収納ケース等を新しく販売し、旅行需要以外での商品展開で売上回復を図り

したが、新型コロナ感染拡大の影響が続いており、売上高は前年同期比48%となりました。

 これらの結果、当グループの第3四半期連結累計期間の売上高は12,946百万円(前年同期は11,241百万円)とな

り、第3四半期連結累計期間において過去最高となりました。

 利益につきましては、粗利率の高い自社商品ブランド「ブルーノ」の売上高は前述の通り前年同期比158%と拡大

し、また粗利率の高い販路Eコマース販売の売上高も前年同期比203%と拡大したことが利益に大きく貢献いたしまし

た。またいち早く本社テレワーク勤務を推進し、本社機能の縮小化を実現する等コストダウンを徹底的に行ったこと

で、固定費が大幅に削減されました。これらの結果として、営業利益は857百万円(前年同期は217百万円)と大きく

増加しました。また経常利益は株主優待関連費用等が発生したものの651百万円(前年同期は10百万円)、親会社株主

に帰属する四半期純利益につきましては、348百万円(前年同期は76百万円の損失)となり、営業利益、経常利益、親

会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも第3四半期連結累計期間において過去最高となりました。

 当第3四半期連結会計期間末における総資産の残高は、8,971百万円(前連結会計年度末は9,907百万円)となり、

936百万円減少しました。

 流動資産は、7,162百万円(前連結会計年度末は7,947百万円)となり、784百万円減少しました。これは借入金の返

済等による現預金の減少(229百万円)と、売掛債権の減少(141百万円)、商品及び製品の減少(412百万円)等があ

ったことによるものであります。

 固定資産は、1,808百万円(前連結会計年度末は1,959百万円)となり、150百万円減少しました。これは有形固定資

産の減少(81百万円)と、無形固定資産の減少(56百万円)、投資その他の資産の減少(12百万円)があったことに

よるものです。

 流動負債は、3,065百万円(前連結会計年度末は4,461百万円)となり、1,395百万円減少しました。これは支払手形

及び買掛金の減少(422百万円)、短期借入金の減少(1,287百万円)、未払法人税等の増加(110百万円)等があった

ことによるものであります。

 固定負債は、1,305百万円(前連結会計年度末は1,143百万円)となり、162百万円増加しました。これは長期借入金

の増加(149百万円)等があったことによるものであります。

  純資産は、4,600百万円(前連結会計年度末は4,302百万円)となり、297百万円増加しました。これは利益剰余金の

 増加(290百万円)等があったことによるものであります。

 

 セグメントの業績は以下のとおりであります。

 

 住関連ライフスタイル商品製造卸売事業は、当社卸販売におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響によ

り店舗を有する得意先への売上が減少いたしましたが、Eコマース販売を主とする得意先への売上が拡大したことか

ら、卸販売の売上高は前年同期比128%と増加いたしました。また子会社のシカタ社におきましては、ウィズコロナの

ライフスタイル向けの新商品として投入した抗菌仕様バックが売上を伸ばしましたが、長引く新型コロナウイルス感

染症拡大の影響が大きく、シカタ社の売上高は前年同期比89%となりました。結果として住関連ライフスタイル商品

製造卸売事業の売上高は7,623百万円(前年同期は6,736百万円)、営業利益は1,327百万円(前年同期は916百万円)

となりました。

 住関連ライフスタイル商品小売事業は、Eコマース販売におきまして、コロナ禍における「巣籠り需要」が引き続

き追い風となり、コンパクトホットプレートを始めとするキッチン家電が好調に推移しました。また、「ブルーノ」

のファンサイト開設やメディアでの露出効果によりブランド認知度が高まったこと、物流体制の強化によりAmaz

on、楽天等のモールサイトでの売上が大きく伸長したこと、さらに実店舗での商品の店頭受け取りサービスや電子

決済方法の追加など利便性の向上を図ったこと等により、Eコマースの売上高は前年同期比203%となりました。直営

店舗におきましては、トラベル店舗が長引く旅行需要の回復遅れにより苦戦が続いたものの、自社キッチン家電商品

を中心とする「ブルーノ」店舗においては、「ブルーノ」商品のCM等の広告効果もあり、売上は回復基調にありま

す。これらの結果として、住関連ライフスタイル商品小売事業の売上高は5,296百万円(前年同期は4,485百万円)、

営業利益は543百万円(前年同期は127百万円)となりました。

 デザイン事業においては、売上高は26百万円(前年同期は19百万円)、営業利益は26百万円(前年同期は19百万

円)となりました。
 

 

(2) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間において該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。